人気ブログランキング |

私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
カレンダー

タグ:沖縄問題 ( 1 ) タグの人気記事

龍谷大学で「裁判と人権」という講座を持たせてもらっている。
<司法を取り巻く状況を、学生に刺激的に教えてほしい>というのが大学の依頼であり<人権>の観点から若い学生に幅広く講義している。

そして龍大の場合、一年に一回特別ゲストを呼ぶことを許されている。
冤罪被害者や周防監督に来てもらったこともある。

今年どうするか!
「沖縄問題」を取り上げることにした。

沖縄問題は、 日米関係・防衛の在り方・民主主義・地方自治・人権・メディアの在り方など、言わばこの国の様々な諸問題を凝縮しているといえる。
にもかかわらず本土の人間には、どこか「他人事」である。
そこで今年は「沖縄問題」とした。
ゲストは、沖縄在住の弁護士で、沖縄問題に取り組み、数々の訴訟の代理人となってきた専門家である。

ときあたかも、6月23日は沖縄「慰霊の日」。

ニュースによれば、翁長雄志知事は平和宣言で、戦後73年を経ても全国の米軍専用施設の70・3%が沖縄に集中し、基地から派生する事件・事故や環境問題に悩まされ続けている理不尽さを訴え、「20年以上も前に合意した辺野古への移設が普天間飛行場問題の唯一の解決策と言えるのか」と日米両政府に現行計画の見直しを求め、さらには、民意を顧みない辺野古新基地建設は沖縄の基地負担軽減だけでなく、アジアの緊張緩和にも逆行していると指摘し、「『辺野古に新基地を造らせない』との私の決意は県民と共にあり、これからもみじんも揺らぐことはない」と強調した、という。

きわめて共感を覚える。

ところが 安倍首相は来賓あいさつで、沖縄の過重な基地負担の現状を「何としても変えていかなければならない。政府として一つ一つ確実に結果を出していく」「引き続き、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」と一見決意を述べながら、辺野古移設については触れなかったという。

相変わらずである。
言葉だけそれらしく言いながら、実際は何もしない。

メディアの報道量が減ってきたのも気になる。

こういう時期だからこそ、沖縄問題を改めてじっくりと勉強したい。

そう思って次回の龍大講義は、ゲストを招いての沖縄問題である。

尚、龍大の講義に使っている拙著「裁判と人権」(一葉社)はこの4月に大きく改訂しました。
お読みいただければ幸いです。
【6月28日追記】
高木弁護士にはわかりやすい講義をして頂いた。
高木弁護士は冒頭「『沖縄問題』というのは正しくない。何故ならこれは、『日本の問題』であり、従って『沖縄の米軍基地問題』というべきだ」と述べられた。なるほどと思わせられる指摘である。

.

by kazuo_okawa | 2018-06-24 14:21 | 大学あれこれ | Trackback | Comments(0)