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by kazuo_okawa

カテゴリ:出来事いろいろ( 289 )

木村真豊中市議の代理人として提訴した情報公開行政訴訟。
いわゆる森友学園に国が激安で払い下げたその売買契約書の開示を求めたところ一部「黒塗り」だったのでその非開示の取消を求め、その後、一転開示されたことから、国家賠償請求に切り替えた訴訟である。

被告国の主張は『ゴミがあった』といってるのだから情報公開の有無はそれを前提に判断するというものであり、これ以上主張しないという。

しかし国の主張の調査義務の有無の問題は一般的な情報公開の場合であり、本件のような場合は当てはまらない。
なぜなら本件は近畿財務局そのものが、ただ同然の違法値引きの当事者であり、そのような場合には、従前のような判断手法をとるべきでないと考えている。

とはいえ被告はこれ以上主張しないというのであるから、我々は、証人申請をすることを決め、そして本日、2018年7月31日に、証人申請を行った。

その人物は、木村真氏本人のほか、近畿財務局の中心たる人物池田靖氏とご存じ籠池元理事長である。
3人の立証趣旨として以下の通り挙げた。

池田靖証人
森友学園と本件国有地の売却の「交渉」を行った担当者であり、最初から売却代金が上限ありきの不当な売却決定方法だということ、契約書の黒ぬりはそういう不当な事実を国民に知らせたくなかったことを明らかにする。

籠池泰典証人
小学校開設において用地取得と設置許可において困難をきたしていたところ、安倍昭恵夫人が関与してから「神風」がふいたように動き出したこと、本件国有地の値段は「交渉」によって希望通りの格安となったこと、本件黒ぬりは、近財の担当者から「非開示にできますよ」と示唆をうけた為、非開示としたことを明らかにする。

木村真原告本人
本件契約書の開示をめぐって、池田靖氏とやりとりして池田氏は最初から非開示を伝えていたこと、その後、調査し、本件値引きに正当な理由がないことが判明したこと、一連の行動によって原告のうけた損害・精神的苦痛を明らかにする。
  
3人が証人尋問に採用されるように、ぜひ、ご注目頂きたい。
次回の裁判は、9月25日午前11時、大阪地裁202号法廷である。
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by kazuo_okawa | 2018-07-31 11:17 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

奥田会に参加する

先週末(7月21日)、京都大学法学部奥田昌道ゼミの同窓会・奥田会に出席する。

ゼミの同窓会はクラスの同窓会と違い、奥田先生の教え子というただその一点の共通項であるため、世代を超えて集まる。

奥田先生は、今、85歳でおられるが、なお元気でいらっしゃる。
定期的に東京へ行かれ、研究会やマラソンなどの参加とともにライフワークである「民法債権総論」の完成へ向けて作業もしておられるという。

この日、印象に残った奥田昌道先生の言葉。
「幼少の時は、『テイク・アンド・テイク』、そして成人して『ギブ・アンド・テイク』、晩年は『ギブ・アンド・ギブ』。今、私はそうしている」

実は、『ギブ』の精神は、奥田先生の人生観でもある。
『世のため人のために<与える精神>で頑張れ』という話はかつてもお聞きした。
とかく「テイク」ばかり考える社会にあってこういう精神こそ必要だろう。

ゼミの同窓会で嬉しいのは(学年も違い、在学中は知らないので当然であるが)この同窓会でゼミ生同士初めて知り合って親しくなることがある、ということである。

さて今回、趣味の将棋で親しくさせて頂いているゼミ生F氏から、「大川さんがシャーロキアンなら、日暮雅通さんは知っておられますか?」と聞かれる。

知ってるも何も、お互い古くからの日本シャーロックホームズクラブ会員である。

そういうと、F氏は、「日暮氏とは高校の同窓生」だという。

いやあ、なんと!
こういう本当に偶然は嬉しいものです。

奥田会の人知れずの楽しみである。
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by kazuo_okawa | 2018-07-24 00:57 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
木村真豊中市議の代理人として提訴した情報公開行政訴訟。
いわゆる森友学園に国が激安で払い下げたその売買契約書の開示を求めたところ一部「黒塗り」だったのでその非開示の取消を求め、その後、一転開示されたことから、国家賠償請求に切り替えた訴訟である。

その第9回口頭弁論期日が7月20日に行われた。

陪席裁判官が交代しており、弁論が更新された。

そして、裁判の手続き自体は、被告からの第6準備書面、当方からの原告準備書面6の陳述である。
被告側の書面は極めて簡単なもので、従前の裁判長が関心をもっていた「ごみ等」の存在については、結局、<情報公開の判断においては、そもそも調査義務はなく、書かれていることを前提に判断すればよい>というものである。

私が口頭でこちらの準備書面の要約陳述する。

<被告の主張は要するに『ゴミがあった』といってるのだからそれを前提に判断するというものである。しかしその調査義務の有無の問題は一般的な情報公開の場合であり、本件のような場合は当てはまらない。
なぜなら本件は近畿財務局そのものがただ同然の違法値引きの当事者である。
そのような場合には、従前のような判断手法をとるべきでない。>

以上の通り、私は要旨を述べた後、
今後、被告が反論しないなら、こちらは次回に主張、立証、さらに証人申請する、と述べた。

裁判長は被告に対して「原告の言う判断枠組みについて主張しないのか」と聞くと
被告は「こちらはすでに主張の通りである。反論予定はない。本日で結審してもらってよい」と述べる。
私は「こちらは先ほど述べたとおり主張、立証、さらに証人申請する。本日で結審などありえない」
そうすると被告は「証人については意見を述べる機会がほしい」という。

裁判長は「では原告が証人申請してからその意見までにどれくらいかかるのか」
被告「決済がいるので1か月半はかかる」-1か月半!!

私は「証人は近畿財務局の池田氏、森友の籠池氏、そして原告木村さんである」と予告する。
かくて証人申請だけ8月10日までに出すことになった。
その余の書面は8月末日までである。

なんのかんのと言っても、これが森友事件における、国の対応である。
ひいては安倍政権の姿勢だろう。
証人尋問にも反対し、早期に幕引きをはかりたいのである。

次回は2018年9月25日午前11時、202号法廷です。

この日、前述の証人の採否が決まる、ある意味で注目される口頭弁論期日である。
引き続きご支援をお願いします。
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by kazuo_okawa | 2018-07-22 08:28 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
公選法の「改正」により自己の望むヘルパーの代筆が禁じられたその「改正」公選法は違憲だと問う訴訟。
7月18日は、その訴訟の第5回口頭弁論期日である。

この日は原告準備書面5陳述である。
私がこの準備書面の内容の要旨を述べる。

今回の準備書面は全体で約20頁の書面である。
第一に、請求の趣旨について、(かなり技術的な話であるが)原告としては特定している、と考えていることを述べる。
第二に、投票の方法を決める立法の憲法適合性の判断基準について、平成9年最高裁判決を引いて投票の秘密の優越性を主張している。
第三に、改正公選法が憲法15条4項違反であることを、この項は詳細に主張している。
簡単に言えば、被告国の考え方は憲法が保障するのは「投票権」だけであり、投票の方法(代筆投票など)は補償していない、というものである。
しかしそんなことはないと反論している。
私たちは投票権は秘密投票と一体となったものであり、法律で「自書方式」をとったなら、自書能力のないものにはそれを補う措置(代筆)が当然取られるべきである、と考える。
それは当然、秘密投票と一体となった投票権であるから、秘密投票を守るためには「自己の望むものによる代筆」でなければならない。
その点を、障害者基本法が定める「合理的配慮」や、公選法が「投票補助者の立ち入りを許容していること」などから裏付けている。
第四の確認請求、第五の国賠の主張は被告国の主張に対する反論である。
そして最後に、先の豊中市長選で、中田氏が自己の望むヘルパーで実際に投票できたとい主張である。原告が自己の望むヘルパーで代筆投票ができたのであり、しかも、このことによって何ら支障も、公正を欠くという事態も生じていない。

以上の要約を私が述べたのち、裁判長が私たちに尋ねる。
まず前回の主張の整理(準備書面4)が前提かと確認し(私はそうであると答える)、今回の国賠の主張で「立法後3年」の意味はと聞く。
私は、主位的に「立法行為」が違法行為だが、予備的に「3年」の主張をしている、と答える。これは書面化することになった。(2週間以内)

さらに裁判長は、特定について、原告のお立場は理解したが、余計な争点を作らないという意味でここは「特定してほしい」と述べた。
従ってこれも書面化することになった。(こちらは8月末まで)

被告国はこれらを受けて、9月25日までに反論する。

さてその後、弁護士会館で報告集会。
裁判の報告を質疑を行った。

次回期日  2018年10月1日午後3時~
次々回期日 2018年12月19日午前11時~
いずれも大阪地裁大法廷(202号法廷)です。

次回以降も引き続きご支援お願いします。
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by kazuo_okawa | 2018-07-21 08:27 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
7月7日豊中アクア文化ホールで「森友問題から大阪維新の会のヤミを暴く!!」を開催した。

メインは、週刊金曜日編集部の片岡伸行氏、フリージャーナリスト横田一氏とそして木村真氏のパネルディスカッションである。

豪雨により、交通機関もままならぬ状況で果たしてどれくらいの参加が見込まれるか不明であったが、いざふたを開けてみると、約270名の参加。
500名のホールではあるが、この天候状況を考えると、むしろ大成功と言えるだろう。

森友問題で、その責任が忘れられている大阪維新の会の責任を真正面から取り上げるというもので、片岡氏も、横田氏も、事実を積み上げての話には説得力がある。

また、こういう状況でも集まっていただけたのは、森友事件の風化を許さないという市民の怒りでもあるだろう。

会場で販売させて頂いた拙著「訴因 安倍晋三」(一葉社)も50冊用意したところ完売したという。
実に嬉しい。
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by kazuo_okawa | 2018-07-08 18:30 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

ナチスの手口に学ぶ!

6月29日に「オール関西・平和と共生」主催の講演討論集会が開かれた。
私は司会役をさせていただいた。

講師は、ナチス研究の専門家、石田勇治東大教授。
この講演のために来阪して頂いた。
さすがに石田教授の人気で満員である。

内容はナチスの手口を学ぶというものだが、実際、ナチスは国会で多数を取ったことはないというのには驚かされる。
現に、1932年7月が最高で37・3%。
同年11月はむしろナチスは33・1%と下がっている。
下降しているのである。
3割強に過ぎない!

にもかかわらず、ナチスはこのあと、旧体制の懐古派や、反共派を取り込んでいく。

一方で国会形骸化しながらそのによる不満派も取り込む。

加えて有名な宣伝術。

さらにはヒトラー親衛隊を公務員化して力をつけさせる。

そして緊急事態から、基本権停止、さらには、社・共政党を非合法化して、インチキ選挙で勝っていく。
あとは承知の通り。

ヒトラーが力をつけていくにつけ、誰よりも早く寝返ったのが公務員であり、中でも教師だった、とのくだりに会場は大いに沸いた。
我が国のモリかけ事件の現状に見る通り、官僚の(文科省も)「忖度」が余りにもはなはだしいからである。

ナチスというと、ついつい表面的な、「全権委任法」に目を奪われるが、実は大きな役割を果たしたのは緊急事態条項であったというのが、大変印象に残る。
 
総じて、現在の安倍政権と重なるのは前述の会場の笑いの通り。

麻生氏の発言の通り、権力側が『ヒトラーに学』んでいるとしたら大変怖い話である。

本当は我々民衆の側こそ学ばねばならない。
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by kazuo_okawa | 2018-07-02 22:09 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

心地よい講演行脚!

6月15日夜から17日まで、関東五ケ所の講演巡りをしてきたところ、帰阪早々の18日朝の地震!

いささか疲労気味であるが被災者のことを思えば贅沢は言えない。

関東の講演内容は、現在の人権状況や、司法の基本的な事柄(憲法・人権・立憲主義など)である。
ちょうどこの4月に一葉社から『裁判と人権・改訂第五版』を、また6月には『訴因 安倍晋三「森友事件」すべてはここから始まった』を発刊したこともあり、対象は、一葉社のつながりのあるところである。

初日などは「一葉社トーク」と銘打って頂いた。

関東と言っても、都内から、海老名、藤沢、横須賀、川崎であるからかなり広い。
関西人として(というか私の場合ですが)距離感が分からなかったが本当に広い。

しかしいずれも熱心に聞いていただいたのが嬉しい。
そして若い人が少なからず来ていただいているのも頼もしい。

弁護士たる私の役割として、司法に絡む現状を分かりやすく伝える。
これは弁護士の役割でもあるだろう。
こういうことはこれからも続けたい。

拙著『訴因 安倍晋三「森友事件」すべてはここから始まった』をかなりお買い上げ頂きました。
感激です。
ありがとうございました。

これからもご依頼あれば遠くでも講演に応じます。
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by kazuo_okawa | 2018-06-20 00:17 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

関東で講演です!

6月12日付東京新聞カルチャー・インフォメーションに下記の通り掲載されました。

<一葉社トーク「裁判と人権~日の丸焼き捨て事件と森友事件」
15日19時~21時、東京都豊島区駒込2、東京琉球館(JRなど駒込駅)。
森友問題を真っ先に提起した大阪府豊中市議・木村真さんとともに最初の訴訟を起こした弁護士・大川一夫さんが新刊「訴因 安倍晋三」を出版したのに合わせ、国の暗部に対する法的なあるべき姿などについて話す。参加費1800円(1ドリンク付き)。
定員30人。要予約。問い合わせ・一葉社=電03-3949-3492>

日の丸焼き捨て事件と森友事件はちょうど30年の時の違いがあります。

しかし、その間、我が国の人権はどれだけ進歩したのでしょうか?
微々たる進歩はあるも。今なお「中世」と呼ばれる状況です。

そういった問題意識から、話を行いたいと思っています。

6月15日から17日にかけて、この「琉球館・一葉社トーク」も含めて5か所で講演です。
有難い話です。

関東の友人の皆さん、機会あればぜひお越しください。

【追記】
表題を「裁判と人権」としたのは、一葉社で発行していただいた最初の著作が「裁判と人権」だったからで、その著はこの4月に大きく改訂しました。
そして、琉球館での講演の基本は「訴因 安倍晋三」の刊行記念です。
この2著に関する講演はどこへでも行きますので、お気軽にお声おかけくださいな。

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by kazuo_okawa | 2018-06-14 08:47 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
急に決まったことなので、事前告知しませんでしたが、13日ヨドバシカメラ前で「法律家9団体」の弁護士がリレー演説しました。

私はトップバッター。

<12日、米朝首脳会談が行われた。これで少しばかり戦争は遠のいた。北朝鮮・アメリカの水面下の打診も含め、みんなが「対話」の模索をしていた時に、昨年、ただ一人、戦争をあおって、Jアラートを鳴らし続け、モリかけ隠しなのに「国難突破解散」と名付けて勝手に解散したのは誰か。>
<なのに今また、「蚊帳の外」安倍サンが拉致問題を政治利用しようとしているのは、ひどすぎる>
<2016年のプーチン会談を思い出してほしい。あの時も政治利用。私の代で北方領土問題を解決する、と大見え切りながら、結局、3000億円差し出しただけで、直後からは沈黙>
…とまあ、安倍批判を続けて、あとは、<森友問題> に移ったのだが、一人の男が私に近づいてきて「民主党政権はどうなんだ!」とやじる。

まあ安倍さんがいつもいう手法ですね。

しかし、民主党は「立憲主義」は破壊していないし、お友達を優遇するような「法治主義」違反もしていない。
ついでに言えば、「いつまで森友やってんだ!国会にはもっと大事なこともある!」というのも定番のヤジ(批判というにはあまりにも低次元で恥ずかしすぎる)もあるが、「いつまで」というのは安倍政権が「丁寧な説明」をしないからであるし、大事な国会、と言っても通そうとしているのが「残業代ゼロ法案」であったり、カジノ法案であったりするのであるから、全く、お笑いである。

…とまあ、私の時だけ、少しばかりのヤジがあるも、あとは無事に終了。

お疲れさまでした。

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by kazuo_okawa | 2018-06-13 22:39 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
公選法の「改正」により自己の望むヘルパーの代筆が禁じられたその「改正」公選法は違憲だと問う訴訟。
5月23日は、その訴訟の第4回口頭弁論期日である。

この日は基本的に被告国の主張の日である。

まず裁判所の構成が変わったため「弁論更新」という手続きがなされる。
と言っても、実際は、裁判長が「従来通りですね」「はいそうです」というやり取りだけである。

次いで裁判長が、被告の書面を確認し、求釈明書、被告第3準備書面陳述ですね?と聞き、被告訴訟代理人が、陳述します、と言って終わりである。
実際に、要旨を具体的に陳述することはない。

ちなみに、国の代理人はこの4月から交代しており、この日は3人来ている。

裁判長は「原告は書証甲7号証の1~3陳述ですね」と確認する。
これは、先の豊中市長選で、中田氏が自己の望むヘルパーで実際に投票できたという記事である。
そこで私が「新聞、テレビの報道の通り、原告が自己の望むヘルパーで代筆投票ができたのであり、しかも、このことによって何ら支障も、公正を欠くという事態も生じていない。そのことを本裁判の証拠として頂くべく提出した」と口頭で述べる。
本日の手続きはこれだけである。

裁判長が、それを確認して、今後の進行について聞く。
私は、こちらは今の主張や、求釈明への回答、また被告書面への反論をすると述べた。

裁判長は他にないですか?と聞くので、私は、被告訴訟代理人に尋ねた。
「被告はもっぱら、合理性基準説にたって主張しているが、今回の主張で尽きている、と考えてよいのか」
「これで一応主張は尽きている。無論、原告主張によりさらにその反論をすることはある」と述べた。
その後、日程調整に移ったが、被告は次回からは中央からも代理人が来るという。
そのためこの日には日程は決まらず、結局次々回期日は、のちに、10月1日午後3時と決まる。

さてその後、弁護士会館で報告集会。

始めて傍聴に来ていただいた方が、簡単に終わった、との感想を述べられた。
本日は、もっぱら、被告の主張だが、被告代理人が内容を全く説明しないために、確かに傍聴者にとっては、何が何だかわからなかったであろう。

被告の主張は4点。骨子だけを述べれば次のとおりである。
①憲法判断の基準については、厳格基準説と合理性基準説があるが、合理性基準説のよるべきという。(つまり緩やかな基準)
②ついでその説のもと、本件公選法は合憲であることを述べる。ここは被告が力を入れているところである。つまり、成年後見人の選挙権拡大による改正であるが、被成年後見人の判断能力は一見してわからない、だから事務従事者に限るなどとの主張をしている。
③さらに、我々が次の選挙で投票できる権利の確認を求めたところでは、そのような権利はないという。
④そして国家賠償請求においては、そもそも公選法が合憲なのであるから、違法性はない、という。

以上のような主張をしているのだるが、内容の説明はないため、初めて傍聴していただいた方には物足りなかったかもしれない。

次回は、こちらの反論ですから、法廷でも傍聴者に分かりやすく説明します。

次回期日  2018年7月18日午後3時~
次々回期日 2018年10月1日午後3時~
いずれも大阪地裁大法廷(202号法廷)です。

次回以降も引き続きご支援お願いします。

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by kazuo_okawa | 2018-05-24 22:41 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)