人気ブログランキング |

私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
カレンダー

タグ:行方尚史 ( 3 ) タグの人気記事

豊島名人、2連勝!

竜王対名人の直接対決である第32期竜王戦。
広瀬章人竜王に豊島将之名人が挑戦しているその第2局である。

結果は、第1局に続いて豊島名人の勝利。
第1局は、先手番豊島名人がスリリングにぎりぎりの受けで逃げきる。
第2局は、後手番で長手数の詰みを読み切る。
立場は逆だが、実に見事であり、見ていて非常に面白い。

贔屓の豊島名人が勝利した故、なおさら気持ちよい。

Abemaの解説者、行方尚史八段が名局を際立たせる。
行方八段は名うての詰将棋実力者である。
それゆえ終盤の解説が分かりよい。
一見、広瀬玉は詰まないようだが、実は、きっちりと詰むことを説明する。
豊島陣の桂馬の斜めの並びが良い。

しかも、行方八段の解説に寄れば、歩の位置が一つ違うだけで、実は逆転しているのだという。
これだから将棋は奥深い!

さてこれで、名人の連勝!
連勝ゆえ、普通に豊島名人が竜王位奪取だと思うが、王位戦では豊島名人が連勝しながら失冠。
また広瀬竜王は昨年、連敗しながら最終的に竜王位を奪取した。
そう思えば、次の第3局が興味深い。

先手番、豊島名人には是非頑張ってほしい。
.

by kazuo_okawa | 2019-10-24 22:20 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
3月8日放映の将棋NHK杯戦で、人気棋士ハッシーこと橋本崇範八段が、二歩の反則負けで敗れた。
トップ棋士同士の公式戦で、しかも、準決勝という大一番で反則負けが生ずるというのは極めて珍しい。
早速、ユーチューブで取り上げられ、ヤフーニュースでもトップに並ぶほどの大きな話題となったのはそれだけニュース性があったからだろう。

優勝を狙っていたにもかかわらず、反則負けという言わば不名誉な負けをした橋本八段はあまりの衝撃にその日どうやって帰ったかわからず、気付いたら自宅ソファにぽつんと座っていたという。
一方の、勝った行方尚史八段も、その瞬間頭をかかえて驚いている。
それくらいの衝撃的なことが起こったということだ。

と同時に、一瞬のミスが奈落の底に落ちるという、人生の悲哀もみてしまう。

ときあたかも、3月14日からコンピュータ・ソフト対棋士の将棋電王戦が始まる直前の出来事である。
電王戦は今から大変楽しみな企画であるが、言うまでもなくコンピュータ・ソフトは二歩を絶対にしない。
そうならないように作られているからである。

その意味ではポカも出る、反則も出るというのは、コンピュータ・ソフトにはない人間同士の闘いだからこそともいえる。

かつて、高野山の決戦で必勝の将棋を落とした升田が「錯覚いけない、よく見るよろし」と思わずつぶやいた升田のポカ。
中原名人を追いつめ「名人」をほぼ手中にしながら逃した大内延介のミス。
これらは当事者にとっては大きなミスだが今や伝説となっているエピソードである。

人間同士の闘いだからこそ、良くも悪くも、その意表をつく意外性に、人は人生をかいま見て感動する。

電王戦を前にして、衝撃の二歩に色々と考えさせられる。

.


by kazuo_okawa | 2015-03-12 23:34 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
将棋ファンなら知っての通り現在、羽生善治三冠対渡辺明三冠の
棋聖戦五番勝負が戦われている。

将棋は7つのタイトルがありそのうち羽生と渡辺の2人が
3つずつ分け合っているのである(残り一つは森内名人)。
その2人の三冠同士の直接対決なのである。

羽生対渡辺の対決がいかに面白いかは
私のホームページの趣味の欄に書いたとおりである。

その棋聖戦が進行しているのと並行して
新たに夏の王位戦が始まった。
チャンピオンは羽生であり、王位戦にはめっぽう強い。

その羽生王位に挑戦するのは、行方尚史八段である。

行方とは何者か。
行方は羽生より3つ年下の39歳であるが、将棋ファンでない限り
ほとんど無名といってよいだろう。

その行方がここ2年ほどもの凄く強いのである。
20年もの間、低迷していた行方が、ここへ来て
何故、突然、強くなったのか。

一般的には「結婚」と言われている。
彼は2年前に結婚し、そのころから強いのである。

ところが彼自身は「将棋世界」(という将棋専門誌)のインタビューで
菅井竜也、佐藤天彦、中村大地ら若手有望株に
大一番でことごとく破れたことが、将棋をシビアに考えるきっかけになった
と述べている。

おそらくいずれも事実であろう。

実は、私が一番興味深いのは「人は変わりうる」ということである。

今年こそ、こうしよう。来年こそ、こうしよう。
そう思いながらもなかなか思うようにならないことは
誰しも経験しているであろう。

ところが、行方は変わったのである。

それまでいかに低迷していても、気持ちを切り替え
真に努力すれば「人は変わる」。

これほど人に夢を与え、希望を抱かせることはないだろう。
行方は、実はそのシンボルなのである。
このまま、行方が、王位を奪取すれば
遅れてきたシンデレラ・ボーイとなるであろう。

しかし、相手は羽生である。
いかにダブルタイトル戦を並行して行っているからといって
対戦相手のサクセス・ストーリーにつきあうつもりは毛頭ないであろう。

どちらが勝つのか、全く予想が付かない。
実に興味深い。

王位戦七番勝負第一局、その決着は明日夜決まる。

【2019年6月21日追記】
羽生王位はその後6連覇し、現在の王位は豊島3冠。そして2019年王位戦に挑むのは何と、この棋戦4回目の挑戦者となる木村一基九段!4回目である。きっと期するところがあるに違いない。
.


by kazuo_okawa | 2013-07-10 23:20 | 将棋 | Trackback | Comments(0)