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by kazuo_okawa
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タグ:里見香奈 ( 2 ) タグの人気記事

出雲のイナズマ!

棋士のプロ養成機関である奨励会の三段まで昇りつめながら、年齢制限で退会した里見香奈女流五冠。

しかし、瀬川晶司氏のプロ入り以来、新たに制度として「プロ編入制度」が出来た。

即ち、奨励会を経由しないルートとしてアマチュアや女流棋士が参加できるタイトル戦の予選や一般棋戦予選で棋士相手に直近の成績で10勝以上、勝率6割5分以上という規定を満たす好成績を収めたアマチュア棋士や女流棋士が、改めて「プロ編入試験」で四段の棋士相手に5局対局し、3勝できればプロ棋士に昇格できるという制度である。
瀬川氏以降、この制度でプロ入りしたのは今泉健司四段しかない。

里見女流五冠は、直近の14戦は9勝5敗となり次の公式戦に勝てば『最近の成績が10勝以上かつ勝率6割5分以上』というプロ編入試験の受験条件を満たす。

それゆえ9勝あげた時点で、メディアも「あと1勝」と述べていた。

その大一番である今日の叡王戦予選で、里見香奈女流五冠は見事勝利した。
これで、見事にプロ編入試験入りである、と思いきや、その報道はない。

実は「未放映」のNHK杯がある。
それは対稲葉陽A級八段であり、この勝敗は公式には放映前ゆえ公開されていない。
(藤井聡太連勝時とは違う)

しかし、これは何なのか。

ネット上も色々と書かれている。
とはいえ、ルールとしては、実際の対局順とするしかない。
そうでないと放送日時は変わりうるからである。

本来は、メディアが「あと1勝」と書いたのが煽るもとになったのであるが、実はそのときに、「次局はNHK杯」と伝えるのが本来の報道というものだろう。

まあ、そうは言っても里見女流五冠、女流最強の棋士である。

なにか柔軟な策はないのだろうか。

瀬川プロを生んだ米長永世棋聖(当時の連盟会長)のように…。
名手を放ってほしい。
.


by kazuo_okawa | 2019-07-27 23:47 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

制度を変えた女王

今朝の新聞を何気なく読んでいたら
片隅に、
将棋の里見香奈女流名人が
倉敷藤花のタイトルを失い
これで2冠に後退した、との
記事が出ていた。

里見香奈は、女流の6大タイトルの内
一時、5冠まで勝ち取り、
全冠制覇も間近といわれた女流強豪である。

人呼んで「出雲のイナズマ」。

その強い里見が5冠から連続失冠しているのである。

里見は、女流棋士としての活動の他
男子と混じって奨励会(将棋のプロ養成機関)に
入っていることから
おそらくその激戦が堪えているのであろう。

男子と同じく奨励会に入って
そこを勝ち抜いてプロ棋士になった
女性は過去誰もいない。

一方、女性だけの女流棋戦が6つあるが
かつては、女流棋士と奨励会の掛け持ちは許されず
奨励会を目指す女流棋士は
その間、女流棋戦を休むしかないし、
逆に、女流棋戦に参加するなら
奨励会試験は受けられなかった。

里見が、奨励会を目指したとき
すでに女流のタイトルホルダーであったため
彼女にこの制度の壁が立ちはだかった。

しかし、そのとき里見は
「あくまで、プロを目指す。
そのためなら、女流タイトルを返上してもよい」
と述べたという。

この里見の熱い思いが制度を変えさせた。

無論、女流棋戦において
スターを失いたくない、という
日本将棋連盟の思惑もあったろう。

しかし、確実に言えることは
里見香奈の一言が制度を変えたということである。

制度は変えられる。

制度を変えた里見香奈には
是非とも、女性の将棋プロ第一号になってほしい。

【追記】
里見香奈はその後女流5冠までなったが、奨励会は年齢制限で退会した。あとはプロ棋士に勝ち続けることで、プロ入り編入試験を受ける道は残されている。
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by kazuo_okawa | 2013-11-25 20:18 | 将棋 | Trackback | Comments(0)