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私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
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カテゴリ:マジック( 87 )

泊りがけの出張のとき、その地元のマジックバーに立ち寄るのが趣味である。
全国でもう何十店訪れたであろうか。
数えきれない…。

取りわけ日弁連大会は、毎年全国を回るので、どんなに少なくとも1年に一件以上のマジックバーに訪れている(その地にない時は隣県)。

さて今年、徳島に訪れ、県内ただ一つというマジックバーを訪れる。
前の日から電話を入れておいたので、私がマジック好きだということは知られている。
さて訪れてそのマスターに「京大奇術研究会出身です」と素性を明かす。
するとマスターは突然「テクニックの出来る人は大体お喋りが下手ですね。テクニックとお喋りは反比例します」と周りを笑わせる。
同時にマスターは「お喋り派」であることを匂わしているわけだ。

オープニングマジック。
東京ディズニーランドの商品のあのパラパラマジック(すみません正式名称忘れました)である。
(以下略)

一緒に来た友人は、マジックがほとんど初めてでどれも喜ばれた。
幾つも不思議がられた…。
話術も楽しく、それはそれでいいのであるが…。
ところが、マスターが突然、私にポンとトランプを渡し、見せてくださいな、という。
別に、私がマジックを見せようと示したわけでも何でもない。
とはいえ、断るのも無粋なので、私は、少しマジックを演じた。

しかし、これは、なんですかね。
東京、大阪では経験しない。
地方ではよくあるんでしょうか。

「掟破り」で客がマジックを見せても、みんなが楽しめれば、それはそれで結果オーライです。
そういえば、滋賀のマジックバーでも、請われて私がマジックを披露したこともある。

まあ、客としてゆっくり楽しもうと思っても、いつ何時でも気が抜けない!
思えば、弁護士業もよく似ている。

アルコールが回ってから「実は…」と相談されることもある。
その意味では、いつ何時でも、気が抜けないのである。
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by kazuo_okawa | 2019-10-06 15:36 | マジック | Trackback | Comments(0)

カーディストリーの流行

9月15日放映の「4Kカメラvs天才マジシャン」を録画で見る。

評判のマジシャン高橋匠師の凄腕には、ただただ感心する。
北欧の怪人レナート・グリーンの唯一の弟子だという。
そのテクニックは実に見事である。

左手に持った1枚のカード。
右手でそれを配ったはずが(本来、左手には何もなくなるはずが)左手にカードが残っている。
それを繰り返す。

これは「四つ玉」のある種の技法と同じであり、なるほど、こういう使い方があるのか、と感心したものである。

こういうトリックを見ると、まだまだ開発の余地があると感心する。

とはいえ、彼の影響なのか、若手マジシャンはほとんどが、カーディストリー(カードをアクロバティックに操る言わばカードのジャグリング)を用いる。

私は、サーカスやジャグリングも好きである。
しかしそれはそのジャンルとして楽しむ。

マジックはマジックであってほしい(不思議さを提供するもの)と思っている。

「凄いテクニックだな!」と言うよりも「実に不思議だな!」というパフォーマンスであってほしいと思うのである。
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by kazuo_okawa | 2019-09-25 21:42 | マジック | Trackback | Comments(0)

ヘップ前のマジシャン

9月16日梅田からの帰りの夜、ヘップ前に若いストリートマジシャンがいた。

私は小さいころからマジックを見るのは好きである。
つい立ち止まってしまう。

じっと見ていると、そのマジシャンが「見られますか?」と私に言うので「時間が無いのでとっておきのマジックを一つだけ見せてよ」とお願いした。
彼は「分かりました。もう少し近くにお寄りください」と述べて披露したのがカードマジック(トランプマジック)である。

【以下、トリックに触れますのでご注意ください】

彼は取り出した一組のカードを裏向けのままテーブルに置き、私に「二つに分けてください」と述べたので、私はカードの山のほぼ上半分を取り、をのまま右に置いた。

驚いたのこの後である。

このまま、私から見て右の山を示して、この一番上のトランプの裏側にサインしてください、と言う。
私は言われるままに裏側にサインしたが、これなら誰でも最初の山の一番上のカードと分かるでしょう!

実は「カットフォース」と言われるマジックは、客に二つに分けさせたあと、マジシャンが自然に二つの山をクロスさせて重ねるのである。
この自然な動作がこの「カットフォース」の「綾」であり、客をしてフォースに気付かせないトリックの核心であるのに、そこを省略している。

あとは途中で数枚表向きにしてからは(フォースしているから表向きにすれば客がサインしたカードはすぐに分かる)、あとは、いわゆる「マジシャンズチョイス」の連投。

最後に選ばれたカードをひっくり返すと私のサインがあるというもの。
帰ろうとしたら引き留められ、クリップに挟まれた4つに折りたたんだカードをお土産にしてくれるというのだが、このすり替えのところは見ていなかったのでその技量は分からない。

いずれにせよ初っぱなで残念に思ったのである。

若いけれども腕は良い。
カード裁きも実にこなれている。
雰囲気も悪くない。

だからこそ、原案通り、きっちりと演じて頂ければ、と思うのである。

いいマジックなんですから…、
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by kazuo_okawa | 2019-09-16 15:25 | マジック | Trackback | Comments(0)

客に気付かぬトリック!

14日、出かける前の朝、毎日放送【サタデープラス】というテレビ番組をつけていた。

「劇団四季・キャッツ・ヒットの理由」という特集が目を引いた。
ヒット作品を生み出す劇団四季のその理由を明らかにするというものである。

中でも、長年ロングランを続ける劇団四季の代表作「キャッツ」というミュージカルについてその秘密が明かされていたが、驚いたのは、キャッツの舞台の床に施された仕掛けである。
何とそれは、舞台の床を2度の角度で傾けていることだ。

2度!

「キャッツ」であるから役者は「猫」の俊敏な動きを演ずる。
その際に、この2度の角度が秘密なのである。

つまり傾斜があるために、言わば「坂」であるから、滑りやすい!

そして「飛ぶ」ときも、高いところから(傾斜のため)低いところへ飛ぶと大きく飛んだように見える。

さらには、観客席からも見えやすい!

しかも、2度というわずかな角度のため、観客はその秘密に気付かないだろう。
こういう見事なトリックが実に面白いのである。
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by kazuo_okawa | 2019-09-15 00:39 | マジック | Trackback | Comments(0)

テーブルホッピング

京大奇術研究会時代に学園祭でマジックを披露したりするなど若いころからテーブルマジックは数えきれないくらい見せてきた。
つい先日、弁護士会の法友倶楽部のビアパーティの企画で、初めてテーブルホッピングを経験した。

テーブルホッピング(テーブルホップ)とは、テーブルマジックの一種であるが、会場の各テーブルをマジシャンが回っていき、テーブル毎にテーブルマジックを行うスタイルである。

会場は太閤園。
テーブルは18テーブルで、弁護士会員のほか、事務職員、家族ら約150名の参加である。
プロマジシャンは、バーノンズバー主催者ルビー天禄氏とその一座。
テーブルホッピングにはプロ4名。
そこにアマチュア一人加えてもらった。

事前に「打合せ」
私は、出し物が被らないように何を演ずるのか調整するのかと思いきや、全くない。
思えば彼らは互いに何を演ずるかは知っているからである。
確認したのはテーブルを回る順の確認だけである。

さてテーブルマジック自体は何ら問題ないものの、通常の場合と違うのは次の点。
まずは、隣のテーブルの客が見ていることがあるということである。
(客がきゃあ!と言えば当然隣の客は目にする。つまりクライマックスに何か意外なものを出すのは向かない)
次に、テーブルが必ずしも開いているわけではない。
ぎっしり座っていることがある。
(テーブルにものを置くテーブルマジックは無かない)
最後は終了すればすぐに隣のテーブルに移る、つまり仕込みの時間はない。

なるほど、と思いました。

最後の点は意識していましたが、勉強になるものです。

何事も経験ですね。

無論、仲間の皆さんに喜んで頂き、私も大いに楽しめました。
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by kazuo_okawa | 2019-08-08 21:01 | マジック | Trackback | Comments(0)
6月30日に、Yuji村上大阪イベント第20弾「Half&Half vol.17」が行われ参加した。

ゲストマジシャンがムッシュ・ピエール氏であったが、直前まで事務所で仕事をしていた。

前夜から天気予報が大雨警戒を流し続けていたが現に激しい雨が振り、そこで参加者が少ないこと予想されたことから参加することにした。
実際参加者は過去最低数だったらしい。

面白かったのは、ピエール氏のトーク。

彼はルビー天禄氏のバーノンズバーで腕を上げて独立した。
ピエール氏のマジックを見たものならご存じでしょう。
彼の十八番は、ネクタイピンにカードが挟まれてくる、というマジック。
この作品を完成形に仕上げるまでの苦労話が興味深い。

このマジック、彼は元々は最後にテーブル上のハンカチから意外なものが出現するというサプライズエンディングから考えたという。
最初は、はいている靴が出現!
早速、先輩マジシャンに注意されたという。
飲食もするテーブルに靴を出すとは何事かというわけである。

次いで、蝶ネクタイの蝶の部分。
蝶ネクタイそのものではない。蝶の部分である。
すると、客は「蝶の部分がとれるんだろう」と思う。
(そしてそれは真実なのである)

更にベルトが出てくることにしたが、客の反応は「あれ!そんなベルトしていたっけ?」。

結局ネクタイ全体が戻ってくることにした。

しかし、これも同じで、最初にネクタイをしていたことに気付かない。
さらには、マジックの冒頭「これいいネクタイでしょう」とわざわざ指摘する。
客はそのときはネクタイに注目しても、やがて忘れる、という。

そこで、ネクタイピンにトランプが何度も挟まれて出現するというマジックにしたという。
これなら客は自ずから、ネクタイに注目する。

結局、ヒットするものは、そこに至るまで試行錯誤があるということである。

同時に、人々がいかに注意しないか、ということも改めて知らされるのである。

【追記】
この日は全体にメンタルマジックが多くて楽しく、またMr.Ben氏のテクニックも凄かった。
彼が出演するマジックバーには機会あれば行こうと思っている。
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by kazuo_okawa | 2019-07-11 22:49 | マジック | Trackback | Comments(0)
大阪城天守閣前にある「ミライザ大阪城」に2018年6月15日、マジシャンのメイガス師がプロデュースする「イリュージョンミュージアム ~幻影博物館~」がオープンした。

常設のイリュージョンを見せる施設である。
会場自体は60人規模で、今は無き「ワン・オー・シックス」のような小規模劇場である。

その1周年を記念して2019年6月15日に、メイガス師自身が実演した。

私はこの日メイガス一回目のショーに入場した。演目は
①ダンシングシルク(ビッグボトル)
②ブックテスト
③折り紙ボックス
④ウーダンの「実のなる樹」
⑤ロシアンルーレット(恐怖の五寸釘)
⑥人体浮揚

ブックテスト以外はテレビでよく見たが、それでも不思議であり、何せすぐ目の前の生の実演は迫力がある。

メンタルマジックは好きなので、②のブックテストは不思議であった。

また⑤ロシアンルーレット(恐怖の五寸釘)が実に意外な結末となった。
このマジックは、6つの紙袋のどれかに上向きの釘が入っていて、ひとつずつ手で上から思い切り紙袋をつぶして、最後の一つまで釘を残すというマジックであり、テレビではかつてマリック師が演じていたこともある。
ところがこのマジック、とある番組でそれに挑戦した女性キャスターの手に、見事にぶっささってしまった失敗動画(放送事故)がユーチューブに流れていることを、冒頭、メイガスがつぶやく。
「怖いマジックです」とも。

そして実演。

無論、一つだけ五寸釘が入った紙袋は他の紙袋とも、客、メイガス共々に混ぜ合わせるから何処に五寸釘が入っているかは分からない。
そして客に紙袋を一つひとつ選ばせ、メイガスが手で上から思い切り潰す。
一つ目成功、二つ目成功、そして三つ目。

何と、掌でペシャっとつぶすも、指の間から五寸釘が…。

「怖い怖い、釘はこれだったんですね。ただ、指の間だったから怪我はしませんでしたが…」と終わった。
これだから、一回目のショーは面白い。

いやあ、怖い!怖い!
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by kazuo_okawa | 2019-06-18 20:50 | マジック | Trackback | Comments(0)

松尾貴史氏の才能!

先日、松尾氏の朗読研究会に参加する。

言葉を使うことを生業としている私としては、何かと参考になる上、松尾氏のファンでもあるため、欠かさず参加している。

それはともかく、先日の例会に、新たな参加者が自己紹介で、プロマジシャンと述べ、俄然、懇親会が楽しみになった。
何せ、私は無類のマジック好きですので…。

彼が参加したのはいわゆる「マギー系マジシャン」(おしゃべりマジック)であり、彼なりに参加の動機はあるのだが、例会については省略する。

さて懇親会。
名刺交換。
彼は、トランプをリフルして、どこでも自由に名刺を挟めという。
そして挟んだところの下のカードは、なんと、トランプではなくて、彼の名刺というわけある。
(マニアならすぐわかるアレです)

そこで私は「名刺代わり」に(と言いつつも実際は名刺を渡しているのだが)「京都大学奇術研究会出身」と明かして、コインマジックなど見せる。

彼もマジックを見せるのだが、驚くべきは松尾貴史氏である。

渡されたプロマジシャンの名刺をもって、軽くテクニックを見せる。(いわゆる「裏の裏」などですね)

他にも即興でマジックを見せる。
実に見事である。

松尾氏はナポレオンズの小石氏に教えてもらったので、とさりげなく説明されたが、うますぎる。

私は松尾氏の才能の凄さに驚き、心地よい気分となったものである。

本稿と全く関係ないが、同氏の著「違和感のススメ」
是非お買い求め下さい。
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by kazuo_okawa | 2019-05-31 23:48 | マジック | Trackback | Comments(0)
日経3月23日付け朝刊「プラス1」は「手品」である。

マジックの「ランキング」として、専門家11人の選出による「初心者におすすめ」のマジック・グッズとスポットを紹介している。

長年のマジックファンとしてはこれが実に興味深い。
何故かというと、どのような現象とて社会の影響から免れないが、この「初心者向け」は見事に「時代」を映し出しているからだ。

グッズ1位のマジックトランプは(最近のが精巧に出来ているのは別として)まあ時代を超えての定番だろう。
その意味では2位以下が時代を映し出す。

私が小学生のころは、なんといっても(百貨店マジックコーナーなどでの)初心者オススメは「悟空の玉」(「カップ・アンド・ボール」の初心者版)であった。
私も買ってもらったもんです。

そして、私が京大奇術研のころは、なんと言っても「ダイナミック・コイン」であった。
精巧に出来た仕掛けで、百円玉5枚が消えるという誰でも出来るマジックである。

ここには明らかに、素材と技術の進歩が垣間見える。

そして今回は「スマホイリュージョン」(このマジックのすばらしさは、すでに私のブログ2018年10月20日に紹介している)。
これも、スマホを使うことと素材と技術など、時代の影響ですね。

いやあ、面白く読みました。

スポットも面白い。
記事に、「有名なマジシャンがいるのは大阪ではルビー天禄の「バーノンズ・バー」やムッシュ・ピエールの「バー マジックタイム」。名古屋では「マジックバー エルム」も人気だ」とある。
どれも私がよく行くところなので、実に嬉しい。
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by kazuo_okawa | 2019-03-24 15:05 | マジック | Trackback | Comments(0)

手品師のジレンマ!

モリかけ事件の一方、加計事件の真相判明の勇気ある功労者ともいえる前川喜平・前文科事務次官の道徳講演が素晴らしい。
それを報ずる記事の中で、道徳教科書の内容を知る。

前川氏の講演は「道徳の教科化」(2018年度から移行措置期間、2020年度から小学校で完全実施)についての疑問を呈示したものだが、道徳の教科書に載っている「手品師の話」というのがひどい。

 <腕は悪くはないのだけれども売れない手品師がいて、いつかは大劇場で沢山のお客さんの前で演じたいと思っていた。ある日、道を歩いていると、寂しそうにしている少年に出会う。彼は父親が亡くなり、母親が働きに出ていて、一人ぼっち。手品師は少年を喜ばせてあげようと手品を見せたら、その子がすごく喜んだ。「明日も見せてくれる?」と言うので「ああ、いいとも」と約束した。
 ところがその日、帰宅すると、電話がかかってきた。
「明日、大劇場で手品をやってほしい。予定の芸人が病気になって、突然出られなくなった」と。手品師にビッグチャンスが訪れた。
 でも劇場に行けば、子供とした約束が果せなくなってしまう。そういうジレンマを抱えた手品師は、劇場に行くのを断って少年の元に行き、たった一人のために手品をした。>

これが、「約束を破らなかった手品師は、誠実ですばらしい」という話として紹介されているらしい。

前川氏は、「自己犠牲が正しい」という一つの徳目だけを押しつけることを批判する。
その批判は正しい。

しかし幼少からのマジックファンとしては、別の観点から腑に落ちない。

こんなマジシャンはいない!

無論、約束を守るマジシャンなどいない、と言っているのではない。
<大劇場にたつ><子供にマジックを見せる>
腕のいいマジシャンなら、普通は、この両方を実現しようと考えるだろう。

<一見不可能な事を実現する>そのトリックを考えるのがマジシャンだからである。
しかもこの状況は、マジシャンなら普通に実現できる。

つまり、大劇場にたちながら、子供にマジックを見せることはマジシャンには極めて容易なことである。
無論この場合、子供には、「対面で」見せるわけではない。
…例えば、子供には、「使い」をよこすなどして、「封筒」を渡す。
その「封筒」の中に、子供への指示と、そしてメンタルマジック!

これは一案である。
しかし、マニアも含めてマジシャンならば、むしろこの「ジレンマ」を楽しみ、すべてが実現するという格好の妙案を考えつくだろう。

そう、我慢してはいけない。
犠牲は良くない!
すべてが幸せになる方法を考える。

そう考えると、教師にとって腕の見せ所たる「教科書」かもしれない。
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by kazuo_okawa | 2019-02-09 09:17 | マジック | Trackback | Comments(0)