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by kazuo_okawa

豊島棋聖、二冠達成!

第59期王位戦は第七局までもつれ込み、挑戦者豊島将之棋聖が、菅井達也王位を破り王位を奪取した。

これで棋聖位と合わせて二冠である。

今、Abemaテレビで北浜健介八段による振り返り解説を聞いたが実に凄い。
北浜八段は、居飛車・振り飛車の、共に頂点に立つ二人の「秘術を尽くした闘い」と称した。

素人目に見ていても、豊島棋聖の終盤の攻めに圧倒される。

豊島将棋はかつての「序盤中盤終盤隙がない」から、いまや隙あらば攻撃するという見ていて実に痛快な将棋である。

第六局の角の動きや、第七局も銀の動き等にみられるいわゆる「手損」を苦にしないのは明らかにAIの影響だろう。
最先端の現代将棋でもある。

思えば豊島七段(当時)にインタビューさせて頂いたのは2014年のことであった。
そのときAIは自分の将棋に直ちに影響しなくとも何年か後には必ず役に立つと述べていた。
そして目標は,A級入りとタイトル奪取。

その目標を実現したのは見事であり、古くから応援している身としては大変嬉しい。

王将リーグ戦、順位戦も楽しみである。
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# by kazuo_okawa | 2018-09-27 18:30 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
木村真豊中市議の代理人として提訴した情報公開行政訴訟。
いわゆる森友学園に国が激安で払い下げたその売買契約書の開示を求めたところ一部「黒塗り」だったのでその非開示の取消を求め、その後、一転開示されたことから、国家賠償請求に切り替えた訴訟である。

その第10回口頭弁論期日が9月25日に行われた。

陪席裁判官が交代しており、弁論が更新された。
そして、裁判の手続き自体は、甲13~24号証提出、当方からの証人申請書、被告の反対の意見書、原告補充書である。

以上の手続きを経て裁判所は池田証人、木村本人の採用の方向と話し、一方、籠池元理事長については不必要として採用を却下した。

そして裁判所としては尋問はあくまで不開示決定のプロセスと考えている、と説明しこの後は進行競協議としたいと述べた。

私は、「本件裁判は多くの人が注目している。そのため出来る限り公開で決めて頂きたいので、進行協議はあくまで事務的な事項に限られたい」と述べて応ずる。
場所を変えて、非公開の進行協議。

裁判長は、<本件裁判は不開示決定が問題なのだから、そのプロセスが重要と考えている>という法廷で述べたことを確認し、その線に沿って、次回までに、まずは①池田氏の尋問事項の整理②木村氏の陳述書の用意をしてほしい、と述べた。

私は整理はするが原告側としては、改ざん問題も籠池氏とのやり取りも重要な間接事実とは考えている、と述べて整理することは約束した。

進行は、10月末日までに原告が提出。
裁判自体は11月13日午前11時、大阪地裁大法廷。

裁判官がその後の国の対応を聞くと、国側は準備に3か月かかるという!
3か月ですよ!

無論、次々回どうするかはこの進行協議では決まらず、次回、法廷で決まる。
しかし何で3か月もかかるのだろうか。

なんのかんのと言っても、これが森友事件における、国の対応である。
ひいては安倍政権の姿勢だろう。
全く根拠はないが<通常国会開会中は証人尋問はしたくない>そう考えているのではないかと推測してしまう。

次回は2018年11月13日午前11時、202号法廷です。

【26日追記】
証人の採用決定につき、昨日の法廷では「方向性」を示したのみで、正式の採用決定は尋問事項を踏まえて、である。
その限りで、上記は訂正する。
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# by kazuo_okawa | 2018-09-26 00:23 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

到達不能極を読む!

江戸川乱歩賞は、嗜好や現実性などで評価が分かれることもあるが、いろんなミステリの賞の中でまず「はずれ」は少ない。

私も毎年、楽しみにしており(昨年は受賞作なしであったが)今年も発売されてすぐに買った。
斎藤詠一氏の『到達不能極』である。

【以下ネタバレに近いのでご注意ください】

表紙が凄い。
一番大きく、しかも赤い文字で「爆誕!」
さらに「衝撃の”受賞作なし”から1年―。こんな熱量を、興奮を待っていた!」

こんな見出しなら、多くのミステリファンはワクワクして買うだろう。

過去と現在を交互に描くという、まあ、ミステリとしてはよくある手法で、無論お約束通り、過去のある人物と現在のある人物が「同一人物」としてつながる(本作では物語の中盤で明かされる)。

舞台のスケールは大きく、サスペンスタッチであることは間違いないだろう。

しかし私には、中核のSF部分がどうにも受け付けない。

私自身は、エンターテインメントとしてのSFは、それはそれで否定していない。

しかも本作のテーマでもあるこの部分は、昨今のAIやロボットの登場などから「意識とは何か」という実に興味深いテーマと絡む。
それだけにテーマとしては面白いのだが、しかしあの時代に、あれはないでしょう、と思ってしまうのである。
(あの時代のコンピュータを知れば知るほどそう思う)

結局、このSF部分を受け入れられるかどうかが、本作の評価に大きくかかわるだろう。

湊かなえ氏の選評が優しくて好ましい。
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# by kazuo_okawa | 2018-09-25 01:33 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
「憲法かえるの会」という改憲派のチラシがばらまかれている。
連絡先などの表示もなくどういう団体か不明だが、表面のチラシ自体は『カエル』のイラストで可愛らしく「けんぽうかえる」「いいね」「そだね~」と表示されている。

見事に印象操作されたチラシであるが、裏面がまた凄い!

カエルのイラストで「憲法9条に自衛隊を明記すると戦争が出来る国になると言うの何か変な言い方だと思わない?」
「戦争が出来る国という表現は侵略戦争をイメージさせる悪質なレッテル貼りだと思うよ!」
「そだね~」
などと続いている。

もともと日本は『戦争放棄』をうたった憲法第9条をもつ『戦争の出来ない国』であった。
それを安倍政権は、憲法違反の解釈改憲をして『集団的自衛権』を認め、アメリカとともに戦争することを可能にした。
これは普通に日本語の意味として『戦争が出来る国』になったと表現してどこがおかしいのであろうか。

これで思い出すのが安倍晋三氏が三選した自民党総裁選で、石破茂氏があげた「正直・公正・石破茂」のスローガンに対して、安倍陣営が安倍氏に対する個人批判だと述べたことである。

誰しもが、語るに落ちた、と確信したものである。

この改憲派チラシも同じである。

当たり前の『戦争ができる国』と言う表現に過剰反応している。
昨日ブログに書いた『すり替え論法』の安倍氏と同じなんだろうな。

語るに落ちた、とはこのことだろう。
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# by kazuo_okawa | 2018-09-24 09:34 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

すり替え論法!

先ほど『サンデーモーニング』を観ていると、安倍首相の演説場面が映されていた。
こんな事を言っている。

「2015年に成立した安保法、批判されましたが、戦争になっていますか。安保法が成立しても戦争になってない!」

…他のことをしながら聞いていたので正確ではないが、この発言、何なんでしょうか。

安保法、は当時、日弁連、憲法学者、歴代最高裁裁判官などがこぞって憲法違反であると批判した。
何故なら、憲法九条は戦争を放棄しているからである。

歴代自民党が長年とってきた『専守防衛論』を逸脱し、日本が攻撃されなくても、アメリカが戦争しているときに一緒に戦争するのが安保法であり、(自衛隊法など尊守防衛の安全保障法がすでにあるため)正確には戦争法とでも呼ぶべきものである。
これを批判して『戦争が出来る国』になると批判してきた。

それを指して、安倍首相は「戦争になっていない」と反論しているのである。

『戦争が出来る国』と『戦争になる』は全く違う。

この人は一体全体どこまで、論理をすり替える人なのであろう!

大きな声で、絶叫して、堂々とすり替えるところが恥ずかしすぎる。
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# by kazuo_okawa | 2018-09-23 16:12 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
『泣き虫しょったんの奇跡』は、将棋棋士・瀬川晶司の自伝ノンフィクションである。

その小説を今回映像化した。
サブタイトルは『サラリーマンから将棋のプロへ』。

将棋のプロは奨励会というプロ養成機関に入会し、そこを勝ち抜き四段になってプロとなる。瀬川氏は奨励会に入会したものの26歳までという年齢制限で奨励会を退会。

従来の制度なら、二度とプロ棋士にはなれない。

瀬川氏も退会後約9か月、魂を奪われたように引きこもり、その後サラリーマンへ。
再び将棋をはじめ、その後、アマチュアとしてプロに勝ちまくったことから、それまでにない異例のプロ編入試験を実現させ、そして実際にプロ入りした。
その意味で奇跡の物語であり、その瀬川氏自身の実話である。

映画冒頭は駒を大橋流で並べる場面から始まるが、手つきが様になっている。

そして70年代からのストーリーは、谷川浩司中学生棋士誕生のニュースや、羽生善治七冠誕生へ向けて「虹をかける」記事など、将棋史を思い起こさせ、そういう点からも将棋ファンとしては実に懐かしい。

また、瀬川氏のプロ編入は、当時、リアルタイムで楽しんだ。
そして瀬川氏の原作を読んでいるものからすれば、実に感動的である。
映画自体は、現在のプロ棋士も出演し、これも楽しい。

それやこれやで将棋ファンにとっては、そのデティールも含め、実に感動的で素晴らしい映画である。

ただ、『3月のライオン』のように、将棋を全く知らないものにも楽しめるかどうかは分からない。

知らない人へ、いかにその『奇跡』を伝えるか。
『伝える』難しさ、という別のテーマを同時に思い起こしてしまう。

とはいえ、将棋ファンたる私は感動しました。
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# by kazuo_okawa | 2018-09-22 19:25 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
中村太地王座に斎藤慎太郎七段が挑戦する第66期王座戦五番勝負の第2局が9月20日行なわれ斎藤七段が中村王座を破り2連勝。

初のタイトル獲得まで、あと1勝とした。

決着後のAbemaTVの振り返り解説がいい。
藤井猛九段と青嶋未来五段である。

個々的な斎藤七段の妙手にも関心したが(25桂只捨てなど)今回の勝負の大きな位置づけと中村王座の気合などがよくわかる。

実はこの両者の如く、相居飛車戦では最近は先手の勝率が極めて高い。
(今期棋王戦などすべて先手勝利であった。これではまるで振り駒勝負である。)

このシリーズも第一局は先手斎藤七段が制したが、この第二局は先手である中村王座が絶対に勝たなければならなかった。
予め先手と分かっている中村王座は、ともに得意の角替わりを想定して十分に研究することが出来る。

藤井九段は、中村王座の早い仕掛けに「研究手ですね」と解説し、また「気持ちの入っていた」とも評した。
その研究手に対して、まあ、言ってみれば斎藤七段は、見事に返り討ちにしたのである。

中村王座からすれば、先手で負けたこと、研究手で負けたことなどそのダメージは大きいだろう。

次局は斎藤七段の先手。
一気に王座奪取するのではないだろうか。
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# by kazuo_okawa | 2018-09-21 03:30 | 将棋 | Trackback | Comments(0)