人気ブログランキング |

私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

<   2016年 10月 ( 33 )   > この月の画像一覧

あの、詰みを見逃す衝撃的な第二局を経て名人位を失った羽生であったが、終わってみれば三冠保持である。
棋聖、王位は挑戦者に先に追いつめられながらフルセットの末、逆転防衛。
王座は三連勝と文句なしに防衛した。

これで羽生のタイトル保持は97期である。

叡王戦は、本戦トーナメントで、粘りに粘る初代叡王山崎に、慎重に打ち回して勝利した。
あの打ち回しは、絶対に落とさないぞ、との羽生の強い意思を感じさせる。
今期叡王を本気で狙いに行き、コンピューターソフトとの戦いを実現させん勢いである。

叡王と、コンピューターソフトとの対局は、来春に行われる。
名人戦と同じ時期である。

あたかもコンピューターソフトとの対局に集中せんが為に、羽生は名人位を一時的に明け渡したかのようにも見える。
いやあ、幾ら何でもそんなことはあるまい。

そうは言いながらも、羽生はこれまで将棋界の歴史を作ってきた人物である。
何か、「将棋史」はそのように動いているかのように見える。
そこが凄い。




.
by kazuo_okawa | 2016-10-04 23:14 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
日経の土曜日の特集版「NIKKEIプラス1」の一面、「何でもランキング」がなかなか面白い。
先週9月24日に、掲載されていたのが標題の通り。
要するに、法律違反と思わない法律のランキングである。

1位は「使わないのに車にバットを入れておく。」
バットは凶器にもなるから、野球道具として使わないのに車に入れておくのは、正当な理由無く凶器を隠し持っていることになり、軽犯罪法1条2号違反である。

2位は「宅配業者に道を聞かれて 嘘を言う」
悪戯による業務妨害は軽犯罪法1条31号違反である。
悪質なのは刑法233条違反。

3位は「電車の切符を買う行列に割り込む」
これも軽犯罪法1条13号違反である。

…というように、まさかというような法律違反がランキングとしてあげられなかなか面白い。

何故こういう面白いことが起こるかと言えば、作られたときはそれなりの意味があっても、やがて「時代遅れに」なることがあるからだ。
軽犯罪法はその宝庫であり、良く取り上げられる。

あるいは作られたときから「一部の利益」だけを考えて作られた法律、更には「拡大解釈」の余地のある法律は見方を変えれば、全く滑稽でしかない。
「道徳」と「法律」の混同もときには吹き出す。

実はこの種の本は、職業柄関心があり、(雑誌の特集などのときも含めて)良く買うが、以下の著書は笑えた。

「あなたの知らないヘンな法律」(王様文庫)
「へんな法律」(扶桑社)
「金魚を金魚鉢で飼ってはならない」(ワニ文庫)
「よい国~世界の法律・制度まるごとガイド」(イースト・ブレス)

他に「最悪の法律の歴史」(原書房)などもあるがハードカバーで読むのが大変である。

「へんな法律」を考えることは、実は、「法律とは何か」を考えさせてくれる。
.
by kazuo_okawa | 2016-10-02 19:28 | 法律相談・法律の話題から | Trackback | Comments(0)

藤井システム健在!

日本将棋連盟アプリの昨日のニュースに寄れば
囲碁将棋チャンネル主催の今季銀河戦で藤井猛九段が優勝した。
しかも、藤井システム連採の上での勝利だという。

いやあこれほど素晴らしいことはない。
(それにしても羽生世代恐るべし!とは思うのであるが…)

藤井九段の凄さは、当時無類の強さを誇った居飛車穴熊を退治すべく「藤井システム」という革命的な戦法を発明したことであることは言うまでもないが、それもさることながら、それに至る姿勢に打たれるのである。

当時、若き藤井が修行中のとき、序盤研究をしているとベテラン棋士から「ちまちまと序盤研究しているようでは駄目だ」という眼で見られたそうである。

思い出せば、当時のスター米長永世棋聖が「序盤の2下手」とよく言っていたものである。つまり、自分(米長)と谷川浩司永世名人の2人が序盤が下手くそな棋士だという意味である。
無論それは言外に<将棋は終盤力だ>という意味を秘めている。

藤井九段が凄いのは、「将棋は終盤」という、そういう環境の中で、一人黙々と序盤研究を重ねたことである。

回りの空気に左右されない強靱なポリシー。
私は何よりも藤井九段のその姿勢に惹かれるのである。



.
by kazuo_okawa | 2016-10-01 07:17 | 将棋 | Trackback | Comments(0)