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by kazuo_okawa

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問われる国家の品格

「マスコミ市民」2018年2月号(589号)の古賀茂明氏へのインタビューが良い。

「問われる国家の品格」という特集で氏は「超えてはならない一線を越えた安倍政権~報酬への期待と処罰への期待感に染まる官僚」と題するインタビューを受け、安倍政権がいかに品格に欠けるかを述べている。

氏には『日本中枢の崩壊』など大著にして名著があるが本稿も非常に示唆に富むので、ぜひ、「マスコミ市民」を購入してお読みいただきたい。

氏のインタビューから印象に残った一節の要約。

一般市民としてできること、という質問に、古賀氏は3つ挙げる。

一つは、空気に流されないこと。変に思われるのではないかと黙ってしまうのが一番怖いのです、と述べる。

二つ目は、声をあげるときに感情的な言い方や、礼を失した言い方はやめようというものである。「この人の言うことだったら聞いてみよう」という話し方をしてほしい、という。

三つ目は、誰かを支援するとき、集会に行った時にはお金を出してほしい、という。これは、例えば、伊藤詩織さんのサポートにおいて「応援する会」の活動も大切だが、詩織さんに直接お金が行くことも大事だという。

一つ目は、おそらく官僚時代や、マスコミに身を置いていた時からの経験だろう。
そして二つ目、三つ目は、いろいろな市民運動に誘われて集会などに呼ばれた経験に裏打ちされていると想像される。

大変貴重な指摘である。


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by kazuo_okawa | 2018-02-22 22:17 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
定期購読している「マスコミ市民」7月号を読む。

「『異端』のジャーナリストに聞く」シリーズ最終回に
本多勝一氏が登場している。

本多氏は「戦場の村」「中国の旅」「殺される側の論理」など
数々のルポ・著作を発表している元朝日新聞記者である。

10年くらい前までは、本多氏の本をよんで
ジャーナリストの世界に入ったものはかなりいたというくらい
その影響力は大きい。

私自身も学生時代、本多氏の著作には
影響を受けた一人である。
何冊も読んだ。

その一つに「法学教室」(第二期・第5号・1974年6月発行)という
法学部の学生向けの冊子に、彼の寄せた随想がある。
表題は「巨大な犯罪ほど『合法的』である」

理不尽な不正でも権力者はそれを「合法化」する
力を持っている。ニクソンはベトナム戦争で
大量虐殺をするとき「合法的」手続きを踏んだ。
そしてそこで言う「法と秩序」のおかしさを皮肉ったあと
本多氏は次のように締めくくる。

「よく私はいうのだが、侍は権力者が人民を弾圧するための
刀使いであった。ところが逆にその刀を支配者に向けた例外的
侍もある。法律はその刀であり、法曹人はそれを使う侍だ。
侍たちよ。あなたがたの誰が「例外」たりうるだろうか。
私たち「法で支配される側」は期待している。」

私が、弁護士を目指したとき、本多氏のこの随想は何度読んだことか。

弁護士になってからも、この著は事務所のいつも手に届くところに
おいている。
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by kazuo_okawa | 2013-07-27 12:44 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)