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by kazuo_okawa
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タグ:三浦弘行 ( 9 ) タグの人気記事

第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ戦は、11月11日に、羽生善治九段対三浦弘行九段の対局が行われた。

広瀬竜王と藤井聡太七段の二人の1敗者を追う羽生九段は2勝2敗でこれ以上負けられない。
その重要な一局で、羽生九段がとった戦型は、何と、後手番角道オープン四間飛車。
飛車を振ったのである!

これが実に実に感慨深い。
そして見事に勝利した。

今や「人間より強い」AIは、振り飛車を評価しない。
A級棋士の中で純粋振り飛車は久保利明九段ただ一人しかいない。
そんな中、かつての振り飛車党も、次々と居飛車党に転向していく。
広瀬竜王、永瀬叡王、中村太地元王座ら数限りない。
それ故、振り飛車は「不利飛車」とも言われている。

そういう状況下で、伝説羽生九段が、飛車を振ったのである。
人一倍AIに詳しいであろう羽生九段が振ったのである。

おそらく羽生九段は無類の好奇心から選択したのだろう。
それは新たなチャレンジと考えられる。
「AIへの挑戦」ともいえよう。

羽生九段の魅力の一つは、底知れないチャレンジ精神である。
そこに多くのファンは打たれる!

そう考えると、いやあ、何とも言えず楽しみなのである。
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by kazuo_okawa | 2019-11-11 21:30 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

斎藤七段、先勝!

第66期王座戦5番勝負第一局を見る。

台風の影響で早めに帰宅し、中盤以降をリアルタイムで見る。

中村太地王座に斎藤慎太郎七段が挑戦する。
東西イケメン対決、あるいは王子対決と言われた人気棋士同士の対決である。
しかも上に羽生世代、下に怪物藤井聡太七段に挟まれた世代でもある。
Abemaの解説者の一人が、これまたイケメンで名高い都成竜馬五段。
女性「見る将」ファンにとってはたまらないだろう。

戦型は「角替わり」。
見ている分には面白く、その上、中村王座が右金を72と配置し、飛車を6筋に展開するという新基軸。

解説者群ではAbema三浦弘行九段がA級である。

ニコ生の画面を見ながら(ニコ生にはコンピュータソフトAIの評価値や次の一手が出る)、三浦九段の解説を聞くのが実に興味深い。

例えば、斎藤73手目55銀打ちと中村王座の角を攻め、中村王座が63角と逃げた後、AIがその角を歩で攻める65歩を示していたが、なかなか考えにくい手である。
しかし(三浦九段は考えた末)、こういう場合は歩で攻めるのがいいのですよ、とAIの示した手を指摘したのはさすがである(斎藤七段は別の手)。

その他、三浦九段の読み筋が勉強になる。

終盤、ハラハラしながらも、結果は斎藤七段の先勝!

斎藤七段を応援している身としては、いやあ、実に気持ち良い。

このまま王座を奪取するのではないだろうか。

【追記】
王座戦は斎藤挑戦者から見て〇〇●●〇の3勝2敗で見事に奪取した。
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by kazuo_okawa | 2018-09-05 01:54 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
第89期棋聖戦挑戦者決定戦に進出したのは三浦弘行九段と豊島将之八段。
5月1日、その決定戦を、豊島八段が制した。

終盤は見ていて実にスリリングであり、豊島八段の踏み込みが観戦していて実に気持ち良い。

Abama解説西尾明六段が「これが豊島さんなんですよ!」と解説する。

山口恵梨子女流二段が聞き手の時には「王手飛車」の筋が出てくるというのは、「見る将」ファンにはお馴染みの「お約束」なのであるが、本局も最終盤に三浦九段の「王手龍」の筋があるのに驚かされる。
無論、豊島八段がそんな筋に引っかかるわけはないが…。

豊島八段は、昨夏以来、レーティング一位の最強棋士である。
王将戦挑戦、名人戦挑戦者プレイオフ3連勝など活躍が素晴らしいが、残念ながら、ハードスケジュールも相まって結果には結びついていない。

しかしこれほどの実力故、必ずタイトルは奪取するに違いない。
王位戦リーグ戦でもトップを走っており、おそらく、羽生竜王と挑戦者決定戦となるだろう。
竜王戦一組でも決勝に進出した。
いずれも楽しみである。

そして棋聖戦。
タイトル・ホルダーは言わずと知れた羽生竜王。
相手にとって不足はない。

シリーズが今から大いに楽しみである。

【追記】
Abemaの行方八段と山口女流の初手から振り返り解説で、王手飛車のことを話題にしていた。
角替わりが増えたのと、玉が居玉で闘うことが増えてきたことから、最近は王手飛車の筋が増えてきたという。
なるほど、現代将棋ゆえの必然なのか。

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by kazuo_okawa | 2018-05-02 00:06 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

4月22日のNHK杯戦は面白かった。

若手の大橋貴洸四段が、強豪三浦弘行九段見事に下したからである。

しかもその内容が力戦形でトリッキーで見ていて面白い。


実はこの大橋四段昨年度の実績は、全棋士中、

勝率2位,勝数2位、対局数3位という実に好成績の実力派なのである。


ところがその上位に藤井聡太六段がいたために目立たなかったが本当はすごいのである。


そして大橋四段はその藤井とプロ入り同期で、かつ藤井とは公式戦で2勝2敗なのである。

いやあこれだけでも藤井六段に対する秘めたる闘志が窺えますね。


大橋四段は、関西将棋まつりなどで何度かお見かけしたが、お洒落な服装とともに

謙虚な雰囲気、それでいて将棋は強気と、俄然面白い。

楽しみな若手棋士の一人である。


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by kazuo_okawa | 2018-04-26 22:04 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
日刊ゲンダイ5月4日号の三浦弘行九段への特別インタビューが泣ける。
三浦九段は、昨年の、竜王戦挑戦者交代事件の被害者だ。
スマフォ利用という言われなき嫌疑をかけられ、挑戦者資格を剥奪された。
今や、彼は完全無罪であることがわかっている。

その彼が、スマフォ利用を疑われていた時期は、人に対して疑心暗鬼になっていたという。
三浦九段は、そのときを振り返り、「私には人を見る目がなかった。世の中にはこんなにいい人がいる」と述べているのである。
そして「いい人」として、実名を挙げているのが、ご存じ羽生世代のスペシャリスト丸山忠久九段である。

丸山九段は事件当時から、三浦九段に不正はないと広言し、連盟の方針(挑戦者交代)にも批判していた。

しかし事件当時は、もっともらしい説明に、三浦のスマフォ利用を「疑った」者も少なくなかった。
いやむしろ、スマフォ利用を疑った者が多かったろう。
人は、誤った情報に左右されやすい。
ましてや「竜王」というビッグネームがその旨の指摘すれば、多くはその肩書きに迷わされ、誤ってしまうだろう。

しかし、丸山はそうではなかった。

丸山はまるで求道者のごとく「角換わり」という一つの戦法を追及してきた棋士である。

おそらく、丸山にとっては普段同様に、人の意見に左右されずに、自分の確信を表明したに過ぎないのだろう。

ここにスペシャリストの神髄をかいま見る。

改めて丸山九段に敬意を表する。


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by kazuo_okawa | 2017-05-05 09:59 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
日経将棋欄で本日(3月8日)まで掲載されていたのが、王座戦二次予選先崎学対三浦弘行である。
その先崎の自戦記が実によい。

棋譜解説がほとんどないのは、文章力ある先崎ならではの手法だが、スマフォ疑惑冤罪に苦しんだ三浦へのリスペクトと、棋士として高度な技術の駆使こそがプロの使命として全力を挙げて戦う姿がいい。

また随所にみられるごく自然なエピソードに先崎の思想が垣間見れる。

クライマックスの51香!
「カオスな魔の一瞬を作る」というくだりには羽生世代の元祖天才先崎の矜持だろう。
結果は先崎の勝利だが、先崎のそのくだりの解説には泣かされる。

人間同士の闘いにはまだまだドラマがあるとつくづく思うのである。

【9月7日追記】
先日送られてきた将棋ペンクラブ会報によれば、この先崎の自戦記が、将棋ペンクラブ優秀賞を受賞していた。おめでとうございます。

【9月20日追記】
日経9月17日付の王座戦観戦記で大崎善生が「私の古くからの友人先崎学は倒れた。棋士が棋士を疑う。その図式に繊細な彼の神経は耐えられなかったのだろう」と記している。先崎の休場により叡王戦での渡辺竜王・先崎戦は渡辺の不戦勝となった。先崎の自戦記といい、この大崎の観戦記といい、色々な思いが巡る。



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by kazuo_okawa | 2017-03-08 20:06 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

三浦復帰戦に思う!

2月13日、三浦弘行九段の復帰戦となる対羽生善治三冠の一戦は大変面白かった。
東京の出張後、帰路の新幹線でニコ生中継を見ていた。
最後までどちらが勝利するのかわからない、大変素晴らしい一局である。

冤罪被害者の三浦九段としては、久々の対局ということも含めてやりにくかったろう。
無論、一方の羽生もやりにくかったに違いない。
注目を浴びて、やりにくい中を、素晴らしい名局にしたことは実に見事である。

現在、旧理事解任動議を出している棋士の上野裕和、西尾明の昨年10月ころからのツイッターを読むと、チェスの例を引いて、「一致率だけではチートの立証にならない」「チェスの世界では誤った告発にはペナルティがある」など貴重な意見が述べられている。
何故に、当時の理事者がこういう冷静な判断が出来なかったのかと思う。

告発者渡辺明竜王は、2月13日付ブログで
「私に対して厳しい意見があるのは重々承知していますが、そもそも「剥奪でも構わない」という意思はないし、そんな言葉は使っていません。発言された方のせいにしたくなかったので、10月からずっと否定せずにいました」
と述べている。

これまで否定せずにいたことこと自体が誤解を生むだろうと思うのだが…。

それはともかく、もともと問題にされた渡辺のセリフは「疑わしい相手と竜王戦は戦わない。それでタイトルを剥奪されても構わない」である。
この言葉に理事者達は、青ざめたと聞く。
その言葉の一部だけを取り上げて「そんな言葉を使っていません」と述べられても、う~ん、ではどう言ったのか、と聞きたくなる。

三浦は,iRONNAのインタビューで「谷川会長も、ある意味、被害者のようなものですしね。その谷川会長のお兄さまの手紙で、自分の中にあった激しい怒りの感情みたいなものが少し収まったという気がします。」と述べている。

谷川ファンの私としてはこの言葉には救われる。

【追記】
その後、この冤罪問題は「なぜ冤罪を生んだのか」という真相が不明のままあいまいに終了した。極めて「日本的」あやふやさである。
また、羽生三冠は、後に竜王位に復位し、永世七冠を達成するのであるが、この三浦戦はその第一歩であった。並々ならぬ決意で臨んだことは推察される。
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by kazuo_okawa | 2017-02-14 01:06 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
本来、タイトルマッチの観戦は楽しいはずなのだが…。
色々な意味で竜王戦第一局には注目したが、どうも第二局は見ていて力が入らない。

いうまでもなく「三浦カンニング疑惑」といわれるものの真相がどうにもすっきりしないからだ。
その後もネット上ではあれこれ「事実」が書かれ色々な意見が出ている。

一番衝撃なのは、竜王位の渡辺が「不正の疑念を持つ相手とは対局できない。竜王位をはく奪されてもよい」と相手が三浦なら竜王戦を闘わない、と示したと、ネット上書かれている点だ。
これが真相かどうかはわからない。
もしもタイトルホルダーである渡辺がこういう態度なら、とうてい竜王戦は開催できないだろう。
こんなことは誰でもわかる。
竜王戦を実施するためには、渡辺のいう通りにするしかない…。
将棋連盟の困惑ぶりが目に浮かぶようである。

私はある種の渡辺の合理主義者ぶりが好きだったが、これでは、合理主義というよりもタイトルホルダーの立場を利用して、ごり押しした印象を受ける。

もう一度繰り返すが、これはあくまでネット上の話であり、真相はわからない。

しかし渡辺は、18日には「ブログはしばらく対局のことだけにします。」と述べていたにもかかわらず、22日には一見意味のわからないブログをしている。
ネット上の「竜王という地位を利用した渡辺批判」が飛び交っているのであるから、ここは明白に、
「三浦九段が挑戦者なら竜王戦は戦わない。それで竜王位を剥奪されても構わない」などと言ってない、こう答えてほしかった。

しかし、22日付ブログでは「今回の件、遅かれ早かれこの話が世に出た時には今と同じを立場を取っていたと思います。(棋譜を調べた観点から)。 調査中ということもあり、ここでは多くを語れないことをご了承下さい。」と述べている。

かの有名なセリフをもじって言うなら
<嘘だと言ってよ、竜王>という気分である。

竜王の先のブログは、「不正の疑念を持つ相手とは対局できない。竜王位をはく奪されてもよい」と述べたこと自体は否定しておらず、まるで、言外に、竜王位の立場をかさにしてそういう態度をとったのではない、と弁明をしているように見える。

そして本日の文春。
このようなネット上飛び交う渡辺竜王の態度については何一つ触れず、終始、三浦叩きである。
これでは「渡辺寄り」の記事と言われてもやむを得まい。

日本将棋連盟は本日ホームページで
「第三者により構成する委員会を設け、調査することを決定しました。委員長には但木敬一氏(弁護士、元検事総長)が決まりました。出場停止処分の妥当性、三浦九段の対局中の行動について、調査を要請しました。」と発表している。

この不透明感を払拭する調査結果を是非とも期待したいものである。
【追記】
その後、調査委の報告により、三浦九段の冤罪が証明された。本稿では「三浦カンニング疑惑」と書いたが、その意味でも「竜王戦挑戦者交代事件」と呼ぶべきである。事件は終了したことになっているが、渡辺氏の果たした役割と責任の有無だけは依然不明である。
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by kazuo_okawa | 2016-10-27 22:23 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

将棋界の一番長い日

3月7日は、将棋A級順位戦の最終局であった。

将棋界の超一流プロの証であるA級リーグに属するトッププロ10人が
一年をかけて総当たりリーグ戦を行う。
その勝者が、「名人戦」の挑戦権を獲得し、そして成績下位の2人が
下のクラスであるB級一組に降級し、B級一組の成績上位2名と入れ替わる。

そのA級リーグ戦の最終局が、3月7日に行われた。
通常は、この最終局で名人戦挑戦者が決まり、
また、降級者2名も決まるというのが通例であり
一斉に行われる最終局は将棋ファン注目の一日である。

超一流棋士が、意地とプライドを賭けて激突し
朝から始まった対局が深夜にも及ぶことから
「将棋界の一番長い日」と呼ばれている。

ところが今年は、最終局の一つ前で、名人戦挑戦者は羽生と決まり
一方、降級者の1人も谷川17世名人と決まってしまった。
従って、興味はあと一人の降級者が誰かということであった。

7日夜、仕事を終えて事務所からの帰り際、ネット検索したところ
何と早々に降級者屋敷、と知った。
う~ん。
興味を失って、あとのフォローをしなかったところ
本日のニュースに驚愕した。

何と、三浦弘行九段と久保利明九段の二人が深夜午前2時まで
271手の死闘を繰り広げたという。
そして、その勝敗が決まった後
両者は、無言で、しばらくそもまま身動きしなかったという。

将棋の勝敗は普通100手前後である。

三浦・久保戦の手数はその倍以上なのである。
その手数の多さからしても、壮絶な死闘であることは想像出来るが
終局後、両者が、固まっていることが、恐ろしすぎる。
まししく両者とも全身全霊をあげて激突し
力尽くして倒れ込んだのであろう。

そもそも両者には降給の可能性があった。
実際には、屋敷敗北により、三浦、久保の降級はなくなったのであるが
そういった情報を知らないまま、両者は目の前の一戦に全力を尽くしたのである。
これが素晴らしい。

まさしくこれぞA級順位戦であるとしか言いようがない。
だからこそ観戦将棋は面白い。
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by kazuo_okawa | 2014-03-09 00:45 | 将棋 | Trackback | Comments(0)