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by kazuo_okawa

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本日の朝日新聞に京都賞受賞者の柏原正樹京都大学特任教授のインタビューが出ている。
受賞理由は,「D加群」という理論を構築して現代数学を発展させてことにあるのだが、この「D加群」とは何かはさっぱりわからない。

それはともかく柏原教授のインタビュー自体は全てに興味深い。

中でも私が引き付けられたのは次のくだりである。

「数学が苦手な子も多いが、関心を持つには?」との問いに教授は「小学校ではつるかめ算のような問題を難しいと思うかもしれない。だが、数学の代数Xを使うと簡単に解けて感動する」と答える。

この回答に私自身が中学校の頃に読んだ数学者のエッセイか書物の一節を思い出した。

その数学者はつるかめ算を代数で解くことについて「式が代わって考えてくれる」と述べていたのである。

私は、この言葉にいたく感動して、そのために今でもこの言葉自体は覚えている。
残念ながらその数学者は(何人もの数学者の書物をもっているため)思い出せないのだが…。

柏原教授の回答を読んで改めて考えさせられる。
<数学の代数Xを使うと簡単に解けることに感動する者>と、<その説明の仕方に感動する者>との違いが、数学の道を志す者と、言葉を駆使する世界を目指す者の違いがあるのかもしれない。
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by kazuo_okawa | 2018-11-22 18:00 | パズル・統計・数学 | Trackback | Comments(0)