人気ブログランキング |

私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

<   2019年 03月 ( 29 )   > この月の画像一覧

「攻めきれぬ野党」

本日、高校時代の友人たちと一献を傾けたのだが、そこで必ず出てくる話題は「安倍もひどいが、変わりうる野党がいない」という指摘である。

前段は正しいが、後段はメディアの影響としか思えない。

例えば、3月5日付日経新聞に「首相発言 攻めきれぬ野党」という記事が出ている。

野党側は、「悪夢」「森羅万象」「問題意識」をキーワードに安倍首相を追及したが、いずれも直接首相を連想させず、大きなダメージを与えられなかった、という。

しかし、「息を吐くように嘘をつく」と言われる首相を相手に、どうすれば「攻めきれた」というのだろう。
何を言っても、「認めない」人なのである。
例えば、いわゆる「問題意識」発言は、アベノミクスをよく見せることになったいわゆる「統計偽装問題」の端緒である。
つまり秘書官が指摘した。

枝野代表は、この秘書官の発言を首相の意向と発言し、安倍首相は「私の発言を理解しながら秘書官が問題意識を述べるのは当然だ」と答えたというのであるから、モリかけと同じ構造であることはむしろ明らかになったといえる。

これを「攻めきれなかった」と評価するのであれば、何をしても、攻めきれたことはないということになるだろう。

むしろこういう安倍首相の答弁の手法自体(繰り返し批判されているように、「質問をまともに答えない」。答弁に対して質問しているのに「同じ回答を繰り返す」などなど)を批判すべきである。

いつの時代にもみられてきた「与党も駄目だが、野党もだらしない」という両方批判する言い回し。

これは一見鋭く批判するように見えて、結局は「どっちもどっち」と与党を間接的に支持しているのである。
こういう論評はもういい加減に辞めてほしいと思うのである。
.

by kazuo_okawa | 2019-03-09 23:13 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
ここ数日間、いわゆる「大阪都構想」をめぐり、知事と市長が入れ替わる“クロス選挙”に打って出る動きについて報じられていたが、8日16時半ごろ、大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長は、府と市議会の議長にそれぞれ辞職願を提出した、という。

前日7日に、大阪都構想をめぐる住民投票の日程案が、法定協議会で否決されたことを受けたものらしい。

まあこれほどまでに、勝手な辞職はないだろう。
そもそも、任期途中の辞職の大義とは言えない。
何故なら任期中の職務とは何の関係もないからだ。

ましてや、都構想はすでに否決されて決着済みである。
こういう手法が許されるなら、都構想推進派は何度でもチャレンジできることになる。
無論、いったん大阪都が実現されれば殆ど元に戻れない。

それゆえ維新以外の各党は全て批判的コメントを出している。

自民党の二階俊博幹事長ですら、「遠慮なく言わせてもらえれば、いささか思い上がっているのではないか。これからも(任期中の辞職が)癖になって、しょっちゅうそういうことをする。もっと謙虚にやってほしい、と要望したい」と述べたという。

当然であろう。

【追記】
無論、二階氏が言うのはどうなのかと言う問題はある。
真実は「モリかけ隠し」なのに「国民突破解散」と名付けて理不尽な解散をした安倍首相は、この維新の「クロス解散」と変わらない身勝手さである。
にもかかわらず二階氏はこの安倍首相を支持しているが、日本の政治家では、安倍首相こそ一番「いささか思い上がって」いるだろう。
このようなダブルスタンダードは、安倍首相のお家芸だが、それを擁護する二階氏もまた いささか思い上がっているのではないか!
.

by kazuo_okawa | 2019-03-08 22:43 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

読売、産経の見方

いささか遠いニュースのように感じてしまう。

「(県民投票の)結果を真摯に受け止め」と言いながら、工事を強行する安倍首相。
その姿に、もう何というか、言葉の軽さというか、嘘というか、その姿勢を際立たせている。

ところが安倍首相を忖度して、その県民投票を貶める記事もある。

朝日新聞3月2日付「沖縄県民投票、割れた報道」(メディアタイムズ)の記事が興味深い。
内容は、2月24日に投開票された沖縄の県民投票では、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画での名護市辺野古沿岸部埋め立ての是非が問われ、投票率52・48%、「反対」が有効投票数の72・15%という結果であったが、全国紙は各紙報じ方が異なるというものである。

朝日、毎日、日経は「反対の民意」ととらえる。
(じつは私はこの3紙の定期購読者である。)

ところが、読売、産経は、一面でないほか(読売のトップは「人生100年と健康」の連載記事、産経は「海自観艦式 韓国招待せず」)、「投票率52%広がりを欠く」(読売)、「『反対』は全有権者の過半数どころか、4割にも満たなかった」(産経)と報じたという。

県民投票の結果を、できる限り貶めようという、余りにも露骨な報道である。

無論、読売、産経が総選挙報道などでいつでもこのようなシニカルな報道をしているのなら筋が通る。

例えば先の総選挙報道も
「投票率52%広がりを欠く」
「『自民党支持』は全有権者の過半数どころか、〇割にも満たなかった」
こう報じているなら一貫しているが…。
.

by kazuo_okawa | 2019-03-07 00:09 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

ゴーン氏と籠池氏

本日のニュースは、ゴーン氏の保釈と籠池氏の初公判という注目の刑事事件となった。

いずれも無罪推定を受ける未決の被告人であるのに長期勾留されたという共通点を持つ。

しかし、ゴーン氏の場合は明らかに世界中の批判の中で、これまでの「人質司法」の運用をやや緩めた観がある。
まあ、言ってみれば「外圧」だろう。

一方の籠池氏。
冒頭の意見陳述のとおり「国策捜査」と思われる。

補助金詐欺と言われているが、証拠もあり、逃亡のおそれもない。
にもかかわらず逮捕し、長期勾留したのである。

無論、近畿財務局はじめ、他の関係者はいずれも「不起訴」である。
明らかに不公平な逮捕・起訴であり、これ自体は厳しく批判されるべきだろう。

そして籠池氏の長期勾留は「人質司法」である。

何度も述べてきたが、取り調べに弁護人に立ち会い無く、また長期勾留の日本のこの扱いは、あの魔女裁判の「中世」と言われている。

何とか、このゴーン氏と籠池氏のニュースを日本の刑事司法を変える契機にしてほしい。報道の視点もそういう観点から論じてほしい。

【追記】
ニュースは「何故ゴーン氏が変装したか?」などと報じている。
無論これは全く本質的な問題ではない。

【3月7日追記】
ゴーン氏と籠池氏の長期勾留の共通点を書いたが、大きく違うのは、かたや「特別背任」で逮捕、起訴。かたや、近畿財務局職員の「背任」は不起訴。これらは逮捕、起訴は検察が恣意的に行っていることがうかがえる。私は、講演などではこの点を強調しているのだが、マスコミには是非その点を指摘してほしい。
.

by kazuo_okawa | 2019-03-06 22:07 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
この言葉自体は、一面ではその通りだろう。

「虚偽」はどこかで矛盾が生じ、だから「真実」が強い。

しかし実際は「真実」が負けることもある。
冤罪事件などもそうだろう。

従って「そうあるべし」(真実が勝つべし)という意味も込めて使われる言葉でもある。

しかし、しかしである。
今回誰が言ったかと言えば、あの安倍首相なのである。

ニュースによれば、4日の参院予算委員会で、韓国海軍艦艇による自衛隊機への火器管制レーダー照射問題に関して安倍首相が「われわれは真実を語っており、真実を語る方が必ず強い。」などと述べたという。

「真実を語る方が必ず強い」

安倍首相が語るというのはもう何というか、もはや「お笑い」としか言いようがない。
モリかけでは真実を語らず、嘘を貫く。
例えば森友、「私や妻が…」の下り、途中でこの言葉の意味を変えている。
嘘は一杯あるが、「やめない」こと自体が嘘つきである。

また加計の新設申請を知った時期についても、当初の国会答弁から変更し、これも嘘だろう。

すると「嘘を語る方が必ず強い」を実践している者の言葉ではないのか…。
…述べる言葉がない。
.

by kazuo_okawa | 2019-03-05 23:04 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
3月1日に白井聡京都精華大学教授の講演が行わなわれた。

久々に会場は満員であり、講演のタイトル通り、誰しも「日本政治の崩壊」を実感しつつ、しかしどうしていいのか分からないことから白井氏の講演に期待したのだろう。

しかし、白井氏は冒頭、「表題は日本政治の崩壊に如何に立ち向かうのか?であるが、最初に言っておきますが、立ち向かう方法はありません」と断ずる。

白井氏は「2012年に『永続敗戦論』を発行した時に「最低、最悪の政権が出来て、最低、最悪の政治になる」と書いた。」
「正直あきれている。安倍はカスであることは明らか。官僚の用意した原稿以外だと安倍は『国家である』などとまともなことは言えない」
「驚きは、こんなにも長く続いていることだ。誰のせいか、国民のせいである」
「自民党でも安倍を素晴らしいと思っているものはひとりもいない」
「しかし安倍を批判していても仕方がない。国民の水準を反映しているからである」と冒頭から、白井節で全開である。

かくて『永続敗戦論』での白井節、および近著『国体論~菊と星条旗』で記された考え方の要点を述べる。

4島返還論の誤りを指摘しながら、現在の日本は、戦前の『菊』に変わる『星条旗』が「今の国体」であり、「対米従属」は行きつくところまで行きついた。
しかも「国民」は「自由」と思っているから考えることをしない。
つまり「奴隷根性」と「反知性」

そしてその奴隷根性は(鎖につながれたことを素晴らしいと思う)「完成された奴隷根性」だという。

このような状況下でどうしようもないが、戦前の日本を後世の私たちが「バカではないか」と思うように、今の我々も後世の人たちはきっと我々の時代を評して「バカじゃないか」とみるだろう。
そんな中では、後世に、恥ずべきでない生き方をするしかない。―
こう言い切られると、その通りです、というしかない…。

質疑が秀逸であったが、まあ、背景を知らないと、まあ意味は分からないだろう。

どうしようもないが、無論、どうしようもない、と言っているだけではどうしようもない。
出来る範囲で「後世に恥ずべきでない生き方をするしかないのだろう」
.

by kazuo_okawa | 2019-03-04 23:16 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

NHK研究スペシャル!

表題は「週刊金曜日」1220号の特集記事のタイトルである。
なかでも実名で批判した岩田明子氏に関する記事が面白い。

内容は、山崎雅弘氏の記事であり、その見出しとリード文は次のとおりである。

<権力者の意向をこと細かに伝える>
<「安倍目線」を解説するから
岩田明子「解説委員」>
<外交など安倍首相の重要な政治ニュースにしばしば登場し、もっともらしくいかにも首相が喜びそうなコメントを流しているNHK「解説委員」の岩田明子氏。
そんなにまで首相の肩を持ちたければ、いっそのこと退局して、安倍事務所の秘書にでもなったらどうだ。>

実に面白い。

知る人ぞ知る、安倍シンパ。
まあ、あの「スシローさん」みたいな人ですね。

ネット上は古くから批判されているが、活字メディアでの実名批判はおそらく初めてではないだろうか。
(正確には知りません)

そのネット上では、「美人アナウンサー」と言われているが、私には、彼女が出てくると、あたかも、あの北朝鮮の「トレードマークのピンクのチマチョゴリに身を包み、独特の熱意と格調に満ちた口ぶりで有名な李春姫(リーチュニー)アナウンサー」を思い出してしまうのである(あくまで個人の感想です)。

by kazuo_okawa | 2019-03-03 10:12 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

挑戦者、豊島二冠!

いやあ、ついに待望の佐藤天彦対豊島将之戦!

奨励会時代からのライバルが、
新人王戦でも決勝で戦った両者が
ついに最高の舞台で相まみえる。

将棋界の絶対王者羽生善治が無冠となって初めて迎える名人戦。
そう思うとさらに感慨深い。

一差で追いかける羽生九段は、因縁の広瀬竜王に勝利し、豊島二冠が敗北すればプレイオフであった。
そんな追いかけられる中での見事な勝利である。

41手目に2時間5分の大長考をする。

その後、36,74,24と歩を連続して突く。

「この意味が分からない」
「久保九段が指しやすい」(斉藤慎太郎王座の言葉)と言われる中、
なんと、28角と自陣に角を放つ!

見ていて体の震える瞬間である。

藤森哲也五段の解説が素晴らしい。
「豊島二冠は、この自陣角の、この一手に挑戦権の夢を託しましたね」と。

そしてその後も鋭く攻めて勝利した。

豊島二冠は「自分は天才ではない。だから努力する」と謙虚に述べるが、この鋭い踏み込みこそ豊島将棋の魅力だろう。

名人戦、今から大いに楽しみである。
.

by kazuo_okawa | 2019-03-02 00:53 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
毎月勤労統計の不正問題で、再調査を進めていた厚生労働省の特別監察委員会は27日、追加報告書を取りまとめた。
不正は「担当課や室という組織としての判断があった」と指摘ながら「隠蔽」は否定した。

監察委は1月22日にも報告書を公表したが、報告書作成への厚労省職員の関与が発覚し「お手盛り調査」との批判を受け、再調査となったものだ。

しかしこの追加報告書も、やはり初めに結論ありきの「お手盛り調査」であることに違いない。すなわち、厚労省の歴代担当職員が不正を認識しながら虚偽の説明をしてきたと認定しながらこれは「隠蔽」でないとしているのである。

隠蔽ではないのは「ことさらに隠そうとの意図があるとまでは認められない」としたからだ、と監察委の荒井史男弁護士が説明している。

こんな説明に誰が納得するのだろうか。
あまりにも常識はずれで、市民感覚にも到底合わない。
この説明のひどさは、既にあちらこちらで批判されているとおりである。

しかし問題なのは新聞報道などで、この荒井氏は「元名古屋高裁長官」と紹介されていることである。
つまりバリバリの元裁判官なのである。

これを見た市民は、裁判官とはこの荒井氏のように「理屈をこねまわす人物」「権力におもねって、最初に結論ありきの「理由」をこじつけるのではないか」と思うのではないだろうか。

え、え!もともとそう思っているって!?
.

by kazuo_okawa | 2019-03-01 17:48 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)