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by kazuo_okawa

カテゴリ:司法・ニュースその他( 812 )

繰り返す文書加工!

1月17日付朝日新聞によれば、
内閣府が国会に提出した「桜を見る会」の推薦者名簿の一部に、
「首相枠」などの推薦を取りまとめた推薦部局名を消す加工をしていた問題で、
<大西証史内閣審議官が国会で、同室が取りまとめた推薦者名簿は廃棄済みと答弁した>その翌日に、
<内閣府人事課長と課長級参事官の2人が「内閣官房内閣総務官室」の部局名が白く消した>
という。

しかも<政府のガイドラインでは、官房長が文書管理事務を統括する「総括文書管理者」だが、大塚氏は加工を把握していなかった>

もう無茶苦茶である。

総括文書管理者の知らないところで、公務員が政府答弁に合わせるように勝手に文書を加工するのである。

官僚機構上の上司にすら知らせず、政府答弁に合わせる。

公務員は、国民ではなく専ら安倍政権に合わせて、政府答弁を守るように、守るように動くのである。

思えば森友事件で、財務省の指示で「安倍昭恵案件」「安倍案件」と分かるものを隠蔽したのとその構造は全く同じである。

その大事件においてしかるべき者にしかるべき責任を取らせないためにこのようなことが繰り返される。

「中世的刑事司法」と批判される我が国は、政治も「中世的」との批判を余儀なくされるだろう。
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by kazuo_okawa | 2020-01-18 15:27 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

取調にも立ち会いを!

17日、小泉進次郎環境相が連れ合い滝川クリステル氏の出産に立ち会ったと報じられている。

「イクメン」なる言葉とともに、夫が育児を担当したり、連れ合いの出産に立ち会うことはごく普通のことになった。

私達の弁護士業界においても、今や若い弁護士は夫ととして当たり前のように立ち会い出産を経験している。

思えば30年前のことである。
私は連れ合いの出産に立ち会い、翌日、とある刑事事件の取調にも立ち会った。
出産立ち会いも、取調の立ち会いも当時はきわめて珍しいことであり、その発想自体も当時はあまり認識されていなかった。

しかし30年後の今日、皮肉にもゴーン事件で、日本は「取調の立ち会い権がない中世的刑事司法」であることが広く知られるようになった。

日弁連も、あげて取調の立ち会い権を認めよと運動している。

「政治家」小泉氏の立ち会いによって、出産立ち会いは広がっていくだろう。

同じように取調べの立会も広がってほしい。
現在、IR汚職事件の収賄容疑で衆院議員秋元司被疑者が逮捕勾留中であるが、彼には是非「取調べに弁護人の立会」を是非求めてほしいものである。

by kazuo_okawa | 2020-01-17 12:34 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

取調にも立ち会いを!

17日、小泉進次郎環境相が連れ合い滝川クリステル氏の出産に立ち会ったと報じられている。

「イクメン」なる言葉とともに、夫が育児を担当したり、連れ合いの出産に立ち会うことはごく普通のことになった。

私達の弁護士業界においても、今や若い弁護士は夫ととして当たり前のように立ち会い出産を経験している。

思えば30年前のことである。
私は連れ合いの出産に立ち会い、翌日、とある刑事事件の取調にも立ち会った。
出産立ち会いも、取調の立ち会いも当時はきわめて珍しいことであり、その発想自体も当時はあまり認識されていなかった。

しかし30年後の今日、皮肉にもゴーン事件で、日本は「取調の立ち会い権がない中世的刑事司法」であることが広く知られるようになった。

日弁連も、あげて取調の立ち会い権を認めよと運動している。

「政治家」小泉氏の立ち会いによって、出産立ち会いは広がっていくだろう。

同じように取調べの立会も広がってほしい。
現在、IR汚職事件の収賄容疑で衆院議員秋元司被疑者が逮捕勾留中であるが、彼には是非「取調べに弁護人の立会」を是非求めてほしいものである。

by kazuo_okawa | 2020-01-17 12:34 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

聞く人の感性!

2020年1月13日(月) 午前6時30分から放映されたNHK「インタビューここから」が興味深かった。

インタビューの相手は、iPS細胞を作成してノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥教授。

父の病気を前に医師を目指し京大医学部から臨床医となったものの、より多くの人を救うために研究者としての道に進んだ30代の時、研究テーマをより追求するために留学したアメリカ・サンフランシスコの研究所で学ぶ。

そのときに同研究所長たる恩師から、「ビジョン&ワークハード」という言葉に出会う。
それは、山中教授にとって人生の大きな転機となり、今も人生のモットーとなっている言葉だという。

そして山中教授が、万能細胞をつくるというとてつもなく大きな「ビジョン」をもって進んだことは誰しも知るサクセスストーリである。

「ビジョン&ワークハード」という言葉は確かに素晴らしい。

しかし、改めて思うのは、その所長は山中教授のみならず、他の研究者にも同じように伝えたであろう。

そうすると肝心なのは、言葉そのものなのではなく、受け止める人の感性が重要だと改めて思うのである。
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by kazuo_okawa | 2020-01-14 01:12 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

天に唾する…

朝日新聞デジタルニュースによれば、
麻生太郎財務大臣が1月12日、福岡県直方市での成人式来賓あいさつでおよそ次のように述べたという。

「二十歳を境に何が違うのか。飯が食える、たばこが吸える、酒が飲めるとかなんてどうでもいい。
 それより、皆さんがた、もし今後、万引きでパクられたら名前が出る。少年院じゃ済まねえぞ。間違いなく。姓名がきちっと出て「20歳」と書かれる。それだけはぜひ頭に入れて、自分の行動にそれだけ責任が伴うということを、嫌でも世間から知らしめられることになる。それが二十歳だ。」

下品である、というだけでなく、「責任を伴う」という言葉を分かっているのだろうかと思う。

彼はこれまでいやというくらい、失言・暴言を繰り返している。

しかしその指摘を受けても「誤解を与えたらお詫びする」と、まるで聞き手の「誤解した」ことが悪いかのように開き直ってきた。

何よりも森友事件では、安倍昭恵夫人が名誉校長の森友学園に国有地を只同然で売却し、その経過の公文書の廃棄が命じらられ、近畿財務局では自死事件まで起きている。

しかし、財務大臣として全く責任を取っていない。

モリかけサクラに見られる如く「法治主義」を破りながら、他国に対して「法の支配」を解く安倍首相と同じである。
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by kazuo_okawa | 2020-01-13 08:15 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

やったふり外交

安倍首相が中東へ旅立った。

歴代類を見ない最長・最低・最悪内閣であるが、その特徴の一つが、モリかけサクラなど数多くの国内の批判があるところ、まるで逃げるように、1か月に1度は「外交」と言う名の「海外旅行」をしてきたことである。
(こんな政権は過去にない)

無論、「カネのばらまき」以外には見るべき成果はほとんどない。

いや近隣諸国との関係はむしろ悪化させているといえるだろう。

そんな安倍首相が、アメリカのイラン攻撃後、一時は「中東訪問」を取りやめる検討もしたらしいが、その時も政権は自衛隊派遣自体は「今のところ派遣の方針に変わりない」と述べていた。

まるで安倍首相は中東訪問中止しても、自衛隊は行かすようだったように思える。

結局、アメリカのさらなる攻撃がなくなり、結局安倍首相も自衛隊も中東へ行く。

安倍首相はまたしても通常国会を前に「やったふり外交」をするのだろうし、自衛隊は「派兵」の既成事実づくりかと思うと新年早々、寒々しい。
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by kazuo_okawa | 2020-01-12 19:52 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

立会権は先進国の常識!

日本の中世的刑事司法を示すのが、「人質司法」と並んで「弁護人の取調べ立会権がないこと」である。

国家権力(捜査機関)と一人の被疑者の対峙という圧倒的な力関係の差の中で、被疑者が自己のために弁護人を選任し、そしてその弁護人に取調べに立ち会ってもらう権利は先進国の常識と言える被疑者の権利である。

ところがわが国には立会権はない。

ゴーン被告人の、この日本の刑事司法制度批判に対し、シャカリキに反論する法務大臣・検察だが、では2001年に生じた沖縄での米兵による女性強姦事件の時はどうだったか?

約20年前の事件であり、強姦事件は覚えていても刑事司法の扱いなどは誰も覚えていないだろう。
それは、日本政府が出来る限り目立たせないようにしたからである。

事件は、米軍基地に逃げ込んだ米兵の引き渡しを日本政府が求めたとき、アメリカは日本の取調べに立会権のないことから引き渡しを拒否した。

ではこのときの日本政府は、今のゴーン事件のように、「我が国は公正で、人権が守られている」と強気の姿勢を示したか?
全くそんなことはない。

出来る限りその「中世的制度」が目立たないように、水面下でアメリカと交渉し、米兵には特別に、取調べに米軍関係者の立会を認めるという例外的な措置をとってようやく引き渡しが実現できたのである。

この当時、私は大学の講義その他で、立会権は先進国の常識と訴えてきたが、メディアは殆ど取り上げてくれなかった。

この事実も物悲しい。
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by kazuo_okawa | 2020-01-10 01:09 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
レバノンにおいて「日本の司法制度では『推定有罪』の原則がはびこっている」
など日本の刑事司法制度を批判したゴーン被告人の会見を受けて、
森雅子法務大臣が頻繁に会見をしているが、メールで知らされたその記者会見の内容が物悲しい。

弁護士ドットコムニュースによれば、森法務大臣が1月9日深夜に開いた記者会見で、
「潔白というのならば、司法の場で正々堂々と無罪を証明すべき」と発言したと報道されている。

改めて言うまでもなく、刑事裁判では、被告人が有罪であることを検察官が証明しなければならず、
被告人やその弁護人が無実であることを証明する責任は全くない。

にもかかわらず現職法務大臣がこういう発言をしたこと自体が、
立証責任が逆転している魔女裁判のような中世的刑事司法を思わせ、
結局前述のゴーン発言を認める「自白」をしたかのようである。

さっそく、この「無罪証明発言」は弁護士を中心とするツイッターでトレンド入りしたという。

森法務大臣は司法修習47期で、1995年に弁護士登録しており、実は、日本の司法実務をよく知る人物である(はずだ)。

だからこそつい本音が出たともいえよう。

余りにも皮肉で、そして物悲しい。

【追記】
その後のニュースによれば、森法相は1月9日夕、自身のツイッター上で「無罪の『主張』と言うところを『証明』と言い違えてしまいました。謹んで訂正致します」と述べたという。
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by kazuo_okawa | 2020-01-09 18:34 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
1月7日付毎日新聞夕刊に「入札公告前に協議」という大きな見出しとともに、次のように報じている。

<安倍晋三首相主催の「桜を見る会」で、内閣府が2019年1月、飲食提供などの関連業務を巡り、入札公告前に委託業者と打ち合わせをし、開催スケジュールを伝えていたことが毎日新聞の取材で判明した。>という。

これでは、公正な入札を妨げる明らかに不公平な優遇である。

そしてこれは、モリかけと全く同じである。

森友学園では、小学校設置の認可が下りていない段階で、土地は只同然で売られ、建物建設も始まった。

加計学園も、獣医学部新設が認めらていない段階で、あたかも認められることを前提としたように、ボーリング調査(この段階ではまだ他人土地である)が始まった。

要するに「お友達優遇」で不公平な政治が行われてきたのである。

それもこれも、森友できちんと責任をとらせなかったからこそ、その後の「かけサクラ」を生んだといえる。

この調子では、安倍政権下では知られていないだけで、もっと不公平な「モリかけサクラ」があるのではないか、と誰しも思うだろう。
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by kazuo_okawa | 2020-01-08 01:28 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
元旦朝6時から、羽鳥慎一モーニングショー新春特大スペシャルが放映されていた。

日頃同番組を見ている習慣で、朝からつけっぱなしにしていたが、カルロス・ゴーン被告人がレバノンに無断出国したことを報じているのが興味深い。

朝6時から見ている人はいないからだろう、何度か間をおいてゴーン報道をしている。
(私もつけていただけでずっと見ていただけではないが)

私自身は、ゴーン被告人無断出国は日本の法律に違反するが、そもそも日本の刑事司法制度が世界の人権水準に照らして問題あると考えている。
おそらく、コメンテーター青木理氏や玉川徹氏も同じ問題意識だろう。

その後のネット配信を見ていると、案の定ネット上では、青木氏、玉川氏が批判されている。

ところが、どうやら同番組自体でも二人に対して批判の場面があったようだ。
青木氏が、ゴーン被告人の、人質司法、取調べに立会権なしという問題のほか、日本の刑事司法の問題として死刑制度維持をあげると、さっそく「死刑問題は関係ない」との声が上がる。

同様に、玉川氏が「日本って行くと例えば女性がなんかの形でレイプみたいな目にあったとしてもそれが有力な人につながっていると、ないことになってしまうんじゃないかと、そんな国では働けないっていう声が結構出てるらしいんですよ」と指摘すると「伊藤詩織さんの事件とは質が違う」と異議が出る。

青木氏も玉川氏もより大きなテーマ、日本の制度自体やその運用を取り上げるとテーマと外れると異議が出る。

何なんですかね、これは。

大きなテーマになると誰か困るんでしょうか?
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by kazuo_okawa | 2020-01-03 00:23 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)