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by kazuo_okawa
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タグ:羽生善治 ( 91 ) タグの人気記事

第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ戦は、11月11日に、羽生善治九段対三浦弘行九段の対局が行われた。

広瀬竜王と藤井聡太七段の二人の1敗者を追う羽生九段は2勝2敗でこれ以上負けられない。
その重要な一局で、羽生九段がとった戦型は、何と、後手番角道オープン四間飛車。
飛車を振ったのである!

これが実に実に感慨深い。
そして見事に勝利した。

今や「人間より強い」AIは、振り飛車を評価しない。
A級棋士の中で純粋振り飛車は久保利明九段ただ一人しかいない。
そんな中、かつての振り飛車党も、次々と居飛車党に転向していく。
広瀬竜王、永瀬叡王、中村太地元王座ら数限りない。
それ故、振り飛車は「不利飛車」とも言われている。

そういう状況下で、伝説羽生九段が、飛車を振ったのである。
人一倍AIに詳しいであろう羽生九段が振ったのである。

おそらく羽生九段は無類の好奇心から選択したのだろう。
それは新たなチャレンジと考えられる。
「AIへの挑戦」ともいえよう。

羽生九段の魅力の一つは、底知れないチャレンジ精神である。
そこに多くのファンは打たれる!

そう考えると、いやあ、何とも言えず楽しみなのである。

【11月14日追記】
本日(14日)、A級順位戦で対広瀬竜王という重要対局に、羽生九段は「後手番角道オープン四間飛車」をまたしても採用した。連採であり、これは明らかに意識して使っているのだろう。ますます興味深い。
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by kazuo_okawa | 2019-11-11 21:30 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

人間がやるべきこと!

10月31日「news zero」で放送された有働由美子キャスターと羽生善治九段の対談が興味深かった。

タイトル戦対局会場ともなる都内ホテルの一室で行われたらしい対談は、両者のオセロ対決からスタートする。
将棋はもちろんであるが、あらゆるボードゲームに通じている羽生九段に挑むとはあまりにも無謀である(無論洒落であろうが)。

序盤でほぼほぼ羽生九段の必勝体制である。
まあ、本来は、オセロではなく「駒落ち将棋」をすべきだろうと思うのだが…。

それはともかく羽生九段の印象に残った言葉。

将棋では「ほかのものにゆだねる勇気」(これで負けたら仕方がない)が重要、
勝ち負けではなく、プロセスに自分なりに意義・意味を見出すことが大事という。

AIにも造詣が深い羽生九段は、AIは確率的・統計的に精度の高いものを追及していく、ではそのAIと違う人間の役割とは何かを、ノーベル賞の研究に例えて、ノーベル賞の研究は誰もやらない1%、0・1%といったところを研究する。

ここにAIとは違う人間の役割を述べる。
1%の可能性。
そういうものが、人間がやるべきことという。

またこの情報過多の時代に大事なのは「捨てる」ことだとも。
これがなかなか実践できない。

良い企画である。
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by kazuo_okawa | 2019-11-02 19:22 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
最年少名人を目指す天才藤井聡太七段の9月3日の勝利はブログに書いたが、ネット上話題をにぎわせたのは、
<2人の"天才・藤井"がともに勝利>
<2019年9月3日は「藤井ファン」にとっては忘れられない一日となりました。>
というニュースである。

天才藤井聡太七段と並ぶもう一人の天才藤井猛九段。
革命的戦法「藤井システム」を編み出し、その強烈な武器を引っ下げて羽生九段らと激闘を繰り返したことは将棋史に敢然と輝く。

この二人の藤井、二人の天才が同日対局でともに勝利したというのである。

藤井猛九段は叡王戦予選で羽生善治九段と対局。
9月7~8日に遠方への出張の行き帰りにニコ生タイムシフトでこの藤井・羽生戦をじっくり見たが、いやあ、確かにこれは体を震わす。

観戦者も多く名人戦並みであり、ツィートの桁違いの多さが将棋ファンの関心が高かったことを示す。

定番の対局前アンケート。
どちらを応援するかというもので、羽生九段応援が28・7%、藤井九段応援が26・8%
とほぼ互角だが、一番多いのは、「どちらも応援」で44・5%である。
つまりファンの多くはこの対局自体を楽しみにしていることが窺える。

そして序盤の一手一手が緊張感を高める。
いうまでもなく「藤井システム」が出てくるのかどうかという注目である。

藤井九段が四間飛車を示すとワーッとツィートが殺到し、羽生九段が居飛車穴熊を目指すとまたしてもやワーッとツィートが殺到する。
画面がツィート一杯となり将棋盤が見えない。
そして「藤井システム」!

相手の得意戦法を受けて立つのが往年の羽生流である。
藤井九段が伝家の宝刀を繰り出し、相手の得意戦型を受けて立つ羽生流が出たとなれば、これだけで観戦将棋ファンとしては心を震わす。

いや、内容も互いにヴァージョンアップしているのであるから凄すぎる。

結果は藤井九段の勝利。

これは結果がどうこうよりも、このレジェンド二人の対局自体が素晴らしい、素晴らしすぎるのである。

【追記】
この激闘のあと、羽生九段は3日後に郷田九段と闘い王将リーグ入りを決めたのも凄い。それにしても藤井九段といい、郷田九段といい、いずれも「羽生世代」である。

【さらに追記】
まるでマンガのようである。叡王戦本戦トーナメント入りを決める予選決勝の藤井猛九段の相手は井上慶太九段だという。いうまでもなく短手数で「藤井システム」にぶっ飛ばされた被害者第一号である。井上九段は、羽生九段のように「藤井システム」を受けて立つ闘い方をするのかどうかが大変興味深い。
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by kazuo_okawa | 2019-09-09 01:37 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

役者が来たあー

渡辺明王将への挑戦権をかけて7人総当たりで闘う王将リーグ。
これが最強リーグ或いは鬼リーグと呼ばれていることはすでに述べた。

前期残留組が、久保利明九段、糸谷哲郎八段、広瀬章人竜王、豊島将之名人。
そして残る3人の一人に藤井聡太七段が勝ち上がったことも…。

鬼リーグと呼ばれるのは、おそらくこの残留4人と、予選勝ち上がり組3人の比率がいいのだろう。

そして6日、残り2人の内の一人は羽生善治九段。
郷田真隆九段に勝利して勝ち上がった。
まさに役者が来たああ、という感じである。

残る一枠は佐藤天彦九段と三浦弘行九段の勝者。

いずれにせよ羽生九段が加わったのが運命的である。
無論、レジェンド羽生九段自身の100タイトル達成という大目標もある。

思えば、若き羽生五段が、現・前・元の4名人を連続して倒しNHK杯に優勝した羽生伝説は余りにも有名であるが、これを伝説にしたのは改めて言うまでもなく、4名人が立ちはだかるというまるで漫画のような組み合わせが実現したからだ。

伝説にはそれを引き立てる強敵・舞台がいる。

この最強リーグは伝説の舞台としてまさに申し分ない。

しかしこの絵に描いたような舞台設定は果たして誰の為の舞台なのか!?

あらたな「藤井伝説」が始まる舞台なのか、
それとも「羽生伝説」最終章の舞台なのか…。

いやあ、将棋の女神はどんな台本を描いているのだろうかとワクワクするのである。
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by kazuo_okawa | 2019-09-07 00:11 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

谷川九段の1324勝!

17日、谷川浩司九段が王将戦二次予選で高見泰地七段に勝利し、通算勝利数1324勝となった。
これは加藤一二三九段と並んで歴代第3位の最多勝利数である。

上には羽生善治九段1438勝、故大山康晴15世名人1433勝しかいない。

歴代三位となったときの谷川九段のコメントがある意味で感慨深い。
17日、谷川九段は「羽生先生、大山先生まではまだ遠いですが、一局一局を大事に戦っていきたい」と述べたという。

この謙虚な言葉のどこが感慨深いのかと思われるかもしれないが、谷川九段が、自分よりも年下で後輩にあたる羽生九段を「羽生先生」と呼んだことだ。

将棋ファンなら、90年代、世代の覇者をかけた谷川対羽生戦の熾烈さは知るところだろう。

羽生九段は、幼少時、谷川九段にあこがれた将棋少年であったが、いざプロ棋士に成り(それも谷川九段に続く中学生プロとなり)、戦う相手として対峙したときから、(年上にして偉大な先輩にあたるにもかかわらず)谷川九段を決して「谷川先生」とは呼ばなかった。
あくまでも「谷川さん」である。

無論、谷川九段も相手を「羽生さん」と呼ぶ。

そして長き時代を経て、谷川九段は歴史の巡り合わせで日本将棋連盟の会長となり、またA級からも陥落する。
羽生九段からすれば、谷川九段は戦う対象というよりも、幼少時からのリスペクトの対象となったのだろう、そのときから「谷川先生」と呼び始める。

そして今、それに呼応するように、谷川九段も「羽生先生」と呼んだのである。

「先生」と言う言葉は便利であり、そこには何のリスペクトもない場合も少なくない。

しかし将棋史上、激しく戦ったこの二人が互いにリスペクトしていることは違いない。
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by kazuo_okawa | 2019-08-18 15:52 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
第60期王位戦第2局が始まった。
2日制であり、本日はその一日目。

ニコ生タイムシフトやアプリで確認すると、何と、消費時間は豊島将之王位が4時間16分、挑戦者木村一基九段が2時間47分とかなり差がある。

研究家豊島二冠は,普通序盤は飛ばす。
それゆえ前半では、豊島二冠の消費時間はすくなくて、持ち時間を多く残していることが多い。

この持ち時間の使い方でかなり苦しいことがわかる。
気のせいか、録画を見ている限り、疲れているようにも見える。

思えば、豊島二冠は、かなりのハードスケジュールである。
つい先日も、23日に竜王戦挑戦者決定本戦トーナメントの準々決勝であの超天才藤井聡太七段と対局した。

勝利したがその2日後の25日に、王座戦挑戦者決定戦として永瀬叡王と闘い、こちらは敗北した。
藤井七段との大一番のあとということを考えると、かなり厳しい日程である。

そしてこの王位戦。
札幌で行われており、30日、31日の二日制対局あと、8月1日が移動日。
そしてその翌日2日が、なんと、竜王戦挑戦者決定本戦トーナメントの準決勝なのである。
休み無しであり、かなり厳しい。

そしてこの大一番の相手は今一番充実している渡辺三冠というのであるから、このスケジュールの差は余りにも大きい。

無論、勝ち続けるものの宿命であり、かつて、羽生善治永世七冠もそうであったと言われればそれまでである。

しかし、いや、だからこそ、豊島二冠には頑張ってほしい。

【7月31日追記】
豊島二冠は本局を逆転勝ちした。実に見事である。ハードスケジュールではあるが、2日の竜王戦挑戦者決定本戦トーナメントの準決勝は実に楽しみである。
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by kazuo_okawa | 2019-07-30 21:42 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

豊島名人、決勝戦へ!

斉藤慎太郎王座への挑戦者を決める第67期王座戦挑戦者決定トーナメントは、7月12日に準決勝が行われた。

豊島将之名人(二冠)対羽生善治九段戦である。

応援している豊島名人は、先日、渡辺二冠(当時)との頂上決戦に破れたばかりである。
その直後の対局相手が、レジェンド羽生九段。

Abemaの振り返り解説に依れば、文字通りのオールラウンダーである羽生九段の戦型選択が興味深く、序盤の駆け引きの後、四間飛車!
さらなる細かい駆け引きが凄い。
解説者が、「大山先生を思わす」と言う言葉を繰り返す。

これまでは、「相手の得意戦型」を受けて立つのが王者羽生の王道スタイルであったが、無冠になった今、羽生九段はこのスタイルに必ずしもこだわらなくなり、むしろ「勝利のために」自らの「引き出し」をフルに生かすようになったといえるだろう。
羽生九段からすれば、豊島名人は、昨年棋聖位を奪われた相手でもある。
続けて負けるわけにはいかない相手でもあろう。

しかし対局は、豊島名人の勝利。
高度な内容に圧倒される。

両者はこれで16勝16敗とイーブンになった。

棋界において、レジェンド羽生九段に勝ち越している棋士はほとんどいない。
豊島名人が勝ち越せるかどうか、次局が実に楽しみである。
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by kazuo_okawa | 2019-07-13 09:00 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

羽生九段の闘い!

斎藤慎太郎王座への挑戦者を決める第67期王座戦挑戦者決定トーナメント、
6月24日は、羽生善治九段対佐々木大地五段 戦が東京・将棋会館で行われた。
王座挑戦者決定までともにベスト4を目指す闘いである。

羽生九段は、棋界のレジェンドとして100タイトルを目指す。

一方、佐々木大地五段は、通算成績7割超え、昨年度は全棋士中年間最多勝利を記録した。
そしてこの王座戦では前局で藤井聡太七段に勝利するという要するに今強い若手なのである。

だからこそAbemaで生中継された。

するとどうだ。
その注目の一番は、なんと、午後9時33分に千日手となった。
いやあ、驚く!
午後10時33分から指し直しである。

その指し直し局、
後手羽生九段は、一手損角換わりと芸域の広さを見せ、激しい将棋へ。

さらに驚いたのは闘いの最中、午前零時になりAbema中継が突然打ち切られたことだ。
まあ、千日手・指し直しは予想できないですからね。

そして羽生九段は快勝!
実に強い。
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by kazuo_okawa | 2019-06-25 07:33 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
6月4日は、王位戦挑戦者決定リーグ戦のプレイオフも行われた。
この日は、棋聖戦頂上対決と合わせて将棋ファンにはたまらない一日である。

このプレイオフは言わば準決勝であるが、勝ち抜いたのは、ベテラン羽生善治九段と木村一基九段。

私は永瀬拓矢叡王と菅井竜也七段がともに勝ち残ると思っていたが、全く予想が外れた。
二人とも若手実力者であるのに、それを倒すベテラン二人の強さは何なのか。

特に、羽生九段が凄い。

対戦成績は永瀬叡王の7勝3敗の上、永瀬叡王はこの5月に初タイトルを奪取したばかりの勢いづく若手強豪。
その永瀬叡王を打ち破り、合わせて、羽生九段の歴代最多勝利も実現した。
大山名人を抜いて単独首位である。
凄すぎるとしか言いようがない。

そのため報道は羽生新記録一色でそれはそれでやむを得ない。
当然でもある。

その羽生九段は、先日新記録達成を木村九段に阻まれた。

羽生九段が、二度続けて敗れるとは思えない。

すると豊島王位に挑むのは羽生九段の可能性が高く、そうなれば羽生100タイトル目をかけて大いに沸きあがるであろう。
それはそれで実現すれば楽しみである。

【追記】

渡辺二冠が関西将棋まつりで「我々の対局(棋聖戦)は裏番組ですね」と述べていたが、羽生九段の勝利で、その通りとなった。

【6日追記】
私の予想に反して、挑戦者は木村九段となった。う~ん、何とも言えない。
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by kazuo_okawa | 2019-06-05 00:40 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
いやあ、だからこそ将棋は面白いし、奥深い。

棋界の若き天才藤井聡太七段が28日、棋王戦の組別予選決勝で都成竜馬五段に95手で敗退。
過去2期連続で進出していた、本戦となる挑戦者決定トーナメント入りを逃した。
Abemaに映し出された「がっくしポーズ」が印象的である。

都成五段とのこれまでの対戦成績は藤井七段の5戦5勝。
都成五段もこれ以上負けるわけにはいかない。

居飛車、振飛車ともにさすオールラウンダー都成五段は、対藤井戦におけるこれまでの戦型は中飛車や雁木であったが、この日は相掛かりだった。
これが興味深い。

相掛かりは藤井七段の得意戦型でもある。
おそらく相手の得意戦型だからこそ事前研究が出来ると思ったのではないだろうか。
こういうところが興味深い。

形勢は序盤から力戦に。
だが、藤井七段は持ち時間をほぼ使い果たしてしまい、持ち味の終盤力も発揮できない展開になってしまった。

そして都成五段の勝利。
いやいや面白い。
絶対王者であった羽生善治九段でも勝率は7割。
いかに強い棋士とて、
必ず勝てるわけではないところに将棋の面白さ、奥深さがある。
 
藤井七段が今年度タイトルに挑戦できる可能性ある棋戦は、大阪王将杯王将と竜王、王座の3つとなった。
いやあどうなるのか、実に興味深い。
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by kazuo_okawa | 2019-05-29 23:56 | 将棋 | Trackback | Comments(0)