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by kazuo_okawa
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タグ:広瀬章人 ( 10 ) タグの人気記事

逆転のゲーム!

つくづくと思う。
将棋は逆転のゲームだと!
だからこそ、タイムアップゲームや点数ゲームと違って、最後までどちらが勝つかわからない醍醐味がある。

広瀬章人竜王に豊島将之名人が挑戦する第32期竜王戦。
豊島名人の2連勝で迎える第3局である。

豊島名人は、先の王位戦で2連勝スタートしながら結局王位を失冠した。
一方、広瀬竜王は逆に昨年羽生竜王(当時)に2連敗しながら最終的に奪取した。
だからこそこの第3局に豊島名人は決意をもって臨んだだろう。

終盤、広瀬竜王の76歩に形勢は逆転、それがまた豊島名人の最善の粘りにまた逆転。
結果は見事に勝利。

「竜王・名人」に大きく前進した。

解説者藤井猛九段が「詰将棋のようだ」と指摘する素晴らしい幾つかの詰め手筋のような妙手の連続。
聞き手上田初美女流三段が「技が次々出ましたね」と絶賛する名勝負。

堪能した一日でした。
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by kazuo_okawa | 2019-11-10 22:26 | Trackback | Comments(0)

豊島名人、2連勝!

竜王対名人の直接対決である第32期竜王戦。
広瀬章人竜王に豊島将之名人が挑戦しているその第2局である。

結果は、第1局に続いて豊島名人の勝利。
第1局は、先手番豊島名人がスリリングにぎりぎりの受けで逃げきる。
第2局は、後手番で長手数の詰みを読み切る。
立場は逆だが、実に見事であり、見ていて非常に面白い。

贔屓の豊島名人が勝利した故、なおさら気持ちよい。

Abemaの解説者、行方尚史八段が名局を際立たせる。
行方八段は名うての詰将棋実力者である。
それゆえ終盤の解説が分かりよい。
一見、広瀬玉は詰まないようだが、実は、きっちりと詰むことを説明する。
豊島陣の桂馬の斜めの並びが良い。

しかも、行方八段の解説に寄れば、歩の位置が一つ違うだけで、実は逆転しているのだという。
これだから将棋は奥深い!

さてこれで、名人の連勝!
連勝ゆえ、普通に豊島名人が竜王位奪取だと思うが、王位戦では豊島名人が連勝しながら失冠。
また広瀬竜王は昨年、連敗しながら最終的に竜王位を奪取した。
そう思えば、次の第3局が興味深い。

先手番、豊島名人には是非頑張ってほしい。
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by kazuo_okawa | 2019-10-24 22:20 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

豊島名人先勝!

第32期竜王戦、広瀬章人竜王に挑戦するのは豊島将之名人。
竜王対名人の最高位同士の対決である。

その七番勝負の第1局が11日、12日と行われ挑戦者豊島名人が173手で先勝した。

角換わりの戦型で、一日目、わずか1時間半経過の時点で、50手目まで進んでおり、驚いたものである。
序盤は飛ばすというのが豊島流であり、深い研究に裏打ちされている。

先手番豊島名人が、46に自陣角を配置し、24桂馬と相手の歩頭に放った時は、痛快な勝負手に見えたが、実際はこの手がやりすぎのようであった。

ニコ生のタイムシフトで調べるとソフトは、この65手目の24桂馬で逆転と示した。
現に終局後のインタビューで豊島名人は「桂馬打ってさえない。」「空振りしたかな。」などと述べてここから悪くしたと述べている。

しかし将棋は逆転のゲーム。
だから面白い。

終盤、広瀬竜王の攻めに、豊島玉は左辺から右辺に逃げる。
名人を応援している身としてはハラハラする場面である。

そして豊島名人は攻めては挟撃体制を作り、151手目に広瀬玉に詰めろをかける。

攻めのターンが交代し、今度は、広瀬竜王が豊島玉を詰ますことが出来るかという、将棋の一番面白い場面を迎える。
いわゆる「詰むや詰まざるや」である。

実にスリリングであり、一つ間違えば詰まされるところ豊島名人はきわどく逃げ切って勝利した。

いやあ、こういう将棋は実に面白い。
今期竜王戦、楽しみである。

【追記】
10月12日付毎日新聞夕刊に、競馬好きの渡辺明三冠がこの竜王戦の見所を「豊島名人が先行逃げ切りを目指すのに対して広瀬竜王の追い込みが届くかどうか」と競馬用語を使って説明しているが、確かに最終20手くらいは、まさにこの「追い込み」対「逃げ切り」の迫力でしたね。
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by kazuo_okawa | 2019-10-13 00:36 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

最優秀棋士とは?

ニコ生のタイムシフトで「どこよりも早く「第46回将棋大賞」を予想する会」を見る。

将棋大賞とは、毎年4月に発表、毎年度功績を残した将棋棋士などに日本将棋連盟から与えられる賞であり、とりわけ最優秀棋士とはその年のナンバーワン、MVPである。

松本 博文氏(ライター)、野澤 亘伸氏(カメラマン・将棋ライター)、鈴木 肇氏(将棋講師)の3氏が議論し、それを聞いたユーザーが投票して決めるというものである。
この3氏、実に将棋に詳しい。
率直に関心しました。

しかし、この3氏の、2018年度の最優秀棋士を選ぶ議論がいささかどうなのか。

まあ、普通、豊島将之二冠、渡辺明二冠、そして広瀬章人竜王の3氏が候補だということは分かるが、私は、文句無しに豊島二冠だと思っていた。
同じ二冠であっても、豊島二冠の王位は、渡辺二冠の棋王よりも序列が上である。
加えてなんと言っても豊島二冠は名人戦の挑戦者である。
将棋は名人戦だろう。

私からすれば文句なしのはずが、しかし鈴木氏が、「渡辺押し」に話をリードする。
その理由は、渡辺15連勝を評価し、豊島二冠は①後手番勝率が悪い②後半の印象が薄い③二人に勝ち数が足りない、と言うのである。

しかし、何故後手番勝率の悪いのがいけないのだろうか。
例えば、Aは先手勝率9割だが後手勝率5割、しかしBは先手後手とも7割としたとき、Bが何故に上なのだろうかわからない。
また豊島二冠の後半の印象が薄いとしても、同じように渡辺二冠は前半の印象が薄い。
ましてや二人に勝ち数で負けているなどと言うのは、マイナス点を探しているような指摘である。
渡辺氏とて、朝日オープンで藤井聡太七段に完敗しているではないか。

一番、多くのタイトルを保持し、そして名人戦挑戦者となったものが、最優秀棋士とならないのはおかしくはないだろうか!

【4月1日追記】
本日のニュースによれば、第46回将棋大賞選考委員会が1日開かれ、2018年度の最優秀棋士賞は、豊島二冠が初めて選ばれ、升田幸三賞にはAIを超えた一手と言われる「あの77飛車」の藤井聡太七段が選ばれたという。率直に嬉しい。
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by kazuo_okawa | 2019-03-25 21:21 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
渡辺明棋王に広瀬章人竜王が挑戦する第44期棋王戦五番勝負第3局が3月10日に行われた。

広瀬竜王は、昨年、竜王位獲得に続いてのタイトル戦で、棋王は初挑戦、渡辺棋王は防衛すれば通算7期目(連続7期)の棋王獲得となる。

要するにいずれが勝っても2冠である。
これは同時に将来の棋界を占う対局でもあるといえる。

第1局、第2局と渡辺棋王が連勝し、防衛に王手をかけていた。
第3局も勝ってストレートで防衛となるのか、広瀬竜王が巻き返すのか、注目の一戦であった。
そんな中で、広瀬竜王が見事に勝利し一局返した。

堅い構えの渡辺玉を、終盤に強い広瀬竜王が攻める。
終盤に広瀬竜王が放った「王手龍」!
実に気持ちいいが、同時に手堅い勝ち方である。

次の第四局が大きな一番となる。
楽しみである。
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by kazuo_okawa | 2019-03-10 18:31 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

4強全て、羽生世代!

いやいや何というか。
NHK杯のベスト4。

すでに準決勝進出を決めていたのが羽生善治九段、丸山忠久九段、森内俊之九段。

そして残る一枠を闘ったのが、広瀬章人竜王と郷田真隆九段。
郷田九段は好きな棋士だが、ここは広瀬竜王を応援していた。
しかし勝利したのは郷田九段。
見ていて面白い激しい将棋を制した。
矢倉模様ながら、現代的なバランス重視の玉の薄い闘い。

NHK杯は早指し戦である。
昔から、こういう時間の短い対局は若手が有利としたものだが…。
そしてそれゆえに将棋界の未来を占う棋戦として注目を浴びていたはずだが…。

結果、郷田九段が勝利し、これでベスト4は全員羽生世代となった。

しかも8大タイトル時代でありながら、タイトルホルダーは一人もいない。

いやあ、なんというか…。

繰り返し、繰り返し言われてきたことだが、「羽生世代」の凄さを改めて思い知る。
これで決勝戦が、羽生対森内戦となれば、まるでかつての「名人戦10年」のようなデジャブ現象のように思ってしまう。
将棋史の針を戻すことになるのではtと…。
う~ん。

【3月3日追記】
羽生九段は丸山九段を破って決勝戦に進出した。
何かここのところ3局連続で「羽生の手の震え」を見ている。
このこと自体が羽生の全盛期を彷彿させる。
解説谷川九段が指摘していたが、羽生九段は平成時代27年間タイトルを保持していたが、タイトルを保持していないときでも棋戦優勝はしているという。
つまり羽生にとっては<タイトル保持か棋戦優勝>の連続記録中だという。
それ自体恐るべき記録であるが、そのためにはこのNHK杯はその記録を続けられる残った棋戦だという。
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by kazuo_okawa | 2019-02-25 21:56 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

羽生九段の闘い!

名人への挑戦者を決めるA級順位戦。
その挑戦者は全勝の豊島将之二冠、1敗で追う羽生善治九段と広瀬章人竜王、この3人に絞られた。

そして、11日はこの1敗同士の豊島将之二冠対広瀬章人竜王の激突と、羽生九段対三浦九段との対局が組まれた。

豊島二冠と広瀬竜王の二人は、2018年12月のレーティング1位、2位の最強棋士同士である。
また今年度対局数ランキングも1位、2位である。
つまり、この二人の激突は、現時点で最強棋士同士の戦いなのである。

ところが、11日の生放送(ニコ生、Abema)はいずれも羽生・三浦戦であった。

Abemaのフレーズは
「羽生善治九段、名人挑戦へ向けた一戦!」

27年ぶりに無冠となった羽生九段の初対局の方が注目されると判断されたのであろう。
それは、「九段」になって初対局ということのみならず、羽生九段の人気、実力、ブランド、100タイトルへの期待など様々な注目要因が揃っていたからに違いない。

そう思えば、豊島将之二冠、広瀬章人竜王は、単に実力だけではなく、この羽生九段ブランドを上回らなければならないのである。

無論それは、豊島・広瀬だけではない。
厳しいが、次代の覇者はどうしても、「この羽生」を越えなければならない。

【追記】

羽生九段は強さを発揮して三浦九段を破り、1敗を守った。
一方、広瀬竜王は豊島二冠を破り、これで3人が1敗で並んだ。
のこる2局。羽生九段の対局相手は当面の敵、豊島二冠、広瀬竜王である。
私は豊島二冠を応援しているが、「羽生100タイトル」を押す流れは、羽生・広瀬が1敗のまま最終局でぶつかり、羽生が竜王戦のリベンジを果たすことだろう。
しかしそれはまるで絵に描いたような話である。
いやあ、全く分からなくなってしまった。
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by kazuo_okawa | 2019-01-12 00:25 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

無冠の羽生!

2018年12月31日の朝日新聞朝刊に、「無冠の羽生 輝き戻る日は」「広瀬・佐藤ら厚い壁」「50代目前年齢の壁」と題する村瀬信也記者の興味深い署名記事が掲載されている。

「将棋界の先頭を走り続けてきた羽生善治九段が、27年ぶりに無冠になった。1991年から毎年、タイトルを取り続けてきたが、今年は広瀬章人竜王ら年下の棋士たちに阻まれた。第一人者の不振の背景には何があるのか。」というリードに始まる記事で、サブ見出しの通り、30才前後の強豪の実力アップと羽生自身の年齢が「壁」としている記事である。

私は村瀬記者のこの記事で知ったのだが、今期、羽生九段は20敗しているが、そのうち15敗はなんと特定の3人の棋士に喫しているという。
その3人とは、名人位を防衛した佐藤天彦名人、棋聖位を奪取した豊島将之現二冠、そして広瀬章人新竜王である。

この3人は確かに強い。
将棋界は現在「戦国時代」と言われるが、おそらく、この3人の誰かが棋界を統一し、時代を築くのであろう。
それはそれで楽しみである。

ところで、村瀬記者は、羽生九段が「無冠」になったことから「不振」と位置づけているが、真の実力を示すと言われる「レーティング」の順位では羽生九段は現在6位である。

2016年の名人失冠時にも「不調」と言われたが、実は羽生九段はそのときは無論、約30年にわたってレーティングでベストテンを割ったことがない。

以前はほとんど1~2位の絶対王者であったからこそ、その時代に比較すれば相対的に「不調」と言うにすぎない。
私にはどう考えても羽生九段は再びタイトル戦戦に戻ってくると思われるのである。

2019年の棋界も楽しみである。
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by kazuo_okawa | 2018-12-31 16:03 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

羽生無冠!

いや、なんと言っていいのかわからない。
将棋ファンの多くは同じ気持ちだろう。

「100かゼロか」で羽生善治竜王は無冠となった。
27年ぶりだという。
新竜王は広瀬章人八段。

Abema解説は谷川浩司九段。
長年の将棋ファンとして、谷川対羽生の闘いは忘れられない。

そして絶対王者として、常に最後は勝ってきた羽生の姿を見てきたものとしては「細かいところで選択のミスがあった」(羽生竜王敗北の言葉)というところに、羽生の落日を見る。

敗勢の中「残り5分になったら秒を読んでください」と記録係に告げた場面をすかさず指摘して、羽生の諦めない姿を解説したところがさすがに谷川九段である。

しかし、その秒を読む5分が熱く胸を打つ。
この場面は観戦将棋ファンには忘れられないだろう。

羽生投了。

しかしそれでも終局後のインタビューは飄々といつもの通りであり、前向きな言葉もいつも通りに羽生である。まさしく王者である。

「今回のシリーズをしっかりと反省し、次につなげたい」
「(100タイトルは)力をつけて次にチャンスを待つ」

間違いなく、羽生九段はタイトル戦線に戻ってきて、いつか100タイトルを実現するだろう。

【追記】
25日、日本将棋連盟が発表した羽生前竜王の称号は、本人の希望もあり「九段」となったという。
羽生九段クラスになると過去の例を踏まえると、前竜王や「永世〇〇」と名乗ることも可能だったろう。
しかしそれは逆に一線を退いたともとられかねない。本人が「九段」と希望したところに、却ってタイトル戦線に戻ってくるとの強い思いを感ずるのである。
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by kazuo_okawa | 2018-12-21 19:33 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
将棋の生放送が増えたのは非常にありがたい。

しかし昼間からはなかなか見られず、理想なのは、仕事の終えるころの午後7時ころからちょうど山場というのが面白い。

17日、注目の棋王戦挑戦者決定戦。
佐藤天彦名人対広瀬章人八段。
楽しみの一番であるが、何と午後4時台に終了してしまった。

帰宅後、タイムシフト(録画)で見ると、名人投了時に<この15分にタイトルホルダー3人が投了>とのツイッターが…。
日本将棋連盟アプリで調べると、朝日オープンで、豊島将之二冠と斎藤慎太郎王座が本日同じ頃に敗北していた。
つまり17日は、名人、王位、棋聖、王座が揃って敗れたわけだ。

偶然であろうが残念である。

とすると同じ日に対局している残るタイトルホルダー羽生竜王、すなわち、A級順位戦、羽生竜王対佐藤康光九段の勝敗はどうなるのか?

Abemaを見ると何といまだ激闘している。

しかし、勝利は羽生竜王であった。
もっとも日を超えていたが…。
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by kazuo_okawa | 2018-12-18 01:08 | 将棋 | Trackback | Comments(0)