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私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

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流れが戻らないように

窃盗罪などで実刑が確定し、横浜地検が収監しようとした小林誠確定囚が車で逃走した事件でのニュースが流れている。
収監になかなか応じなかった経緯や、今回の逃走の様子など詳細に報じられている。

そして今回の逃走劇は公務執行妨害罪の被疑事実として行方を追っているという。

ワイドショーなどで気になるのは、そもそも裁判所が「保釈」を認めていたこと自体を非難するコメンテーターがいることだ。

せっかく世界に恥たる「中世的刑事司法」がカルロス・ゴーン事件などでわずかに先進国並みに向かいつつあるところに、あたかも、この流れが(保釈するから)「逃走」を生んだというような論調である。

無論誤りで、今回は取り逃がした警察官などの体制が問題であり、せっかく先進国並みになってきつつある保釈の運用が、「中世」に引き戻されては決してならない。

この事件が今後どのように推移するのか予測はつかないが、保釈の運用を厳しくせよ、との論調だけには騙されてはいけない。
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by kazuo_okawa | 2019-06-21 21:30 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

子供ころから嘘つき…

昨日ブログした「年金泥棒」問題。

タレントのラサール石井氏は19日、「キチンと納税してちゃんと社会保障を受けている国は泥棒集団てこと?」と正しく堀江氏を批判したらしい。

興味を持って、石井氏に関してネットを追いかけると、何と、石井氏は同日には、年金2000万円問題でもツイッターで安倍首相を批判している。

その際に安倍首相の養育係として知られた久保ウメさんを引き合いに出している。
「安倍さんを育てたばあやのウメさんのインタビュー。
記者『どんなお子さんでしたか』
ウメ『嘘つきな子でした。宿題はと聞くと、やったあーと言って遊びに行くが、実はやってない』
記者『他には』
ウメ『言い出したら聞かない子でした』

嘘つきという性格は大人になっても変わらない、という。

石井氏が、出典まで挙げているのかどうか不明だが(そこまで確認する時間が無い)、
これは野上忠興著『安倍晋三 沈黙の仮面 その血族と生い立ちの秘密』(小学館・2015年)である。

なかなかの名著であり、同氏が、安倍氏から名誉毀損で訴えられたと言う話もきかない。

お勧めする次第である。
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by kazuo_okawa | 2019-06-20 21:30 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

税金泥棒とは!

「所得の再分配機能」とは、市場を通じて配分された所得格差を再分配して是正する機能を指す。

平たく言えば、大企業や高額所得者など所得の大きいところにはより多く税負担してもらい、それを社会保障給付などの形で渡すことで、所得の低い人も生活できるようにすることである。

資本主義では、放っておけば貧富の格差が広がる一方であり、これを是正しなければ実質的に不公平である。再分配のこの仕組みは、長年の民衆の闘いの歴史の結果つくりあげられてきた現代国家の財政政策では当たり前の考え方である。

ホリエモンこと堀江貴文氏が、年金問題をめぐり政府に説明や制度の改善を求めたデモの参加者を「税金泥棒」と表現し、ネット上で非難を受けた。
「『税金泥棒』と言うなら、デモ参加者ではなく、安倍首相や麻生財務相に対して言うべきだろう。」とのネットの声が上がったという。
当然であろう。

ところが堀江氏は、これに反論して「このデモに参加してる奴の大半は実質的に納税してる額より給付されてる額の方が多いんだよ。それを税金泥棒って言ってんだよ」と発言している。

要するに言葉は違えど、歴史的にも世界的にも共通認識とされてきた「所得再分配機能」そのものに対して、頭から口汚く非難しているわけである。

日本はただでさえ、所得再分配機能が弱いとされている。
厚労省の統計不正があったため、正確には分からないが、逆分配機能がある(再分配によって一層格差が広がる)と言う指摘すらある。

そんな中で、さらに追い打ちをかけるように所得再分配機能を非難する。

あまりにも情けないとしか言いようがない。
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by kazuo_okawa | 2019-06-19 19:53 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
大阪城天守閣前にある「ミライザ大阪城」に2018年6月15日、マジシャンのメイガス師がプロデュースする「イリュージョンミュージアム ~幻影博物館~」がオープンした。

常設のイリュージョンを見せる施設である。
会場自体は60人規模で、今は無き「ワン・オー・シックス」のような小規模劇場である。

その1周年を記念して2019年6月15日に、メイガス師自身が実演した。

私はこの日メイガス一回目のショーに入場した。演目は
①ダンシングシルク(ビッグボトル)
②ブックテスト
③折り紙ボックス
④ウーダンの「実のなる樹」
⑤ロシアンルーレット(恐怖の五寸釘)
⑥人体浮揚

ブックテスト以外はテレビでよく見たが、それでも不思議であり、何せすぐ目の前の生の実演は迫力がある。

メンタルマジックは好きなので、②のブックテストは不思議であった。

また⑤ロシアンルーレット(恐怖の五寸釘)が実に意外な結末となった。
このマジックは、6つの紙袋のどれかに上向きの釘が入っていて、ひとつずつ手で上から思い切り紙袋をつぶして、最後の一つまで釘を残すというマジックであり、テレビではかつてマリック師が演じていたこともある。
ところがこのマジック、とある番組でそれに挑戦した女性キャスターの手に、見事にぶっささってしまった失敗動画(放送事故)がユーチューブに流れていることを、冒頭、メイガスがつぶやく。
「怖いマジックです」とも。

そして実演。

無論、一つだけ五寸釘が入った紙袋は他の紙袋とも、客、メイガス共々に混ぜ合わせるから何処に五寸釘が入っているかは分からない。
そして客に紙袋を一つひとつ選ばせ、メイガスが手で上から思い切り潰す。
一つ目成功、二つ目成功、そして三つ目。

何と、掌でペシャっとつぶすも、指の間から五寸釘が…。

「怖い怖い、釘はこれだったんですね。ただ、指の間だったから怪我はしませんでしたが…」と終わった。
これだから、一回目のショーは面白い。

いやあ、怖い!怖い!
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by kazuo_okawa | 2019-06-18 20:50 | マジック | Trackback | Comments(0)

過労死は防げる

『過労死は防げる : 弁護士・労働組合が今、伝えたいこと』
が「かもがわ出版」から発行された。

私は連合大阪法曹団の代表幹事をしているが、著者は、その連合大阪法曹団の若手精鋭弁護士たちと、連合大阪非正規労働センターの共同編集によるものである。

英語に訳しようがない(つまり日本にしかないため、そんな英語はない)「過労死」ほど悲しいものはない。
その悲しさとは、本人の苦しみ、残された遺族の辛さであり、さらにはそのような世界に恥ずべき出来事を引き起こす日本社会のひどさである。

本書は、徹頭徹尾、過労死を防ぐために作られた著作である。

本書内容は次の通り。

― あるご遺族のお話。
いくつもの裁判の判決から分かる異常な労働の実態。
労働関連法規などで示される過労死を防ぐための基礎知識。
本人や労働組合、同僚、家族が具体的にとるべき行動。
それでも病気になった場合の対処など。―

出来る限り分かりやすく書いている。

私が、連合大阪法曹団の代表だからというわけではなく
(いや、少しはそれもあるか)、
過労死を防ぐために、本書を、強くお勧めする。
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by kazuo_okawa | 2019-06-17 19:25 | 本・書物 | Trackback | Comments(0)
香港の逃亡犯条例改正をめぐる問題が紛糾している。

昨年、台湾で殺人事件を起こした香港人の男が香港に逃げ帰り、台湾当局の訴追を免れたのがきっかけで、今年2月、男の身体を台湾に引き渡すため香港政府が発表した改正案は、犯罪容疑者の身体を中国本土に引き渡すこともできるようになる内容だったため、乱用を恐れた民主派が強く反発した。

刑事事件の被疑者を香港から中国本土に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正案をめぐり、香港政府の林鄭月娥・行政長官は15日、緊急記者会見を開き、立法会(議会)での審議を無期限で延期すると発表した。

市民の力である。

市民7人に一人のデモであり、その民主的意識の高さに驚く。

同時にニュースで見る香港市民の発言がいい。

「法制度が違うので(中国を)信用できない!」

日本のニュースも香港市民に好意的に流している。
だとすれば、日本も同じである。

何度も繰り返し述べてきた「中世的」刑事司法。

諸外国が日本に対して思っている 「法制度が違うので信用できない!」

我が身のこととして議論すべきだろう。
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by kazuo_okawa | 2019-06-16 20:08 | Trackback | Comments(0)

解散権はだれのものか

朝日新聞6月13日付朝刊「オピニオン&フォーラム」が実にいい。
表題の下に、岩切大地立正大学憲法学教授にインタビューしている。

私は、メディア・マスコミが、日頃より衆議院解散のニュースを報ずるときに、解散権はまるで安倍首相が自由にできるとの前提で述べていることをかねてから批判してきた。
そこには安倍首相に対する批判精神がないどころか、解散権の濫用の指摘が全くないこと自体がむしろ「政権依り」と言える。

そこで私は解散権の濫用については繰り返しブログで批判し訴えてきた(2019年4月23日、2017年9月28日など)。
そんな中で、岩切教授のインタビューなのである。

同教授は、広く首相に解散権を認める7条解散説は疑問であること、憲法学者の多くは党利党略による解散は不当と考えていること、2年前モリかけ隠しの『国難突破解散』をした安倍内閣は憲政史上最悪の国会軽視内閣であること等を述べる。
全く異論はない。

教授はさらに、モデル国イギリスが、解散権制約の法律を制定したことを説明するとともに、日本は野党を大事にしないがイギリスは野党を大事にするという。

つまり野党には財政援助等で特別に支援する。
それは何故かと言えば、もともと与党は巨大な権限を持つのだから、与野党をフェアに戦わせるには、野党を支援する必要があるという。

素晴らしい考え方である。

これこそフェアプレイの精神である。

ところがどうだ、その巨大な権力を恥ずかしいまで駆使し、濫用する安倍首相とは全く真逆の考え方である。

そして教授は、足掛かりとしては党利党略による解散は不当だ、という規範意識だという。
政治家や人々の意識を変えていく。
これが重要だという。

全く持って同感である。

朝日は先頭に立って、この規範意識を変えるために主張してほしい。
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by kazuo_okawa | 2019-06-15 08:13 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
昨日、北区民センタ-で行われた、「社会を変える! を考える。〜政治から日本の歴史と未来を読む〜」と題して行われた
東京新聞記者・望月衣塑子氏、思想家・内田樹氏、大阪日日新聞記者・相澤冬樹氏
3氏のディスカッションに参加する。

主催者は隆祥館書店(二村知子代表)とKKベストセラ-ズ。
『「安倍晋三」大研究』(望月衣塑子&特別取材班/著)
の出版記念でもある。

望月氏のいつもながらにマシンガントークで、安倍氏を切りまくるのが痛快である。
安倍氏は普通に「嘘」をつくことを、最近のサンゴの例を挙げて説明する。
そして逃げまくる総理大臣。
歴代総理大臣の中で、極端に記者会見を減らした人物。

そこで、菅官房長官に的を当てた、と続く。
かの有名な菅氏への食い下がり質問である。

内田氏との対談は、安倍氏が、どうして平気で嘘がつけるのか。
またそういう嘘つきなのに、なぜ政権が続くのか、と話が続く。

詳しくは、『「安倍晋三」大研究』をお買い求めいただきたい。

興味深いのは、内田氏の造語である「安倍マイレージシステム」

通常は「靴を舐めてもおのれの出世を願う人間は表裏があって信用できない」という経験則が働いて、どれほどおべんちゃらを使っても、ストレートにそれが自己利益の増大をもたらすことは普通の人はしない。
或いは、すぐばれる嘘も普通の大人はしない。
安倍マイレージシステムとは何か。
マイレージシステムでは買い物をすればポイントがたまる仕組みと同じで、安倍に忠誠を誓えば出世する、そういう仕組みである。

しかもその仕組みは「忠誠度」だけでその真贋は問われないとなると、官僚は、マイレージボタンを押してしまう。
これが安倍マイレージシステムだという。

う~ん。

思わずためたくなる、こういうマイレージシステムを作り上げた方が悪いのだが…。

【追伸】この日、集会の最後にサプライズ・ゲストとして、籠池夫妻が登場した。終了後、無視するのも失礼だろうと「木村真市議の代理人。弁護士の大川です」と名刺を渡した。「おお、あなたが大川弁護士か」と対応された。この後のことは、依頼者木村氏と相談の上、またどこかで公表したい。
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by kazuo_okawa | 2019-06-14 10:24 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

NAUの熱気再び!

3年前の参議院選挙。
私は主として、小林節『国民怒りの声』を応援し、同時に三宅洋平『NAU』も応援した。

『NAU』は三宅洋平の支持組織であり、私はそこに加盟して支持した。
この三宅洋平氏に、ぴったりと付き添って活動したのが山本太郎参議院議員である。

政治家として全く無名で、マスコミが全く取り上げなかった三宅洋平氏が、東京選挙区で惜敗するも約25万票を取るという成果を残した。
山本太郎の力が大きいことは言うまでもない。

今年は、その山本太郎の改選期である。
彼は、新たに政党を立ち上げた。
「れいわ新選組」である。

彼は、今夏の参院選に向け寄付金を募ることも発表し、「1万人から1人1万円ずつで1億円になる」とぶち上げた。
政治部記者たちの失笑を買ったらしいが、実際は早くも、寄付金は、1億円を軽く突破。6月4日現在、1億6292万円も集まっているという。

正直なところ、れいわ新選組というネームにいささか、どうかと思っていた。

元号もさることながら、歴史上「新選組」は、倒幕運動を展開する志士たちを取り締まった幕府側であるからだ。
しかし、山本太郎氏はこう言い放ったという。

「新選組は、新しく選ばれる人たちの意味。新選組は権力側というが、この国の今の権力者はこの国の国民だ。国民にお仕えしたい」

実に見事な切り返しである。

いや、そもそも山本太郎氏は、この6年間の政治家としての活躍が素晴らしい。

およそ山本太郎ほど真面目な議員があっただろうか。

国会をさぼり倒す政治家、何にも勉強していない政治家、党の方針通りに動くだけの政治家…。

この国のあまりにも情けない状況下で山本太郎氏は真の政治家ともいえる。

3年前の,NAUの熱気を再び取り戻したい。
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by kazuo_okawa | 2019-06-13 00:59 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
中央労働委員会(西日本事務所)の主催で、表題のテーマで下記の通り、講演とシンポジウムが開かれる。


6月18日(火)13:30~16:30 エル・おおさか

基調講演「従業員の声は企業経営にどのような影響を与えるのか ―集団的労使関係の今後ー」
講師 野田知彦氏 (中央労働委員会西日本区域地方調整委員・大阪府立大学大学院経済学研究科教授)

パネルディスカッション
「労働者代表をめぐる紛争」
コメンテーター・久本憲夫氏(京都大学大学院経済学研究科教授)と私大川一夫
コーディネーター・野田知彦氏である。

趣旨は、今年4月から順次施行される「働き方改革関連法」により労使協定の締結・改定の増加が見込まれる中、労働者の過半数で組織される労働組合がない事業所における労働者の過半数を代表する方の選出について、紛争の未然防止の観点から、各コメンテーターによるディスカッションを行うというものである。

共に、コメンテーターを務める、久本憲夫氏には『新・正社員論』という著作がある。

内容は、「共働き正社員モデル」を求めるもので、その発想は、現実の「正社員」が長時間労働を余儀なくされていることから、それは望ましくないとし、新たなモデルとして、男女とも正社員で働きながら、無理なく子育てできるという、まっとうな生活を送るための雇用モデルの推進を語る。
確かに男女とも正社員で働けば、本来、残業は不要なはずだ。

成程と思わせる。

私自身も、コメンテータの一人ながら、大変興味深く、楽しみしている。
皆さんも、ぜひご参加を。

【6月21日追記】
会場は満員で大変嬉しい。予めおおよその台本があったのだが、実際の進行はそれとはまったく別物となった。もっとも私自身はこういう「力戦型」は面白くて楽しかったが…。
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by kazuo_okawa | 2019-06-12 00:14 | Trackback | Comments(0)