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by kazuo_okawa
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知人の招待で、シルク・ドゥ・ソレイユのキュリオスを見る。

サーカスではあるが、ストーリー仕立てでかつミュージカル風に集団でパフォーマンスを繰り広げるので、従来のサーカスのイメージとは違う。
退屈させず大変楽しい内容である。

無論、サーカス特有の、ハラハラドキドキも見事である。
私自身サーカスは好きで何度もみているが十分に楽しめた。

特に感心したのが、舞台装置のうまさとチームプレイである。

舞台装置というのは、例えば「ロシアン・クレードル」という演目の時に、大舞台の上に後ろ幕からズズーと大きな船が出てくる、その船である。
この船に約4メートルの2本のポールが立って巨大梯子のような状態、その高い場所で男女二人が繰り広げるのだが、それは男性が女性を空中に放り投げ、女性が回転し、落ちてくる女性の両手をその男性が両手でキャッチするという(空中ブランコでありますね、あの感じです)実にシンプルながらはらはらする演技である。

何に感心したのかと言えば、セーフティネットがない!

いや、実は、船そのものが巧みに「セーフティネット」なのだが、セーフティネットと意識させないのがいい。
そういう目で見ていると、命綱の脱着もチームプレイで、巧みに行われている。

ある意味で、サーカスの、必要ながらも無粋な部分を巧みなトリックで意識させない。

いやあ、関心しました。

個人的に気に入ったのは「バランシング・オン・チェア」!!

夕食のテーブルに椅子を積み上げ、バランスをとって登っていく、というここまではよくあるサーカスだが、天井を見ると、そこには…。
まるで鏡に映ったような…。

これ以上は言えません。

なかなかよく考えられています。
実に凄い!!
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by kazuo_okawa | 2018-07-27 00:10 | マジック | Trackback | Comments(0)

テンヨーの2017年スペシャルマジックである、「マジカルチョコレート」が面白い。

チョコレートの絵が描かれた4種類の カードを1枚ずつよく見せる。客にそのうちのひとつを選んで覚えてもらった後、4枚 を包み紙に入れる。客に選んだチョコを強く思い浮かべてもらうと、なんとそのチョコの角 だけ欠けている、というマジックである。

非常にインパクトのあるマジックである。
現象そのものは、幾つも類似作を思い浮かべよう。
(大きく分類すれば、4枚のカードから1枚当てる、というテーマの一つである)

しかしこのマジックの素晴らしいのは、非常に巧妙なトリックに尽きる。

シャーロック・ホームズではないが「見ているが観察していない」。
まさしく、トリックを堂々と見せている大胆な手法に感心するのである。

作者は、まず、このトリックを思いつき、そしてそれをいかに見せるかを考え、そしてチョコレートにたどりついたのであろう。

こう想像すると、一見、「トリックは出尽くした」といわれるが、まだまだ可能性はあることが分かる。
この作品の一番素晴らしいのは、その「可能性」を示した事だろう。



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by kazuo_okawa | 2017-09-21 23:28 | マジック | Trackback | Comments(0)
マジシャンであり、マジック・クリエーターである、ルーバー・フィドラー師が
先月死亡されたという。
この中旬にテンヨーのディーラーショップを訪れたときに、そのニュースを教えて貰った。

マジックのトリックを考えるのは容易なことではない。
フィドラーはその容易ならざるトリックを幾つも創作、考案し、作品化している。
しかも、その作品が、どれも独創的で驚かされるのである。
「天才」と言われる所以である。

私の知り合いの中には、フィドラーは歴史を逆行させるとのやや消極的な感想を述べたものもいる。
その科学的なトリックに、マジックとの異質さを感じるのだろう。
「宙に浮かぶ石」
「ブルークリスタル」
「4Dサプライズ」などがその例であるが(いずれもテンヨーで発売)、
私はいずれの作品も好きである。
その仕掛けを知って驚かされる。

逆に、デンタル・ダムによるコイン貫通は、ゴムシートの上のコインがゆっくりと貫通していくというもので、その不思議さはこの上ないが、そのトリックが極めてシンプルである故に二重に驚かされる。

十数年前に発売された「灰皿」という作品も良かった。

プラスティックの固まりが一瞬にして灰皿になるというものである。

ユーチューブなどでは、ハンカチをかぶせて変化させる映像を見せているものもあるが
私には目の前で、大胆に灰皿に変える方が好きである。

「クリスティ・フォー・クリスマス」ではないが、かつて一年に一度アガサ・クリスティの新作を買うのが楽しみであったように、ここ何年かは、フィドラーの新作が楽しみであった。
もうフィドラーの新作を買えないかと思うと大変残念である。
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by kazuo_okawa | 2014-10-21 00:48 | マジック | Trackback | Comments(0)
新聞記事を読んで気付いたのだが
12月15日は
不世出の英雄、プロレスラー力道山の命日であり
没後、50年になるという。

そういえば、1975年の「13回忌」には
全日本プロレスと新日本プロレスが
力道山追悼興行と銘打って
激しく興行戦争を行った。

オール・スターを並べた馬場に対し
猪木は国際プロレスから引き抜いた
ビル・ロビンソン一本で勝負する。

力道山時代から馬場・猪木時代へ。
あの熱いプロレス熱は、今、何処へ行ったのかと思う。

力道山は、北朝鮮出身であったが
それは生前、秘密にされていた。

「プロレスとは何か」も
生前の力道山は「ショーである」とは説明したが
本質的なからくりまでは、明かさなかった。

しかし、力道山の死後、それらの秘密は
封印を解かれたがごとく明かされた。

「秘密」が明かされることによって
功罪ともにショー・プロレスが適正に評価される。
何もおかしくはない。

今日のプロレス人気の低迷は
「裏事情」を明らかにしすぎたからだ、
という意見もあるが、それは違うだろう。

結果が分かっていても面白いプロレスは幾らでもある。
例えば、
アントニオ猪木対ストロング小林
スタン・ハンセン対アンドレ・ザ・ジャイアント
グレート・ムタ対新崎人生。
…。

それはあたかも、全てのトリックが分かっていても
超一流マジシャンの演技に魅了されるのに似ている。

結局は、パフォーマーの「実力」ということになるのだろう。

こういってしまえば身も蓋もないが…。
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by kazuo_okawa | 2013-12-15 21:42 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)