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by kazuo_okawa

タグ:豊島将之 ( 74 ) タグの人気記事

人のつながり

思えば2014年、豊島七段(当時)が将棋電王戦(棋士対将棋ソフトの5対5の団体戦)でただ一人棋士側として勝利した直後である。

大阪弁護士会の企画で豊島七段をインタビューすることになり、無類の将棋ファンである私がインタビュアーに名乗りをあげ担当させてもらった。
私は谷川浩司九段を始め関西の棋士を応援しており、インタビュー当時も豊島七段に注目していたが(だからこそインタビュアーとなったのだが)豊島七段をインタビューしてさらにファンになった。

そのインタビューは大阪弁護士会のホームページにもアップしているが、実は活字化されていない会話は約4倍はある。
いつかお伝えしたいものである。

そしてその活字化されていないやり取りの中で豊島七段がミステリ好き、綾辻行人好きと知り、何気なく「近く綾辻さんと会いますからサインもらってきましょうか」と述べたのがすべての始まりである。

綾辻さんは、豊島さん用に、色紙に本格的なサインをされ、私が豊島さんに渡し、お礼の言葉はまた綾辻さんに伝えるというメッセンジャーの役割を果たした。

そして6年後の1月14日に、お二人は初めて顔を合わせ、対談をされた。
実に感慨深い。

対談は読売新聞に掲載される。
活字にはならないが、私の名前も出して頂いたという。

竜王位祝賀会に参加し、人のつながりの不思議さを感じた一日でもあった。
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by kazuo_okawa | 2020-01-16 01:08 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

至福の一日

1月14日、昔から贔屓にしている豊島将之竜王名人の竜王位祝賀会が東京セルリアンタワー東急ホテルで開かれた。

親しい友人である京大ミステリ研出身作家綾辻行人氏から事前に連絡を受け、聞けば豊島竜王ご指名で来賓スピーチをすることになったという。

そして日本シャーロックホーム倶楽部で親しくさせて頂いている香川愛生女流も参加されるという。

こうなれば参加しないという手は思い浮かばない。
かくて祝賀会に急遽参加した。

竜王位祝賀会は豊島新竜王の祝賀であるが、各組優勝者もメダルが授与される。
それゆえ渡辺三冠、佐藤天彦九段、藤井聡太七段ら人気棋士も壇上に上がる。

会場には佐藤康光会長は無論のこと、谷川浩司九段、森内俊之九段らそれこそずらりと一流棋士が並ぶ。
それゆえ凄い人気で開場のとたん女性客中心に前の方へ殺到する。

綾辻氏のスピーチも「作家の妄想としてこの会場でもしも殺人事件が起こったらと考える」と笑わせる。
キャラの立った役者がそろっており豊島竜王は探偵役か、とも。

そして次回作には「豊島竜王を何らかの形で作品に登場させる」と述べて会場を沸かせるのである。
この見事なスピーチにツイッターも称賛の嵐だったとか。

そして豊島竜王の謝辞。
綾辻氏のスピーチを受けて、「犯人役でも良い」とこれまた沸かせる。

無論、関係者・ファンへのお礼、そして竜王戦を振り返るスピーチなど見事でまさしく第一人者である。

乾杯のあと、ファンとの写真では豊島竜王とのツーショットをめがけて女性ファンを中心の長蛇の列。

綾辻氏、香川氏とも親しく歓談させてもらい、いやあ至福の一日でした。
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by kazuo_okawa | 2020-01-15 17:01 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

驚異の新人、本田奎!

2月から棋王戦が始まるが、渡辺明棋王に挑戦するのは、「棋戦初参加で初挑戦」という偉業を成し遂げたニュースター本田奎四段(挑戦により五段昇段)である。

四段入りから初挑戦までの日数では、屋敷九段の棋聖挑戦の方が2か月早いが、当時の棋聖戦は半年に一度であったから、今の仕組み(すべてのタイトルが一年毎)ではいかに早いかその凄さがわかるだろう。
何せ天才藤井聡太七段よりも早いタイトル挑戦なのである。

その本田奎五段が、棋王戦のみならず、王位戦においても初参加でいきなりリーグ入りするという快挙を1月10日に成し遂げた。
驚異的としか言いようがない。

王位リーグは、豊島将之竜王・名人、永瀬拓矢二冠、羽生善治九段、菅井竜也七段がシード棋士として参加が決まっているが、予選通過棋士には斎藤慎太郎前王座を破った藤井聡太七段や渡辺明三冠を破った佐々木大地五段もいる。
そのリーグ入りを決めたのである。

何でこんなに強いのか。

21歳のプロ入りであるから、そんなに早いプロ入りというわけでなく、三段リーグを抜けるのに7期かかっている。
しかしこの三段リーグ時代に、彼はコンピューターソフトAIを研究に導入して飛躍的に力を伸ばしたという。

今日ソフトを使わない棋士はほとんどいないが、その利用には濃淡がある。

しかしトップ棋士では完全ベッタリ派はない。

豊島将之竜王名人は早くからソフトを研究に使ったが、自分らしさを残す重要性を述べている。
それは藤井聡太七段も同じである。

ところが本田奎五段は違う。
彼は、「理想はコンピューター。人ではない。目標とする棋士はいない」と断言する。

つまりこの本田奎というニュースターは、勉強法、その思想という意味でも驚異的なのである。

王位リーグは紅白2つのリーグに分かれるところ、その組み合わせ発表はまだだが、若きニューヒーロー同士、藤井聡太七段との対局は誰もが見てみたい注目の激突だろう。
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by kazuo_okawa | 2020-01-11 13:08 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

渡辺三冠、6連勝!

豊島将之名人への挑戦者を決める、A級順位戦の注目対局が12月25日に行われ、渡辺明三冠が広瀬章人八段に109手で勝利した。

渡辺三冠はこれで今期6連勝であり、昨期のB級1組を含めて、順位戦は18連勝である。

この二人の対局が何故注目かと言えば、5連勝の渡辺三冠と4勝1敗の広瀬八段という1位、2位対決であるうえ、現在、最強と言われる渡辺三冠がつい先日の竜王戦1組ランキング戦で佐藤和俊七段に敗れたからだ。
最強神話にも陰りが出てきたのかとも思える。

加えて広瀬八段が勝利して1敗で二人が並べば、渡辺三冠の最終局は、因縁の三浦弘行九段であるからどうなるか分からない。

そう思ってみていたら、見事に渡辺三冠が勝ち切った。

渡辺三冠の先手相居飛車戦は実に強い、と感じさせる。

これで順位戦A級は、6戦全勝の渡辺三冠を、広瀬八段と三浦九段が2差で追う展開であるから、これでまず名人戦挑戦者は渡辺三冠だろう。

そうなれば豊島名人としては、昨年、棋聖戦で敗れたリベンジマッチになる上、防衛戦にはいずれも成功していないことから、名人戦は万全の準備を尽くして防衛を目指すであろう。

こうなれば渡辺三冠には是非とも全勝で挑戦者になってもらい、最高峰の激突を見てみたいものである。


by kazuo_okawa | 2019-12-26 19:13 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

渡辺三冠、1回戦敗退!

先日、豊島将之名人が竜王位を奪取して、4人目の竜王名人となったが、その豊島竜王への挑戦者を決める第33期竜王戦ランキング戦が始まった。

その1組ランキング戦で、20日渡辺明三冠対佐藤和俊七段の対局が行われた。

渡辺三冠は今期絶対的な強さを誇る。
現在最強棋士ともいわれている。
今期成績は、27勝4敗(勝率0・871)。
これは勝率ナンバーワンであり、この4敗は豊島竜王名人に敗れたもの。
つまり豊島竜王名人以外に、渡辺三冠は誰にも負けていないわけだ。

その渡辺三冠が佐藤和俊七段に敗れた。
いやあ、だから将棋は面白い。

そしてこの結果が衝撃的だったことは、他棋戦である叡王戦のツイートに「渡辺危ない」「和俊有利」「渡辺負けたか」と流れるのだからその関心の高さがわかる。

振り飛車党佐藤和俊七段は対渡辺三冠に、振り飛車ではなく「雁木」戦法を使った。
相手に合わせて事前研究する渡辺三冠は、その意表をついた和俊流に敗れたのだろうか。

渡辺三冠からすれば、極めて相性のいい竜王戦で、そのランキング戦の、しかも1回戦でまさかの敗退である。

最強渡辺三冠の強さに陰りが出てきたのか、それとも単に油断だったのか、そのどちらかなのかも興味深い。
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by kazuo_okawa | 2019-12-21 00:02 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
広瀬章人竜王に豊島将之名人が挑戦する第32期竜王戦七番勝負の第5局が12月6・7日行われ、豊島名人が広瀬竜王を143手で破り、七番勝負の成績を4勝1敗とし、竜王位を奪取した。

これで羽生善治九段、谷川浩司九段、森内俊之九段に次ぎ、史上4人目の竜王名人である。
先の3人はいずれも永世名人である。

豊島竜王名人は彼らを継ぐ偉大な一歩を踏み出したことは間違いない。

竜王名人誕生の12月7日(土)は、大阪弁護士会将棋倶楽部の例会の日であった。
将棋好きの弁護士仲間と村山慈明七段の指導を受けた後、
懇親会を経て、村山七段ともども皆で将棋バー「ルゥク」に移動した。
(そこには斎藤慎太郎七段も来訪されていたが)

皆でAbemaテレビを見ながら豊島名人を応援する。
まるでパブリックビューイングである。
将棋パブリックビューイングもいいもんですね。

そして将棋好きゆえ、にぎやかに豊島名人を応援する。
そして、竜王位奪取!
みなで拍手!

いあや実に素晴らしい。

豊島名人の素晴らしさは、従来誰もが当たり前と思っていた勉強法(研究会,VS)を思い切ってやめて,AIと研究するという方法をとったことだ。

今日ではAIを使う事は当たり前の勉強法であるが、それを先端的に進めたところが凄い。

私の自慢は、その豊島七段(当時)に2014年にインタビューしてその思いを直接聞いていることである。

豊島竜王名人、さらに頑張ってほしい。
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by kazuo_okawa | 2019-12-08 21:58 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

逆転のゲーム!

つくづくと思う。
将棋は逆転のゲームだと!
だからこそ、タイムアップゲームや点数ゲームと違って、最後までどちらが勝つかわからない醍醐味がある。

広瀬章人竜王に豊島将之名人が挑戦する第32期竜王戦。
豊島名人の2連勝で迎える第3局である。

豊島名人は、先の王位戦で2連勝スタートしながら結局王位を失冠した。
一方、広瀬竜王は逆に昨年羽生竜王(当時)に2連敗しながら最終的に奪取した。
だからこそこの第3局に豊島名人は決意をもって臨んだだろう。

終盤、広瀬竜王の76歩に形勢は逆転、それがまた豊島名人の最善の粘りにまた逆転。
結果は見事に勝利。

「竜王・名人」に大きく前進した。

解説者藤井猛九段が「詰将棋のようだ」と指摘する素晴らしい幾つかの詰め手筋のような妙手の連続。
聞き手上田初美女流三段が「技が次々出ましたね」と絶賛する名勝負。

堪能した一日でした。
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by kazuo_okawa | 2019-11-10 22:26 | Trackback | Comments(0)

豊島名人、2連勝!

竜王対名人の直接対決である第32期竜王戦。
広瀬章人竜王に豊島将之名人が挑戦しているその第2局である。

結果は、第1局に続いて豊島名人の勝利。
第1局は、先手番豊島名人がスリリングにぎりぎりの受けで逃げきる。
第2局は、後手番で長手数の詰みを読み切る。
立場は逆だが、実に見事であり、見ていて非常に面白い。

贔屓の豊島名人が勝利した故、なおさら気持ちよい。

Abemaの解説者、行方尚史八段が名局を際立たせる。
行方八段は名うての詰将棋実力者である。
それゆえ終盤の解説が分かりよい。
一見、広瀬玉は詰まないようだが、実は、きっちりと詰むことを説明する。
豊島陣の桂馬の斜めの並びが良い。

しかも、行方八段の解説に寄れば、歩の位置が一つ違うだけで、実は逆転しているのだという。
これだから将棋は奥深い!

さてこれで、名人の連勝!
連勝ゆえ、普通に豊島名人が竜王位奪取だと思うが、王位戦では豊島名人が連勝しながら失冠。
また広瀬竜王は昨年、連敗しながら最終的に竜王位を奪取した。
そう思えば、次の第3局が興味深い。

先手番、豊島名人には是非頑張ってほしい。
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by kazuo_okawa | 2019-10-24 22:20 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

豊島名人先勝!

第32期竜王戦、広瀬章人竜王に挑戦するのは豊島将之名人。
竜王対名人の最高位同士の対決である。

その七番勝負の第1局が11日、12日と行われ挑戦者豊島名人が173手で先勝した。

角換わりの戦型で、一日目、わずか1時間半経過の時点で、50手目まで進んでおり、驚いたものである。
序盤は飛ばすというのが豊島流であり、深い研究に裏打ちされている。

先手番豊島名人が、46に自陣角を配置し、24桂馬と相手の歩頭に放った時は、痛快な勝負手に見えたが、実際はこの手がやりすぎのようであった。

ニコ生のタイムシフトで調べるとソフトは、この65手目の24桂馬で逆転と示した。
現に終局後のインタビューで豊島名人は「桂馬打ってさえない。」「空振りしたかな。」などと述べてここから悪くしたと述べている。

しかし将棋は逆転のゲーム。
だから面白い。

終盤、広瀬竜王の攻めに、豊島玉は左辺から右辺に逃げる。
名人を応援している身としてはハラハラする場面である。

そして豊島名人は攻めては挟撃体制を作り、151手目に広瀬玉に詰めろをかける。

攻めのターンが交代し、今度は、広瀬竜王が豊島玉を詰ますことが出来るかという、将棋の一番面白い場面を迎える。
いわゆる「詰むや詰まざるや」である。

実にスリリングであり、一つ間違えば詰まされるところ豊島名人はきわどく逃げ切って勝利した。

いやあ、こういう将棋は実に面白い。
今期竜王戦、楽しみである。

【追記】
10月12日付毎日新聞夕刊に、競馬好きの渡辺明三冠がこの竜王戦の見所を「豊島名人が先行逃げ切りを目指すのに対して広瀬竜王の追い込みが届くかどうか」と競馬用語を使って説明しているが、確かに最終20手くらいは、まさにこの「追い込み」対「逃げ切り」の迫力でしたね。
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by kazuo_okawa | 2019-10-13 00:36 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

貫禄の4戦全勝!

最強リーグとも鬼リーグとも言われる王将リーグ戦。
超新星藤井聡太七段以外は全員A級というとんでもないリーグ戦である。
だからこそ藤井七段の戦いぶりに目を離せない。

加えて、数々の最年少記録を打ち立ててきた藤井七段が、屋敷伸之九段の持つ最年少タイトル挑戦、或いは最年少タイトル奪取の新記録を作るのかという点でも注目されてきた。

藤井七段のスタートは三浦九段を破る好スタート。
しかし2戦目の対局相手が、藤井七段からみて過去3戦全敗の豊島将之名人であり、本日その対局が行われた。

藤井七段も気合いを持って望んだだろう。
ともに居飛車党故、相懸かりか角換わりが予想されたが、何と戦型は相懸かり模様から藤井七段のひねり飛車。
これは研究してきたのに違いない。

終盤からどちらが勝つのか分からない好勝負となり、結局、171手の長手数で名人が勝利した。

見事である。
しかし、終局後のインタビューがマニアックすぎる。

両者に「構想は何だったか」と問うたのである。
いきなりの質問ですよ。

無論、名人は普通に臨んだと、普通の答え。
おそらく聞きたかったのは藤井七段のひねり飛車。
ならばそう素直に聞けばいいのに…。

藤井七段は、「46歩からの継続が…」とマニアックに答えた。

これでトップは2戦全勝の広瀬章人竜王。
藤井七段とは最終局に組まれているため、まだまだドラマの要素は残っている。

しかし、藤井七段はこれで対豊島戦は4戦全敗。

ガックシポーズが印象に残る。
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by kazuo_okawa | 2019-10-07 23:26 | 将棋 | Trackback | Comments(0)