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by kazuo_okawa

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名人返して、2勝2敗!

76期将棋名人戦第4局は、佐藤天彦名人が羽生義治竜王を下して、シリーズ2勝目を挙げた。
これで、2勝2敗である。

戦型は横歩取り!

アマチュアにとっては、
これほど、実践するには難しく、それでいながら見ていて面白い戦型はないだろう。
私自身、横歩取りの実践書は数冊持っているが、実践のためではなく、観戦を楽しむためである。

さて4局目の内容は、相次いで採用された(3局目)横歩取りの超最先端の将棋である。
しかも羽生竜王自身が2日前に経験し、その戦型で負けた側をもって戦うのであるから、いやはやまさしく全盛期の「羽生」を見る思いである。
おそらく「勝ったものの、突き詰めたい手順」があったのだろう。
それが、羽生流である。

しかし2日前の将棋ながら、佐藤天彦名人も研究していた!

羽生竜王が気になった点を同じように思ったのだろう、なんと、佐藤天彦名人が、その直前に23歩と手を変えたのである。
Abema解説渡辺明棋王の解説がズバズバ指摘して、実に分かりやすい。
「ここまでは名人の研究」「ここで考えているのはここは研究外」と明快である。
この23歩は名人の研究という。
(感想戦で確認された)

以後、名人が差を維持したまま押し切った。

今期名人戦は、これで全て先手番が勝ち続けている。
そして、勝った方がシリーズを制するように見えてくる。

「名人が歴史の歯車を戻してはいけない」
ニコ生のキャッチフレーズでもある。

天彦世代は「羽生竜王から藤井総太への直接禅譲」だけは避けなくてはならない!

名人戦は、世代をかけた戦いともなり俄然興味深くなってきた。

【追記】
佐々木勇気六段が、終局図の説明をしていた。
羽生竜王が投了した場面であるが、「ここが一番美しい」という。
つまり、名人の放った62角は、それ自体は「ただ捨て」であるが、誰が見ても妙手であり、その美しい場面で投了したのだろうという。
佐々木勇気六段の解説も美しい。
【5月30日追記】
先手が勝利してきた今期名人戦。
注目の第5局は、先手勝利の流れを佐藤名人が「後手番ブレイク」して見事に勝利した。
強い!
このまま次局勝利すれば第二十世永世名人も視野に入るだろう。
スーパースター羽生竜王がこのまま敗れるのだろうか!


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by kazuo_okawa | 2018-05-20 19:41 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
  • 日本将棋連盟から、2017年獲得賞金・対局料ベスト10が発表された。
    1位は渡辺明棋王である。

    昨年、誰が活躍したかを考えたとき、将棋ファンなら「これはないだろう」と思うのではないか。

    渡辺棋王は、昨年、竜王位を失冠している。
    そして、棋王、竜王以外のタイトルには何ら絡んでいない。
    それどころか前半は勝率3割台であった。

    にもかかわらず渡辺棋王がトップなのは、竜王戦に限っては、翌年に賞金が得られるからである。
    つまり渡辺は、2016年に竜王だったからその賞金が2017年に反映されているのにすぎない。
    毎年いっているのだが、その年の活躍ぶりが分かるのが、「獲得賞金・対局料ベスト10」の意味なのであるから、
    実際に払われる年でなく、その権利が発生したときにすべきである。

    そうすれば、渡辺は一位ではなく、一位は羽生竜王である。
    羽生のみが唯一複数タイトルであるから、これは実感にもあう。

    私は以前からそのように訴えている。

    ときあたかも藤井聡太四段が、五段に昇格した。
    史上最年少五段であるが、実はひふみん加藤一二三九段も同じく若くして五段になっていた。
    しかし加藤九段は権利獲得時でなく、年度変わってから昇段となった。
    それゆえ藤井五段が史上最年少である。
    これは権利獲得時に昇段という規定に変えたからである。

    これはこれで良い変更である。

    それならば「獲得賞金・対局料ベスト10」についても同じようにすべきだろう。


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    by kazuo_okawa | 2018-02-08 20:46 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
    日本将棋連盟のホームページにアクセスすると、いわゆるスマフォ疑惑事件(三浦九段は完全にシロだったのであるから本来は「竜王戦挑戦者交代事件」と呼ぶべきである)について、昨年12月26日に第三者委員会が将棋連盟に提出した報告書の要約版が、開示されている。

    非常に興味深い。
    しかしあくまで要約版である。

    ネット上にもあれこれ書かれていたが、2016年10月10日、島常務理事の自宅に、谷川会長、島常務理事、佐藤(天)棋士、佐藤(康)棋士、千田棋士、羽生棋士、渡辺棋士が集まって協議したことや、千田棋士、渡辺棋士が疑念を持ったことなどを改めて確認し、そしてその事実に驚く。

    将棋連盟にとって重要なことが、島宅で、そして事実上この人達で決まるのではないか!

    しかし肝心の、渡辺棋士が、<三浦棋士とは対局しない、それで処分されても仕方がない>と述べたのかどうかなど将棋ファンにとって知りたい点が依然として不明である。

    また何故「要約版」なのか。
    何故全文を乗せないのか。

    結局、三浦九段はシロだったのであるから、日本将棋連盟亜、三浦九段の名誉回復のみならず、今回このような事態を招いた責任をきちんと総括すべきだろう。

    何か、本当に、すっきりしない。



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    by kazuo_okawa | 2017-01-17 01:38 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
    第三者調査委員会が26日に「不正と認める証拠はない」との結果を公表したことを受けて、三浦九段と将棋連盟が連続して会見した。
    しかし三浦九段の会見はニコ生で生放送され、あとからもタイムシフトで見ることも出来るが、連盟は生放送・タイムシフトとも見送った。

    三浦九段は「そもそも疑惑はなかった。疑われ、出場できなかったのは残念。難しいんだろうが、竜王戦をやり直してほしい。つらくて、とりわけ家族が、悔しい思いをした」と思いを述べた。

    会見に同席した代理人弁護士は「不正と認める証拠はない」との第三者委員会の判断について「事実と相違なく、評価できる」とした一方、第三者委員会が出場停止にした連盟の判断を「やむを得なかった」としたことに対しては、「連盟に寄り添ったものであり、極めて不当。」と述べた。
    私は、三浦代理人弁護士が述べた不当とする理由を聞いている限り、極めて説得的に思えた。
    あの時点で竜王戦の挑戦者を入れ替える必要性は何処にもないように思える。

    しかも衝撃的だったのは、この会見で初めて知ったのだが、三浦九段が休場を「了解する」という前に、連盟理事が三浦九段に「竜王戦開催は無くなりました。大変な損害ですよ。分かってますか」と述べたという。
    単に一部棋士の疑惑に過ぎない段階で、何故に、こういう発言になるのか全く不明である。
    (週刊金曜日その他で、渡辺竜王が「三浦九段とは対局しない。それで処分されても構わない」と述べたと報じられているが、この点が今なおはっきりしない)
    連盟理事が、言わばパワハラともいうべき発言をしながら、その後の処分を「やむを得ない」というのは確かにどうも腑に落ちない。

    続いて連盟の会見。
    タイムシフトも見られないことは前述の通りである。
    ニュースによれば、会見で谷川会長は「(処分の時点で)正確な情報を入手しておくべきだった」と不手際を認め、「今回のことで将棋ファン、棋戦主催者、何より三浦九段とそのご家族にご迷惑をおかけしたことをおわび致します」と語った、という。
    正確な情報を入手していれば、三浦九段のシロは明らかともとれる発言である。

    第三者委員会は「連盟の処分はやむをえなかった」としたにもかかわらず、連盟は、谷川会長、青野照市専務理事、島朗常務理事の3人の理事報酬10分の3(3カ月)の減給処分を決めた。

    三浦九段の会見時に記者から三浦九段への質問があった。
    「渡辺竜王に対してどう思っていますか」
    おそらく三浦九段の胸中には色々な思いがあったろう。
    しかし、彼は「対局していれば不正があったかどうか分かりそうに思うのですが。そのような目で見られていたことは残念です。」と述べるに留めた。

    将棋史のスキャンダルとしては、升田幸三実力制第4代名人が王将戦の対局を拒否した陣屋事件が有名である。
    真相は闇の中であるが、今日では、升田が「名人の権威を守ろうとした」というのが通説である。
    今回の「竜王戦挑戦者交代事件」(三浦スマフォ疑惑事件などと呼ぶのはもはや三浦九段に失礼であろう)は、「誰が、何を守ろうとしたのか」を、是非明らかにしてもらいたいものである。


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    by kazuo_okawa | 2016-12-28 06:49 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
    日本将棋連盟の突然の下記ニュースに驚く。
    「10月15、16日に京都市の「天龍寺」で開幕する第29期竜王戦七番勝負について、挑戦者の三浦弘行九段が出場しないことになりましたので、お知らせいたします。
    対局規定により、挑戦者決定戦に出場した丸山忠久九段が繰り上がりで渡辺明竜王と対局することになります。
    当連盟は12日、三浦九段を2016年12月31日まで出場停止の処分といたしました。」

    竜王戦という将棋界最高位のタイトルマッチの挑戦者が直前に交代になるという前代未聞の事件が生じたわけだが、これだけでは何が起こったのかさっぱり分からない。

    そこで竜王戦の主催者である読売新聞社のオンラインニュースにアクセスすると次の通りである。

    「同連盟によると、三浦九段には以前から対局中に不必要と見られる離席が多いと指摘されており、11日の常務会で理由を聞いた。「将棋会館内の他の部屋で休んでいた」などの三浦九段の説明に常務会が納得できないとしたのに対し、「疑念を持たれたままでは対局ができない」と三浦九段が竜王戦への出場辞退、休場の意向を示した。同連盟では12日午後3時までに休場届を提出するよう求めたが、届が出なかったため、出場停止を決めた。」

    要するに「疑い」だけで、何も不正が立証されたわけでない。
    にもかかわらず「出場停止処分」である。
    しかも、出場停止処分の直接の理由自体は、「12日午後3時までに休場届を提出するよう求めた」ことに対する違反である。

    これはいかんでしょう。
    こんなことなら、「疑い」だけで、「休場届提出命令」を媒介に、幾らでも出場停止処分が出来ることになる。

    三浦九段が、実際に不正をしたのかどうかはわからない。
    問題は不正をしたかどうかがわからないままに「疑い」だけで処分されていることである。

    あたかも大量破壊兵器保持の疑いで、イラクを爆撃したアメリカを思い出す。

    主催者読売新聞社は、イラク攻撃のアメリカも支持したが、今回の日本将棋連盟の処分も了解したという。

    ひどいとしか言いようがない。



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    by kazuo_okawa | 2016-10-13 00:05 | 将棋 | Trackback | Comments(0)