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by kazuo_okawa

タグ:テンヨー ( 5 ) タグの人気記事

(株)テンヨーから、2019年の新商品後続編3点発売された。
「サイコロ大集合―密室の中を移動する!」
「マジカルポートレイト―一瞬で揃う!」
「THE瞬間移動―その瞬間入れ替わる!」
である。

いずれも不思議で面白かった。

「サイコロ大集合―密室の中を移動する!」
これは2×2の4マスのに仕切られた各部屋(仕切りがあるので「密室」)にサイコロが置かれるのだが、そのサイコロが隣の部屋に移動するというもので実に不思議である。
購入してそのトリックに驚いた。まあ、言ってみれば「チンカチンク」のようなものであるが、この「密室」であることが、ある種、真相への可能性を遮っている。
最後のところが少し練習がいるだろうが(私はそこで怪しさを感じたのだが)、きれいに見せれば本当に不思議である。

「マジカルポートレイト―一瞬で揃う!」
バラバラの6ピースのポートレイトの破片を客はちょっと時間がかかるが、マジシャンは一瞬にして揃うというもの。
リンキングリングのある見せ方のような工夫が面白い。

「THE瞬間移動―その瞬間入れ替わる!」
現象を言葉で説明するのは難しいのだが、まるでイリュージョンのように、透明な箱の中で剣に突き刺されたAと突き刺されていないBが入れ替わる。
今回の3作品の中では一番不思議であった。
実に巧妙なトリックで、作者は佐藤総氏。

2015年の彼の名作マジックとある種原理は同じながら見事である。
いやあ、本当にマジックは面白い!
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by kazuo_okawa | 2018-12-26 21:17 | マジック | Trackback | Comments(0)
(株)テンヨーから、2019年の新商品が3点発売された。

「スマホイリュージョン」
「インスタマネー」
「ミラクルミルクチョコレート」
の3点である。

「スマホイリュージョン」はマジックバーで何度か見せられたが、非常に素晴らしい現象である。
スマホにハンカチが画面を通り抜けていくというもので、その現象自体に驚愕する。
実はこの考案者は韓国のマジシャンJeimin氏であり、テンヨーは考案者からライセンス契約のもと、いくつかの新しいアイデアを加えたという。
従ってもともとの原案よりも改良されている。
それゆえ本当に素晴らしい作品となっている。

マニアからすれば、この商品が、この値段であることが、実は一番の「驚愕」である。

よく出来たトリックですが、どうぞ演ずるときは十分に練習してくださいね。

「インスタマネー」
シンプルな道具を使ってお札の印刷が消えてただの白い紙になるというもの。
これは、テンヨーらしい商品です。
こちらも、トリックに頼らず、見せるときは少し練習してくださいね。

「ミラクルミルクチョコレート」
実は、今回、一番驚いたものです。

題材が「チョコレート」ですから、その現象は想像できるでしょう。
途中は、まあ、トリックが想像できるのですが、最後が驚きです。
なんと、新品の状態に戻る!
つまり割れ目の痕が無い!!
初めて見せられたとき、非常に不思議でした。

考案者は鈴木徹氏。

まだまだアイデアはあるものですね。
このトリックを知るだけでも、この作品は購入の値打ちがあるでしょう。

今年のテンヨー新商品。
お勧めですね。
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by kazuo_okawa | 2018-10-20 00:47 | マジック | Trackback | Comments(0)

テンヨーの2017年スペシャルマジックである、「マジカルチョコレート」が面白い。

チョコレートの絵が描かれた4種類の カードを1枚ずつよく見せる。客にそのうちのひとつを選んで覚えてもらった後、4枚 を包み紙に入れる。客に選んだチョコを強く思い浮かべてもらうと、なんとそのチョコの角 だけ欠けている、というマジックである。

非常にインパクトのあるマジックである。
現象そのものは、幾つも類似作を思い浮かべよう。
(大きく分類すれば、4枚のカードから1枚当てる、というテーマの一つである)

しかしこのマジックの素晴らしいのは、非常に巧妙なトリックに尽きる。

シャーロック・ホームズではないが「見ているが観察していない」。
まさしく、トリックを堂々と見せている大胆な手法に感心するのである。

作者は、まず、このトリックを思いつき、そしてそれをいかに見せるかを考え、そしてチョコレートにたどりついたのであろう。

こう想像すると、一見、「トリックは出尽くした」といわれるが、まだまだ可能性はあることが分かる。
この作品の一番素晴らしいのは、その「可能性」を示した事だろう。



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by kazuo_okawa | 2017-09-21 23:28 | マジック | Trackback | Comments(0)
この時期なると(と言っても正確には遅いのであるが)、マジック界の老舗、テンヨーの最新作品が話題になる。
本日土曜日夕刻、いささか疲れたので、仕事は終えて、テンヨーマジックショップに出向く。

予めネット上の情報は入れないようにして、ディーラーに初めて見せて貰うのが楽しい。

2017最新作を幾つも見せて貰ったが、私には「パズル風作品」が印象に残った。

まず「必勝あみだくじ」。
5本の線のあみだくじだが、ゴールABCDEから、当たりを客が選ぶ。そしてスタートも5本の中から4本を客が自由に選ぶ。
マジシャンは残りの一本というわけである。
ここでマジシャンは4枚のカードを出す。
そのカードは(説明がしにくいが)いずれもあみだくじの、あみだ線が入り組んだものであり、それを客が自由に並べて、スタートからゴールのあみだくじが出来るが、何と出来上がったあみだくじで勝つのは、マジシャンだというわけである。
なかなか不思議であるが、「4枚のカード」が後から出てくるというのがミソだろう。
…とはいえ、「何故4枚のカードをどう並べても同じになるのか」が、非常に不思議である。
これはまさに、良質のパズルである。

「奇跡の魔法陣」
客が数字を選ぶ。
マジシャンが4×4の升に数字を書き込む。
客が先ほどの選んだ数字を述べる。
そして客が選んだ数字を述べると、マジシャンが書いた魔法陣はどの行、列もその合計が客の数字になる。
まあ、こういう数学マジックのようなものは一般受けはしないでしょうね。
…魔法陣を作るのはある種の数学トリックだが、何故、客の選んだ数字が分かるのか。
可能性は幾つか考えられるが、私にはそれが分からない…。

そして「伝説のパズル」
サムロイドやデュードニーの時代からある、形作るピースの数は異なるのに、面積は同じという有名なパズルがモデルになっている。
だから「伝説のパズル」というわけである。
このマジックのいいところは、面積が変わらないということを示すためにフレームを作っているところである。
私は、伝説のパズル自体を知っているから、おそらくトリックはアレしかないだろうと思って、見ていたのだが…。
…しかし、私の考えていたようには見えない。
う~ん。
全く不思議である。

こういう不可思議さが実に心地よい。

【12月8日追記】
毎年のことだが、結局、上記テンヨーの新製品は全て購入した。
あみだくじ(あの佐藤氏作です)は予想通りのトリックだったが、これを実際に作り上げる巧妙さと
エクストラカードというのは思いつかない。
魔法陣はあのハリーロレインの改案であり、<改案の多くは改悪である>という真理に反して
改案部分2点がいずれも面白い。
特に、キーナンバーを覚えないで堂々とピークするのがそれが日常的にありふれたものを使っているのでミステリタッチである。
パズルは予想通り。
それしか考えられないが不思議に思ったのは、演じ手がうまかったからである。





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by kazuo_okawa | 2016-11-05 21:05 | マジック | Trackback | Comments(0)
マジシャンであり、マジック・クリエーターである、ルーバー・フィドラー師が
先月死亡されたという。
この中旬にテンヨーのディーラーショップを訪れたときに、そのニュースを教えて貰った。

マジックのトリックを考えるのは容易なことではない。
フィドラーはその容易ならざるトリックを幾つも創作、考案し、作品化している。
しかも、その作品が、どれも独創的で驚かされるのである。
「天才」と言われる所以である。

私の知り合いの中には、フィドラーは歴史を逆行させるとのやや消極的な感想を述べたものもいる。
その科学的なトリックに、マジックとの異質さを感じるのだろう。
「宙に浮かぶ石」
「ブルークリスタル」
「4Dサプライズ」などがその例であるが(いずれもテンヨーで発売)、
私はいずれの作品も好きである。
その仕掛けを知って驚かされる。

逆に、デンタル・ダムによるコイン貫通は、ゴムシートの上のコインがゆっくりと貫通していくというもので、その不思議さはこの上ないが、そのトリックが極めてシンプルである故に二重に驚かされる。

十数年前に発売された「灰皿」という作品も良かった。

プラスティックの固まりが一瞬にして灰皿になるというものである。

ユーチューブなどでは、ハンカチをかぶせて変化させる映像を見せているものもあるが
私には目の前で、大胆に灰皿に変える方が好きである。

「クリスティ・フォー・クリスマス」ではないが、かつて一年に一度アガサ・クリスティの新作を買うのが楽しみであったように、ここ何年かは、フィドラーの新作が楽しみであった。
もうフィドラーの新作を買えないかと思うと大変残念である。
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by kazuo_okawa | 2014-10-21 00:48 | マジック | Trackback | Comments(0)