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by kazuo_okawa
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闘いはこれから!

本日、水俣病弁護団会議を行った。
水俣病事件をまだやっているのかと、ときどき聞かれるが、まだやっているのである。

水俣病事件史において最大のピンチは
1995年の政治和解であろう。
当時の政府つまり自・社・さ政権と全国の弁護団、そして環境庁が一体となって、幕引きをはかった事件である。

当時、私たちは知らなかったが、実はその和解の陰に「団体加算金」なる巨額のマネーも動いていた。
つまり、患者の解決金以外に、患者以外の団体に支払われた加算金である。

しかし全国でただ一つ、私たちの関西訴訟のみが「国県が責任を認めない和解などありえない」と反対し、闘い続けた。
そして2004年に国県の責任を認める最高裁判決を得たのである。

1995年から9年後である。

更に闘いは続いて政府が特別措置法を作らざるを得なくなったのは2009年であり、実に14年後である(尚、この特別措置法で幾分か救われたものもいるが、我々は不十分であるととらえ評価していない)。

何が言いたいのかと言えば、私たちが一方で言われる「森友事件をまだやっているのか」という批判への私たちの諦めムードである。

森友事件では、政治家は誰も責任を取っていない。
諦めムードは全く間違いである。

水俣病の長い闘いに比べれば、まだわずか2年半である。

闘いはこれからである。

【10月29日追記】
「チッソ水俣病『知ろっと』の会」は、私たちが勝ち得た2004年最高裁判決の月である10月に、被害者支援の立場で、毎年集会を開いている。
今年も開かれ、今年は「患者の心情を語る」という形で、今なお続く被害者の苦悩が語られた。
本日の毎日新聞朝刊はそれを報じている。新聞が取り上げてくれるのは嬉しい。
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by kazuo_okawa | 2019-10-28 23:01 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)