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by kazuo_okawa
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カテゴリ:出来事いろいろ( 366 )

11月3日に、大阪扇町公園で行われた

<おおさか総がかり集会「輝け憲法!いかそう9条!」>という集会。

<森友問題を考える会>からもみんなで壇上に上がり、代表して木村真市議がアピール。

- 森友事件の事実関係は殆ど明らかになっている。

本来ならば、教育勅語主体の森友学園の小学校設置などは、認められないはずなの

に、その要件をどんどん切り下げ、それでも認められないのを無理矢理「認可適当」

にした。

また、ありもしないゴミをでっち上げて国有地を只同然で売り渡した。

しかし政治家は誰も責任を取っていない。

だから私たちはその責任を追及していく -

実に明確で、分かり易く、そして力強い!

この日、始まる1時間前から入り口付近で、署名活動をした。

佐川宣寿氏国会喚問要求書名である。

佐川氏は以前国会喚問を受けたときに「刑事訴追の恐れがある」ことを理由に殆ど証言を拒否した。

ならば、検察庁が不起訴処分とした今こそ、証言拒絶することなく、国会喚問に応じよという書名である。

私もそのチラシ巻きに参加したが、反応が実によい。

護憲の集会の参加者であることをおいても、やはり市民感覚からして誰しも納得していないということであろう。

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by kazuo_okawa | 2019-11-04 10:33 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
表題は、高山佳奈子京都大学大学院教授の話されたジョークである。

11月3日に、大阪扇町公園で行われた
<おおさか総がかり集会「輝け憲法!いかそう9条!」>の特別スピーチがスペシャルゲストの高山教授。
テーマは「立憲勢力を伸展させるために」

高山教授は、「本日は文化の日、そして憲法公布記念日」と始める。
しかし、文化の危機が相次ぐ。
高山教授の地元京都アニメ―ションに対する放火は日本の誇るアニメ文化の破壊だが、それを例えば「死刑」で防ぐのではなくて、このような犯罪が起こらないような社会を作ることの重要性を説く。

そしてはびこる利権主義にやむなく支持している人、今、利権側にいるとしても、いついかなる時に「籠池夫妻」のように突き落とされるかもしれない、と指摘する。
だからこそ、公正・公平たるべき立憲主義でなければならない。

そして立憲主義実現のために立憲野党を前進させなければならない。

先の7月の参議院選、国内的には一人区の結果の通り「勝利」だが、国際的には負けている。
何で、あんな失政続く安倍政権に対して、日本国民は投票に行かないのか、と批判的に見ているわけだ。
そして立憲勢力を伸展させるには、投票させることしかない。

だからそういう呼びかけを、とつなげた。

高山教授は大阪弁護士会でもお世話になっている気鋭の学者である。
これからも是非発言を続けてほしい。
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by kazuo_okawa | 2019-11-03 17:46 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
公選法の「改正」により自己の望むヘルパーの代筆が禁じられたその「改正」公選法は違憲だと問う訴訟。
毎回この裁判のご報告をしてきましたが6月の裁判報告に予告した期日は取り消しになった以降の報告が飛んでしまいました。

しかし、本日10月30日は、原告中田泰博さんが、この裁判に至った思いを語る本人質問を行いました。

有難いことに傍聴席はほぼ満席。

法廷で尋問したのは私。
事前の打ち合わせでは、中田さんは「うまく喋れるかな」と緊張気味でしたが、本番は、なんのなんの見事なものでした。

― 障害により、自分の名前がスムーズに書けないこと。
しかし思考能力は問題なく、国立大学を出ていること。
そして、「改正」公選法の前は親、ヘルパーなどの代筆により投票出来ていたこと。
ところが「改正」により、親、ヘルパーなどの代筆が出来なくなったこと。
本人にとっての政治、投票、そして秘密投票の意義を述べ、それが制限された苦痛を述べる。―

民主社会では、国民一人ひとりの意思が出来る限り反映される投票制度なければならず、障害を負っていることで投票できないとなっては論外である。

先進国では、記号式など工夫された投票方法をとっており、今の日本のような「自書主義」などありえない。

先進国と同じ方法なら、無論、中田さんは問題なく投票できる。

実際に、彼の素晴らしい証言を聞けば、何故、彼を投票から排除しなければならないのか、誰しも疑問に思うのではないだろうか。

幸い本日はメディアの取材もあった。

取材だけでなく是非とも報道してほしいが、それは単にこの裁判の意義だけではなく、日本の選挙制度は非先進国であるという大きな視点からも報じてほしい。

いや本当に、非先進国であることに恥ずかしくないのだろうか!
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by kazuo_okawa | 2019-10-30 22:42 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

闘いはこれから!

本日、水俣病弁護団会議を行った。
水俣病事件をまだやっているのかと、ときどき聞かれるが、まだやっているのである。

水俣病事件史において最大のピンチは
1995年の政治和解であろう。
当時の政府つまり自・社・さ政権と全国の弁護団、そして環境庁が一体となって、幕引きをはかった事件である。

当時、私たちは知らなかったが、実はその和解の陰に「団体加算金」なる巨額のマネーも動いていた。
つまり、患者の解決金以外に、患者以外の団体に支払われた加算金である。

しかし全国でただ一つ、私たちの関西訴訟のみが「国県が責任を認めない和解などありえない」と反対し、闘い続けた。
そして2004年に国県の責任を認める最高裁判決を得たのである。

1995年から9年後である。

更に闘いは続いて政府が特別措置法を作らざるを得なくなったのは2009年であり、実に14年後である(尚、この特別措置法で幾分か救われたものもいるが、我々は不十分であるととらえ評価していない)。

何が言いたいのかと言えば、私たちが一方で言われる「森友事件をまだやっているのか」という批判への私たちの諦めムードである。

森友事件では、政治家は誰も責任を取っていない。
諦めムードは全く間違いである。

水俣病の長い闘いに比べれば、まだわずか2年半である。

闘いはこれからである。

【10月29日追記】
「チッソ水俣病『知ろっと』の会」は、私たちが勝ち得た2004年最高裁判決の月である10月に、被害者支援の立場で、毎年集会を開いている。
今年も開かれ、今年は「患者の心情を語る」という形で、今なお続く被害者の苦悩が語られた。
本日の毎日新聞朝刊はそれを報じている。新聞が取り上げてくれるのは嬉しい。
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by kazuo_okawa | 2019-10-28 23:01 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

木村真訴訟、控訴審!

まあ、こんなもんなんでしょうか!
最近の控訴審は、「1回結審」が原則のような実態なので、こういう進行もありうるとは思っていたが…。

その裁判とは、
森友事件に火をつけた、木村真市議の、契約書黒塗り国賠訴訟である。

法廷での進行は次の通りである。

控訴人、控訴状陳述。
被控訴人、答弁書陳述。
控訴人、控訴理由書陳述。
(以上の「陳述」とは、実際に法廷で読み上げるわけでない。平たく言えば、正式に提出されたという意味である)

そこで、私が、控訴理由書の要旨を口頭で述べる。

そのポイントは、
森友学園は「非公開」を望んでいないこと、
森友学園が望んでいないのに、勝手に非公開にするのは、全て開示すると「8億円値引き」の根拠が無いことが判明し、つまるところ、「非公開」は近畿財務局のためのものであることが本件事件の本質であると述べ、くれぐれも、情報公開法の解釈論に矮小化しないように口頭で訴えた。
(しかし裁判所は後述の通り、この訴えを聞かない)

そして控訴人は、4人(籠池氏、池田氏、キアラ設計者、元森友代理人弁護士)の証人申請を行った。

さてここからである。
裁判所は被控訴人に「原審準備書面で「森友学園が要請があったと主張しているわけではない」と述べてる意味は?」と聞く。
被控訴人は「非公開の根拠ではない、という意味です」と答える。

裁判所は「原審で池田陳述書が出ており、そこでは、森友学園の要請があったと出ているが」と聞く。
被控訴人は「そのやり取りは、不開示決定のやり取りではない」と答える。

さらに証人について、被控訴人は不要とするのであるが、池田証人は今も出廷は難しいと述べる。

以上を受けて、裁判所は、「本件は情報公開法の例外に当たるかどうかが争点」と述べて、従って、証人は必要ないので却下すると述べた。
(このとき木村市議から声が上がった。「ごみのことは原判決にも書いている争点でないか!」)

裁判所はさらに、「これで弁論終結します。判断するのに熟している」と述べた。
(このとき木村市議は「まだ10分しか立ってないのに何故熟しているのか」!)
そして裁判所は、次回判決は12月17日午後1時15分と告げてこの日の裁判は終えた。

まあ、これが、安倍政権下の今の裁判である。

次回は、判決後報告集会を大阪弁護士会館で行いますので宜しくご参加ください。
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by kazuo_okawa | 2019-10-11 00:27 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

韓国から見習う!

第3分科会には参加出来なかったが
第1、第2分科会と大会に参加したところ
2019年の日弁連人権大会で印象に残ったのは
「韓国から見習う」ということである。

第1分科会では日本よりも刑事手続き先進国であるその韓国の
可視化先進国ぶりや、弁護人立会いの現状が報告される。

第2分科会でも、韓国は個人通報制度が機能し、当初救済に否定的な裁判所が、個人通報後の人権委員会決定によって裁判所も変わっていったという実情も報告される。

要するに中世的日本と違って、韓国では、人権は国際的水準に近づいていったのである。
そのことが分科会の議論から伺える。
と同時に日本も人権の国際的水準に近づくためにも、学ぶべきところは学ぶべきだろう。

そして人権に関する決議などを行う大会の議論においても、決議に韓国の実情を入れるのはどうなのかとの質問に、執行部が「いや学ぶべきところがある」と説明する場面もあった。

政府は、「日韓関係の緊張」を煽るが(そのこと自体がひどいが)、
韓国を批判するなら、韓国と同じように「人権」を保障してから言え!
と言いたいものである。
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by kazuo_okawa | 2019-10-05 08:21 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

ガラパゴスからの脱却

第一分科会「取調べ立ち合いが刑事司法を変える」に駆け付ける。
とはいえ時間的には終盤に参加したので、パネルディスカッションが始まったところであった。

前半は取調べの立会が当たり前である各国の報告や、日本の弁護士の取調べ立会実践報告があったらしい。

さてパネルディスカッションの参加者は弁護士のほか、葛野尋之一橋大教授やジャーナリストの青木理氏。
寸劇の後の、そこで出た弁護手法について意見が交換される。さらには
「立会権の理論的根拠」
「立会への疑問」(実際に時間的に立ち会えるのか)
「黙秘を進めるアドバイス」の是非
「立会権の制度設計」
など専門的には興味深い。

まるで聞き手を弁護士と絞っているかのような実践的な議論である。

とはいえ、ジャーナリストの青木氏の意見が分かりよいので紹介する。

<民主党政権時の検察の在り方検討会議に始まる。
本来は、取調べの可視化を含めた検察の在り方を検討すべきものだった。
ところが検察は議論を変えていく。
ここがなんというか検察は巧みである。
つまり、その時に、何故検事が証拠改ざんまで起こしたのか、それは、証拠がない中で、検事が熱心なあまり起こした。(!?)
だから「武器をくれ」となった。
それが盗聴法の拡大などで本来はおかしいんだけどそうなった。
ヨーロッパなどの実情報告がなされたが、お互いに合理化できるところはそうしていこうとならければならない。>

(弁護士はぎっしり予定のある中、弁護士の本音として、立ち合いは、実際にはできないとの意見に対して)
<そのようなことをおっしゃらないでいただきたい。
実際に、ヨーロッパや韓国でもできていることを何故日本では出来ないのか。
弁護士(会)が硬直化しているのではないか。
ガラパゴス化している。
無論私は、グローバルスタンダードを無批判に受け入れているのではない。
国を渡り歩いて巨額の報酬をえるカルロスゴーンのようなあんなスタンダードなどは嫌いである。
しかし、人権のグローバルスタンダードは別である。
そこが硬直化しているような弁護士(会)ならいらない。>

実に痛快である。

<ここでの話しを広げることが重要。
検察はしたたか、しぶとい。検察官僚はしたたかですよ。
先ほど弁護士法1条は基本的人権の擁護が使命と述べた。
80年代冤罪は続いた。死刑冤罪まおる。戦後の混乱時ではない。
足利、志布志、…。氷山の一角でないか。
彼らは冤罪が証明されたが、一件でも冤罪を少なくすることが重要。
弁護士会には是非頑張ってほしい>

そして最後には
<政治の力は大きい。韓国の報告が物語る。
進歩派が政権を握って刑事司法を民主化した。
今、嫌韓とか親北とか薄っぺらい話があるが、韓国では法務大臣の妻を逮捕している。
日本ではどうか。森友事件など捜査すらない。
こんな例を見れば韓国の方が立派だと私は思う。
真に民主化のためには弁護士の立会は必要で意義がある。
こういう企画をされた日弁連には敬意を表するとともに、ここだけに終わらせないようにして頂きたい>

最後は日弁連へのエールで締めくくられた。
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by kazuo_okawa | 2019-10-04 01:46 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
年に一度の日弁連人権大会(徳島)に参加する。

分科会は3つあり、並行して行われるため、ある程度選択せざるを得ない。

まずは第2分科会
「今こそ、国際水準の人権保障システムを日本に!」に参加する。

そもそも我が国の人権水準自体が国際水準に比して遠く及ばず、そのこと自体がひどいが、加えて、救済システムが全くなっていない。
そもそも我が国には政府から独立した、国内人権救済機関がない。

また人権条約を交わしていながら、国連の人権委員会に人権侵害を受けた個人が直接訴える個人通報制度も実現していない。
いくら立派な「人権」規定を作っても、それを実際に救済する人権保障システム(それも国際水準のもの)が無ければ、人権は絵に描いた餅である。

元最高裁裁判官の泉徳治氏が、いかに日本の裁判所が人権条約を無視しているかを具体的に述べられる。
いくら人権条約を主張しても無視である。
最高法規である憲法は条約尊重をうたっているのに無視しているのである。

その報告には絶望を覚える。

そして実情報告。

その一人は、約20年間、代理人として共に闘った昭和シェル石油労組の元委員長柚木康子氏である。

労働組合として、初の女性委員長であるが、本報告での立場は女性差別撤廃条約実現アクションである。
日本のジェンダー平等度は先進国最低、「首相が女性の輝く社会を」と言っている間にも地位は下がっているという皮肉を述べる。
そして仕事における男女差別の実情、男女差別裁判を闘ってきてもはや裁判には期待できない。
だからこそ、個人通報制度を、と見事に締めくくる。

他の方の報告も素晴らしいが、私は第1分科会会場へ向かった。
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by kazuo_okawa | 2019-10-03 00:34 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
伊藤真弁護士の主催する「伊藤塾」の司法試験合格祝賀会に、2019年の今年も来賓として招かれる。

塾長伊藤真氏は護憲派で名高く、憲法の価値をいかす法律家を作るというその理念のもとに伊藤塾を主宰している。
尊敬する弁護士の一人でもある。

いわゆる安倍「一強」政権のもと、違憲事象は数限りあり、今日ほど憲法訴訟、人権訴訟が要請される時代はないだろう。

私は、来賓の挨拶として、弁護士のやりがいを水俣病訴訟判決を例にして説明し、またおそらく合格直後の皆さんが抱いている「希望」と「不安」を待つ、その今の気持ちを大事にすること、何故なら「希望」は目標に向かって人を前進させ、「不安」は人を努力させる、と訴えた。

懇親の場では合格者が挨拶に来てくれるのが嬉しい。

かつて報道機関に勤めていて面識ある方が、一転法曹を目指し、そして合格された方が挨拶に来て頂いたのは非常に嬉しい。
是非その経験を生かして大成してほしい。

しかし例年挨拶に来てくれる龍谷大学法学部卒業生が、今年は一人も来られなかった。
こんなことは初めてであり、残念である。

合格者が居なかったのだろうか…。
龍大生というか、私が「裁判と人権」という講義で教えてきた教え子の皆さん。
ぜひ頑張ってほしい。
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by kazuo_okawa | 2019-09-23 20:59 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
9月7日~8日と鳥取県で一泊してきた。
鳥取県社会保険労務士会のご依頼で、鳥取県倉吉市で講演してきたからである。

テーマは「労使紛争予防・解決に役立つ判例研修」
日頃、経営者からの仕事の依頼が多い社労士さんとしては、法令順守の観点からも経営者に的確なアドバイスをするためにも労働法の知識を勉強しておこうという趣旨である。

そういう趣旨であったとしても、講師役に何故、大阪の私が、と思われるかもしれない。
実は、私は、長年にわたって「全国労働基準関係団体連合会(全基連)」が主催する「個別労働紛争解決研修」の講師を引き受けており、今も続けている。
今回の研修担当の方が、たまたま大阪で行われた全基連研修に参加され、そこでの私の講演が「非常に分かりやすい」と評価して頂きオファーを頂いた次第である。

正直なところ、こういうオファーは大変嬉しい。
「非常にわかりやすい」というのは最大の誉め言葉であるからだ。

そこで、遠方ではあるが快く引き受けさせていただいた。

話していても皆さん熱心で気持ち良い。
懇親会も楽しく、鳥取の事情も興味深く聞かせて頂いた。

若年労働力が流出していくことから、新しく認められた特定技能外国人労働者の雇い方・手続きなどの新たな課題や鳥取の最賃と比してかかる割高の費用など興味深い。

これは一見、鳥取県の問題に見えて、実は日本の問題である。
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by kazuo_okawa | 2019-09-08 17:33 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)