私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
マジシャン仲間にして、40年来の友人、ルビー天禄師のバー
「バーノンズバー」が19周年を迎え
スペシャル期間中(24日~26日)との知らせを受けた。

早速、仕事帰りに寄る。

新メンバーという、アルス氏の技を見せてもらったが
大いに感心した。
フラリッシュ(翻訳が難しいのだが、曲芸的な技術そのものを示します)中心なのだが、
ここまでうまいと感動する。

私自身は、あくまで、心理の盲点をついたり
トリックによって騙されるというマジックが好きであり
フラリッシュ自体には基本的には興味はないのであるが
(無論、見えない部分での技術・テクニックは別ですよ)
しかし、うまい。
今後注目のマジシャンであろう。

ルビー天禄師は、学生時代から、際だっていた。
その彼が、北新地に開いたのが、マジックバー
「バーノンズバー」である。

彼としばし、マジックバー談義をしたのであるが
彼の素晴らしさは、それまでの、ワンマンオーナーのみの
マジックバーから、複数マジシャンが出演する
現在の形を作り、そしてそれを定着させたことであろう。

なにやら我が業界、一人弁護士事務所と、複数弁護士事務所の
違いを連想させるが…。

それはともかくとして、今や、北新地で最古参のマジックバーとなったことは
ルビー天禄師の実力である。

マジックバーに興味があるなら、是非、バーノンズバーにお越しください。

明日26日までの期間中なら、バーノンズバー特製の粗品がもらえます
(のはずです)。
# by kazuo_okawa | 2013-10-26 00:16 | マジック | Trackback | Comments(1)
本日の、朝日新聞を読んで驚愕した。

最高裁は、結婚していない男女間に生まれた
「婚外子」の遺産相続分を、結婚した男女の子と
差別するのは憲法違反だと断じたが、
それを受けて、国会議員のなすべきことは
直ちに違憲の民法を改正することであろう。

ところが本日の朝日新聞報道に寄れば
その改正に、自民法務部会で異論が相次いだと言うのであるから
驚きとしか言いようがない。

しかも、その反対理由が極めて前近代的なのである。 

その思想自体もどうかと思うが、
それはそれとして各人の自由として尊重するとしても
問題は、司法の意義を全く欠落している以下の
発言である。

「憲法がムチャクチャだからこういう判断が出る」
(西田昌司参院議員)
「なぜ最高裁が言ったら変えなければいけないのか」
(小島敏文参院議員)

これらの言葉に至っては
およそまともな政治家の発言ではない。

西田氏の発言はそれ自体、憲法無視である。

小島氏に至っては、本気でこういうことを言っているのか
ばかばかしくて批判のしようもない。

例えば、刑事裁判で、実刑判決が言い渡された
刑事被告人が、刑務所に入るのが嫌で

「憲法がムチャクチャだからこういう判断が出る」
「なぜ最高裁が言ったら、刑務所に入らなければいけないのか」などと
言ったら、あなた、どう思いますか。

最高裁判決に従わなくていいのなら
社会秩序は維持されません。

自民党は、なんで、こんなに、
平気でルールを破る人たちばかりなんでしょうか。
# by kazuo_okawa | 2013-10-24 23:58 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(1)
今朝の朝日新聞を読んでいると
参議院予算委員会の答弁において
安倍首相は、集団的自衛権に意欲を示し
靖国神社参拝を行うつもりだと述べたという。

いずれも憲法違反である。
おりしも夕刊において
平野武龍谷大学教授が靖国参拝が違憲であることを
的確に指摘している。

権力者は、ときに暴走する。
それをしないように 、規制し、縛り付けるのが
「憲法」である。

安倍首相は、その憲法を軽視し、無視し、
あろうことか、その憲法自体を変えようとしている。

安倍首相の国会答弁は、
「私は(憲法の)ルールを破りますよ」
と、言っているのに等しいのである。

犯罪学・犯罪心理学の著などを読んでいると
「ルールを破るのに平気な人」が出てくる。

私には、安倍首相がダブって見えて仕方がない。
# by kazuo_okawa | 2013-10-23 23:11 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
湊かなえは、決してはずせないミステリ作家の一人である。
その作品の一つ「花の鎖」を読む。

といっても、通勤の行き帰りに読む。
ミステリは、本当は、一気に読むのがいいのだが、
たまたま多忙のため、こういう読み方をした。

湊かなえの他の作品にもある通り、複数の場面が同時並行的に進んでいく。
本作は三つの場面が進んでいく。

さて、通勤読書法である。

一日に、行きに10数分、帰りに10数分、という読み方をしていくと
場面毎の、人物関係図がなかなか頭に入らない。
そこで今回は、人物図をメモしながら読み始めた。

これは、あくまで、ぶつ切り読書法をとったからであり
あくまで、人物関係の「記憶」のためであった。
ところが、この人物図があとで驚愕することになる。

<以下、ネタバレしています>

そもそもミステリである以上、
三つの場面がどこかでつながるのはお約束である。
また、こういう手法は、湊かなえの十八番でもある。

通勤片道、10数分ずつ、楽しみながら読んだ。
読み進むたびに、人物図を書き込んでいく。

メインの謎は、未知のKなる人物が何故、花を贈り続けるのか、
というものであるが、それをキーにして読み進んでいくと
途中、梅香堂の商品で、あれ、と思うのを機に
終盤、一気に真相が明かされていく。
この展開は驚愕であると共に、実に心地よい。

このとき、自分で作った、人物図が、パタパタとつながる。
これはあたかも、パズルが解けるときの快感である。

見事に騙されたが、これこそ本格ミステリの醍醐味。
読み終えて、何故騙されたのかと、思わず読み返す。
巧妙な記述である。
きんつばの梅香堂と、山本生花店に関する言い回しが秀逸である。
それだけではない。
最初の三つの章に、青いりんどうが繰り返されることや
最初の章の、生花店の健太と、次の章の、生花店の若者は
当然同じ人物と思うが、後から読み返せば
「健太」の名前は出ていないなど、そこかしこ実に巧みなのである。

その文体トリックには感服する。

しかし最大のトリックは、本書の帯にまでうたわれた、
「毎年届く謎の花束。差出人のイニシャルは「K」」の謎そのものである。

つまり、このメインの謎自体が、とてつもないミスディレクションなのであり
本作の最大の仕掛けなのである。

いや、これが謎であること自体は違いない。
違いないのであるが。
しかし、この謎に目を奪われていると
作者の仕掛けた実に巧妙なトリックに見事にはまってしまうのである。

要するに、この謎を考えていると、どうしても三つの場面を
水平的に考えてしまうが
真実は、垂直的なのである。

つまり本の帯にも仕掛けられた「謎」自体が
全体を水平的に誘導するというとてつもない
ミスディレクションであり、その構造自体が
大きなトリックなのである。

この巨大な仕掛けは大変素晴らしい。

私は大いに気に入りました。
# by kazuo_okawa | 2013-10-23 00:17 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
仕事柄、「うつ病」の事件の相談が多い。

無論、私は医者ではないので、職場で
うつ病になった、という労災事件の相談である。

裁判も多い。
弁護士として、相談件数は年々増えている、という実感がある。

そういう興味から、NHKスペシャル「シリーズ・病の起源」を見る。

本日の放映は「うつ病の秘密に迫る」である。

最新医学は、うつ病の原因に、扁桃体が関係していることを判明したという。
もともとは天敵から身を守るために備わった脳の「扁桃(へんとう)体」が
随時刺激を受けると暴走し、うつ状態になることが分かってきたという。

そして文明の発展とともに、扁桃体に影響を及ぼすのが、天敵から
孤独、(恐怖の)記憶、言葉(による伝搬)と増えていく。

面白かったのは、人に対する実験である。
人は、自分が損するときは無論のこと
自分が得するときも扁桃体は刺激を受ける。
しかし、平等なときは、扁桃体はほとんど刺激を受けないのである。

この実験の持つ意味は重要である。

番組は、うつ病の治療方法として
太古の(平等社会の)生活を学ぶ方法を紹介するのであるが
そもそもうつ病を発生せない社会をつくることが重要であろう。

いうまでもなく平等社会の実現である。

NHKスペシャルはそのことを考えさせる。
# by kazuo_okawa | 2013-10-20 22:20 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
A級棋士10人が1年がかりで総当たりする
A級順位戦ほどわくわくするものはない。

その最大の山場である
羽生三冠対渡辺三冠の直接対決が
先週末にあった。

昨年の両者の激闘を知る将棋ファンにとっては
期待溢るる一局である。

羽生は、若きスター中村太地の挑戦を受けて王座戦の最中。
渡辺は、森内名人という強豪を迎え撃つ竜王戦が始まる。
羽生・渡辺戦をこれらのタイトルマッチの中間の日時に設定するところに
A級順位戦主催者の心遣いが感じられる。

期待の大きい一局であったが、結果は、
51手目「6六桂」の「羽生マジック」が炸裂し、
「81手」という短手数で渡辺の投了である。

「羽生強し」といえるが、しかし、
投了図は素人目には、まだまだ分からん、という局面である。
いかにも早すぎる。
「形作り」もしていない。

渡辺は、竜王戦にかけている。
従って、その竜王戦直前の対局にわざわざ粘ることをしない、
と、もっともらしく、短手数投了の意味を読み明かすファンもいる。

本当だろうか。
そこが「謎」である。
渡辺は、棋界を背負って立つ超一流棋士である。
そのような人物が、棋戦を選ぶというようなことをするであろうか。

超一流同士の対決はこんなもんだ、という見方もある。
わずかの差、で勝負がついている、というわけである。
たぶん、これが近いのであろう。
渡辺もブログで「完敗」と述べている。

しかし、アマチュア同士の対決なら、この局面での投了は
「よし、もう一丁!」であろう。

<こちらが失敗したので、この局は終わり。
もう一丁やろう、次は負けない>というわけである。

「完敗」とブログで述べた、渡辺の本心はわからない。

あれやこれやと推理している内に
今日から、竜王戦が始まった。

楽しみであるが、対羽生戦、早期投了の「謎」は解けない。
# by kazuo_okawa | 2013-10-17 23:06 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

上脇教授は、私が関わった選挙権訴訟で
御世話になった教授であり、選挙法の専門家である。

その教授が、「安倍改憲と『政治改革』」(日本機関誌出版センター)を
発刊した(2013年10月)。

内容は、小選挙区制、政党助成制度の問題点を指摘し
一方で、企業・団体献金を残す問題
そして憲法9条の意義と解釈改憲の危険性と
96条先行改憲論の姑息さを指摘する。

15日から臨時国会が始まったが
特定秘密保護法案を始め危険な法案が目白押しである。

これらの問題法案についても
上脇教授は分かりやすく解説する。

平和主義日本を大きく変える可能性のある
この臨時国家を前に
ぜひとも読んでほしい。
# by kazuo_okawa | 2013-10-17 22:11 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)