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by kazuo_okawa
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AIの申し子!

日曜日は一週間のニュースを振り返ることが多い。
本日(21日)朝、何気なくテレビをつけていると、天才オセロ少年のニュースが流れていた。

このニュース自体は、小学5年生の福地啓介少年がプラハで開催された「第42回世界オセロ選手権」で史上最年少で優勝したというもので、この福地少年の歴史的快挙の帰りのフライトでANAが気を利かせてそれまでの最年少記録保持者のパイロットをシフトし、そして同パイロットが祝福のアナウンスをしたことも話題となっている。

私自身はそれまでに聞いていたから何ら気に留めなかったのだが、驚いたのがコメンテーターの発言である。

福地少年は、これまでニュースなどで“オセロ界の藤井聡太”と称されてきた。
その影響だろう。
「尾木ママ」との愛称で知られる尾木直樹氏が、コメンテーターとして、福地少年と藤井聡太七段を一緒くたにして、「AIの申し子です」とまとめたのである。

ひどいまとめである。

福地啓介少年はそうであろう。
彼は、オセロをコンピュータソフトAIを使って独学で学んできたからである。
言わば,AIが師匠であるから,AIの申し子といえよう。

しかし、藤井聡太は違う。

彼は、両親のモンテッソーリ教育法(子の自主性に任せる教育法)のもとで、すくすくといろんな関心に出会い、鉄道やパズル、そしてついに将棋に出会う。
さらに詰将棋に魅せられ、それが彼の将棋を花開かせるのである。

AIについては、むしろ、師匠杉本七段は使わせないようにしていた、というのも有名な話である。
藤井聡太はその後、苦手な序盤の克服のためにAIを使うが、彼自身はAIに頼るのはよくない、と発言してる。

つまり、藤井聡太はどこから見ても「AIの申し子」ではない。

将棋界における「AIの申し子」は「藤井以後の世代」と言われているのである。
こんなことは少し調べればわかることである。

にもかかわらず堂々と「藤井聡太をAIの申し子」と間違ったことをまとめる。
将棋ファンとしては残念でならない。
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by kazuo_okawa | 2018-10-21 20:03 | 将棋 | Trackback | Comments(0)