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by kazuo_okawa

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豊島二冠、先勝!

「 千日手」という波瀾万丈の幕開けとなった名人戦。

その指し直し局は、佐藤天彦名人が採用した戦法は、「名人奪取」の原動力ともなった「横歩取り」である。

いやあ何ということだろうか。
これを見ただけで心が躍る!
何せ名人の「エース戦法」である。

しかし、豊島将之二冠はそういう場合も想定して研究しているに違いない。
それゆえ、名人のエース戦法も受けて立つ!!

現に勝利者インタビューにより、豊島二冠の前例と別れる88歩は「研究手」であることが分かる。

Abema増田康宏六段は、<豊島二冠の研究は、コンピューターソフトAIの推奨している手と違う手を指し、相当深く研究している>と解説する。

以前、私が豊島七段(当時)にインタビューをさせていただいたとき「私は天才ではない(だから努力する)」と謙遜されていたが、無論、それはその謙虚な姿勢から出た言であり、実際は<天才+努力>なのである。

豊島二冠は、いち早く棋士同士の研究会を辞めて、AIを用いて独自の研究を始めたことで有名だが、実はAIを利用しつつも、それに頼っていないことが伺え、そこに、豊島二冠の真の強さがあると垣間見える。

そして豊島二冠の先勝!

昔から応援しているものとしては、初戦勝利は実に嬉しい。
三冠に向けて好スタートを切ったことは間違いないだろう。
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by kazuo_okawa | 2019-04-11 20:37 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

若き天才同士の対決!

20日、C級1組順位戦で、藤井聡太七段と増田康宏六段が対局した。
若き天才同士の対決である。

この二人は2017年6月に藤井七段が公式戦最多の新記録29連勝を達成した時の因縁の相手である。
そして約1年後の今年7月、藤井七段と増田六段との間で行われた竜王戦決勝トーナメント2回戦で「絶対に勝ちたい」という増田六段が勝利しリベンジしたのである。

公式戦はこれで1勝1敗。

その二人が、三度目、今度は順位戦でぶつかったのである。
先手増田六段が得意の雁木模様。
しかし、後手藤井七段の42銀を見て、中飛車に手を変える。
こういう駆け引きが面白い。

Abema三枚堂達也六段の解説がよくわかる。
随所に見せる細かい綾が絶妙である。

そして最後の、藤井七段の56飛車の只捨て。
実に痛快な只捨てなのである。
しかしこれが決め手で、このとき増田六段投了。

こんなに見事に決まるのかという「大技」である。
凄いとしか言いようがない。

藤井七段はこれで順位戦負けなし。

増田六段に対してこの勝ちぶりを見ていたら、おそらく藤井七段はこのまま全勝昇段はまず間違いないだろう。
いやあ、凄い!
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by kazuo_okawa | 2018-11-21 01:42 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

増田六段、勝つ!

羽生善治竜王への挑戦者を決める第31期竜王戦決勝トーナメントが進行している。

7月11日は、佐藤康光九段VS増田康宏六段 戦が行われた。

増田六段は前期竜王戦決勝トーナメントで、藤井聡太七段に敗れ、藤井四段(当時)の29連勝という新記録を許した。
その屈辱をバネに、増田六段は今期1年ぶりとなるリベンジマッチで藤井七段を制し、本局へと勝ち進んだが、明らかに強い。
本局もその充実ぶりを示している。

相手は元竜王の強豪佐藤康光である。

にもかかわらず圧倒している。
将棋連盟アプリで棋譜を追いかけると、57手目、ただ捨ての「歩頭桂」が凄い。
凄すぎる!

そもまま見事に勝利した。

やがて将棋界は遅かれ早かれ「藤井時代」が来るのだろう。
その時に、増田六段が藤井七段の好ライバルとなっていればこれほど楽しみなことはない。

さてその増田六段、次の相手は久保利明王将!

いやあ、実に楽しみな対局である。

【追記】
7月19日、久保王将は増田六段の勢いを止めて勝利した。
さすがである。
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by kazuo_okawa | 2018-07-12 00:54 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

増田六段のリベンジ!

藤井聡太七段と増田康宏六段との間で行われた竜王戦決勝トーナメント2回戦で、増田六段が125手で勝利した。

増田六段は、昨年6月に藤井七段が公式戦最多の新記録29連勝を達成した時の因縁の相手である。
約1年ぶりの対戦で今回は増田六段がリベンジした。

連続新人王であり藤井登場までは最年少天才棋士であった増田六段としては、昨年の藤井フィーバーと自分が新記録樹立を許したことに最大の屈辱を感じたことは想像に難くない。
増田六段は万全の体制で本局を迎えたことだろう。

先手増田六段が55手目から一気に猛攻を仕掛ける。

62手目に藤井七段が10分使ったあとは、互いにほとんど時間を使わずに指す!
つまり<あなたはそう指しましたか。しかしそれはこちらの読み筋通りですよ>と指し示ていることを意味している。

解説田村康介七段の言葉を聞くだけでこの対決の凄さはわかるだろう。
「何故こう指すのか、私にはわかりません」
「早い、早い」
「お互い、読んでますよ!ということです」
「これは凄い」
「天才同士の勝負です」
「どちらが読み勝っているんでしょうか」

73手目まではソフトは微差で藤井優勢。
しかし、74手目藤井に緩手。ソフトは一気に逆転。
ここから増田六段は手厚く指して勝ち切った。

これで両者1勝1敗!

増田・藤井の年齢差(5歳)で思うのは、かつての田中寅彦(元棋聖)VS谷川浩司(第十七世永世名人)である。

二代目中学生棋士として颯爽とデビューした天才谷川浩司に対して、ちょうど5歳年上の「序盤のエジソン」こと田中寅彦は闘志を燃やし二人は激しく戦った。
谷川・田中のライバル関係は短かったが、藤井・増田はよきライバルとして長く好勝負を続けてほしい。
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by kazuo_okawa | 2018-06-30 10:12 | 将棋 | Trackback | Comments(0)