私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

秋篠宮発言

11月30日付け朝日新聞朝刊は、「大嘗祭に公費支出「適当かどうか」」という見出しである。

つまり天皇代替わりの宗教儀式である「大嘗祭」への国費支出に異論を唱えたという記事である。

ところが30日夜共同通信のネットニュースを見ると、秋篠宮発言は、市民に驚きを持って受け止められ、物議を醸しているという。
さらに、インターネット上では「自分ではなく、お兄さんの儀式なのになぜ口を出したのか分からない」「どんな意見だろうと政府に介入はよくない」といった批判が目立った、という。

反論するのもばかばかしい批判である。
後者の「どんな意見だろうと政府に介入はよくない」というのに至っては、政府の言うがままに従えと言うに等しく、そこには民主主義はない。

とまあ、そもそもネット上の意見にとやかく言うのもどうかと思うが、共同ニュースに報じられたので看過しえない。

そもそも「大嘗祭に公費支出」は憲法の定める政教分離違反である。
つまり憲法違反なのである。
違憲の状態にその指摘をするのは問題ない。
むしろ秋篠宮発言に良識を感ずるだろう。

最近の、当たり前の意見を述べることに批判する動きは何とかならないのかと思うのである。
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# by kazuo_okawa | 2018-12-01 09:55 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
本日、大阪弁護士会館で近畿弁護士会連合会人権擁護大会が開かれた。
2年に1回の大会である。

そこで、取調べに弁護人の立ち合いを求める決議が承認された。

時あたかも、カルロス・ゴーン氏が金融商品取引法違反の被疑事実で逮捕され、改めて海外から、日本の遅れた刑事司法が批判されている。
即ち、日本では取調べに弁護人の立ち合いは認めていない。
つまりゴーン氏の取調べには録音録画はされていも弁護人の立ち合いはない。
これは世界の常識からはかけ離れているからだ。

今の録音録画は、捜査側からの視点で撮影している。
村木事件以来の検察捜査の見直しから始まった改革のはずが、取調べの側の視点からの撮影なのである。

無論、録音録画は事後的にチェックしえても、取調べを受けている時にはチェックは出来ない。
即ち、取調べをリアルタイムでチェックするにはその場に弁護人が立ち会う方が良い。
だからこそ弁護人立ち合い権を認めることがベストなのである。

こんな事は誰が考えても分かるだろう。
さからこそ、弁護人の立ち会いは先進国の常識なのである。

いささか自慢めいて恐縮なのだが(といいながらも結局は自慢なのだが)、約30年前に私はアジアスワニー事件(傷害・公務執行妨害)で取調べに立ち会ったことがある。(結果は不起訴)

おそらく日本では、取調べに立ち会ったただ一人の弁護士である。

その経験からも立ち会いの重要性は指摘できるのである。
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# by kazuo_okawa | 2018-11-30 21:48 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

繰り返される暴挙!

ここまでくれば、もはや「安倍政権らしい」というしかない。

即ち、民主主義・法治主義・三権分立をないがしろにする安倍手法である。

27日の衆院法務委で与党は入管法改正案を強行採決した。
この法案は審議時間が15時間強で野党の質問にほとんどまともに答えず、しかも内容は「白紙委任」。

安倍政権は、特定秘密保護法、安保法、共謀罪、カジノ法案、働き方改革と次々と強行採決してきたが、その国会軽視ぶりが益々ひどくなってきた。

これに対し自民党も安倍首相のなすがままで、二階俊博幹事長などは「国会の会期には限りがある。やむを得ないと思っている」と話したというからとんでもないことである。

こんな理屈が通るなら、最初から、国会会期を短く設定して「会期には限りがある」と言って強行採決をすればいいことになる。
実にバカバカしい。

こんな二階発言に良識ある自民支持者はどう思っているのだろうか。

そもそも安倍首相自体が、森友事件の追及や、「不適材不適所」の大臣任命責任を問われることを恐れ、国会会期を短くしたのではなかったか!

そして28日から参議院に回されたが、そこでの安倍首相の答弁は本当に国会と国民を馬鹿にしている。
早口棒読みの上、質問にまともに答えず、質問に答えていないとの再質問にも、また同じ文書の早口棒読みを繰り返す。
これは答弁でもなんでもないだろう。

繰り返される暴挙には、諦めず繰り返し批判するしかない。
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# by kazuo_okawa | 2018-11-29 00:06 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
第68期王将戦挑戦者決定リーグ戦。
久保利明王将への挑戦者を決めるリーグ戦が、11月26日に最終局の一斉対局が東京・将棋会館で行われ、自力進出がかかる4名の直接対局、佐藤天彦名人対糸谷哲郎八段、豊島将之二冠対渡辺明棋王のうち、糸谷八段、渡辺棋王がそれぞれ勝利し、挑戦者はこの両者の直接プレイオフ戦となった。

関西勢を応援していたが、豊島2冠が敗れたのは残念である。

将棋プレミアムは藤井猛九段と木村一基九段のダブル解説という豪華版。
とはいえ、平日ゆえゆっくり聞けない。

連盟アプリなどの解説であとから確認すると、豊島2冠はいわずと知れた研究家であるが、渡辺棋王も対局相手に合わせて研究するタイプであり、豊島2冠を上回る研究をしてきて臨んだ。
そして豊島2冠の意表を突く壁金の受けに渡辺棋王はここまで研究、と答えたという。

一方、佐藤対糸谷戦。
糸谷八段は佐藤名人の研究を外す石田流振り飛車という力戦模様に持ち込む。
見ていて面白い将棋で勝利した。

挑戦者決定プレイオフは糸谷八段対渡辺棋王となった。

渡辺棋王は昨年のA級陥落などの状態から、現在、驚異の復活を遂げている。
一方、糸谷八段は、関西若手勢の活躍に大いなる刺激を受けている。

玉を固める渡辺棋王にバランス重視の糸谷八段。

対局相手を研究する合理主義者渡辺棋王。
相手の研究を外し力戦型に持ち込む哲学者糸谷八段。

まあ何というか、矛と盾というか、言わば、ある意味で「思想」のぶつかり合いともいうべき対決である。

そう思うと実に面白い。

【追記】
挑戦者は、渡辺棋王となった。絶好調であり、久保王将にとっては強敵である。対抗形であり、あらゆる意味で糸谷八段戦以上に「思想」のぶつかり合いである。無論、私は久保王将を応援している。
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# by kazuo_okawa | 2018-11-28 00:20 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

マジックの役割!

帰宅後「1番だけが知っている」(MBSテレビ)というテレビ番組をつけていると、今年の歴史的出来事と言える「南北首脳会談」において、マジシャン(マジック)が南北首脳を和ませたという裏話が報じられていた。

韓国がマジック王国であることは知っていたが、実は北朝鮮も同じであり、式典でマジックが披露されることは普通にあるという。

そのためまず韓国で行われた歴史的南北首脳会談に、北朝鮮はNo1マジシャンを同道させ、懇親会席上で、南北一体となることを示すカードマジックを披露したという。

次いで北朝鮮で行われた南北首脳会談。

今度は先のお返しとばかり、韓国がNo1マジシャンを同道させ、やはり首脳会談懇親会席上で、南北統一を示唆するマジックを披露し、キム委員長を大いに喜ばせる素晴らしいマジックを見せたという。

そのマジックがテレビスタジオで披露されたのだが、なんと、韓国人No1マジシャン・チャーミング・チョイが見せたマジックが「ルービックキューブ」である。

いやいや、これはこれは、なんといってよいのか、我が京大奇術研の谷英樹氏や池田洋介氏のアイデアが詰まった作品ではないか。

とすると、我が京大奇術研が南北平和に、少しばかり役立っていることになる。

無論、マジックはどこまで行ってもあくまで脇役に過ぎないが、こういう話は実に嬉しいものである。
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# by kazuo_okawa | 2018-11-27 00:47 | マジック | Trackback | Comments(0)
日産会長のカルロス・ゴーン氏が、有価証券報告書に自らの報酬を過小に報告したとして、金融商品取引法の容疑で11月19日に逮捕された。

それ以来、日産とルノーの関係や、日産のクーデターではないかなど色々と報じられている。

それはそれで興味深いのだが、しかし弁護士として関心があるのはゴーン氏の取調べに弁護人の立ち会いという取調べの可視化の申し入れをしているかどうかである。

日本では取調べで弁護人の立ち合いは認めず、録音録画は死刑、無期懲役の重大事件ののみしか認めない。
金融商品取引法違反は取調べに録音録画の義務はない。

一方、フランスでは、弁護人の立ち合いを認めている。
また取調べの録画も一部例外はあるが基本的に認めている。
そうであればそのフランス政府の後押しがあるというゴーン氏の取り調べで、弁護人が「立ち合い」を求めるのかどうかが興味深いのである。

これで思い出すのが、沖縄米兵事件である。
2001年に生じた沖縄米兵による女性強姦事件に関して、アメリカ合衆国政府は、日本の取調べは被疑者の権利が保障されていないとして被疑者米兵の日本の捜査機関への引き渡しを拒否したという事件である。
当時は、今と違って、取調べの可視化は全く認められていなかったのである。

さてその米兵事件。
その時は、日本政府が取調べに米軍関係者が立ち会うことを認めたため、ようやくアメリカが引き渡しに応じた。
そのとき米タイム誌は日本の刑事司法の問題点を報じていた。

この米兵事件のように、今のフランス政府にすれば、弁護人の立ち合いは認めず録音録画がごく一部という日本の刑事司法は「遅れている」と思っている可能性がある。

だからこそ、弁護人の戦術が興味深いのである。

【追記】
26日の毎日新聞などによれば、ゴーン氏が日本で置かれている状況について、フランス有力紙などが、日本の刑事司法を批判しているという。

【さらに追記】
26日夜、ニュース23のキャスター星浩氏は「(ゴーン氏について)海外では、報酬が高いという批判はなく、陰謀論や日本の刑事司法がおかしい、という批判がある。きちんと説明する必要がある。」と述べていた。しかし、日本の刑事司法のおかしさは事実であり、「きちんと説明して」海外が理解するというものではないだろう。こういうコメントが本当に問題である。

【さらにさらに追記】
ニュースによれば、米紙ウォールストリートジャーナルが11月27日付の社説で、ゴーン氏の逮捕について「ゴーン氏は不可解な宗教裁判に耐えている」と、日本の刑事司法制度を批判したという。宗教裁判とは、弁護士の立ち会を認めない、中世の裁判を指す。
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# by kazuo_okawa | 2018-11-26 00:35 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

日能研の電車問題!

11月 22日のブログに「式が代わって考えてくれる!」と述べた。

京都賞受賞者の柏原正樹京都大学特任教授が「代数で解く感動」に関連しての話であるが、今週の阪急電車に日能研の中学入試問題が紹介されていた。
「シカクい頭をマルくする」という電車でお馴染みの中学入試シリーズである。

最新問題は立命館中学の問題で以下の通りである。

「5や10などはいくつかの連続した整数の和で表す事が出来ます。例えば
5=2+3
10=1+2+3+4
と表すことが出来ます。
11から20までの整数でこのようにいくつかの連続した整数の和で表すことの出来ない整数をすべて答えなさい」

う~ん。

代数を使えばすぐに解ける。

連続した整数は
n、n+1=2n+1
n、n+1、n+2=3n+3
n、n+1、n+2、n+3=4n+6
と表せ、5つ以上連続するのは20を超えるから、この3つの代数式に限られる。

すると順に数字を埋めて
11,13,15,17、19
12,15,18
10,14,18
と決まるから、表すことが出来ないのは、残る16である。
あっという間に解ける。

しかしこれは代数を使うから簡単に解けるのであって、これを代数を使わない「小学校のつるかめ方式」で解くのはどうするのだろう。

いやあ、解けない。
難しい…。
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# by kazuo_okawa | 2018-11-25 15:38 | パズル・統計・数学 | Trackback | Comments(0)