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by kazuo_okawa

タグ:藤井聡太 ( 9 ) タグの人気記事

豊中で講演を頼まれていたため最後の部分しか見られなかったが、それでも、決勝の妙手45桂から見ることが出来た。
そして中学生棋戦初勝利の場面も…。

将棋ファン注目の、対羽生竜王との初対決が話題となった朝日オープン。

天才中学生が、絶対王者羽生竜王を準決勝で制し、そして決勝戦で、もう一方の山から勝ち上がった広瀬八段に勝利したのである。

いやあ、信じられない。

将棋漫画で、デビュー1年強の中学生が勝ちまくるというようなストーリーを展開すれば、ばかばかしいと多くの読者は思うだろう。
それくらい凄いことが、つまり漫画以上のことが現実に起こったのである。

羽生対藤井の新旧天才同士の対決は、その姿を見ているだけで、将棋ファンなら体が震える。
しかも羽生は相居飛車を選択し、最新型雁木であり、受けて立つ姿も垣間見れる。

ABEMA解説者は、谷川浩司17世名人と中村王座、現地解説は佐藤天彦名人。
この豪華さだけで注目度はわかるというものである。

そして注目された中で、藤井五段は羽生に勝利し、そして優勝したのである。

何ともいえない驚きが、知的興奮を隠しきれず、極めて心地よい。


【追記】
Abemaテレビの朝日オープンの番組が凄い。
夕刻、藤井五段優勝のあとも、ずっと放送を続けている。
まさに将棋史に残る歴史的な一日をたっぷりと分析してくれた。
いかに画期的な一日だったかということが改めてよくわかる。
詳しい解説がよい。
藤井五段を受けて立つ羽生竜王が、最新トレンドの雁木を選択したことに、オールラウンドプレイヤー羽生が、変化球ではなく、ストレートで臨んだことがわかる。
それと共に、大一番でも相手の得意型(最新型は若い棋士ほど詳しい)に飛び込むのはまさに全盛期の羽生流でもある。
負けたとはいえ、羽生は羽生らしさを示している。
むしろ持ち時間の長いタイトルマッチならどうなるか興味は尽きない。
解説の谷川永世名人は「わずか1年強の棋士に優勝されるのは、20代、30代の棋士が情けない」と述べていたのも印象に残る。
谷川の言う、佐藤天彦名人、菅井王位、中村王座らタイトルホルダー世代。
そして、藤井の30連勝を止めた佐々木勇気ら20代前半世代。
これらの世代が絡まないと面白くない。
このあと数年の闘いが実に楽しみである。


【2月18日追記】
主催者朝日新聞の18日付文化欄の将棋解説が詳しい。
79手目43歩といういわゆる「焦点の歩」を図入りで詳細に説明している。
この歩が藤井の名手であり、羽生をして迷わせたということは記事ともどもよくわかる。
おそらく後々まで語られるであろう。
しかし、では、この場面で羽生がどう指すべきだったかは解説されていない。
ニコニコ生放送でのコンピューターAIの指し手は、なんと、どの駒でも取らずに玉が51に逃げるという極めて意表をつくものであった。
AIの指し手も含めて後に検討結果が示されるであろう。
後日発売される「将棋世界」が楽しみである。



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by kazuo_okawa | 2018-02-17 17:18 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

天才対決の予測!

羽生竜王対藤井五段の初対決が話題を呼んでいる。

この土曜日2月17日に朝日オープンの準決勝で二人が闘うのである。

非公式戦では1勝1敗だが、あくまで非公式戦に過ぎない。

棋界の第一人者羽生に藤井が勝ち、さらに決勝でも勝利すればそれはとてつもなく凄いことなのである。

まあ、普通はあり得ない!

どう考えてもあり得ないのだが

実は羽生自身が、五段時代にNHK杯戦で、歴代四名人を破ったことは羽生伝説としてあまりにも有名である。

とすれば藤井五段も、伝説を作って何らおかしくない。

の藤井五段。

前哨戦である14日に、大阪市の関西将棋会館で指された新人王戦で藤井五段は古森悠太四段を難なく85手で破った。

将棋連盟アプリで見たが(というか、夕方、仕事を終えてABEMAにアクセスすると終わっていた)強すぎる!

しかもニュースによれば、この日はバレンタインデーとあって、同会館には藤井五段宛てのチョコレートも大量に届けられ、藤井五段は持ち帰れないほどだったという。

何やら流れが藤井に吹いているように思える。

しかし相手は歴戦の強者、羽生である。

永世七冠である。

いやあ、まったく読めない。

羽生が貫録を示して藤井を打ちのめすのか、

それとも藤井伝説第二章が始まるのか。

オールラウンドプレイヤー羽生がどういう戦型をとるかも注目である。

私は,相居飛車で、羽生の勝利と予想するが、まったく自信がない。

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by kazuo_okawa | 2018-02-14 23:53 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
  • 日本将棋連盟から、2017年獲得賞金・対局料ベスト10が発表された。
    1位は渡辺明棋王である。

    昨年、誰が活躍したかを考えたとき、将棋ファンなら「これはないだろう」と思うのではないか。

    渡辺棋王は、昨年、竜王位を失冠している。
    そして、棋王、竜王以外のタイトルには何ら絡んでいない。
    それどころか前半は勝率3割台であった。

    にもかかわらず渡辺棋王がトップなのは、竜王戦に限っては、翌年に賞金が得られるからである。
    つまり渡辺は、2016年に竜王だったからその賞金が2017年に反映されているのにすぎない。
    毎年いっているのだが、その年の活躍ぶりが分かるのが、「獲得賞金・対局料ベスト10」の意味なのであるから、
    実際に払われる年でなく、その権利が発生したときにすべきである。

    そうすれば、渡辺は一位ではなく、一位は羽生竜王である。
    羽生のみが唯一複数タイトルであるから、これは実感にもあう。

    私は以前からそのように訴えている。

    ときあたかも藤井聡太四段が、五段に昇格した。
    史上最年少五段であるが、実はひふみん加藤一二三九段も同じく若くして五段になっていた。
    しかし加藤九段は権利獲得時でなく、年度変わってから昇段となった。
    それゆえ藤井五段が史上最年少である。
    これは権利獲得時に昇段という規定に変えたからである。

    これはこれで良い変更である。

    それならば「獲得賞金・対局料ベスト10」についても同じようにすべきだろう。


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    by kazuo_okawa | 2018-02-08 20:46 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

    藤井、五段へ!

    藤井聡太五段へ!

    注目のC級2組順位戦、ただ一人全勝の藤井聡太四段が、2月1日、梶浦宏孝四段に勝利し、C級1組への昇級とそして同時に五段への昇段も決めた。

    早速テレビ地上波「ニュース23」でも速報していた。

    2月2日の新聞にも報道されている。

    中学生五段は史上初である。

    素晴らしいとしか言いようがない。

    Abemaとニコ生で生中継されていたが、Abemaの解説は森内十八世名人と豪華すぎる。

    何せ四段同士の対局ですよ。

    藤井四段の注目度がわかる。

    序中番は梶浦の作戦勝ち。

    梶浦としては意地でも負けられない。

    しかし終盤、藤井は強い。

    梶浦曰く「意表の手」をつかれ、そして藤井は最後まで隙なく押し切った。

    これで昇級である。

    谷川浩司の持つ最年少名人位の記録を破るにはノンストップで順位戦を駆け上がるしかない。

    まずその第一段を藤井四段はクリアした。

    順位戦の最終局を残して昇級したのである。

    そして、順位戦最終局の相手は、なんと言うことか。

    最終局の相手、三枚堂は以前藤井が負けている数少ない相手である。

    しかし、日に日に強くなっている藤井はおそらくリベンジし、全勝して「藤井伝説」第一章を締めくくるのであろう。

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    by kazuo_okawa | 2018-02-02 23:53 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

    掛け合い解説!

    第66期 王座戦一次予選 村田智弘六段 対 藤井聡太四段の対局がAbemaテレビで生放送された。

    夜に見たのだが、阿久津八段と糸谷八段の掛け合い解説が実に面白かった。

    普通、将棋の解説は、女流棋士が聞き手となり解説者(棋士)から話を聞き出すように進めていく。
    手の解説も「この手の意味は?」「ここはどう攻めるのが良いのでしょうか?」など、聞き手の質問に解説者が答えるというスタイルが多く、実際、これはこれで基本スタイルであり、聞く分には非常に分かりやすい。

    無論、プロ棋士同士(二名)が解説するという事も少なくない。
    しかし、こういうときも、一方が聞き手役になって進めるのが多い。
    随時、その2人の中で「聞き手役」を交代することもある。

    ところが、本日の阿久津八段と糸谷八段の掛け合いは、どちらかが聞き手というわけでなく、文字通りの掛け合いである。
    「ダブル解説」と紹介されている。

    言葉の応酬が凄く、間断がない。
    まるで掛け合い漫才のように休む間もなく喋りっ話しなのである。

    「いやあ驚きました」
    「この手が間に合うと考えたのですね」
    「間に合わんでしょう!」
    と本当に漫才のようであり、合いの手がうますぎる。

    しかも、単に、手の解説だけでなく、エピソードもその掛け合いの中で行うのである。

    見事なスタイルである。

    糸谷八段は、将棋を「斜陽産業」と評し、そうでいながら、ファン拡大のためにあれこれ工夫されている異色の棋士である。
    このスタイルも彼が間断なく喋るからなし得たのだろう。
    無論、阿久津八段・糸谷八段双方のセンスがかみ合ってこその面白さであろうが…。

    対局自体は、133手の手数ながら、スーパールーキー藤井四段が普通に勝利した!
    強い!


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    by kazuo_okawa | 2018-01-25 22:53 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

    朝日オープンのニコ生・アベマの生中継をみた。
    ベスト4を決めるCブロック。

    藤井四段が凄い!

    対澤田戦は角換わりである。
    先手澤田が飛車先を交換してから、22歩を放つ手裏剣がプロらしい手だと思ったのだが、それが良くない、というのだから、将棋は難しい。

    22歩は無視して、一瞬の隙をついて藤井四段が猛攻!
    そしてそのまま勝ちきった。

    わずか54手である。

    恐るべき終盤力としか言いようがない。

    続くは、永瀬七段に長手数の上勝利した佐藤天彦名人とのCブロック決勝。

    藤井四段は、佐藤天彦名人の得意戦法横歩取りを選択した。
    相手の得意型を選択するという羽生竜王ばりの、王者の選択である。

    そして、その名人相手に作戦勝ちし、粘る名人を振り切って、堂々と完勝した。

    藤井四段が公式戦で初めてタイトルホルダーに勝利した。
    それも相手は名人である。

    さらに、本日の勝利で朝日オープンのベスト4に進出。

    準決勝の相手は、何と、羽生竜王である。
    公式戦初対局でもある。

    スーパールーキーが15代の棋戦優勝になるのか!

    羽生伝説と藤井伝説が公式戦で交錯する。
    目が離せない!


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    by kazuo_okawa | 2018-01-14 16:15 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

    元旦に主要五紙から将棋記事を読む。

    朝日新聞の将棋欄は、A級順位戦から、広瀬章人八段対屋敷伸之九段の対局。

    同じく毎日新聞の将棋欄からは、A級順位戦から深浦康市九段対佐藤康光九段の対局。
    2017年は朝日、毎日とも同じ対局でかぶったが、今年は違った。

    日経新聞将棋欄は、女流王座戦・里見香奈女流王座対加藤桃子王座、これは昨年からの続きなのでやむを得ない。
    将棋欄のすぐ上に、会心の譜に中村太地王座・王座戦第二局対羽生戦。
    なかなか良い。涙の戴冠を思い起こす。

    読売新聞将棋欄は、竜王戦6組1回戦・斉藤明日斗四段対小倉久史七段。
    6組以外からも対局は選べるところ、これはなかなか注目のカードである。

    産経新聞の将棋欄は、棋聖戦一次予選、藤井聡太四段対大橋貴洸四段。これも若手同士の好カードである。

    五紙を見て興味深いのは、というか非常に驚いたのは、佐藤天彦名人はもとより、タイトルホルダーが一人も出ていないことである。
    う~ん。
    かつてなら、羽生の出ない年など無かったのだが…。

    棋譜欄以外の記事。

    先の日経以外には、朝日新聞が藤井聡太四段が経済学者安田洋祐准教授の対談。
    その場でいきなり出されたツェルメロの定理に基づくゲームを、藤井四段が5秒ほどで気付くのがさすがである。
    AIを巡るテーマなど非常に興味深い対談である。

    読売新聞には、羽生善治竜王と藤井聡太四段の対談。
    ここでようやくエース羽生の登場という感じであるが、主役は藤井四段である。
    羽生竜王が藤井四段に先の竜王戦第四局の手について問い、藤井四段が「白眉の一局」と答えるのが凄い。
    そして、藤井四段の和服姿も初々しい。
    更には、藤井四段が、将棋界の未来について「自分が切り開いていかねばならない」と力強く言い切っている。

    藤井四段は、将棋界の未来を担う強い自覚を持っているのだろう。
    その言葉に強く打たれる。

    今日の日本で、使命感を持った若者はどれくらいるのだろうか。
    恐るべき15歳である。

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    by kazuo_okawa | 2018-01-02 07:36 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
    新しくタイトルに昇格した叡王戦の予選が進められているが、9日、その四段戦で藤井聡太四段が決勝に勝利し、本戦出場を決めた。

    今年度優勝の可能性のあるのは、この叡王戦とNHK杯、いずれも中継が入るという特徴があり、そういった棋戦で勝ち上がったところに彼の強さ、持っている運というものを感じる。

    とりわけ、四段戦準決勝の相手佐々木大地四段には初対局で敗れた相手である。
    その相手にきっちりとリベンジしたのである。

    しかし内容は、佐々木四段が勝勢であった。
    (専門的には実際に勝ち筋があったという)
    ところが終盤、佐々木の一瞬の緩手をとがめて一気に逆転し、そしてそのまま詰ませた。
    何かゾクゾクするような切れ味である。
    終盤に強い藤井の魅力を存分に生かした名局であろう。

    そして同日行われた 藤井四段対杉本和陽四段の対局も、終盤杉本の優勢の部分がありながらやはり逆転して勝利した。
    将棋は逆転のゲームであり、だからこそ、見ていて面白い。

    画面に映る敗者の姿が胸を打つ。

    藤井はこれでベスト16の本戦入りである。
    強豪相手にどのように闘うのか、今から大いに楽しみである。

    【12日追記】
    本日の報道ステーションで、連勝ストップ後の藤井聡太を特集していた。
    こういう特集は嬉しい。
    もっとも、キャスターは連勝ストップ後、藤井は6敗して苦しんでいる、というものだったが、その相手はいずれも実力者であり、驚くに当たらない。むしろ本文に書いたとおり、順調に伸びている、と評するべきだろう。
    現に本日、順位戦で無傷の5連勝を果たした。

    【2月1日追記】
    「今年度優勝の可能性のあるのは、この叡王戦とNHK杯」と書いたが、朝日オープンを忘れていた。
    ベスト4に入り、他の3人は、羽生竜王、久保王将、広瀬八段であるから凄すぎる。

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    by kazuo_okawa | 2017-10-10 19:30 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
    5月14日のNHK杯戦は、トーナメント1回戦千田翔太六段対藤井聡太四段戦の注目のカードである。
    結果は放映前からのマスコミ報道の通り、藤井四段が勝利しデビューからの連勝記録を13勝に記録更新している(放映時には17連勝)。

    結果はわかっていても、千田六段は関西の若手実力者であり、内容が実に興味深い。
    解説は藤井聡太四段の師匠・杉本昌隆七段である。
    いやあ、最近どれだけ杉本七段を見たことか(Abemaの解説他)。

    さて千田はいきなり78金。
    昔は陽動作戦とされたものだが,近時AIは普通に指し、千田はAIで勉強している。
    しかし、この一手に惑わされることなく、藤井は84歩と居飛車を選択した。
    以後は普通の角換わり。
    千田の攻めから、見ている分には大変面白い将棋となる。
    勝負は千田に誤算があったか、藤井が見事に勝利した。
    強い!

    藤井の魅力は何と言っても終盤力の強さだが、解説の杉本七段の言がいい。
    藤井をして「大駒が飛び交う派手な将棋であり、子どもの頃から変わらない。」と述べ、さらに「その頃から、藤井がNHK杯戦に登場すれば視聴者は喜ぶだろうと思っていた。それが実現した」と師匠としての喜びを語っていた。

    単に強いだけでなく、見ている将棋ファンを喜ばせる将棋である。

    恐るべき天才が現れたものである。


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    by kazuo_okawa | 2017-05-15 20:49 | 将棋 | Trackback | Comments(0)