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私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
本日(6日)の朝日新聞一面は「訪日観光 来春にも実証実験」である。
要するに政府は来春にオリンピックに向けた「実験」をするという記事である。

昨日(5日)の毎日新聞には伊藤智永氏が、『時の在りか』というコラムで、何故政府はこうもGOTOを進めるのかについて国際ジャーナリストの言葉を引いて「来年夏、コロナが流行していても東京オリンピックはやる。その予行演習が国民総動員で行われているんじゃないか」と指摘している。

実は、この<GOTO「人体実験」説>は、今夏にも、ネット上に出ていたものである。

単に、菅政権がGOTOにこだわるのは、菅氏が発案者であり、利権が絡むということもあろうがそれだけではなく、何が何でもオリンピックを「成功」させたいからだろう。
多くの国民は薄々そう感じていたからこそ、ネット上で「人体実験」という言葉が出ていたのである。

だからこそ、この「人体実験」は事実なのかそうでないのか、国会で理性的に議論を闘わすのが「民主国家」というものだろう。
しかるに菅政権は、安倍氏以上に逃げまくっている。

思えば、「桜を見る会」事件における安倍氏の答弁なども、多くは「嘘だろう」と薄々思っていたいだろう。
そして今、その嘘が暴かれた。

安倍氏の「責任」は今からでも追及すべきだが、薄々感じながらもスルーする責任も大きい。

「人体実験をするな」「国会を開け」という言葉をもっともっと広げるべきだろう。

# by kazuo_okawa | 2020-12-06 08:25 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

2020文春ベストテン

毎年恒例の週刊文春のミステリ・ベストテンが発表された。
いやはや、もうこの時期かと時の速さに驚き、また今年は初めて、ベストテンのどの作品も読んでいないことに重ねて驚く。

仮にも京大ミステリ研の創設メンバーである。
在学中のみならず卒業後も乱読してきたものだが…。
無論、ベストテンにはいっている後輩の作品(綾辻行人氏『Another2001』大山誠一郎氏『ワトスン力』)は持ってはいるが楽しみにおいている。

活字離れの中、このベストテンの宣伝力は凄く、出版界もこのベストテンを意識して、選者の意識に残る時期に出版するという。

しかしながら書店では、東野圭吾氏の『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』が今、平積みされてている。

しかも軽装版である。

きっと、思うところがあるのだろうと、推理するのも楽しい。

# by kazuo_okawa | 2020-12-05 11:49 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

持ってる!?

叡王戦段位別予選が始まっている。
3日に行われた八段戦が面白かった。

藤井聡太二冠と杉本昌隆八段が登場し、ともに勝ち抜けば3度目の師弟対決が実現するからである。
まず午前10時からの対局で杉本八段が畠山鎮八段に116手で勝利した。

戦前から私は畠山八段を応援し、AI評価も徐々に畠山八段が優位を広げ、最終盤は畠山八段の勝勢。
しかし将棋は逆転のゲーム、畠山八段のミスから、一瞬の逆転。
予期せず杉本八段が逆転勝利した。
これでおそらく師弟対決である。

現に午後2時からの対局では藤井二冠が長沼洋八段に無難に102手で勝利。
さて午後7時から三度師弟戦である。

師匠の杉本八段は、対藤井二冠用の万全の秘策をとっていたと思われる。
解説者も唸り、AI評価もほぼ互角が続く。
現に終局後のインタビューでも、藤井二冠は「序盤から機敏に動かれて、こちらがうまく対応できないところもあった。そのあたりは自分にとって課題なのかなと思いました」と反省を口にしている。
勝利してもこういう謙虚なところが藤井二冠の魅力だが、そいえば、お馴染みガックシポーズが途中、一度だけ見受けられた。

しかし、AI評価もほぼ互角で長く推移した対局は、最終盤に藤井二冠に手番が回る。
そして、あっという間の「藤井劇場!」

将棋ファンの注目の中、終わってみれば、タイトルホルダーの貫禄を見せる「恩返し」でした。

それにしても、持ってる!杉本八段は。


# by kazuo_okawa | 2020-12-04 12:24 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

大阪モデル、赤信号

通天閣に太陽の塔が真っ赤になる。
大阪の新型コロナウィルスの感染状況に非常事態宣言が出たという。

重症病症使用が66%で医療も非常事態だという。

大阪ではいつのころからか、医療関係者の人員募集が目につく。
ニュースによれば、大阪でコロナ専用病棟にしたとある病院の医療関係者の退職が6月ころより相次いだという。

しかしこんな医療従事者の減少などは、大阪維新にはその頃から知っていたはずだ。

では、雨合羽・イソジンの大阪維新はこの間何をしてきたのだろうか。

もともと維新は例えば保健所を減らしてきたように、例えば地下鉄民営化を進めてきたように、行政の負担は減らし民間に任せるという「経済効率第一」であった。
しかし、保健所を減らした政策は間違いだったことはこのコロナ発生により分かったはずだ。

新型コロナウィルス対策が必要な中、いわゆる都構想住民投票などすべきでは無いだろう、と批判されたが、大阪維新は強行した。

大阪モデル赤信号などと、市民に『自粛』を求めるのも良いが、何よりも大阪維新のその政治姿勢の検証が必要だろう。


# by kazuo_okawa | 2020-12-04 07:28 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

知らなかった!

ニュースによれば、「桜を見る会」前日夕食会に、安倍氏側が費用の一部を補塡していた疑惑につき、安倍元首相は首相当時国会で、補填もなければ、ホテルの領収書もないと述べていたが、誰しも当時から信用されなかった通り、安倍氏側が補填していたし、ホテルも領収書を発行していた、という。

次の解明は、安倍氏側が補填していた約900万円の出所であり、またホテルの領収書を誰が、一体何故、廃棄したのかである。

にもかかわらず安倍元首相は、秘書から補填の事実など聞いていないから「知らなった」と述べているようである。
ひどい話だが、安倍氏はこれまでも「知らなかった」と強弁して、責任を取らずに逃げてきた過去がある。

有名なのが、加計学園の獣医学部新設をいつ知ったのか、というケースである。

安倍氏は加計学園の理事長とは刎頸の友であり、何度も食事、ゴルフを一緒にしてきた仲である。
そして理事長にとっては獣医学部新設は悲願であった。
その申請を知らないとはまず考えられない。
現に、安倍元首相も当初の国会答弁では早い時期から知っていたと福島みずほ議員の質問に答えていた。

しかし新設を最終的に認可するトップの立場のものが、認可されるものと一緒にゴルフをしていたとあっては政治倫理上問題であると指摘され、何故か、知った時期を後ろにずらせ、ゴルフを一緒にしていた時は「知らなかった」と答えるに至ったのである。

後に「ゴルフは駄目で将棋ならいいのか」という変な言葉も発した有名な事件である。

さて「桜を見る会」疑惑、まだ捜査中、解明途中であるにも関わらず、「秘書の責任」「政治資金規正法違反」で終わるのではと予想する者も多い。

でたらめ答弁で逃げ切った過去があるからであろう。
実に悲しい予測である。
国民の怒りで、是非、予想を覆してほしいが…。


# by kazuo_okawa | 2020-11-30 08:04 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)