人気ブログランキング |

私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

<   2019年 09月 ( 30 )   > この月の画像一覧

JSHC全国大会の第二部は研究。

第三部は、私の司会のもと、綾辻行人氏と望月麻衣氏の対談。
テーマは「ホームズと京都」

と言ってもざっくばらんにホームズ体験、ミステリ作家への志望の動機、作家になってみてホームズの魅力、そして「京都とホームズ」等を語ってもらった。

実は、私は綾辻さんは何度かインタビューをしており、彼は少年時代はホームズは読みつつも、「ルパン派」だったことを知っている。
しかしながら、作家になってみて「作る側」になったとき、「ホームズ(物語)は実に強い」と知るのである。

ここの下りが興味深い故、シャーロキアン相手にも通ずるのである。

片や望月氏は『京都寺町三条のホームズ』の作者通りシャーロキアン。
それゆえこの組み合わせがいいのである。

途中、望月氏が綾辻氏に「作品の作り方」を聞くなど予定にない質問をしたころなども面白い。

もう一人特別ゲストとして参加してもらったのは、秋月壱葉氏だが、望月氏は彼女が「221B」と使っていることを知ってシャーロキアンと見抜き、この大会を誘われた。

私がそのことを聞き「221Bとなれば確かにシャーロキアンですね。実はこの会場におられる、おそらくほとんどの方が、どこかに221Bを使っていますね」と述べると
すかさず綾辻氏が「すみません。私の車のナンバーは813」と述べると会場は大爆笑。

綾辻氏とは、何度もインタビュー、対談をしているのでまるで気の合った掛け合い漫才のようである。

このように対談は随時、笑いを呼びながら、好評のうちに終えた。

終了後は、サイン会。
いずれも長蛇の列である。

私は実行委員長として、色々な人から、感謝のお礼やプレゼントを頂きました。
喜んでいたけたことを大変嬉しく思っています。

【追伸】
29日の日曜日。SNS上に見られる参加者のツィートを見ていると、皆さん、感動の声をあげておられる。
特に綾辻さんとツーショット写真や望月さんのサイン本などをあげた方が何人もおられる。
この二人の対談を「夢のようだ」と評した方もいる。お二人にオファーして企画を作り上げた身としては本当に嬉しいものである。

【さらに追伸】
そしてゲストの綾辻さんもツィート、リツィートをして頂いている。私のブックテストも取り上げて頂いている。
また望月麻衣氏はブログで詳細に書いていただいた。
この両名のSNSも見て頂けると幸いです。
.

by kazuo_okawa | 2019-09-30 00:15 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
9月28日に日本シャーロックホームズクラブ全国大会を京都大学で開催した。
私はこの実行委員長として場所の手配から内容まで主導的に進めさせ頂いたが、無事に成功して嬉しい。

特別ゲストに綾辻行人氏、望月麻衣氏、秋月壱葉氏、戸川安宣氏、新保博久氏らという、ミステリを愛する人なら直ちにわかる豪華なゲストということもあって早々に申し込みは満席となった。

全体は3部構成で、第1部は大学ミステリ研がテーマ。第2部はホームズ研究の発表。第3部は作家座談会。

第1部は、戸川安宣氏(立教大学)、新保博久氏(早稲田大学)、日暮雅通氏(青山学院大学)、私大川(京都大学)という45~50年前に各大学ミステリ研を創設し率いてきたメンバーが時代や大学ミステリ研を語るというものである。

よく言われている事だが、一番遅くに発足した我が京大ミステリ研は他大学と交わらない「鎖国政策」をとることによって、会員が「犯人当てミステリ」を創作して披露するという他大学のミステリ研にはない全く独自の発展を遂げた。

そして、京大ミステリ研の新人会員へ、先輩の「犯人当て」を経験させることでその「凝縮スパイラル」が生まれ、それが作家に集約したのが綾辻行人氏であるともいえる。
さらに京大ミステリ研からはその後も創作者・作家が続出している。

そうすると、創作・創造こそ京大ミステリ研の特徴であるといえよう。

しかし思えばこれは、私が関係した、将棋、マジックでも京大はそうなのである。

京大将棋部のその特徴は、「強い」というよりも異能の天才創作家を多数生み出したことだろう。
将棋を知るものなら名前をあげるだけで理解してもらえるに違いない。
若島正氏、上田吉一氏、加藤徹氏、小林看空氏…。

京大奇術研究会もそうである。
学生マジシャンとして「見せる」ということでは一般に老舗の私学の方が上手くてビジュアルであろう。
しかし京大奇術研究会はその創作性においてひときわ個性を放つ。
古くは根尾昌志氏から谷英樹氏、池田洋介氏ら名だたるクリエーターが並ぶ。

思えばノーベル賞を生み出す京大の学風とも関係あるだろう。

以上のようなことを第1部「大学ミステリ研」座談会で発表させてもらった。
.     

by kazuo_okawa | 2019-09-29 08:20 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

不自然な弁明!

自宅では、朝日新聞、毎日新聞を定期購読しているが、27日に帰宅すると、どちらの夕刊もトップ記事は「関電3・2億円受領問題」である。

興味をもって、夜のテレビ・ニュースをハシゴしたが本当にひどい。

まず、関西電力の役員らが高浜原子力発電所が立地する福井県高浜町の元助役(今年3月に死去)から金品を受領していた問題で、関電は27日に記者会見し、元助役から八木誠会長や岩根茂樹社長ら20人が数年にわたって計3億2千万円相当の金品を受領していたことは認めた。

会見した岩根社長は「関係者に多大な心配やご迷惑をおかけし、お騒がせしたことを深くおわび申し上げる」という変な謝罪はしたものの、「原発マネー」が関電側に還流していた疑いがあるにもかかわらず、その説明ははっきりしない。

にもかかわらず自らの「辞任」については、はっきりと否定し、問題の受領に関しては「一時的に預かっていたが、一般的な儀礼の範囲内以外のものは全て返却した」と極めて不自然な弁明に終始している。

しかもこの「返却」の時期は、事件が判明してからのはずだが、記者に「返却の時期」を質問されると、それについては記録で知っていながら「答えない」と開き直った。

<的外れの謝罪、不自然な弁明、そして答えない開き直り>
このような対応に多くの国民は憤りを感じたことは想像に難くない。
しかしこの関電役員の態度を見ていてまるでデジャブ現象のように思い出すのが、安倍政権である。

「モリかけ」における
<的外れの謝罪、不自然な弁明、そして答えない開き直り>
全く、全く、同じである。

「モリかけ」で逃げ切れるなら誰でもそうするだろう。
要するに、関電役員も安倍政権の真似をしているに過ぎない。

昔から言われる例えだが、「魚は頭から腐る」

関電役員に怒っているだけではいけない。
「頭」を変えないとどうしようもないということだろう。


by kazuo_okawa | 2019-09-28 06:03 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

慰謝料の「安さ」から…

先日、外国人の方の相談で、日本の法制度における慰謝料の額を説明すると、その安さに驚かれていた。

そう思っていたら、本日、共同通信の以下のニュースに接した。

弁護人の 面会の職員が立ち会ったことの「違法」が確定したという内容である。
つまり、昨年7月に死刑が執行されたオウム真理教元幹部Kとの面会に、拘置所職員が6回も立ち会ったのは違法だとして、再審請求を担当したY弁護士が損害賠償を求めた訴訟は、最高裁第2小法廷において棄却され、国に30万円の支払いを命じた二審東京高裁判決が確定したという。

違法は当然だと思うが、慰謝料の額はどうだろう。
30万円である。

最高裁までの裁判を考えると、時間、費用がかかり30万円ではとうてい割に合わない。
つまり、余りにも低い。

しかし現在の裁判ではそうなるだろう。
そういう制度を私たちが作っているからである。

それにしてもつくづく思うのは、我が国の多くの人たちは、<制度は自分たちが作っている>との認識に欠けているのではないだろうか。

-「低すぎますね」

他人事のように、述べる人が多すぎるのである。
.


by kazuo_okawa | 2019-09-27 21:19 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

中年の星、王位初奪取!

豊島将之王位(名人)が2連勝したとき、まず間違いなく王位防衛と思っていた。

先手番の豊島王位が第3局に先手番矢倉を選択したときも(矢倉は最近では、後手番急戦策が優位と言われている)敗北したものの、名人のある種の余裕だろうと思っていた。

それは名人が伝家の宝刀角換わりを採用しないことも…(結局、第5局、7局ではこのエース戦法を持ってきたのであるが…)

豊島王位を応援してきたものとしては、棋聖の失冠に続く、王位の失冠であり「タイトルは防衛してこそ一人前」と言われる中、豊島時代を築くにはいささか気になる。

しかもこの最終局、ニコ生プレミアムのタイムシフトを見ていると、79手目、豊島王位が62歩としたときに逆転している。
72の金にひもをつけた52飛を遮断するもので、素人目には辛い手だと思ったが、ここからが良くなかったのである。
慎重にいき過ぎたと言えなくもない。

残念であるが、これからも頑張ってほしい。

一方の、挑戦者木村一基九段は46歳であり、初タイトルは悲願であった。
しかもこれまで、タイトル挑戦6回で「この1局に勝てばタイトル奪取」の一番で8連敗している。

「解説名人」といわれ人気のある棋士だけに、今回だけは木村乗りも多かった(まだ20台の豊島王位にはこれから幾らでもチャンスがあるというわけである)。

木村九段の揮毫は、その生き様の通り、「百折不撓」(何度失敗しても、その志を決して曲げないこと)である。

いくら失敗を重ねても決してめげてはいけない。
木村九段の王位奪取は、負け続けているものに勇気を与えるものであることは間違いない。
.


by kazuo_okawa | 2019-09-26 23:13 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

カーディストリーの流行

9月15日放映の「4Kカメラvs天才マジシャン」を録画で見る。

評判のマジシャン高橋匠師の凄腕には、ただただ感心する。
北欧の怪人レナート・グリーンの唯一の弟子だという。
そのテクニックは実に見事である。

左手に持った1枚のカード。
右手でそれを配ったはずが(本来、左手には何もなくなるはずが)左手にカードが残っている。
それを繰り返す。

これは「四つ玉」のある種の技法と同じであり、なるほど、こういう使い方があるのか、と感心したものである。

こういうトリックを見ると、まだまだ開発の余地があると感心する。

とはいえ、彼の影響なのか、若手マジシャンはほとんどが、カーディストリー(カードをアクロバティックに操る言わばカードのジャグリング)を用いる。

私は、サーカスやジャグリングも好きである。
しかしそれはそのジャンルとして楽しむ。

マジックはマジックであってほしい(不思議さを提供するもの)と思っている。

「凄いテクニックだな!」と言うよりも「実に不思議だな!」というパフォーマンスであってほしいと思うのである。
.

by kazuo_okawa | 2019-09-25 21:42 | マジック | Trackback | Comments(0)

超・私好みのミステリ!

相沢沙呼氏の最新作『medium(メディウム)』(講談社)を一気に読破したが、この作品は、実に私好みで面白い。

表紙が、「霊媒探偵 城塚翡翠」と「medium」の文字。
何といっても目に付くのが
主人公と思われる翡翠のアニメ風のイラストと
表帯文句の言葉が、ただ一つ
「すべてが伏線。」

これはどうしても目につく!

そして裏の帯文句は
<推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。(以下略)>

いつもは、少しトリックに触れながらミステリの読後感想を述べるのだが
本作ではやめたい。

つまり何故私好みなのかは説明したいのだが、そしてミステリファンと歓談したいところだが(それはある種の、とある「京大ミステリ研」タッチです)それを少しでも述べればこの作品のトリックを予想しかねない。

つまり、この作品の素晴らしさに是非とも直接触れてほしいからだ。

綾辻行人氏によれば、相沢氏はマジシャンでもあるらしい。

そう思えば、いやあ、実に、なるほどマジシャン的発想と思えなくもないと…
と思いつつも…
やはり感想を述べるのはやめにします。

間違いなくお勧めの作品です。
.

by kazuo_okawa | 2019-09-24 22:54 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
伊藤真弁護士の主催する「伊藤塾」の司法試験合格祝賀会に、2019年の今年も来賓として招かれる。

塾長伊藤真氏は護憲派で名高く、憲法の価値をいかす法律家を作るというその理念のもとに伊藤塾を主宰している。
尊敬する弁護士の一人でもある。

いわゆる安倍「一強」政権のもと、違憲事象は数限りあり、今日ほど憲法訴訟、人権訴訟が要請される時代はないだろう。

私は、来賓の挨拶として、弁護士のやりがいを水俣病訴訟判決を例にして説明し、またおそらく合格直後の皆さんが抱いている「希望」と「不安」を待つ、その今の気持ちを大事にすること、何故なら「希望」は目標に向かって人を前進させ、「不安」は人を努力させる、と訴えた。

懇親の場では合格者が挨拶に来てくれるのが嬉しい。

かつて報道機関に勤めていて面識ある方が、一転法曹を目指し、そして合格された方が挨拶に来て頂いたのは非常に嬉しい。
是非その経験を生かして大成してほしい。

しかし例年挨拶に来てくれる龍谷大学法学部卒業生が、今年は一人も来られなかった。
こんなことは初めてであり、残念である。

合格者が居なかったのだろうか…。
龍大生というか、私が「裁判と人権」という講義で教えてきた教え子の皆さん。
ぜひ頑張ってほしい。
.


by kazuo_okawa | 2019-09-23 20:59 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

ノワールをまとう女

第65回 江戸川乱歩賞 受賞作たる神護かずみ氏の『ノワールをまとう女』を読む。

裏の帯文句は
「新ヒロイン登場!
自宅は大久保の雑居ビル。冷蔵庫にはビールと栄養ゼリー。
日課はトレーニング。音楽はオールディーズ。話し相手はAIのユキエ。
仕事は、企業のトラブル請負人。服は黒尽くめ――。」とあるように
なかなか興味深い舞台設定である。

新人登竜門たる賞には数々あるが、乱歩賞は大抵の場合、当たりはずれはないと思っている。
今回も面白く読めた。

【以下、少しトリックに触れています】

基本的ストーリーは、主人公が依頼された仕事を引き受ける中で、謎と事件に出くわす。
そして、本格ミステリの定番ともいえる、錯綜するストーリーとある人物が同一人物というトリック。
そして登場人物の出自に関する謎…。

こう書けばわかる通り、主人公が男性であれば、かつて読んだ本格ハードボイルドのようである。

それがある種の安心感をもって読めるのかもしれない。

市民団体のリーダーがハンドルネームで呼ばれていることから、多分、ある人物なんだろうな、とある種の「お決まり」で進んでいくのも心地よい。

しかも、帯文句の通り、舞台設定は極めて新しい。

乱歩賞作品は、読み終えたあと選考委員の選評を読むのが楽しみであるが、
京極夏彦氏の評する「古い器に新しい食材を盛る手つきは堂に入っており、一種のピカレスクロマンとして読める」
という評に全面的に共感する。

お勧めである。

【追記】
とこう書いたが、趣向を新しくしていながら昔からのトリックとなれば、<新しい器に古くからなじんだ食材を盛る>とも言えるのではないだろうか…。
.


by kazuo_okawa | 2019-09-22 18:42 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
23日付の日刊ゲンダイに閣僚が「暴力団」に関係しながらそれを無視する安倍政権とそれを報じない大メディアのご都合主義が報じられている。

つまり、安倍政権の新閣僚武田良太国家公安委員長と竹本直一IT担当相が、元暴力団関係者との「黒い交際」を週刊誌が報道しているが、安倍政権は全く無視を決め込んでいる。

にもかかわらず大メディアは一切そのことを報じない。

問題は、かの吉本問題の時は、こともあろうに安倍政権の幹部や閣僚も吉本問題でガバナンスやコンプライアンスが重要であり説明すべきであると強調していたのである。

そしてメディアも、テレビを中心にこれでもか、これでもかというくらいに連日大騒ぎしていたことはご承知の通り。

しかし、今回は全く沈黙であり、どこから考えても整合性は取れない。
しかも単なる「一私人」にすぎない吉本タレントと公人中の公人たる政権の閣僚と比較すればその問題の重要性は改めて言うまでもない。
安倍政権の閣僚こそ大騒ぎすべきだろう。

かつてジャーナリストの大谷昭宏氏が、危険なもの(原発)を売って商売にし、博打(カジノ)で稼ごうとするのはヤクザと変わらない、と痛烈な批判をしたことがある。

メディアに携わる人達は、まさか、ヤクザではない吉本芸人がヤクザと関係するのはニュースになるが、ヤクザがヤクザと付き合ってもニュースにならないと思っているのではないでしょうね。
.

by kazuo_okawa | 2019-09-21 23:10 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)