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by kazuo_okawa

<   2019年 12月 ( 31 )   > この月の画像一覧

2019年6月、いわゆるデジタル手続法が成立した。

その第1条(目的)が示す通り、「(略)国、地方公共団体、民間事業者、国民その他の者があらゆる活動において情報通信技術の便益を享受できる社会が実現されるよう、情報通信技術を活用した行政の推進について、その基本原則及び情報システムの整備、情報通信技術の利用のための能力又は利用の機会における格差の是正その他の情報通信技術を利用する方法により手続等を行うために必要となる事項を定めるとともに、民間手続における情報通信技術の活用の促進に関する施策について定めることにより、手続等に係る関係者の利便性の向上、行政運営の簡素化及び効率化並びに社会経済活動の更なる円滑化を図り、もって国民生活の向上及び国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。」というものである。

長い文章だが要するに、デジタル手続きは、行政にも国民にも便利だということが書いてある。

便利さを謳う法律だが、国民の側にとって何らかの権利侵害はないのかどうか、それを防止する手立ては、といった観点からの条項はない。

そういう問題意識を持っていたところ知人N氏(公認会計士・税理士)の挨拶状「新年のご挨拶に代えて」が届き、そこに興味深い指摘があった。

N氏はエストニアに視察に行かれたことがあるのだが、そのエストニアは自分の情報の閲覧履歴をネットで確認できることになっており、「例えば警察に対して、なぜ私のデータを閲覧しているのかと尋ねれば、警察は回答しなければならない」というのである。
凄い!
世界最高レベルのIT国家と言われるエストニアであるが、国民の側からの視点も織り込まれている!

そこで思い出すのは我が国の「本人通知制度」である。

これは、市町村が、住民票の写しや戸籍謄本などを、代理人や第三者に交付した場合に、希望する本人(事前に市町村への登録が必要)に交付したことを知らせる制度であり、不正請求及び不正取得の防止や抑止を目的としている。
この制度は素晴らしいと私は思うが、残念ながら、国・地方公共団体などからの請求は例外となっている。
国・地方公共団体は、不正なことはしないと考えられているからである。

私はN氏のようにエストニアの知識は全くないのだが、おそらく旧ソ連から独立した歴史的経緯から、政府に対する監視の意識が強いのではないかと、勝手に想像している。

それに加え、我が国は、モリかけサクラに見られる「不正」がこれだけ続きながら、何故にこうもノー天気に国・行政などを「信頼」しているのか、実に不思議でならない。



by kazuo_okawa | 2019-12-31 01:48 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

明智、登場!

来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公は戦国時代の武将明智光秀だという。
そのため明智光秀に関する記事、書籍が多く見られるが、12月23日付毎日新聞夕刊の特集記事も明智光秀であった。

<「逆臣」光秀は悪人か>
との見出しのもと、従来のイメージとは違って「部下に心遣い」「愛妻家」「謀反は『鬼退治』?」など興味深い記事である。

それはともかく、一般には「逆臣」である。
そのため特集記事には<明智姓を名乗れぬ末裔>とある。

そこで、果て?と思ったのが、何故、江戸川乱歩はそのシリーズ探偵小説の主役を「明智小五郎」にしたのだろうか?という点である。
明智小五郎は我が国では一番有名な探偵だろう。
その探偵の名を逆臣「明智」にしたのは何故か。

どうしても気になって、書庫にもぐり、昔、京大ミステリ研時代に買い込んだミステリ評論集などをパラパラ手にしたが、どうもわからない。
色々見ているうちに、ミステリ作家にして評論家の都築道夫氏が名探偵のネーミングについてのエッセイがあったなと思いだした。
それは、ネーミングは「珍しい姓」+「ありふれた名」の組み合わせがよいというもので例をあげれば、明智小五郎、金田一耕助、神津恭介などなど…。

その都築氏のエッセイに何か書かれていないかと思ったが、ところが今度は、その都築氏のエッセイ掲載の書物が見つからない…。

何で読んだのか…。

はてはて、年末の忙しい時に、書庫に入って何してんだ、となってしまいました。



by kazuo_okawa | 2019-12-30 10:16 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

切磋琢磨!?

障害者選挙権訴訟原告中田泰博氏のメールで知る。

12月27日の関西テレビ「報道ランナー」れいわ新選組の山本太郎代表の特集である。

山本代表が、12月5日に行ったJR大阪駅での街頭記者会見(演説)を取り上げ、その中で、中田氏の訴えをきちんと受け止めている山本代表の姿が映し出され、その時に、中田氏(と私)の写真が使われている。(ユーチューブで拝見すると5時5分の場面)
裁判の話がないのはいささか残念だが、山本代表がこのようにして話を聴いているという象徴的な写真として使われ、真摯な山本代表の姿を伝えているという点では素晴らしい。

そう思ってユーチューブを続いて見ていると、引き続く、橋下徹氏のコメントに驚く。
「政策の方向性は私たちと真逆。政治は切磋琢磨と弱者救済・格差是正の両方必要だが、彼は弱者救済・格差是正のみで、私たちの切磋琢磨は全否定である」

何ということか!

維新は「切磋琢磨」だという。
三省堂・新明解四字熟語辞典によれば、切磋琢磨とは「学問や人徳をよりいっそう磨き上げること。また、友人同士が互いに励まし合い競争し合って、共に向上すること」という。

平たく言えば共生の精神である。

維新の目指す新自由主義・規制緩和の「競争」は「切磋琢磨」ではなくて、弱肉強食・強欲資本主義を生むだろう。

切磋琢磨の本来の意味からすれば、逆だろう、それは山本太郎の思想だろうが、と突っ込みを入れたくなるのである。

【追記】
切磋琢磨という美しい言葉とは裏腹に、本来なら、小学校の認可が下りないはずの森友学園に小学校設置の認可適当としたのは、不公平な肩入れだろう。この責任をきちんととってほしいものである。
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by kazuo_okawa | 2019-12-29 13:18 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

反社の味方!

朝日新聞ニュースによれば, 社員が未払い残業代などを会社に請求できるのは「過去2年分」までとする労働基準法の規定を「3年」に延ばす案が24日、厚生労働省の労働政策審議会の分科会に示されたという。

そもそも来年4月施行の改正民法で、お金をさかのぼって請求できる期間が「原則5年」になることから、本来は同じ5年に延ばすべきところ、5年では企業の負担が増すと主張する使用者側に配慮した案になったという。

だから言わんこっちゃない!という感じである。

一般法である民法が「5年」にするのだから、労働者保護の特別法である労働基準法でも当然に「5年」でないとおかしい。
にもかかわらず労働法で、労働者に厳しくするとあっては、もはや労働法は労働者を保護しないことになる。

私は10年前から、民法通りでないとおかしい、と主張してきたがこれが広がらなかった。

私が一番納得しがたいのが「5年では企業の負担が増す」という専ら自分のことしか考えない理屈である。
つまり未払い賃金なのであるから本来企業が支払うべきものなのである。
本来払うべきものを払え、と言っているだけなのに、「企業の負担」が増すから「支払うべきものも支払わん」「ただ働きしてよ」というのはどう考えても理屈に合わない。

そもそも安倍首相は、昨年、働き方改革を実現する、残業を規制する、と大見え切って、残業限度時間を「100時間」から「100時間未満」に代えさせ、それを絶賛したことがある。

ならばなぜ今安倍首相は、<残業規制には残業代をきちんと払わせることが最大の規制なのだから民法通りせよ>と言えないのか。
それを言いえない安倍首相は、<払うべきものを払わん>という反社(反社の定義は出来ないのでここでは最大限に広く解釈しています)の味方なのか!
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by kazuo_okawa | 2019-12-28 15:36 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
事実上、本年最終日である。

それゆえ仕事自体がエキサイティングに進むが、本日は注目カードがあり、その対局も目を離せない。

まず勝負を決めたのは、本田奎四段である。
初めて参加した第45期棋王戦の挑戦者決定戦で佐々木大地五段を破り、渡辺明棋王への挑戦権を獲得した。
飛車が成りこんだのが痛快であったが、その素人判断通り、そのまま勝利した。

将棋の八大タイトル戦で、初参加の棋士が挑戦者になるのは初めてである。
大型新人誕生、いやあ、実に魅力的なニューヒーローである。
『最強』と言われる渡辺棋王相手にどう立ち向かうのか、今から実に楽しみである。

そして同日行われたのが別の注目局。
言わずと知れたスーパースターの登場である。

木村一基王位の挑戦権を懸けた第61期王位戦予選決勝であり、藤井聡太七段が斎藤慎太郎七段と戦ったのである。
私は斉藤七段も応援しており、その意味でも興味深かったのであるが、Abema解説の『二人とも芸術的』という評が一番印象に残った。

結果は121手で藤井七段の勝利。

そして初の挑戦者決定リーグ入りを決めた。

これまた、タイトル挑戦を目指す藤井七段の活躍が期待され、リーグ戦故にその対局が楽しみなのである。

色々な意味でエキサイティングでしたね。
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by kazuo_okawa | 2019-12-27 22:28 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

渡辺三冠、6連勝!

豊島将之名人への挑戦者を決める、A級順位戦の注目対局が12月25日に行われ、渡辺明三冠が広瀬章人八段に109手で勝利した。

渡辺三冠はこれで今期6連勝であり、昨期のB級1組を含めて、順位戦は18連勝である。

この二人の対局が何故注目かと言えば、5連勝の渡辺三冠と4勝1敗の広瀬八段という1位、2位対決であるうえ、現在、最強と言われる渡辺三冠がつい先日の竜王戦1組ランキング戦で佐藤和俊七段に敗れたからだ。
最強神話にも陰りが出てきたのかとも思える。

加えて広瀬八段が勝利して1敗で二人が並べば、渡辺三冠の最終局は、因縁の三浦弘行九段であるからどうなるか分からない。

そう思ってみていたら、見事に渡辺三冠が勝ち切った。

渡辺三冠の先手相居飛車戦は実に強い、と感じさせる。

これで順位戦A級は、6戦全勝の渡辺三冠を、広瀬八段と三浦九段が2差で追う展開であるから、これでまず名人戦挑戦者は渡辺三冠だろう。

そうなれば豊島名人としては、昨年、棋聖戦で敗れたリベンジマッチになる上、防衛戦にはいずれも成功していないことから、名人戦は万全の準備を尽くして防衛を目指すであろう。

こうなれば渡辺三冠には是非とも全勝で挑戦者になってもらい、最高峰の激突を見てみたいものである。


by kazuo_okawa | 2019-12-26 19:13 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

支持率低下と目くらまし

報道各社の世論調査で、安倍内閣の支持率が軒並み低下している。

原因は言うまでもなく「桜を見る会」を巡る安倍首相疑惑である。
安倍首相のあからさまの公私混同と、説明を全くしない姿勢が明らかに批判されている。
朝日新聞の調査などでは、支持、不支持が逆転している。

さてこうなるとこれまで安倍政権が行ってきたのが、小手先の目くらましである。

私たちは森友事件を当初から批判してきたが、発覚当時は(籠池氏逮捕前は)「籠池劇場」と言われるごとく、マスコミは籠池氏の挙動に関心をもって報道した。
その山場が2017年3月10日で籠池氏の記者会見の日である。

ところがこの日、政権は何と「南スーダン撤退」をぶつけてきた。
翌日の新聞報道で、森友事件はこの南スーダンにかき消された。

そしてこの2017年夏は、ご承知の通り、世界のリーダーでただ一人北朝鮮危機を煽り、いわゆる「Jアラート」を鳴らしまくり、挙句の果ては「国難突破解散」なる名称で勝手な「解散」を強行した。

まあ、巨大な目くらましである。

そう思っていると、秋元議員逮捕のニュースが飛び込んできた。

中国企業から現金数百万円を受け取ったとして、秋元司衆院議員を25日に、東京地検特捜部が収賄容疑で逮捕したという。
これはこれで重要だろうが、どう見ても「小物感」が漂う上、もっと他にやることあるだろう、という感じである。

森友では「公文書改竄」が明らかになった。
またその改ざんを命じられた(職務命令に名を借りた強要だろう)近畿財務局職員は自死した。
こういったことに何故メスを入れないのか。
また「桜を見る会」疑惑は公選法違反の疑いがある。
なのに何故そこにメスを入れないのか。

特捜部が現職の国会議員を逮捕するのは、平成22年1月に小沢一郎衆院議員の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で逮捕された石川知裕衆院議員(当時)以来、約10年ぶりだという。

思えばその時も、民主党潰しの国策捜査と言われたが、今回も、特捜部がまたもや国策で動き、巨大な目くらましをしているように思えるのである。

一体特捜部は誰のために動いているのか!
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by kazuo_okawa | 2019-12-25 19:29 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
モリかけサクラを追及していると、
いつまで、モリかけサクラをやっているんだ、重要な問題が山積みなのに、と言う人がいる。

国民にまともに説明せずに「いつまでもやらせている」安倍首相が悪いのに、こういうことを言う人は安倍首相を擁護しているに等しい。

そもそも安倍首相と前川喜平氏の発言を比べれば、どちらが嘘をついているかは明らかだろう。
それは、籠池理事長と比べても同じである。

モリかけサクラで嘘をついている人が、モリかけサクラ以外では、嘘は言わないと信じられるだろうか。

そう思っていたら、本日のニュースである。

1年3か月ぶりの日韓首脳会談であり「いつまで」派にとっても重要なテーマであることは違いないだろう。

このニュース、目をひくのは次の下りである。

「首脳の発言の最中に慌ただしくカメラを外に出すのは、あまり無い事だ。報道陣のいない場所での虚心坦懐な議論が出来る貴重な時間を無駄にしたくない日本側と、カメラの前で自分の主張をしっかり出したかった韓国側との思惑がかみ合っていないように見えた。」
(FNNプライムオンライン)

カメラの前で喋ることを嫌がる安倍首相が、あとでどれほど説明されても果たしてそんな話を信じられるだろうか。
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by kazuo_okawa | 2019-12-24 22:52 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

もはや先進国ではない!

22日朝「サンデーモーニング」を見ていると、
番組終盤のまとめで、青木理氏が「日本はもはや先進国とは言えないのではないか」と述べていた。

…給与が上がらず国民は100円ショップのような安い店にいく。
この一年のキーワードを見たとき、世界の関心は「地球の気候変動」であるのに、我が国は地球の危機には全く無関心で、「ワンチーム」などと言っている。
そして、国の根幹を揺るがしかねない公文書の廃棄・改ざんが行われている…。

青木氏のいう通りであろう。

先進国とは民主社会であり、自国のことのみならず他国も含めて理念的にも、経済的にもリードしてくいからこそ「先進国」だろう。
しかしわが国はもはやそういう実質はない。

国会を逃げまくった情けない安倍首相。

辻褄を合わせるためには、反社の定義を変えるなど何でもありの菅義偉官房長官。

今のわが国のリーダー自体が、民主主義・法治主義からかけ離れ、中世に戻らんとしているかのような姿勢を見せている。
ひどい話である。
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by kazuo_okawa | 2019-12-23 00:50 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

KILAを楽しむ!

2019年12月21 日に朝からの仕事を終えて夜、ホテル阪神大阪 スペシャルディナー付き KiLaクリスマスマジックショー を楽しむ。
メンタルマジック中心で、想像以上に、実に楽しめました。
さすがに日本のマジシャンとして著名な第一人書だけのことがある。

観客参加型で、いずれも面白く、また観客を大いに沸かせる。

KILAは演出が非常に上手く、また、客を「選別」している。

演出が上手いというのは、オープニングの「じゃんけん」(客とじゃんけんし、客のグーチョキーパーで性格を占うとし、実は、チョキを出した人数を予め予言していたという)。
予言の方法は、トランプを出してきて「6」と「3」が表向きになっていて、本日、チョキを出す人が63名であることを予言していたというものである。

メンタルマジックは、客の「選別」が重要だが、これが実に巧みである。
「じゃんけん」のあと、品を選ばせるメンタルマジック、次いでコインマジック、さらに16枚紙片のマジックといずれも女性客に手伝ってもらう。

そしてその次はブックテスト(この種のマジックは実に過ぎなんです)。

非常に手の込んだ素晴らしいマジックなのであるが(つまり色々なトリック・技法を取り混ぜでいる)が冒頭はいわゆる「マインドリーディング」(客の答え方もヒントにして当てる手法です)。
先の通り、女性3人に手伝ってもらったので、次に男性客というのは自然な流れなのであるが、その男性客が選んだ言葉は…。
マジックもさることながら、客を観察していたのだろうな、と感心した次第である。

次の客は男の子。
マジック自体は、カードインザボトルであるが、少年らしさを利用した素晴らしい演出である。

そして観客全員相手の「催眠術」
ここで客を選別していく。
私の連れ合いなどは絶対に選ばれない。
選ばれた客3人による、数字の予言。

数字の予言も、ディナーショー(アルコール付き)の終盤にもっていっているところが味噌だろう。
(単純なトリックであるが、まあほとんど気付かないであろう。マニアでない限り…)

さらに人物を選ばせるメンタルマジック。

客は「野口英世」を選んだのだが、KILAが昼の部では「嫁さん」と述べていたとつなぐのが、いやあ実に関心した。

そしてダリ!
最後のマジックも見事で美しく素晴らしい。

とまあ、大変楽しめました。

今年、舞台マジックは、メイガス、マリック、KILAと見たのだが、客層が違うことも大変興味深かったですね。

本当に、マジックは面白い。
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by kazuo_okawa | 2019-12-22 15:28 | マジック | Trackback | Comments(0)