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by kazuo_okawa

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9月28日に日本シャーロックホームズクラブ全国大会を京都大学で開催した。
私はこの実行委員長として場所の手配から内容まで主導的に進めさせ頂いたが、無事に成功して嬉しい。

特別ゲストに綾辻行人氏、望月麻衣氏、秋月壱葉氏、戸川安宣氏、新保博久氏らという、ミステリを愛する人なら直ちにわかる豪華なゲストということもあって早々に申し込みは満席となった。

全体は3部構成で、第1部は大学ミステリ研がテーマ。第2部はホームズ研究の発表。第3部は作家座談会。

第1部は、戸川安宣氏(立教大学)、新保博久氏(早稲田大学)、日暮雅通氏(青山学院大学)、私大川(京都大学)という45~50年前に各大学ミステリ研を創設し率いてきたメンバーが時代や大学ミステリ研を語るというものである。

よく言われている事だが、一番遅くに発足した我が京大ミステリ研は他大学と交わらない「鎖国政策」をとることによって、会員が「犯人当てミステリ」を創作して披露するという他大学のミステリ研にはない全く独自の発展を遂げた。

そして、京大ミステリ研の新人会員へ、先輩の「犯人当て」を経験させることでその「凝縮スパイラル」が生まれ、それが作家に集約したのが綾辻行人氏であるともいえる。
さらに京大ミステリ研からはその後も創作者・作家が続出している。

そうすると、創作・創造こそ京大ミステリ研の特徴であるといえよう。

しかし思えばこれは、私が関係した、将棋、マジックでも京大はそうなのである。

京大将棋部のその特徴は、「強い」というよりも異能の天才創作家を多数生み出したことだろう。
将棋を知るものなら名前をあげるだけで理解してもらえるに違いない。
若島正氏、上田吉一氏、加藤徹氏、小林看空氏…。

京大奇術研究会もそうである。
学生マジシャンとして「見せる」ということでは一般に老舗の私学の方が上手くてビジュアルであろう。
しかし京大奇術研究会はその創作性においてひときわ個性を放つ。
古くは根尾昌志氏から谷英樹氏、池田洋介氏ら名だたるクリエーターが並ぶ。

思えばノーベル賞を生み出す京大の学風とも関係あるだろう。

以上のようなことを第1部「大学ミステリ研」座談会で発表させてもらった。
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by kazuo_okawa | 2019-09-29 08:20 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

12345679の謎!

谷英樹氏は京大奇術研究会の後輩であり、優秀なマジシャンでかつ素晴らしいクリエーターである。

彼のツイッターは私の知らないマジック情報が満載で非常に面白い。
マジックのみならず、ミステリやパズルなどその造詣の深さに感心する。
先日そのツイッターを覘くと、面白い下りがあった。

「ちょっと すごいこと発見した!
電卓で、1÷3÷3÷3÷3= って計算してみ?」
「答えが 0.0123456790123456790 って続くから!!」
「でも、なんでこんな面白い数字の並びになるのかが不思議!
教えて、数学に強い人!!」
「数学にめっちゃ強い人、池田洋介(@ikeikey)さんが、この数列の謎を分かりやすく解説してくださいました!」
として池田さんの解説が出ているのだがこれが素晴らしい!

(詳細は、是非、谷さんのツイッターを見てください)

我々の世代は子供のころ、普通にそろばんを習っていた。
その遊びの一つに、12345679をずっと足していくという遊びがある。
すると何回目かには、きれいに111111111と並ぶのだが、これが何とも言えず気持ちいい!

また、電卓マジックで、予め「12345679」と入れておきその電卓を渡して「好きな一桁の数字を選んで下さい。そして、その数字をその電卓でかけて下さい」(例えば6を選んで、6をかける)と言う。
電卓を返してもらって「あなたの選んだ数字はこれでしょう」と言いながら、さらに9をかけると…。
すると電卓には選ばれた数字6が並ぶ!

とまあ、12345679は昔からなじみのある数字なのだが、何故8が抜けているのかは考えたことはなかった。

疑問を持った谷氏も素晴らしいが、解説した池田氏はさすがに数学者である。
この説明がうまいのである。
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感心しました。

by kazuo_okawa | 2018-11-16 23:13 | パズル・統計・数学 | Trackback | Comments(0)

知的遊戯の楽しみ!

2月27日のブログの通り
10日「手品家」梅田店を貸し切って
鈴木大河、池田洋介、鈴木駿、横江利明、谷英樹、古澤正幸(いずれも京大奇術研究会ないしOB)
のマジックショーと懇親会を行った。

マジシャンなら知らないものはいない、3年に一度開かれるマジック界のオリンピックFISMに、我が京大奇術研究会より鈴木大河師が日本代表として出場権を獲得した。

そこでお祝いと懇親を兼ねての壮行会である。

幹事としてハラハラしたが、結果的にたくさんお集まりいただき、また、世界レベルの素晴らしい演技を拝見し、大成功の壮行会でした。

鈴木大河氏にはぜひFISM世界大会で結果を残してほしいと心から応援している。

二次会で、池田洋介氏、谷英樹氏、山田力志氏らと懇親。

彼らとは、マジック談義のみならず、ミステリ、パズル談義が出来るのが嬉しい。
知的遊戯に通じた素晴らしい友人である。
そのときに谷氏のブログに、私の新年の事務所報のパズルを掲載していただいたことを知った。
(谷氏のブログはいつも拝見しているのだが、年末年始は「裁判と人権」の改訂作業に追われていた)
難易度も含めて、結構、考えた自作パズルであり、褒めていただいたのは嬉しい。

それやこれやで大変、心地よい一日でした。



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by kazuo_okawa | 2018-03-11 15:00 | マジック | Trackback | Comments(0)

福井のマジックバー

10月6日夜、福井のマジック・バーによる。
インターネットで探して見つけたのが「空」。

マジシャンは岡田透師。
若いが実に見事な腕である。

オープニングがルービックキューブ。
紙袋を利用して、その中で瞬時に変わるものだが、創案者の谷英樹師は私の後輩と自己紹介すると一気にうち解けた。
こちらの身元を明かすと、「マニア用のマジックがあるのですが…」
少し、楽屋に隠れた。そして…。

あとは、タバコとコインのスライハンド。
リングとロープ(音を消す手法に感心)。
コインはジャンボコインを織り交ぜるだけでなく、チョコレートコインに変わるというテクニックも見せていた。
ひとつのジャンボコインの表裏で見せているのか、なかなか不思議である。

そしてカード。
オイル・アンド・ウオーターも見事で、実に不思議であった。
次いでトライアンフ。
パケットを引き抜く技術が抜群である。
さらにアンビシャス的なマジック。
最後に4枚出てきて、(振り返って)最初からフォースしたのかと驚く。

マジック談義も含めて楽しいひとときでした。
いやあ、実に素晴らしい店です。
お薦めです。



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by kazuo_okawa | 2016-10-11 21:14 | マジック | Trackback | Comments(0)
KUMA(京大奇術研究会)OBのメンバーである谷英樹氏が「犬とトリックと私」という楽しいホームページを作って色々な情報を公表してる。
いつも拝見して参考にさせて貰っている。

その最近の「日記」で、北村薫『中野のお父さん』第3話『鏡の世界』の話題が出ていた。

私は未読だったので(最近、ミステリが全く追いつかない)早速購入して読む。

【以下、ネタバレしています】

谷氏曰く、(以下、ネタバレに繋がるため未読の方はご注意)として、「《180度回転》すべきところを誤って《上下反転》してしまった」という推理が正解だと思うのですが、いかがでしょうか?とある。
これは全く、谷氏の指摘が正しいと思われる。
おそらく北村薫氏のミスであろう。
これだけでは、何のことかわからないでしょうから、是非、北村氏の作品と谷氏のホームページをご覧下さい。

谷氏の指摘に触発されたが、この作品の他の箇所も興味深い。
まず、女優のエピソードである。
女優を映した写真をその女優に示したところ、気に入らないと拒否される。
しかしその同じ写真を「ウラ焼き」にして見せたら、今度は10枚中3枚気に入った、というのである。
鏡像は、一見、「左右」を反転させるが、実際は「奥行き」を反転させるものである。
しかし世の中には、「鏡像反転」を否認する人もいるという。
(高野陽太郎「鏡映反転」岩波書店が詳しい)

頭の中で画像処理して、何も、反転していないというように見えるようだ。
そういう人からすれば、鏡像も写真像も(頭の中で処理して)同じに見えようから、気に入らない写真は、表焼きだろうが、ウラ焼きだろうが、気に入らないものは、気に入らないであろう。
とはいえ、ウラ焼きを別のものと感ずる人もいるだろうから、この下りが決して間違っているわけではない。

また、またドアに書かれた文字を見て「劣情」と読んだが、それは「OYSTER」のガラス文字を反対側から見たというエピソードもある。
つまり、「RETZYO」と読んだわけだ。
この場合は、実際に目に映るのは「R」と「E」はウラ焼きに見えているはずだが、頭の中できちんと処理して「R」「E」と読めているわけだ。
これもそういう読み方をする人がいるから間違いではない。

北村薫氏が意識しているのかどうか分からないが、同じような2つのエピソードは、実は違うタイプの見え方が出ているのである。



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by kazuo_okawa | 2015-11-28 16:33 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
日曜日、事務所で仕事。
「中抜け」するように約一時間半、心斎橋の「カードシャーク」に行って、ふじいあきら師のマジックを楽しむ。
本日の4回講演の内の2回目である。
ふじいさんは、口からカードを出すマジックで有名だが、実はかなりのテクニシャンである。

オープニングは、スポンジボール。続けてスリーシェルゲーム。
古典的なマジックであるが、マジック自体が名作であり面白い。

そして「口からカードを出さないのか」と思っているでしょ、と笑いを入れながらようやくカードマジック。前半のラストはワンカップ・ルーティン。うまいものである。

休憩を入れて、後半は、ストロー、ミッキーマウス、カードモンテ。
そしてコインとカードのテクニックがこれまた凄い。
特に抜群のカードコントロールには驚く。
ふじい師自身の商品(売りネタ)である、大きくなるコインとルービックキューブも見事である。
トリックがわかっていてもうまい。
まさしくプロの至芸である。

オーナーのキノピー師によれば、この2回目講演の客は「関係者ばかり」という。
確かに京大奇術研OBが多く、それはそれで楽しい。
北新地「バーノンズバー」のマジシャン・ランディ熱師もおられた。

ルービックキューブマジックの考案者谷英樹師、そしてその一部を改良した池田洋介師(いずれもKUMAのOB)が客として見ているのであるから、その点でも凄い。
いやあ、本当にうまいマジックは何度見ても飽きない。
ふじいさんの気さくな人柄も魅力的である。

何事もそうであろうが、プロが人々を惹きつけるのは、「技術」「演出」そして「人柄」であると改めて思うのである。
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by kazuo_okawa | 2015-05-24 23:46 | マジック | Trackback | Comments(0)
谷英樹師は非常に優秀なマジッククリエーターである。
2014年9月15日に彼の実演を見せて貰ったが、実に面白い。
そのときの作品「コラボキューブ」が商品として発売され、購入した。

(以下、少しアイデアに触れています)
ルービックキューブの特性を生かした仕掛けが素晴らしいのはもちろんだが、冒頭のジョークを伏線として、箱と中身との一致という点で、一旦パフォーマンスが終わったと思わせておきながら、更に、エンディングというのがよい。

谷師は本格ミステリにも通じているが、似たような手法を感ずる。

このコラボキューブはふじいあきら師とのコラボということだが、その仕掛けの一つにふじい師の「フォールス・スクランブル」とう手法が出てくる。

私はこの手法自体知らなかったので、これにもいたく感心した。

また最後のクライマックスは片手で優雅にするところが美しく
先に実演を見たときは、こんなことが、片手で出来るのか、と思っていた。

35年前のルービックキューブは、日本のツクダオリジナル製でありカシャッ、カシャッと、割と固く、しっかりと動くものであった。
私は、そのツクダオリジナル製を念頭においていたからである。

実際に商品を手にすると、中国製で、小振りの上、実に柔らかく動く商品であった。
細かいところであるが妙なところに感心してしまった。

35年前のルービックキューブの大ヒットの時に、ルービックキューブの「偽物」が廉価で多数出回った。
私も、幾つか(分解用に)買ったものである。
本家ルービックキューブの仕組みは特許が取られていたので、(真面目な?偽物業者は)「偽物」を違う仕組みで作らざるを得なかったが、そのためにツクダオリジナルとは違って、回りやすいが、壊れやすいものもあった。

ふじい&谷師のキューブを手にしてふと昔の事を思い出した。
さすがに、このキューブを分解する勇気は私には無いが…。

昔のことを思い出しましたが、この商品の素晴らしいのは、無論そのアイデアです。
お薦めです。

【2015年1月11日追記】
本日、Yuji村上師主催の「ハーフ$ハーフ」というイベントが大阪で開かれ参加した。
谷師の実演を再び拝見し(最後に「ご愛敬」があったが見事なものである)、少し気になって、古いルービックキューブを引っ張り出してきた。
先の文中「小降り」とあるのは間違いで、私の勘違いでした。
訂正します。
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by kazuo_okawa | 2015-01-11 09:20 | マジック | Trackback | Comments(0)
京大奇術研究会で忘れてはならない人物は谷英樹さんだろう。

私は、1981年に京大を卒業後も、毎年、マジックキャッスル(京大奇術研究会が学園祭で発表するマジックショー)に顔を出していた。
後輩の活躍を見るのは実に嬉しいものである。
それは、90年代後半まで続いた。

谷さんがまだ学生のころ、私が、マジックキャッスルにいき
誰から聞いたか思い出せないが(多分、黒沼さんか、シオミさんだと思うが自信がない)
谷さんの素晴らしい才能を聞いた。

実際にその後の谷さんの活躍ぶりは素晴らしく、
私は「Tiny Hidden Key」「Tiny Hidden Keys」「掌PALM」などで
彼の作品を読ませて貰い、彼のそのアイデアに関心していた。

最近でも、「ラストカード」の改案や、
マックス名人の「B`ウェーブ」の改案たる「Jack 4 You」
(というかここまで行くと、新たなる発案になるかもしれないが)など
彼の才能を感じさせる。

松田道弘さんの言葉だったか、別の人だったか忘れたが
「マジックの改案はそのほとんどが『改悪』である」という名言がある。
つまり、色々と手を加えた結果、ごちゃごちゃしてしまい、却って悪くなっている作品が多いということである。

しかし、谷さんの「改案」は、本当に「改案」であり、それが素晴らしい。

また谷さんは、ミステリのクリエーターでもある。
ミステリ好きでもある私としてはこの点でも嬉しい。

谷さんのその才能と活躍ぶりには心から敬意を表する。
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by kazuo_okawa | 2014-05-02 00:46 | マジック | Trackback | Comments(0)