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by kazuo_okawa

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第4次安倍内閣は、安倍首相自身が「適材適所内閣」「全員野球内閣」と称していたが、11月7日付日刊ゲンダイは、「疑惑の4番バッター」片山さつき地方創生相以下、早くも総崩れ、エラーの連続で失点ばかりと安倍内閣を厳しく批判している。

この「疑惑の4番バッター」という表現は実に面白い。

確かに片山大臣は次々と「疑惑」のヒットを飛ばし続けているからだ。

そして片山大臣以外にも太陽光発電をめぐる補助金詐欺事件で関与が取り沙汰されている吉川農水大臣。
暴力団系企業からの献金疑惑が持ち上がっている平井IT担当相。
何よりも担当大臣でありながら、「東京五輪の3つのコンセプト」を全く答えられなかった桜田五輪担当相。
そうそう森友疑惑・財務省公文書改ざん疑惑の責任者麻生大臣も忘れてはならない。
(ひょっとすればこちらが不動の4番!)

どこから見ても、誰が見ても、総崩れ内閣だろう。

ところが日刊ゲンダイで面白いのは締めくくりの次の一文である。

「問題大臣が多すぎるため、野党の追及はあっちへ飛びこっちへ行きと散漫になっている。そのおかげで、予算委は安倍首相が出席する絶好の機会なのに、モリカケ疑惑で追い込むに至りません。チンケな問題大臣を周囲にちりばめて煙幕を張り、自身への追及をかわす狙いかと勘ぐってしまいます」(政治評論家・本澤二郎氏)」

「ちりばめて煙幕」!

これって「木の葉は森に隠せ」ではないですか。

本格ミステリの有名トリックである。
…とこう書きながら、安倍氏は以前もこの見え見えの手法を使い、私はすでにブログに書いたデジャブ感が…。

アベノミクスの目くらまし、加計疑惑の手法…。

見え見えでも同じ下手くそなトリックを何度も使い続ける…。
無論、主犯を正しく見据えなければならない。

【11月9日追記】
松尾貴史氏のツイッターに「灰色が黒の中には白く見え」とあった。
見事である。
と同時に思いは同じか!
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by kazuo_okawa | 2018-11-08 00:34 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
17日夜の「ニュース23」を見ていると、政府を批判するジャーナリスト殺害などが、今年はひときわ多く、また「報道の自由」が世界的に脅かされているという特集が報じられていた。

政府関与によるジャーナリスト殺害が疑われるサウジアラビアは、世界の中で、報道の自由度ランキングの下位に位置する。
最下位は北朝鮮。

そして日本が、メディア攻撃の激しいアメリカよりも「報道の自由度」は下位にある、と指摘するなど、全体的に良い特集である。

現に、日本の報道の自由度は安倍政権成立後、毎年下がっており、今日では安倍政権に忖度するマスコミと言われる中、極めて正しい指摘である。

ところが、専修大学山田健太教授の、「従来は独裁国家だけであったが、今日ではそうでなくなってきているのに非常に危機を覚える」と評し、それを受けて番組の星浩キャスターもそのようにまとめていた。

それが表題の通り「民主主義国家でもメディア攻撃」というまとめになるのである。

非常にいいニュースであるが、このまとめは違うだろう。

真に、民意を反映した民主主義国家ならそんなことはするまい。

アメリカ、日本その他…。

つまり、一見「民主主義国家」に思える.国家が、実際は、民主主義国家でなくなってきているのである。

そのようにまとめるべきだろう。
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by kazuo_okawa | 2018-10-18 00:58 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

論理無視の政治に憤り

8月16日毎日新聞夕刊に綾辻行人氏のインタビュー記事が出ている。

一面左に、綾辻氏の写真と「黙ってはいられない」の見出し。
その書き出しは「政治の話はお客さんと交わせない。思想や立場が違うと、もう来てくれない人が多いから」という理髪店のマスターの話から始まる。

そして二面。
全面を使っての綾辻氏の記事である。

「論理無視の政治に憤り」の見出しとともに、次にように始まる。
 <沈黙してきた。
 社会性や時代性とも距離をおいてきた。何より、政治のにおいは、作品にも発言にもにじませてこなかった。
 その希代のミステリー作家が、口を開いた。
 「僕のデビューは1987(昭和62)年なので、昭和の最末期です。つまり作家生活のほとんどが、平成という時代に重なります。社会や政治の問題については基本的に淡泊なスタンスを取ってきました。でも平成の終わりに至って、胸にあるのは危機感です。憤り、といってもいい」
 京都の、東山を望むホテルのバーで作家は言葉を選びつつ、語り出した。>

その内容は、京大の自由な学風が、綾辻行人を生み、その自由さが失われつつあること、安倍政権のひどさと、それが「論理無視」であることに対する憤り、などが窺える。

綾辻氏はこういう考えを持ちながらも、明確に政治的発言はしてこなかった作家である。
(無論、ブログその他で、行間は読み取れるのだが)

その彼がこういう発言をしてくれることは大変嬉しい。

我が国は「自由社会」のはずである。
思想や立場が違うとしても、互いに尊重し、互いに自由に発言できるのが「自由社会」のはずである。
それが失われつつあることへの危機感。

発言できる人は大いに発言してほしい。

綾辻氏のこの記事、是非、全文をお読みいただきたい。
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by kazuo_okawa | 2018-08-18 20:52 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
カンボジアの民主主義が崩壊している。

7月29日に実施されたカンボジア下院の総選挙で、与党・人民党の圧勝が確実視され、全125議席を人民党が独占するという。

前回2013年の総選挙では最大野党の救国党が4割以上の議席を得ていたが今回、ここまで与党の圧倒的な勝利に転じたのは、公正な民意ではなく、野党の弾圧による結果である。

フン・セン政権は選挙に備えて、政権転覆を謀ったとして救国党党首を逮捕し、裁判所を通じて野党の解散を命じた。
これで政権批判は封じ込まれた。

全くひどい話である。
これでは公正な選挙とはいえず、およそ民主主義とは言えないだろう。
国際社会が、カンボジアを大いに批判したのは当然である。

しかるに、我が国の安倍政権は何ら批判しない!

ニュースによれば、国際社会は<カンボジアを批判しない日本>を批判しているという。

これまた当然であろう。
何故、安倍政権は批判しないのか!!

まあ、考えてみれば我が国の選挙も、野党党首の逮捕や、党の解散こそないが、かなりひどい選挙制度である。
既成政党に圧倒的に有利な、世界に例を見ない戸別訪問禁止をはじめとする選挙活動規制、新規参入を妨害する異例かつ世界一高い供託金、これまた世界に例を見ない自書制度などなど、よくもまあこれだけ見事に「合法的に」ひどい制度を作ったと感心させられる。
そして民意に反する「強行採決」!

確かに、安倍政権が「公正な選挙を!」「民主主義を守れ!」というのは、「お笑い」としか言いようがない。

さすがの安倍氏も「天に唾する」<ブーメラン発言>はできないということだろう。
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by kazuo_okawa | 2018-08-01 18:00 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

7月26日付け朝日新聞は「国会182日 すれ違った『言葉』」と題する記事で、先の国会における主な「言葉」を挙げている。

そのリード文は「安倍晋三首相は、通常国会で森友・加計(かけ)学園問題の釈明に追われた。質問には正面から答えずに論点をずらし、同じような説明を長々と続けてかわす。首相の論法に野党側はいらだち、論戦は不完全燃焼に終わった。」というものである。

そして同記事の大きく目立つ見出しは、「同じこと聞かれれば同じことを答える」。

これは、5月30日の党首討論で立憲民主党枝野代表が森友問題を追及した際に、安倍首相の述べた言葉であり、安倍首相は従来通りの説明の上「同じこと聞かれれば同じことを答える」と答えたのである。

これほど見事な、言い逃れ、開き直りはないだろう。

この時期は昨年の「従来通り」の説明をしていた時期とは違う。

森友問題に限っても、この時期は、ウソの答弁に文書隠蔽と改ざんが明らかになっているのである。

にもかかわらず言い逃れ、開き直り、そして論点のすり替えなど、およそまともな答弁をしていない。

安倍首相には、民主主義も、最高機関国会へのリスペクトもない。

「私や妻が関係していたら私は総理大臣も国会議員もやめる」と大見え切りながら、今や少なくとも妻の関係が明らかになると、先の発言は「贈収賄をしていない」という意味に平然とすり替える。

この一事だけをとっても、ウソの答弁に、言い逃れ、そして論点のすり替えである。

安倍首相は、これを開き直って「同じこと聞かれれば同じことを答える」といったのだが、ならば我々国民、メディアも

「同じように開き直るのなら、同じように追及する」しかない。

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by kazuo_okawa | 2018-07-31 00:42 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

奨学金が日本を滅ぼす

7月28日、連合大阪法曹団の研修会に、大内裕和中京大学国際教養学部教授をお招きして『若者の格差と貧困~奨学金とブラックバイト』というテーマで講演して頂いた。

このテーマのうち、「奨学金問題」を紹介するが、大内先生曰く、この問題ほど、世代間ギャップの大きい問題は無いという。

何せ、昔の世代(これを「育英会世代」という。懐かしい言葉ですね)は、国立の授業料は安く、従って奨学金利用者は少ない上、奨学金利用者も無利子で、後の職などにより免除制度もあった。

従って、現在、奨学金が学生とその家族を圧迫していることなど全く理解されない、という。

今は、育英会時代と違って、奨学金は「スカラ・シップ(奨学金)」ではなく、単なる「ローン(貸付)」だという。

現在、授業料の高額化もあり、これも国立だから安い、という時代とは違う。
無論、親世代の収入があれば別だが、親世代も格差社会、非正規化、で収入は減少している。
子供への平均仕送り額もこれも昔と違って大きく減少しているという。

以上の背景に、大学生の半分以上が奨学金を利用しているのだが、その奨学金は、前述の通り育英会時代(昔の奨学金)と違って、返済の負担が(有利子ゆえ)大きく、家族を巻き込んで大きな負担となっている、という。

大内先生曰く、半分が奨学金を利用しているということは単純に考えて、若者のカップル単位でみれば、全体の4分の3のカップルが、両方あるいは片方が奨学金の負担にあえいでいることになるという。

これで若者が、結婚、出産、育児ができるのか。
その奨学金負担は、貸与期間48か月で月12万円の貸与だと、「大学新卒で借金600万円」という。

社会に出るスタートからこれである。

安倍政権は一体、日本をどこに連れて行こうとしているのだろうか!

(表題は大内先生の著『奨学金が日本を滅ぼす』(朝日新書)である。是非お読みください)
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by kazuo_okawa | 2018-07-30 18:43 | 本・書物 | Trackback | Comments(0)
6日に続く、26日の死刑執行!
なんという恐ろしいことか。

そもそも死刑などという野蛮な制度は直ちにやめるべきである。

マスコミも「国際的潮流に反する」などという持って回った言い回しではなくて、端的に強く批判すべきである。

「何故エリートがオウムに入信したのか解明がなされないままである」というにコメントに至っては、何が言いたいのかわからない。

そんな解明を安倍政権がするはずはない。
何故なら、オウムは国家に反逆したから死刑にされた。
しかし、<トップの言うままに忠実に動く人間>これこそ戦争国家にふさわしいだろう。

むしろ、安倍政権は<考えない若者>を育てようとしている。
そのことは、第一次安倍政権の教育基本法改正や、今年始まった道徳教育を見ても明らかである。

あまりにも恥ずかしい。

「国際的潮流に反し、国際社会からの批判にどう考えるか」と聞かれた上川法務大臣は「世論は死刑を支持している」と答え、まさしく安倍流の、問いをそらす回答をしている。

その点はおいても、都合のよい時だけ「世論」である。

戦争法その他、どれだけ世論を無視して強行採決してきたことか。

二重にも三重にも恥ずかしい!
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by kazuo_okawa | 2018-07-28 00:24 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

民主主義の根腐れ!

7月22日 、国会が閉会した。

同日の朝日新聞の社説の見出しは「安倍1強政治の果て 民主主義の根腐れを憂う」

安倍1強のおごりで、民主主義の危機は一層深まった、ということをカジノ法案などの強行採決、森友、加計における安倍首相の不誠実な姿勢、三権分立の軽視などその主張に全面的に賛成である。

こんなにもひどい政権は、過去にないだろう。

願わくば、モリ・かけ・日報・文書改ざんは何ら本質的に解決されていないのだから、引き続き追及してほしい。
それは強行採決された法案の問題点も引き継続き批判してほしい。

それにしてもテレビは一般によくない。
日曜日のテレビをみていたが、与党、野党を一緒に批判する。

「安倍政権も悪いが、野党もだらしない」とか「野党は攻めあぐんだ」というたぐいである。
これは結局、両方批判して、現状維持、つまりは安倍政権の味方としか思えない。

何とかならんのだろうか。
民主主義の根腐れだというのに…。
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by kazuo_okawa | 2018-07-23 00:50 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

団交拒否と不誠実団交!

18日間の国会審議拒否を続けた立憲民主党などの野党は、審議復帰を決めたという。
この評価は色々とあるだろう。

現在は、ねじれ国会でもなく野党の数が圧倒的に少ない中で、しかも謙虚さにかける「一強」安倍自民党のもとでは、普通に与野党の協議だけでは、ほとんど与党が数で押し切ってしまう。

その中でとられた立憲民主党などの「荒い」やり方が国民には必ずしも理解されなかったようだ。
メディアなどの宣伝戦もあるだろう。

しかし原点に戻って安倍政権が真に審議を重ねてきたかは改めて問われなければならない。

実際、安倍政権の「一定の審議時間だけかけてあとは強行採決」というのは不誠実な対応である。

国会軽視であり、形だけ「審議しました」というのは、ある意味で「より悪質」だもいえる。

野党の審議拒否と、与党の不誠実審議。
まるで団交拒否と不誠実団交(どちらも不当労働行為)を連想させる。

表面だけ見れば、「審議拒否」と「不誠実審議」はどっちもどっちであるが、原因を作っている分だけ、与党の責任が大きい。
私にはそう思えるのだが…。

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by kazuo_okawa | 2018-05-08 19:59 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

陸自日報と隠蔽の姿勢!


朝日、毎日の4月3日付朝刊の一面はいずれも<「不存在」の陸自日報発覚>である。

またしても公文書管理の問題であり、安倍政権下で何度繰り返すのかと言いたい!

これはまさしく安倍政権そのものの責任である。

先日の参議院予算委員会で自民和田政宗議員が太田理財局長に対して「(あなたは)アベノミクスをつぶすため、安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁しているのではないか」と責め立て、太田局長が憤然として「いくら何でも、いくら何でも…」と3回も繰り返して否定した。この場面はテレビでも何度も放映され「行き過ぎた質問ではないか」と却って和田議員が批判された。
するとどうだ。
自民党の申し入れで、この質問は後日議事録から削除されたという。

さらに週刊金曜日1178号の記事によれば、福島瑞穂議員が安倍首相を追及して「官僚、職員に刑法犯を犯させてまで守ってもらったんでしょう。佐川さんなどがもし改竄をしていたのであれば、あなたを守るためですよ。総理を守るための書類の改竄でさらに人が死んでいるのですよ。政治的、道義的責任があるでしょう」と質問し、安倍首相は「すべて決め付け」と反論したらしいが、問題は、後日、自民党側から「憶測に基づき、決め付けで判断している」という理由で議事録からこの部分の削除を申し入れているということだ。

都合が悪いことは<ないことにする>

これが安倍自民党の姿勢なのである。

公文書管理の問題も、この安倍自民の姿勢が反映されたものだろう。

安倍政権が責任をとって総辞職し、新政権が公文書管理を徹底する。
そのようにしなければおよそ近代国家と言えない。

【4月4日追記】
今朝の朝日新聞を見れば「批判を受けたら議事録削除? 最近、国会でそんなケースが相次いでいる。だが、議事録は、発言した政治家の資質や発言のきっかけになった政治的背景を知るための材料で、史料としての価値がある。そもそも、一度出た言葉は簡単には取り消せないもの。削除は安易すぎないか。」 
という興味深い記事が出ていた。
「失言」の削除も無論のこと、本文の福島議員の質問の通り、自民にとって都合が悪いことを隠すのが大問題である。

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by kazuo_okawa | 2018-04-03 21:14 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)