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by kazuo_okawa

タグ:渡辺明 ( 37 ) タグの人気記事

役者が来たあー

渡辺明王将への挑戦権をかけて7人総当たりで闘う王将リーグ。
これが最強リーグ或いは鬼リーグと呼ばれていることはすでに述べた。

前期残留組が、久保利明九段、糸谷哲郎八段、広瀬章人竜王、豊島将之名人。
そして残る3人の一人に藤井聡太七段が勝ち上がったことも…。

鬼リーグと呼ばれるのは、おそらくこの残留4人と、予選勝ち上がり組3人の比率がいいのだろう。

そして6日、残り2人の内の一人は羽生善治九段。
郷田真隆九段に勝利して勝ち上がった。
まさに役者が来たああ、という感じである。

残る一枠は佐藤天彦九段と三浦弘行九段の勝者。

いずれにせよ羽生九段が加わったのが運命的である。
無論、レジェンド羽生九段自身の100タイトル達成という大目標もある。

思えば、若き羽生五段が、現・前・元の4名人を連続して倒しNHK杯に優勝した羽生伝説は余りにも有名であるが、これを伝説にしたのは改めて言うまでもなく、4名人が立ちはだかるというまるで漫画のような組み合わせが実現したからだ。

伝説にはそれを引き立てる強敵・舞台がいる。

この最強リーグは伝説の舞台としてまさに申し分ない。

しかしこの絵に描いたような舞台設定は果たして誰の為の舞台なのか!?

あらたな「藤井伝説」が始まる舞台なのか、
それとも「羽生伝説」最終章の舞台なのか…。

いやあ、将棋の女神はどんな台本を描いているのだろうかとワクワクするのである。
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by kazuo_okawa | 2019-09-07 00:11 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
日曜日に将棋ファン待望の好カードが組まれた。
第69期王将戦2次予選3組の決勝であり、谷川浩司九段対藤井聡太七段である。

勝った方が、最強リーグとも鬼リーグともいわれる王将リーグ入りする。

藤井七段が「光速の寄せ」谷川九段にあこがれていることは知られている。
同時に、9年前の8歳の時に谷川九段との2枚落ちの指導対局で敗勢の対局を「引き分けにしよう」と持ちかけられて大泣きしたエピソードも有名である。
ともに終盤力が魅力である。

その二人の大一番を放映する将棋プレミアムの生放送は嬉しい。

しかし結果は、藤井聡太七段が谷川浩司九段を57手の短手数で快勝した。
51手目82角や、53手目91角成り!など藤井将棋は魅せる!

まだまだ終盤の入り口だが谷川美学としてはさらに続けるのは許せないのだろう。
直後のインタビューで谷川九段が
「楽しみにして頂いたファンの方には申し訳ない」
「終盤の闘いを見せられなかったのは申し訳ない」
と答られていたのが生真面目さを物語る。

渡辺明王将への挑戦権をかけて7人で闘う王将リーグ。
前期残留組が、久保利明九段、糸谷哲郎八段、広瀬章人竜王、豊島将之名人。
そして残るは藤井七段のほか、佐藤天彦九段と三浦弘行九段の勝者と羽生善治九段と郷田真隆九段の勝者。

藤井七段以外は全て、タイトルホルダーとタイトル経験者。

最年少タイトル奪取へ向けて新たな藤井伝説が始まるのかどうか、
この鬼のリーグで藤井七段がどのような戦いを魅せるのか楽しみは尽きない。
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by kazuo_okawa | 2019-09-01 17:03 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
第32期竜王戦決勝トーナメントの準決勝、豊島将之名人対渡辺明三冠戦が8月2日に行われた。
この二人は現在レーティング1位、2位の言ってみれば最強棋士同士の対局である。

渡辺三冠は、今期絶好調でほぼ負け知らず。
負けた相手は豊島名人しかいない。
一方、豊島名人も藤井聡太七段を始めとする実力者を打ち破り、負けた相手は、渡辺三冠と永瀬拓也叡王のみである。

この二人の大一番で、先手豊島名人が角換わりを志向し渡辺三冠が受けて立つ。
共に得意戦型である。

Abemaの佐藤天彦前名人(九段)の解説が実に明快である。
先手豊島名人名人の45桂跳ねに渡辺三冠が22銀引きとしたのが新趣向という。
つまり研究しているわけだ。

豊島名人が攻めるのだが、夕食休憩明け69手目、43歩成と攻めを決行したとき思わず声がでた。
こういう積極的な攻撃が豊島名人の魅力なのである。
レジェンド羽生善治九段の名言を思い出す。

「勝利の女神は勇者に微笑む」

この後、猛攻し、豊島名人が見事に勝利し、決勝戦に進出した。

最強の敵、渡辺三冠を倒した豊島名人にとって、竜王位へ大きく道が開けたといえるだろう。

いやあ、踏み込む勇気ですね!
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by kazuo_okawa | 2019-08-02 22:32 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
第60期王位戦第2局が始まった。
2日制であり、本日はその一日目。

ニコ生タイムシフトやアプリで確認すると、何と、消費時間は豊島将之王位が4時間16分、挑戦者木村一基九段が2時間47分とかなり差がある。

研究家豊島二冠は,普通序盤は飛ばす。
それゆえ前半では、豊島二冠の消費時間はすくなくて、持ち時間を多く残していることが多い。

この持ち時間の使い方でかなり苦しいことがわかる。
気のせいか、録画を見ている限り、疲れているようにも見える。

思えば、豊島二冠は、かなりのハードスケジュールである。
つい先日も、23日に竜王戦挑戦者決定本戦トーナメントの準々決勝であの超天才藤井聡太七段と対局した。

勝利したがその2日後の25日に、王座戦挑戦者決定戦として永瀬叡王と闘い、こちらは敗北した。
藤井七段との大一番のあとということを考えると、かなり厳しい日程である。

そしてこの王位戦。
札幌で行われており、30日、31日の二日制対局あと、8月1日が移動日。
そしてその翌日2日が、なんと、竜王戦挑戦者決定本戦トーナメントの準決勝なのである。
休み無しであり、かなり厳しい。

そしてこの大一番の相手は今一番充実している渡辺三冠というのであるから、このスケジュールの差は余りにも大きい。

無論、勝ち続けるものの宿命であり、かつて、羽生善治永世七冠もそうであったと言われればそれまでである。

しかし、いや、だからこそ、豊島二冠には頑張ってほしい。

【7月31日追記】
豊島二冠は本局を逆転勝ちした。実に見事である。ハードスケジュールではあるが、2日の竜王戦挑戦者決定本戦トーナメントの準決勝は実に楽しみである。
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by kazuo_okawa | 2019-07-30 21:42 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

名人の貫禄!

最年少タイトルホルダーの新記録が期待される超新星藤井聡太七段。

竜王戦の挑戦者まであと3人というところまで来た。
しかし、この3人が凄い。
豊島将之名人・王位。
勝てば渡辺明三冠。

そして決勝に進むとトーナメント反対の山からはおそらく永瀬叡王。
要するに5大(あるいは6大)タイトルホルダーに勝たないといけないのである。

そしてこの若き天才の躍進を期待するファンは多かったろうが、私は名人押し。

午後10時くらいからゆっくり見ることが出来たが
(とってもこの注目の大一番の経過は連盟アプリで時折確認ずみ)
何と、ソフト的にはほぼ互角。

120手目でもソフトの点数は「1」と驚きである。
いやあ、凄すぎる!

そして130手目!
名人が飛車を切ったのが圧巻である。

この瞬間、洪水のように押し寄せるニコ生のツイートが感動を物語る。

「これぞ名人!」

暗いニュースが続く中、体の震える本当にいい勝負を見せてもらいました。
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by kazuo_okawa | 2019-07-23 23:17 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

王位戦豊島三冠先勝!

いやあ、強い強い。

第60期王位戦7番勝負第1局が名古屋で指された。
豊島王位・名人・棋聖に、木村一基九段が挑戦するシリーズの開幕局である。

ともに居飛車党で先手は豊島王位。
流行の相がかりや角換わりではなく、横歩取りとなった。

豊島王位は青野流の出だし。
しかし後手番木村九段が工夫の41玉と寄ったとき、豊島王位はすぐさま飛車を36に引き戻す。
そして飛車は2筋に転回し、36歩から桂をはねる。

ここからの攻めが見ていて痛快で気持ち良い。

ニコ生を「チラ見」していたが、AIの示す数値は徐々に差を広げていくのであるから、隙のないことが窺える。
かくて、豊島王位が午後3時40分過ぎに99手で先勝した。

夕方以降に中継を楽しもうとした思惑が外れる強さである。

豊島三冠は、対渡辺明二冠との棋聖戦とダブルヘッダーであるが、棋聖戦にも弾みがつくだろう。
次の棋聖戦第4局が重要である。
頑張ってほしい。
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by kazuo_okawa | 2019-07-04 22:24 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
豊島将之棋聖(名人・王位)に渡辺明二冠が挑戦する第90期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第1局が6月4日に兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」で行われた。

八大タイトルのうちこの二人のみが複数冠を保持する。
三冠対二冠。

ともに今期、負けなしの全勝。
その絶好調同士が闘う。

この二人の対決こそが、文字通り頂上対決なのである。
観戦将棋ファンとしてこれほどワクワクする対局はないだろう。

その対局は、文字通りの激闘。
最後までどちらが勝つかわからない、というスリリングな展開。

そのかつてない名局を、豊島棋聖が渡辺二冠を168手で破り1勝目をあげた。
いやあ、こういう将棋は面白い。
互いに踏み込んで闘うからだ。

豊島三冠が先手で勝利したのは大きい。
豊島ファンとしても嬉しい。

これで普通に考えて3勝1敗で防衛だろう。

【7月12日追記】
本文のように予想したが、逆に、渡辺二冠に3勝1敗で奪取された。残念である。
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by kazuo_okawa | 2019-06-05 00:05 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

AIの影響

6月1日に常翔ホールで行われた関西将棋まつりに参加した。
この日は東京から渡辺明二冠も参加したが、そのトークが興味深い。

渡辺二冠は豊島将之三冠と6月4日の棋聖戦で、言わば、棋界の頂上対決をする。
これに関連して、対局前に事前研究をするのかどうかという質問で、渡辺二冠は
<第一局は先手、後手が分からないから事前研究しないが、第二局以降は先手・後手が分かっているので事前研究する。昔と違って研究せざるを得ない>と述べたのである。

この事前研究に、人間を超えたコンピューターソフトAIを研究に使うことは今や当然の前提となっている。
まあここまでは普通のやり取りであるが、渡辺二冠はさらに驚くべきことを述べた。

<最近若手と話をしたが、AIなどから正しいとされる序盤を、そのまま「丸暗記」するという>

「丸暗記」!!
およそ考えられない言葉である。

人は「考える葦」であり、棋士は、その将棋という頭脳ゲームでは類まれなる、思考力を持っているからこそ、私たち将棋ファンは将棋観戦に興味をきたす。

もしも今後、棋界の主力が「暗記力」の強いものが牛耳るとしたら、そういう者たちの将棋に我々将棋ファンは見ていて感銘を受けるだろうか!
いや、そもそもAI中心に、<何故その手がいいのか>を考えることなく、丸暗記する手法が、果たして強くなるのか、という根源的な疑問もある。

将棋界を知らない人が、よく、藤井聡太七段や豊島名人(三冠)を「AIの申し子」と名付ける人がいるが、
全くもって将棋を知らない大いなる大きな誤りである。

彼らは(渡辺二冠も含めて)もともと自分の棋風を確立しているところに、自らの弱点を克服するために、AIの評価を自分なりに咀嚼して、さらにバージョンアップしてきたのである。

一からAIに学んだわけでもなく、AIを丸暗記するのでもない。

<AI丸暗記若手派>がどのよウになるのか。

これは、人とAIにも関係する大変興味深いテーマである。
棋界のここ数年は実に興味深い。
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by kazuo_okawa | 2019-06-03 00:02 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

久保九段のエール

6月1日に常翔ホールで行われた関西将棋まつりに参加する。

将棋ファンならは将棋祭りは懐かしい。
しかしかつて近鉄百貨店で行われていた将棋まつりが中止されたため、久保利明九段らの尽力で2016年から復活されたものである。

この日は東京から渡辺明二冠も参加。
すると参加者の格からしてして,普通,メイン対局は渡辺二冠対久保九段となるだろう。

しかし、久保九段は、将棋大会優勝者(今年の小学生名人)との記念対局を選んだ。
ここに久保九段の思いが出ている。

久保九段自身が、小学生のころ、将棋まつりで当時のスター林葉直子女流棋士と指してもらった思い出があり、また記念対局で二上達也九段と飛車落ちで対局した経験がある。
当時、プロの強さを感じたという。
それらは未だに思い出となっており、だからこそ、将棋祭りを復活したという。

さて関西将棋祭りの子供名人は、実は、今年の小学生名人でもあった。
この歴代小学生名人は、羽生九段らそうそうたるプロ棋士を輩出しているいわばプロ棋士の登竜門である。

今年の優勝者は炭崎俊毅君(小五)。
先ほど,NHKで放映されたが、井上慶太九段道場に通う名門の門下だという。
マイ座布団を用意し、椅子の上に正座して対局する。

そして敗れた小学生がマイクを向けられた感想で「悔しい」と感情を吐露するのに対し、炭崎君は優勝直後のインタビューでは「気持ちの整理がつかない」、表彰式後は「準決勝、決勝と内容が悪かったので改善していきたい」。
まるでプロの言葉である。

現にプロ棋士を目指すという。

その炭崎俊毅君は、関西将棋まつりの公開対局で何と久保九段を相手に「角落ち」の手合いを選んだ。
対する久保九段は「フルパワーで闘う」と宣言。
そして現に、プロの貫禄を示して勝利した。

久保九段が勝ちいってるのは、見ていても分かる。

炭崎俊毅君の8筋からの果敢な攻撃は見事であったが、実は久保九段が攻めを誘ったといえ、プロの奥深さを知るとともに、そこからの久保九段のカウンター攻撃が恐ろしく強い。
普段は優しい久保九段であるが、プロの凄さを見せつけた一局であった。

対局後。久保九段は、勝負師の顔から、やさしい普段の姿に戻り
自身の小学生時代を語るとともに、炭崎君の強さを褒め、
そして
炭崎君に対し「今日のことは覚えておいてほしい」、と締めくくった。

無論これは、おそらく近い将来プロ棋士に成る可能性の高い有望な小学生へのエールである。
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by kazuo_okawa | 2019-06-02 14:20 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

豊島二冠対渡辺二冠!

いやあ渡辺明二冠は強い。

豊島将之棋聖(二冠)への挑戦権を懸けた第90期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメントは26日挑戦者決定戦が指され、渡辺明二冠が郷田真隆九段に勝ち、豊島棋聖への挑戦権を獲得した。

豊島二冠は今、名人戦で佐藤天彦名人に挑戦中であるがおそらく名人位を奪取するのではないか。

そうするとこの二人はおそらく現時点での、棋界最高峰同士の闘いとなるだろう。
そう考えると実に重要なタイトル戦である。

羽生九段が覇者の座を譲って無冠となった今、下から上がってくる怪物(いうまでもなく藤井聡太七段である)が覇者となる前に、時代を制するのは誰かという興味もある。

私は個人的には豊島二冠を応援しているが、同時に、関西棋士という括りで見たとき、豊島二冠には久保元王将を倒した渡辺王将を倒してほしいという思いもある。

まあそんな意味付けは別として、戦型は角換わりになるのだろう。

「後手番千日手作戦」のような見ていて面白くない将棋でなく、隙あらば攻めかかるという魅力的な将棋を期待している。
無論、豊島二冠ならなしえるだろう。
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by kazuo_okawa | 2019-04-26 22:46 | 将棋 | Trackback | Comments(0)