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私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
連休明けに事務所に出ると、知らない方からの留守電が入っていた。

しばらくして電話がかかってきて、よく聞いてみると私に対して「出所者支援されているか?」という問い合わせである。
私は特に出所者支援をしているわけではないのでその旨答えつつ、何故、そのような問い合わせをしてきたのか不思議に思って尋ねると、「弁護士ドットコム」で私大川一夫の名前を見られたらしい。

実は、私は弁護士ドットコムから<刑務所にいた過去、会社に打ち明けたらクビ>という事案でインタビューを受け、それがこの5月6日にネット上にアップされた。
「服役経験や前科があることは知られたくない事実だ。しかし、前科を隠していたことがバレてしまったら、解雇されても仕方がないのだろうか。労働問題にくわしい大川一夫弁護士に聞いた。」という記事である。
詳細は弁護士ドットコムにアクセスして、ぜひお読みください。

さてそれはともかく、電話の主はどうやら出所者の雇用を考えておられるようだったので
私は、「お好み焼き屋さん(千房)が出所者を雇用されたケース」など話し、出所者の雇用は素晴らしいことなので頑張ってほしいと終わったが、電話後調べてみると、刑務所出所者を雇うことを予定している雇用主を「協力雇用主」と言い、色々と支援制度がある。

即ち、協力雇用主に対する支援制度として、「協力雇用主に対する刑務所出所者等就労奨励金」や「公共工事等の競争入札における優遇制度」などがる。

そして、さらにこの「協力雇用主」は募集されている。
引用すると以下のとおりである。

「協力雇用主を募集しています。
 刑務所出所者等の雇用に協力いただける協力雇用主を募集しています。
 協力雇用主になるためには,保護観察所に登録いただく必要があります。
 なお,協力雇用主から暴力団を排除するため,登録に当たっては,役員等名簿,登記事項証明書等の提供をお願いしておりますので御協力をお願いします。 
 御不明な点は,最寄りの保護観察所にお問い合わせください。」

出所者支援を考えておられる雇用主は是非お問い合わせください。
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# by kazuo_okawa | 2019-05-07 18:34 | 法律相談・法律の話題から | Trackback | Comments(0)
5月5日、私たちが45年前に作った
京都大学推理小説研究会の設立45周年記念同窓会が開かれた。

同窓会と言えば通常「懇親会」だけであるが、
後輩たちが、記念行事も企画してもらった。

当研究会設立の頃に学生だった青学大ミス研OBで翻訳・評論家の日暮雅通氏、明大ミス研OBの若手ミステリ作家青崎有吾氏と、京大OBの我孫子武丸氏、円居挽氏との東西ミステリ研座談会である。
大学も違い、また世代も違うので大変興味深い座談会であった。

青崎氏とお会いするのは始めてだったが、在学中「京大ミステリ研のようにしたい」と思っていたと発言して頂いたのは嬉しい。
処女作は、綾辻行人館シリーズのオマージュである。

日暮氏は古くからの友人、同世代であるため共感するところが多い。

我孫子氏は才能ある後輩。
「ミステリ研」であったからこそ作家デビューした。ミステリ研なくば作家はなく、ミステリ研であったことにデメリットはないといわれたのは嬉しい。

円居挽氏はシャ―ロキアンであり、注目している後輩であるが、その辛口の話しぶりには初めて接した。
いやあ面白い。

私は、懇親会冒頭のあいさつでも述べさせていただいたが、私たちの作ったサークルが、45年も後輩が継承していただき、加えて少なからず日本のミステリ界に影響を与えたのであるからこれほど嬉しいことはない。
(京大ミステリ研と作家群に関心ある方は、拙著『ホームズ!まだ謎はあるのか?』(一葉社)をお読み下さいませ)。

さて当日の参加者が何人もツイッタ―を挙げている。

下記は、円居挽氏のツイッター。

ここでいう「京大ミステリ研創設メンバー」とは私のことである。

「今日の京大ミステリ研創設メンバーの話。やる気のある人が抜けたらそれで終わりという批判に対し、システムを作れば存続は可能だと主張。犯人当てと読書会、機関誌発行という定例会や仕事を作ったという。45年間、確かにそれだけはやってきた。でもやばい人が絶えず供給され続けただけかもしれない。」

実に痛快で面白い!
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# by kazuo_okawa | 2019-05-06 18:38 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

ここでも統計偽装!

日本は先進国では類を見ない自殺者の多い国である。

「自殺」はある意味で「社会」に対する「殺人」であり、国の政策が問われる。
とりわけ自民党政権下で、新自由主義が大手を振り、非正規労働者が増え、格差社会が広がるとともに、自殺者が増え、2003年には年3万4427人もの人数を記録した。

これは大変深刻な事態であり、新自由主義政策そのものも問われかねないものであった。
政府も自殺者対策を取らざるをえなくなり、警察庁発表によれば、現にこのあと自殺者が「減少」していった、と報じられた。
2018年の全国の自殺者は、前年より723人少ない2万598人で9年連続の減少となったという。
これは2003年のピーク(年3万4427人)から比較すれば1万4000人減っている。

何年前だったか、厚生労働省の担当者は「景気の回復や自殺を防ぐ取り組みなどが自殺数の減少に寄与している」と胸を張っていた。
しかし、一連の公文書偽造やアベノミクスの統計偽装同様、この自殺者「減少」もどうやら統計偽装されていたようである。

先に紹介した『「%」が分からない大学生』に、自殺者は「減少」しているが、その分「変死」が増えていると指摘しているのである。

いやいや、これはこれは、知らなかった!!

とすると、「名目」上、自殺者数を減らすために、自殺と断定できないとして「変死」を増やしている可能性がある。

もしもそうならばこれも国民をごまかすための「統計不正」といえる。

どなたかきっちりと検証してほしい!
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# by kazuo_okawa | 2019-05-05 18:57 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
憲法記念日の昨日、護憲の集会に参加したことは昨日のブログのとおりである。

本日の朝日新聞によれば、
安倍晋三首相は憲法記念日の3日、憲法改正を求める集会にビデオメッセージを寄せ、「憲法にしっかりと『自衛隊』と明記し、違憲論争に終止符を打つ」と述べて9条改正に改めて意欲を示した、という。

2020年の改正憲法施行をめざす気持ちは変わらないとも強調したらしい。

何ということだ!

この人は毎年のように、憲法が定める「憲法尊重擁護義務違反」を繰り返している。
総理大臣は憲法尊重擁護義務を負っているのに「恥ずかしい憲法」などと憲法攻撃を繰り返している。
つまり公然と憲法違反を繰り返しているのである。

無論、個々の思想信条は色々だろう。
しかし、総理大臣は、憲法尊重擁護義務を負っているのであるから、憲法を公然と攻撃し、改憲を公然とうそぶくなどはあり得ないのである。

この人の理屈は、この発言は「総理大臣の発言ではない」と使い分けるのだが(時に混乱して使い分けができないこともあるのだが)、一回でも馬鹿馬鹿しい「屁理屈」を、賞味期限切れのように何度も何度も許すのもいい加減にしてほしい。

「恥ずかしい」のは憲法ではなくてて、こんな安倍首相の腐った「屁理屈」を許すその支持者たちであろう。
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# by kazuo_okawa | 2019-05-04 07:55 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
本日、扇町公園の表題の集会に参加する。
参加者数は主催者発表2万人である。

私は毎年参加しているが、見た感じでも、溢れかえるほどではないが、まあまあ満員である。
弁護士会が会を挙げて反対した「安保法」制定の年などは、弁護士もかなり来ていたが、今回はほとんどいない。

主催者関係の弁護士、警護として要請されていた弁護士など何らかの意味で「お役」を持っている人ばかりである。
特にお役もないのに自主的に参加しているのは、私くらいか、と思っていると、何と、大阪弁護士会会長経験者がひょこひょこ歩いて来られた。
いやあ、立派である。

そう思っていると「弁護士少なくなったですね」と言われる。
私は「○○弁護士、○○弁護士、○○弁護士がいますが、皆、主催者か…」と言うと、元会長は「残念やね」と言われる。

集会のスペシャルゲストは二宮厚美名誉教授。
2020年憲法改正施行はまず無くなった、アベノミクスは破綻、など失政の6年を力強く述べられた。

次いで、辻元清美立憲民主党大阪府連代表。
国対委員長の立場として分かったことは、参議院自民は「憲法改正」をテーマにしたくない、という。
そして来たるべき参議院選挙。
一人区は全て野党統一候補を出す!と断言する。
実に力強い!

続く共産党山下副委員長も、安倍首相の最近の「自衛隊員勧誘に自治体非協力だから自衛隊を明記する必要があると言う改憲論」を、自治体はプライバシー保護から拒否してよいなど次々と安倍首相批判して力強い挨拶である。

福島瑞穂社民党副党首は、福島節で「元祖護憲政党」と憲法の意義を強調し、安倍首相の書き込む「自衛隊」は集団的自衛権を行使する自衛隊と喝破する。

そして参議院候補、辰巳孝太郎氏と亀石倫子氏の挨拶…。

さて、この二人の挨拶を聞いて思うのは、この場に、国民民主党とその候補者いしゃんた氏がいないことだ。
そもそもオファーしていないのか。
しても来なかったのか不明だが…。

もっとも、東京で同日行われた護憲派集会で他の野党党首とともに「連帯の挨拶」を行った玉木雄一郎代表が「令和初めての憲法記念日…」と述べて聴衆のヤジにあったという。
当たり前である!
あまりにもナンセンス過ぎる!
そう思えばこちらに、国民民主党が来なかったのはある意味正解だろう。

さて冒頭に述べた元会長、壇上で挨拶。

お~っと。役割あったんかいな。
とすると本当に役割無く来た弁護士は私くらいなのか…。

いやあ、色々と考えさせられる憲法記念日である。
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# by kazuo_okawa | 2019-05-03 19:12 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
表題は、芳沢光雄教授の新著(光文社新書)のタイトルである。
副題は「日本の数学教育の致命的欠陥」である。

私は、芳沢氏の著はけっこう何作か購読しており、加えて龍谷大学法学部で講座をもっている身としては興味深いタイトルであったことからノータイムで購入した。

オビにもある問題「2億円は50億円の何%か」を解けない大学生がいるという。
…本当だろうか。

オビにある「2億円は50億円の何%か」という問題は、
互いに倍して「4億円は100億円の何%か」と同じであるから「4%」
一瞬にしてわかるだろう。
それを解けない大学生がいるのだろうか、と疑問をもちながら読み進んだが…。

冒頭、<「は・じ・き」と「く・も・わ」をご存知だろうか>とあるが私は知らない。

どうやらある時期から
<速さ×時間=距離>
<元にする量×割合=比べられる量>
を図示化して(円の中にTを書いて3分し、Tの上に「き」の文字、Tの下の二つの部分には「は」「じ」といれる。この図示をもとに、下方の「は」と「じ」をかけて上の「き」となる、など覚えさせる)、まあ言ってみれば「丸暗記」させる
といった教育をしているようなのである。

これはひどいだろう。

数学は丸暗記になじまない。

本書は、さらに次々と例題が出て、解けない者がいることを、これでもか、これでもかと繰り返す。

余談であるが、この問題が、ちょうど簡単なパズル集のようで面白い。
…と同時にこれ解けないのかと驚く。

芳沢教授の説に全面的に共感した次第である。


# by kazuo_okawa | 2019-05-02 22:02 | 大学あれこれ | Trackback | Comments(0)

国民主権と象徴天皇制

この間の、一連の改元報道を見ていると、この国の主権者は一体誰なのかと、改めて思う。

圧倒的な、天皇報道。
節目節目で出てくる安倍首相。

天皇制の在り方や何故一連の儀式を国事行為とするのかなどという本質的な議論はほとんどなく、現状肯定的に大量に垂れ流している。
そして「改元発表のショー」を始め、改元を政治利用する安倍首相。

そもそも主権者は私たち国民で、天皇は何ら権限を持たない象徴に過ぎないし、ましてや「首相」にいたっては、一時的に権限を預けたにすぎない人物である。

彼に、元号を決める権限など与えていない。

にもかかわらず今回の改元は、むしろ安倍首相の意向だったことが、徐々に明らかにされつつある。

この改元ムードで、「モリかけ」を始めとする一連の「お友達」優遇・不公正政治、さらには重なる「文書改ざん」などの嘘まみれ政治がごまかされてしまうとしたら、余りにも情けない。

真に、天皇と象徴天皇制を愛する人たちなら、この「改元」が、安倍首相の不公正・嘘まみれ政治をごまかすことに利用されたことを、心の底から安倍首相に抗議すべきだろう。
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# by kazuo_okawa | 2019-05-01 20:42 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)