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by kazuo_okawa
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タグ:佐藤天彦 ( 24 ) タグの人気記事

第32期竜王戦決勝トーナメントの準決勝、豊島将之名人対渡辺明三冠戦が8月2日に行われた。
この二人は現在レーティング1位、2位の言ってみれば最強棋士同士の対局である。

渡辺三冠は、今期絶好調でほぼ負け知らず。
負けた相手は豊島名人しかいない。
一方、豊島名人も藤井聡太七段を始めとする実力者を打ち破り、負けた相手は、渡辺三冠と永瀬拓也叡王のみである。

この二人の大一番で、先手豊島名人が角換わりを志向し渡辺三冠が受けて立つ。
共に得意戦型である。

Abemaの佐藤天彦前名人(九段)の解説が実に明快である。
先手豊島名人名人の45桂跳ねに渡辺三冠が22銀引きとしたのが新趣向という。
つまり研究しているわけだ。

豊島名人が攻めるのだが、夕食休憩明け69手目、43歩成と攻めを決行したとき思わず声がでた。
こういう積極的な攻撃が豊島名人の魅力なのである。
レジェンド羽生善治九段の名言を思い出す。

「勝利の女神は勇者に微笑む」

この後、猛攻し、豊島名人が見事に勝利し、決勝戦に進出した。

最強の敵、渡辺三冠を倒した豊島名人にとって、竜王位へ大きく道が開けたといえるだろう。

いやあ、踏み込む勇気ですね!
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by kazuo_okawa | 2019-08-02 22:32 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

祝!豊島新名人!

第77期将棋名人戦七番勝負の第4局が16、17日行われ、挑戦者の豊島将之二冠が佐藤天彦名人に勝ち、4連勝で初めて名人位を獲得した。

豊島二冠は10代の頃から将来を嘱望され、谷川浩司十七世名人以来おおむね関西棋士を応援している私としても、大いに注目してきた棋士であり、とりわけ2014年に大阪弁護士会の企画で豊島七段(当時)を直接インタビューさせて頂いてからは一気にファンになった。

そのときすでに将棋界を背負って立つ気概を感じたことは既にブログに述べた。

豊島新名人は、将棋自体が素晴らしく(<かつての序盤、中盤、終盤隙が無い>から、現在は、序盤は飛ばし、序中盤も隙あらば攻め込む。そうでありながらももともとの豊島流も忘れない、という大変魅力的な将棋である)、そうでいながら人柄は申し分ない。
控えめで、謙虚、それでいてさわやかな好青年である。

その豊島二冠も、若くしてタイトル挑戦の機会を得ながら、長年奪取できず苦しんできた。
それが、昨年、棋聖と王位のタイトルを立て続けに獲得、その勢いのまま、名人を含む三冠となり一気に将棋界の頂点に立った。
実に素晴らしい。
そして嬉しい。

新名人インタビューで、記者からの質問に、普段とかわらず淡々と受け答えし。「名人位は小さいころからのあこがれであり、思い描いていた名人とは、技術的にも、人間的にもまだまだ未熟のところがあり、これから成長して生きたい」と謙虚に述べたのが印象に残る。

八冠制覇を目指して是非とも頑張ってほしい。

【5月19日追記】
朝日、毎日と新名人誕生記事を読んでいるが、糸谷哲郎八段の言葉が印象に残る。
「すごく励みになるというか、闘志を呼び覚ましてくれる。3冠は取りすぎなので、もう一度群雄割拠の状態にしなければ」
若き頃からライバルとしてしのぎを削るこの二人。<豊島さんは、糸谷さんのエンジン>と山崎八段が称したこともある。糸谷八段がタイトル戦線に加わってくると大変面白い。
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by kazuo_okawa | 2019-05-18 00:13 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

豊島二冠、3連勝!

いやあ、凄い!

77期名人戦七番勝負の第3局。
挑戦者で後手の豊島将之二冠(棋聖・王位)が佐藤天彦名人に136手で勝ち、3連勝で初の名人奪取と三冠にあと1勝とした。

仕事の合間に見ていたが、一日目序盤は、じりじりと、まるで「達人のにらみ合い」のようなやりとりである。

そして封じ手以降の二日目、豊島二冠の積極的な攻めがいい。

夕方、アクセスしたときには、名人が飛車を見切るという終盤戦。
素人目には、飛車を取った豊島二冠が優勢だと思うが,しかしながらAIは全く微差。
ここらあたりが本当に将棋は難しい。
無論、だからこそ面白いのだが…。

そして、夜に私は、弁護士会館で開かれた会合に参加して、終了後の午後9時ころに、再びアクセスすると、何とまだ激闘が続いていた。

そして、豊島二冠の勝利。
実に気持ちよい。

次は先手でもあり、これで名人奪取は間違いないだろう。
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by kazuo_okawa | 2019-05-08 22:50 | 将棋 | Trackback | Comments(1)

豊島二冠、先勝!

「 千日手」という波瀾万丈の幕開けとなった名人戦。

その指し直し局は、佐藤天彦名人が採用した戦法は、「名人奪取」の原動力ともなった「横歩取り」である。

いやあ何ということだろうか。
これを見ただけで心が躍る!
何せ名人の「エース戦法」である。

しかし、豊島将之二冠はそういう場合も想定して研究しているに違いない。
それゆえ、名人のエース戦法も受けて立つ!!

現に勝利者インタビューにより、豊島二冠の前例と別れる88歩は「研究手」であることが分かる。

Abema増田康宏六段は、<豊島二冠の研究は、コンピューターソフトAIの推奨している手と違う手を指し、相当深く研究している>と解説する。

以前、私が豊島七段(当時)にインタビューをさせていただいたとき「私は天才ではない(だから努力する)」と謙遜されていたが、無論、それはその謙虚な姿勢から出た言であり、実際は<天才+努力>なのである。

豊島二冠は、いち早く棋士同士の研究会を辞めて、AIを用いて独自の研究を始めたことで有名だが、実はAIを利用しつつも、それに頼っていないことが伺え、そこに、豊島二冠の真の強さがあると垣間見える。

そして豊島二冠の先勝!

昔から応援しているものとしては、初戦勝利は実に嬉しい。
三冠に向けて好スタートを切ったことは間違いないだろう。
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by kazuo_okawa | 2019-04-11 20:37 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

衝撃のスタート!

待ちに待った名人戦である。

佐藤天彦名人に挑戦するのは豊島将之二冠。
この二人は子供時代、奨励会時代からのライバルで、プロになったのも棋士番号で一番違い。
そして新人王決勝戦で相まみえ、順位戦の昇給もデッドヒートし、七段への昇段は同時。そのような若きライバル同士が最高の舞台で相まみえるのである。

将棋ファンとしてこれほどワクワクすることはないだろう。

その開幕局が本日10日始まった。

名人先手で、戦型は大方の予想通り角換わりである。
共に得意形。
しかし対局は両者互角のまま午後三時ころ思わぬ形で終了する。

何と、千日手!
つまり引き分け。

いやあ何ということだろう。
こんな場面はこれまで見たことが無い!

明日、先手後手、入れ替えて「指し直し」である。
まるでこれからの両者の熱戦を象徴するかのような波乱万丈の幕開けである。

私の予想は4勝3敗2千日手で、豊島二冠の奪取。

【5月18日追記】
名人奪取は予想通りであったが、結果は4連勝。実に強い。
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by kazuo_okawa | 2019-04-10 16:22 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

挑戦者、豊島二冠!

いやあ、ついに待望の佐藤天彦対豊島将之戦!

奨励会時代からのライバルが、
新人王戦でも決勝で戦った両者が
ついに最高の舞台で相まみえる。

将棋界の絶対王者羽生善治が無冠となって初めて迎える名人戦。
そう思うとさらに感慨深い。

一差で追いかける羽生九段は、因縁の広瀬竜王に勝利し、豊島二冠が敗北すればプレイオフであった。
そんな追いかけられる中での見事な勝利である。

41手目に2時間5分の大長考をする。

その後、36,74,24と歩を連続して突く。

「この意味が分からない」
「久保九段が指しやすい」(斉藤慎太郎王座の言葉)と言われる中、
なんと、28角と自陣に角を放つ!

見ていて体の震える瞬間である。

藤森哲也五段の解説が素晴らしい。
「豊島二冠は、この自陣角の、この一手に挑戦権の夢を託しましたね」と。

そしてその後も鋭く攻めて勝利した。

豊島二冠は「自分は天才ではない。だから努力する」と謙虚に述べるが、この鋭い踏み込みこそ豊島将棋の魅力だろう。

名人戦、今から大いに楽しみである。
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by kazuo_okawa | 2019-03-02 00:53 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

豊島二冠、勝利!

佐藤天彦名人への挑戦者を決めるA級順位戦。

羽生善治九段、広瀬章人竜王とともに6勝1敗で並んでいた豊島将之二冠が、羽生九段との直接対決に勝利した。

角換わり腰掛け銀というともに十八番の戦型。

40手目で後手番豊島二冠が先に仕掛けるのが、「観る将」として実に心地よい。
加えて、77手目67金と78手目43銀の両者の応酬の凄さは、アマチュアには解説無くしてその凄さが分からない超トップレベルの達人同士の切り合いである。

さらには81手目羽生九段の25歩に控え室に驚きの声が上がったという。
しかしその羽生九段の勝負手に、さらにそれをそのまま同歩と受けてたった豊島二冠に解説陣の絶賛ぶりが凄すぎる。

そもそも全体を通じて、豊島二冠の指し手の早さに、研究手を感じさせ、その強さを感じさせる勝ち方である。

昨年、惜しくも挑戦権を逃した豊島二冠が、昨年とは違ってその後二冠となり、自信もつけただろう。
この「自信」は大きいと思われる。

いやあ、私としては是非とも、佐藤天彦対豊島将之の名人戦が見たい。

【追記】
本日、広瀬竜王が敗れたため、豊島二冠のみ1敗がただ一人となり単独一位である。
仮に豊島二冠が最終局で敗れれば、羽生、広瀬どちらかとのプレイオフとなる。
いずれにせよ豊島二冠が、名人戦挑戦へ向けて大きく前進したことは違いない。
本文に書いた通り是非とも佐藤天彦対豊島将之の名人戦を実現してほしい。
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by kazuo_okawa | 2019-02-01 00:51 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

無冠の羽生!

2018年12月31日の朝日新聞朝刊に、「無冠の羽生 輝き戻る日は」「広瀬・佐藤ら厚い壁」「50代目前年齢の壁」と題する村瀬信也記者の興味深い署名記事が掲載されている。

「将棋界の先頭を走り続けてきた羽生善治九段が、27年ぶりに無冠になった。1991年から毎年、タイトルを取り続けてきたが、今年は広瀬章人竜王ら年下の棋士たちに阻まれた。第一人者の不振の背景には何があるのか。」というリードに始まる記事で、サブ見出しの通り、30才前後の強豪の実力アップと羽生自身の年齢が「壁」としている記事である。

私は村瀬記者のこの記事で知ったのだが、今期、羽生九段は20敗しているが、そのうち15敗はなんと特定の3人の棋士に喫しているという。
その3人とは、名人位を防衛した佐藤天彦名人、棋聖位を奪取した豊島将之現二冠、そして広瀬章人新竜王である。

この3人は確かに強い。
将棋界は現在「戦国時代」と言われるが、おそらく、この3人の誰かが棋界を統一し、時代を築くのであろう。
それはそれで楽しみである。

ところで、村瀬記者は、羽生九段が「無冠」になったことから「不振」と位置づけているが、真の実力を示すと言われる「レーティング」の順位では羽生九段は現在6位である。

2016年の名人失冠時にも「不調」と言われたが、実は羽生九段はそのときは無論、約30年にわたってレーティングでベストテンを割ったことがない。

以前はほとんど1~2位の絶対王者であったからこそ、その時代に比較すれば相対的に「不調」と言うにすぎない。
私にはどう考えても羽生九段は再びタイトル戦戦に戻ってくると思われるのである。

2019年の棋界も楽しみである。
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by kazuo_okawa | 2018-12-31 16:03 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
将棋の生放送が増えたのは非常にありがたい。

しかし昼間からはなかなか見られず、理想なのは、仕事の終えるころの午後7時ころからちょうど山場というのが面白い。

17日、注目の棋王戦挑戦者決定戦。
佐藤天彦名人対広瀬章人八段。
楽しみの一番であるが、何と午後4時台に終了してしまった。

帰宅後、タイムシフト(録画)で見ると、名人投了時に<この15分にタイトルホルダー3人が投了>とのツイッターが…。
日本将棋連盟アプリで調べると、朝日オープンで、豊島将之二冠と斎藤慎太郎王座が本日同じ頃に敗北していた。
つまり17日は、名人、王位、棋聖、王座が揃って敗れたわけだ。

偶然であろうが残念である。

とすると同じ日に対局している残るタイトルホルダー羽生竜王、すなわち、A級順位戦、羽生竜王対佐藤康光九段の勝敗はどうなるのか?

Abemaを見ると何といまだ激闘している。

しかし、勝利は羽生竜王であった。
もっとも日を超えていたが…。
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by kazuo_okawa | 2018-12-18 01:08 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
豊島ファンとしては実に気持ちの良い勝利である。

これでA級でただ一人の5連勝である。

相手は深浦康市九段。
戦型は角換わりであるが、なんと言っても、羽生義治竜王から棋聖位を奪った玉底の「41飛」が出たとき、豊島ファンとしては体が震えるだろう。

「玉飛接近すべからず」の格言に反するこの一手に羽生棋聖は感心したという、そう、あの一手である。

しかも、飛車はその後81,また41、そして81となんと2往復するのである。
ここにプロの至芸を見る。

そしてその後は9筋、8筋からの攻撃。
いやいや、見ていて実に面白い。

そして最後は見事に詰ました。

これで無傷の5連勝。
昨期は後半崩れたが、今期はそういうことは無いだろう。
来期、今一番見てみたい、佐藤天彦名人対豊島二冠の名人戦が実現するのではないだろうか。
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by kazuo_okawa | 2018-11-10 00:45 | 将棋 | Trackback | Comments(0)