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by kazuo_okawa

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名人返す!

佐藤天彦名人に羽生善治竜王が挑む第76期将棋名人戦第2局。
佐藤名人が返してこれで1勝1敗となった。

いやあ、面白い。

第1局後、田村康介七段が、「第1局をみると、両者均衡していて、シリーズは簡単には終わらない」と予言していたがまさしくその通りとなった。

第2局の感想戦で、羽生竜王が一日目封じ手の、「73角がどうだったか」と後悔していたのが印象に残る。

この角は、名人の歩を取りにいった手であるが、この手に対し佐藤名人が、飛車を回って、その歩を守るなどということはせず、悠然と羽生竜王に歩を取らせた。
そのことを、「頭が柔軟!」と解説阿久津主税八段は褒める。

まあ言ってみれば、羽生竜王の狙いである「歩取り」を、名人がそのまま受け止めているところに本局の勝敗が決していたのかもしれない。

そう思えば、将棋は何と奥深く、難しいものであることか!

第3局は奈良。
俄然、楽しみである。

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by kazuo_okawa | 2018-04-20 23:25 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

春は名人戦!2018!

佐藤天彦名人に挑戦するのは将棋界のスーパースター羽生善治竜王である。
昨年、永世七冠を達成し、国民栄誉賞にも輝いた。

羽生竜王を生き返らせたのは間違いなく若き天才藤井聡太である。
羽生竜王は、タイトルホルダーとして藤井聡太を迎え撃つつもりなのだろう。
まさしく最強挑戦者である。

一方、佐藤天彦名人は、谷川永世名人が、天才ルーキー藤井の活躍を褒めつつもそのときに、二〇代、三〇代棋士は何をしているのかと檄をを飛ばした、その中心が佐藤天彦である。
本来は天下を取っていなければならない。
しかし上に羽生世代、下に藤井聡太である。

この羽生と天彦の両者の名人戦である。

その第一局の一日目。
戦型は横歩取り!!
いやあ、戦型を知って体が震えました。

言うまでもなく、佐藤天彦の必殺戦法であり、名人奪取の最終兵器でもあった。
2年前の羽生名人とは文字通り「横歩取りシリーズ」であった。

羽生竜王は、そのリターンマッチの今回に再び横歩取りで挑んだのである。
無論、羽生竜王はオールラウンドプレイヤーであるが、横歩取りというのがいい。

全盛期の羽生は、相手の得意戦法を選ぶ事で知られていた。
まるで全盛期に戻ったのかのような戦型選択である。

加えて進行は、見ていて面白い激しい空中戦!

実に楽しみな名人戦が始まった。

【追記】
一日目から、見ていて華々しい、空中戦。
この激しい闘いを羽生竜王が制した。
凄い!
2年前も羽生が先勝したが、2局目で流れが変わった。
次回が極めて注目であり、実に楽しみである。

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by kazuo_okawa | 2018-04-12 00:34 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
帰宅してから見た(4月2日夜)NHKの<プロフェッショナル>「史上最強」の軌跡スペシャルが面白かった。
最強棋士・羽生善治に注目をあてた特別番組である。
前人未到の「永世七冠」を達成し、棋士初となる「国民栄誉賞」を受賞した羽生善治の特別編であり、これまでのNHK録画を再編集し、今回新たにインタビューを収録したという。

羽生の47歳の心境を語ったインタビューが注目されるが
私自身にとってはそのインタビュー内容(若い時と違って今は意識的にアクセルを踏むなど)は、実は、2017年2月7日に大阪での羽生三冠(当時)の講演で聞いていた。
逆に言えば、昨年のあの講演はある意味で羽生三冠の決意の表明だったのである。
それはその後その秋に、竜王戦奪取によってこの時の講演での言葉の意味がわかったのであるが…。

しかし本日番組を見て、一番感動したのは2006年朝日オープンでの藤井九段との五番勝負だろう。
特に今、この2018年時点で見れば、実に感慨深いのである。
藤井九段は「藤井システム」で一代を築いた天才棋士である。
この対局で羽生はあえてその藤井得意の「藤井システム」に飛び込むのである。
そのとき控室が驚き、それを映し出しているのが印象的である。
誰しもが藤井システムに飛び込むのはリスクが大きいと思っていたのである。
控室はなんでそんな戦い方をするのか「わからない」といい、これは、藤井の選手生命を断ち切るためだろう、とまとめる。

しかし羽生はそんな考えとは違った。
「リスク」よりも、もっと高いところ、すなわち将棋の真理を求めていたのである。

それが分かるのは約10年後である。
なんと羽生自身が藤井システムを使うのである。
天才藤井総太四段相手にも藤井システムを使ったのは有名である。

良質のミステリは、あのときどう書いてあったかと前のページを繰り出して、そのうまい仕掛けに感動する。

羽生のプロフェッショナル!
良質のミステリを読む思いである。


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by kazuo_okawa | 2018-04-03 00:38 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
佐藤天彦名人への挑戦権を決めるA級順位戦で、前代未聞の六者プレイオフとなった。
パラマス方式なので順位最下位の豊島八段は五連勝しなければならず、最上位の稲葉八段は最終戦に迎え撃つだけでよい。
そういう状況下で、豊島八段は三連勝したものの、四回戦で羽生竜王に敗れ、そして21日最終局は、その羽生竜王対稲葉八段の決勝戦となった。

相がかりで序盤から慎重に駒組が進むが、Abemaとニコ生の両解説がアマチュアにはわかりやすくて良い。

羽生竜王54手目32角に稲葉八段が同馬と応じて、せっかくの馬を消してしまうのがどうなのか。
さらに羽生竜王の60手目、54角に稲葉八段が45金と受けた瞬間、ニコ生のAIが、それまで優勢だった稲葉八段から、一気に羽生竜王に触れた。
つまり、稲葉八段の悪手である。
郷田九段らの解説も逆転という。

つまりこの玄妙な、54角は「羽生マジック」なのだろう。
羽生竜王はそのままミスなく押切り、挑戦権を得た。

う~ん、強い!

Abema解説の斎藤慎太郎七段は、先の羽生・豊島戦を評して、「豊島さんに悪い手はなかった。羽生さんの懐の深さを示した一局だった」と評したが、ここ一番に強い、さすが羽生としか言いようがない。

豊島八段、稲葉八段と関西の誇る強豪を連続して蹴散らすのであるから言葉が出ない。

100タイトル目が、伝統の名人位というのもあまりにも出来すぎている。

佐藤天彦名人は最強挑戦者にどう応ずるのだろうか。

将棋界の一番楽しみな季節。
春は名人戦!その春がやってくる!

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by kazuo_okawa | 2018-03-21 22:54 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

羽生竜王制す!

名人への挑戦を決めるA級順位戦は前代未聞の六者同率のプレイオフとなった。
プレイオフはパラマス方式。

一番下位の豊島将之八段が挑戦権を獲得するには5連勝しなければならないという過酷なシステムである。
加えて豊島八段は並行して王将戦を戦い、超過密日程。
体力的に心配なところ、ここまで豊島八段が3連勝。
そして第4局の相手は最強羽生善治竜王である。

羽生竜王は、6勝4敗で最終局を終え、最終局は抜け番として、残る10人の最終一斉対局を見守る立場だったが、通常6勝4敗では挑戦権はまずとれない。
それが転がり込むように同率になったのである。
こういう流れは、羽生竜王に有利である。

羽生竜王には、国民栄誉賞をとったあと、100タイトルという伝説もかかっている。
100タイトル目が名人位なら区切りとして申し分はない。

対局は、横歩取り。
横歩取りは、アマチュアが指すには(ハメ手も多く)難しいが、見ている分には面白い戦型である。
激戦の末、結局は、羽生竜王が制した。
見事としか言いようがない。

豊島八段には(そして豊島ファンにとっても)、王将戦といい、あまりにも辛すぎる結果である。
折れることなく再び力強く立ち上がって来てほしい。


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by kazuo_okawa | 2018-03-18 23:03 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

豊島八段3連勝!

いやあ、凄すぎる!

名人戦の挑戦者を決めるA級順位戦が、史上初めて「六者同率」でプレイオフ(パラマス方式トーナメント方式)になったために、順位最下位の豊島八段は5連勝が必要と一番不利な条件となった。
にもかかわらずなんと3連勝!

しかも、豊島八段は王将戦を挟むなど超過密日程である。
先週王将戦第5局の後、土曜日に対佐藤康光戦。
日曜日が移動日で、そして本日なのである。
さらに言えば明日が王将戦のために移動と前夜祭。

そしてその後待ち受ける対戦相手は、羽生竜王!

豊島八段にとっては、単に過密日程というだけではなく、対戦相手が全てA級棋士である。

六者プレイオフとなった時点で、私は流れは、羽生竜王と思っていた。
何せタイトル通算100期目を目指す上、国民栄誉賞なのである。
それゆえ最後は羽生竜王だろうと思っていたが、豊島八段の快進撃でわからなくなった。

いやむしろ豊島八段乗りも増えたであろうし、むしろ互角だろう。
私は無論、豊島八段である。

対局日は、日曜日。
実に楽しみな一日である。


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by kazuo_okawa | 2018-03-13 00:03 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
将棋界のスーパースター羽生善治竜王が国民栄誉賞を受賞した。
永世七冠の栄誉を祝してのことである。

永世七冠がいかに凄いことかは改めて詳細に述べることはしないが、天才が集まる将棋界のタイトルは一期獲得するだけでも大変であり、ましてや永世位は、その条件が厳しく(タイトルによって違うが例えば王将位は10期獲得など)七大タイトルの一つだけでも大変である(谷川十六世永世名人も、森内十七世永世名人も永世位は名人位だけである)。
一つとるのも大変なのに、それを全てのタイトルで永世位を獲得したのであるから、まさしく前人未踏の快挙なのである。

前置きが長くなったが、そのようなスーパースター羽生永世七冠は、どこが他の棋士と違うのか!
羽生の思考法は、一体どのように素晴らしいのか!

実は、羽生の思考法に次のような名言がある!
「相手が何故それを指さなかったかを考える!」(『永世七冠羽生善治』(宝島社)他)

将棋の基本は「3手の読み」と言われる。
― 自分がこう指す。相手がこう来る。そこでこちらはこう指そう。―
これが「3手の読み」であり、初心者はこのように教わる。
無論、これは基本であり、熟練者やプロはもっと読む。
問題は、相手が「指した手の意味」を考えるのが基本であるということだ。
相手は、何を考えたのか、相手はどこから攻めようとしているのか、あるいは受けようとしているのか!

しかし羽生永世七冠は、指した手の意味だけでなく「相手が何故それを指さなかったかを考える!」というのである。
なんと!「指さないことを考える」!

シャーロキアンなら直ちに思い浮かべるであろう。

「犬が吠えなかった。それが奇妙なんです!」

つまり「ない」ことに注目するご存じシャーロック・ホームズの著名な思考法である。
(拙著『ホームズ!まだ謎はあるのか?』(一葉社)参照)

「ない」ことに着目するのは、意識しないと難しい。
だからこそこのホームズ流思考法は注目されたのである。

羽生善治永世七冠も、このシャーロック・ホームズの思考法を取っていたのである。

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by kazuo_okawa | 2018-03-11 17:07 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

豊中で講演を頼まれていたため最後の部分しか見られなかったが、それでも、決勝の妙手45桂から見ることが出来た。
そして中学生棋戦初勝利の場面も…。

将棋ファン注目の、対羽生竜王との初対決が話題となった朝日オープン。

天才中学生が、絶対王者羽生竜王を準決勝で制し、そして決勝戦で、もう一方の山から勝ち上がった広瀬八段に勝利したのである。

いやあ、信じられない。

将棋漫画で、デビュー1年強の中学生が勝ちまくるというようなストーリーを展開すれば、ばかばかしいと多くの読者は思うだろう。
それくらい凄いことが、つまり漫画以上のことが現実に起こったのである。

羽生対藤井の新旧天才同士の対決は、その姿を見ているだけで、将棋ファンなら体が震える。
しかも羽生は相居飛車を選択し、最新型雁木であり、受けて立つ姿も垣間見れる。

ABEMA解説者は、谷川浩司17世名人と中村王座、現地解説は佐藤天彦名人。
この豪華さだけで注目度はわかるというものである。

そして注目された中で、藤井五段は羽生に勝利し、そして優勝したのである。

何ともいえない驚きが、知的興奮を隠しきれず、極めて心地よい。


【追記】
Abemaテレビの朝日オープンの番組が凄い。
夕刻、藤井五段優勝のあとも、ずっと放送を続けている。
まさに将棋史に残る歴史的な一日をたっぷりと分析してくれた。
いかに画期的な一日だったかということが改めてよくわかる。
詳しい解説がよい。
藤井五段を受けて立つ羽生竜王が、最新トレンドの雁木を選択したことに、オールラウンドプレイヤー羽生が、変化球ではなく、ストレートで臨んだことがわかる。
それと共に、大一番でも相手の得意型(最新型は若い棋士ほど詳しい)に飛び込むのはまさに全盛期の羽生流でもある。
負けたとはいえ、羽生は羽生らしさを示している。
むしろ持ち時間の長いタイトルマッチならどうなるか興味は尽きない。
解説の谷川永世名人は「わずか1年強の棋士に優勝されるのは、20代、30代の棋士が情けない」と述べていたのも印象に残る。
谷川の言う、佐藤天彦名人、菅井王位、中村王座らタイトルホルダー世代。
そして、藤井の30連勝を止めた佐々木勇気ら20代前半世代。
これらの世代が絡まないと面白くない。
このあと数年の闘いが実に楽しみである。


【2月18日追記】
主催者朝日新聞の18日付文化欄の将棋解説が詳しい。
79手目43歩といういわゆる「焦点の歩」を図入りで詳細に説明している。
この歩が藤井の名手であり、羽生をして迷わせたということは記事ともどもよくわかる。
おそらく後々まで語られるであろう。
しかし、では、この場面で羽生がどう指すべきだったかは解説されていない。
ニコニコ生放送でのコンピューターAIの指し手は、なんと、どの駒でも取らずに玉が51に逃げるという極めて意表をつくものであった。
AIの指し手も含めて後に検討結果が示されるであろう。
後日発売される「将棋世界」が楽しみである。



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by kazuo_okawa | 2018-02-17 17:18 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

人間の未来 Aiの未来

山中伸弥と羽生善治の対談集であるが実に面白い。
一気に読んでしまった。

色々と示唆されることは多いが、印象に残った言葉を要約する。

(羽生)「もしかしたら人間の美意識が指し手の選択の幅を狭めているのかも知れない。」
(羽生)「AIにミスはありえない、は錯覚なのだが、今のAIはそのミスの説明をきちんと出来ない。」
(羽生)「今の棋士には,AI以上に、人間同士の対局を魅力的にすることが問われている。」
(山中)「iPS細胞を作り出したのは言わば勘。AIは、勘を再現できるのか。」
(山中)「アイデアのパターンは3つある。その一つは、期待したものと違ったとき、そこでがっくりくるか、これは「面白い」と喜べるかどうかだ。」
(山中)「教科書を否定するのではなくて、教科書を十分わかった上で否定する。」
(羽生)「羅針盤が聞かない状況に身を置く。」
(山中)「親御さんからの子どもの育て方の質問で、唯一言えるのは「他の子と違うことをやっても怒らないで下さい。」」

まあ、それにしても、あの忙しい羽生竜王が、京都大学まできて、山中教授と対談したのである。

内容もさることながら、そのこと自体に驚愕する。

驚くべき好奇心である。
だからこそ、永世七冠となったのだろう!


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by kazuo_okawa | 2018-02-15 20:50 | 本・書物 | Trackback | Comments(0)

天才対決の予測!

羽生竜王対藤井五段の初対決が話題を呼んでいる。

この土曜日2月17日に朝日オープンの準決勝で二人が闘うのである。

非公式戦では1勝1敗だが、あくまで非公式戦に過ぎない。

棋界の第一人者羽生に藤井が勝ち、さらに決勝でも勝利すればそれはとてつもなく凄いことなのである。

まあ、普通はあり得ない!

どう考えてもあり得ないのだが

実は羽生自身が、五段時代にNHK杯戦で、歴代四名人を破ったことは羽生伝説としてあまりにも有名である。

とすれば藤井五段も、伝説を作って何らおかしくない。

の藤井五段。

前哨戦である14日に、大阪市の関西将棋会館で指された新人王戦で藤井五段は古森悠太四段を難なく85手で破った。

将棋連盟アプリで見たが(というか、夕方、仕事を終えてABEMAにアクセスすると終わっていた)強すぎる!

しかもニュースによれば、この日はバレンタインデーとあって、同会館には藤井五段宛てのチョコレートも大量に届けられ、藤井五段は持ち帰れないほどだったという。

何やら流れが藤井に吹いているように思える。

しかし相手は歴戦の強者、羽生である。

永世七冠である。

いやあ、まったく読めない。

羽生が貫録を示して藤井を打ちのめすのか、

それとも藤井伝説第二章が始まるのか。

オールラウンドプレイヤー羽生がどういう戦型をとるかも注目である。

私は,相居飛車で、羽生の勝利と予想するが、まったく自信がない。

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by kazuo_okawa | 2018-02-14 23:53 | 将棋 | Trackback | Comments(0)