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by kazuo_okawa

カテゴリ:マジック( 91 )

2020年1月3日にBS朝日が「神業革命スーパー4Kトリック~新時代の超絶マジックを見抜けるか」を放映していた。
その録画を見る。

冒頭、ミスターマリック師が「昨年12月から始まった4Kはマジシャンにとっては迷惑な映像」と述べて、紙コップの浮揚マジックを披露する。

これは従来なら見破れないトリックも、4Kカメラは(トリックの細い糸を映し出し)トリックを見逃さない、という。
しかし、「そんなマジシャン泣かせの4K映像にチャレンジした凄腕マジシャンを紹介します」として7名のマジシャンを紹介するのである。

このオープニングは見ている者を引きつける。

その後順次、7名のマジシャンがマジックを披露する。
私自身は、YOURI師、桂川新平師、RYOTA師が実に見事で印象に残った。

最後に再び、マリック師が登場。
ボールのハンドリング(消失・出現)を見せた後「4K時代になっても唯一対抗できるのはテクニック」とまとめるのである。

マリック師の冒頭の例がうまかった。
確かに、人間の目をごまかすトリックも高性能カメラなら見抜く事は出来る。
「細い糸」はマリック師があげた一つの例だが、他にも、背景の柄(色)と合わせる例など幾つかのトリック(マジック)を思い起こさせる。

そんなことを考えながら7名のマジシャンの腕前を見ていたが、全て、4K高性能カメラ技術に、直接、挑戦するものではない。
つまり、高性能カメラでも写せない「もっと細い糸のトリック」とかではないのである。

マリック師の隠れたメッセージは「トリックに頼るな。テクニックを磨け」というものであり、それはそれで極めてシンプルで正しいのだが、だが、「4K映像にチャレンジ」を歌う番組ならば、更に巧妙なトリックも見せてほしかったとも思うのである。

しかしそれでは4Kテレビの宣伝にはならない。

「チャレンジ」と言いながら、実は「直接チャレンジしていない」という手法自体が実は一番の巧妙なトリックと言えるだろう。
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by kazuo_okawa | 2020-01-05 09:11 | マジック | Trackback | Comments(0)

KILAを楽しむ!

2019年12月21 日に朝からの仕事を終えて夜、ホテル阪神大阪 スペシャルディナー付き KiLaクリスマスマジックショー を楽しむ。
メンタルマジック中心で、想像以上に、実に楽しめました。
さすがに日本のマジシャンとして著名な第一人書だけのことがある。

観客参加型で、いずれも面白く、また観客を大いに沸かせる。

KILAは演出が非常に上手く、また、客を「選別」している。

演出が上手いというのは、オープニングの「じゃんけん」(客とじゃんけんし、客のグーチョキーパーで性格を占うとし、実は、チョキを出した人数を予め予言していたという)。
予言の方法は、トランプを出してきて「6」と「3」が表向きになっていて、本日、チョキを出す人が63名であることを予言していたというものである。

メンタルマジックは、客の「選別」が重要だが、これが実に巧みである。
「じゃんけん」のあと、品を選ばせるメンタルマジック、次いでコインマジック、さらに16枚紙片のマジックといずれも女性客に手伝ってもらう。

そしてその次はブックテスト(この種のマジックは実に過ぎなんです)。

非常に手の込んだ素晴らしいマジックなのであるが(つまり色々なトリック・技法を取り混ぜでいる)が冒頭はいわゆる「マインドリーディング」(客の答え方もヒントにして当てる手法です)。
先の通り、女性3人に手伝ってもらったので、次に男性客というのは自然な流れなのであるが、その男性客が選んだ言葉は…。
マジックもさることながら、客を観察していたのだろうな、と感心した次第である。

次の客は男の子。
マジック自体は、カードインザボトルであるが、少年らしさを利用した素晴らしい演出である。

そして観客全員相手の「催眠術」
ここで客を選別していく。
私の連れ合いなどは絶対に選ばれない。
選ばれた客3人による、数字の予言。

数字の予言も、ディナーショー(アルコール付き)の終盤にもっていっているところが味噌だろう。
(単純なトリックであるが、まあほとんど気付かないであろう。マニアでない限り…)

さらに人物を選ばせるメンタルマジック。

客は「野口英世」を選んだのだが、KILAが昼の部では「嫁さん」と述べていたとつなぐのが、いやあ実に関心した。

そしてダリ!
最後のマジックも見事で美しく素晴らしい。

とまあ、大変楽しめました。

今年、舞台マジックは、メイガス、マリック、KILAと見たのだが、客層が違うことも大変興味深かったですね。

本当に、マジックは面白い。
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by kazuo_okawa | 2019-12-22 15:28 | マジック | Trackback | Comments(0)
新地の老舗のマジックバーであるバーノンスバーが25周年を迎えた。
それを記念して、ANAクラウンホテルでスペシャルショーが開かれた。

主催者はオーナーのルビー天禄師。
学生時代からの友人である。
大学は違うがマジックに関する色々な場所で出会った。

そして新地にバーを構えられてからも応援してきた。
その25周年の記念のショーである。
スペシャルゲストは、Mr.マリック師。
嬉しいことに会場は満員である。

前半はルビー天禄師とムッシュピエールのステージショー。

そして後半にマリック師が登場するのである、そう、あの音楽とともに…。

Mr.マリック!
そのオープニングは、ハンドパワーでシャンパンを開ける。
次いでロープ。
客にロープを切らせ、それが復活する。
或いは、結んだロープが透明の箱の中で、箱を揺らすだけでほどけてくる。
シンプルであるが不思議である。

さらに客から1万円札を借り、客を壇上に上げて「ドゥーアズアイドゥ」
マリック師と同じように1万円札を封筒に入れて、その上からはさみで切ると、マリック師の1万円札は切れない(これは会場のテレビ画面で壇上の客以外にはトリックが明されている)が、客は1万円札を封筒ごと切ってしまう。
無論この後、マリック師はこの切れた1万円札を復活させるのである。
見事である。

最後はお馴染み、観客参加型スプーン曲げ。
素晴らしいですね。

テレビでお馴染みの昔からのマジックを入れながら、それでいて、新しいマジックも織り交ぜる。
マジックを初めて見るような方でもマリックの名は知っているだろう。
だからこそ彼を一躍有名にならしめた「音楽」「ハンドパワー」「「来てます」の台詞」そして「スプーン曲げ」は必ず入れる。

しかしマニアにも受けるような作品・演出なども織り交ぜる(客に私の親指を引っ張ってください、と言うなど(笑))。

改めて思うのは、マリック師の素晴らしいサービス精神である。

だからこそ彼をして成功させたのであろう。
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by kazuo_okawa | 2019-11-28 00:33 | マジック | Trackback | Comments(0)
金沢へ来てもう一カ所訪れたのが『金沢スタイル』というマジック・バーである。
ヤマギシ・ルイ氏という名うてのマジシャンが演技を見せてくれる店だ。

4~5年前だったか、彼が、大阪1BMリング主催の『クロースアップの集い』にゲストとして登場されたことがあり、その見事な腕を拝見して感心した。

また私の京大奇術研究会の後輩にして異能のクリエーター小澤正幸氏の友人でもあることから、その小澤氏からヤマギシ氏のことは以前から聞かされていた。
単に、マジシャンと言うだけでなく、無類のミステリ好き、それも本格派好きということで拙作『ナイト捜し』も評価して頂き、その縁で小澤氏経由で拙作掲載本を贈呈したともある。

金沢へ行けば絶対に訪れたい店であった。
そして実際に訪れた。

予め、小澤氏から一報を入れて頂き、そのため終始歓待を受けた。

壁に並べられた書籍は、島田荘司氏のデビュー作『占星術殺人事件』の各国翻訳版や同様に綾辻行人氏の著作の各国翻訳版、我が京大ミステリ研の『蒼鴉城』などあまり手に入らないミステリ本が立ち並ぶ。
拙作所収の『綾辻行人と有栖川有栖のミステリジョッキー2』も…。

叙述トリック論から発展して「若島正さんをご存じですか?」と聞かれる。
熱心な将棋ファンなら若島氏の名を知らない人はないだろう。
すると、ヤマギシ氏は、「詰めパラ傑作選」などこれまたマニアックな詰将棋本など4冊ぽんと置く…。

いやいや実に楽しい。
そしてマジックは実に素晴らしい。

まずは数々のカードマジック。
小澤氏から私の好み(メンタルマジック)を聞かれていたようで巧みにメンタルマジックを織り交ぜる。
メンタルマジックにありがちな客の負担感が無いのが良い。
そして素晴らしいテクニックながら、その曲芸的なところは見せない。
これがいい。

無論、マジック自体非常に不思議である。

数十分経ってからであろうか、別のグループが入ってくる。
ここからはヤマギシ氏の言わば、一般的なルーティンなのだろう。
コインマジック、そしてカードマジック、さらにリンキングリング(8本使う!)、最後はカップ&ボール。

見慣れたマジックではあるが実に見事である。

マジック・ミステリ好きの方は是非訪れてほしい。
お勧めである。
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by kazuo_okawa | 2019-11-23 00:12 | マジック | Trackback | Comments(0)
泊りがけの出張のとき、その地元のマジックバーに立ち寄るのが趣味である。
全国でもう何十店訪れたであろうか。
数えきれない…。

取りわけ日弁連大会は、毎年全国を回るので、どんなに少なくとも1年に一件以上のマジックバーに訪れている(その地にない時は隣県)。

さて今年、徳島に訪れ、県内ただ一つというマジックバーを訪れる。
前の日から電話を入れておいたので、私がマジック好きだということは知られている。
さて訪れてそのマスターに「京大奇術研究会出身です」と素性を明かす。
するとマスターは突然「テクニックの出来る人は大体お喋りが下手ですね。テクニックとお喋りは反比例します」と周りを笑わせる。
同時にマスターは「お喋り派」であることを匂わしているわけだ。

オープニングマジック。
東京ディズニーランドの商品のあのパラパラマジック(すみません正式名称忘れました)である。
(以下略)

一緒に来た友人は、マジックがほとんど初めてでどれも喜ばれた。
幾つも不思議がられた…。
話術も楽しく、それはそれでいいのであるが…。
ところが、マスターが突然、私にポンとトランプを渡し、見せてくださいな、という。
別に、私がマジックを見せようと示したわけでも何でもない。
とはいえ、断るのも無粋なので、私は、少しマジックを演じた。

しかし、これは、なんですかね。
東京、大阪では経験しない。
地方ではよくあるんでしょうか。

「掟破り」で客がマジックを見せても、みんなが楽しめれば、それはそれで結果オーライです。
そういえば、滋賀のマジックバーでも、請われて私がマジックを披露したこともある。

まあ、客としてゆっくり楽しもうと思っても、いつ何時でも気が抜けない!
思えば、弁護士業もよく似ている。

アルコールが回ってから「実は…」と相談されることもある。
その意味では、いつ何時でも、気が抜けないのである。
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by kazuo_okawa | 2019-10-06 15:36 | マジック | Trackback | Comments(0)

カーディストリーの流行

9月15日放映の「4Kカメラvs天才マジシャン」を録画で見る。

評判のマジシャン高橋匠師の凄腕には、ただただ感心する。
北欧の怪人レナート・グリーンの唯一の弟子だという。
そのテクニックは実に見事である。

左手に持った1枚のカード。
右手でそれを配ったはずが(本来、左手には何もなくなるはずが)左手にカードが残っている。
それを繰り返す。

これは「四つ玉」のある種の技法と同じであり、なるほど、こういう使い方があるのか、と感心したものである。

こういうトリックを見ると、まだまだ開発の余地があると感心する。

とはいえ、彼の影響なのか、若手マジシャンはほとんどが、カーディストリー(カードをアクロバティックに操る言わばカードのジャグリング)を用いる。

私は、サーカスやジャグリングも好きである。
しかしそれはそのジャンルとして楽しむ。

マジックはマジックであってほしい(不思議さを提供するもの)と思っている。

「凄いテクニックだな!」と言うよりも「実に不思議だな!」というパフォーマンスであってほしいと思うのである。
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by kazuo_okawa | 2019-09-25 21:42 | マジック | Trackback | Comments(0)

ヘップ前のマジシャン

9月16日梅田からの帰りの夜、ヘップ前に若いストリートマジシャンがいた。

私は小さいころからマジックを見るのは好きである。
つい立ち止まってしまう。

じっと見ていると、そのマジシャンが「見られますか?」と私に言うので「時間が無いのでとっておきのマジックを一つだけ見せてよ」とお願いした。
彼は「分かりました。もう少し近くにお寄りください」と述べて披露したのがカードマジック(トランプマジック)である。

【以下、トリックに触れますのでご注意ください】

彼は取り出した一組のカードを裏向けのままテーブルに置き、私に「二つに分けてください」と述べたので、私はカードの山のほぼ上半分を取り、をのまま右に置いた。

驚いたのこの後である。

このまま、私から見て右の山を示して、この一番上のトランプの裏側にサインしてください、と言う。
私は言われるままに裏側にサインしたが、これなら誰でも最初の山の一番上のカードと分かるでしょう!

実は「カットフォース」と言われるマジックは、客に二つに分けさせたあと、マジシャンが自然に二つの山をクロスさせて重ねるのである。
この自然な動作がこの「カットフォース」の「綾」であり、客をしてフォースに気付かせないトリックの核心であるのに、そこを省略している。

あとは途中で数枚表向きにしてからは(フォースしているから表向きにすれば客がサインしたカードはすぐに分かる)、あとは、いわゆる「マジシャンズチョイス」の連投。

最後に選ばれたカードをひっくり返すと私のサインがあるというもの。
帰ろうとしたら引き留められ、クリップに挟まれた4つに折りたたんだカードをお土産にしてくれるというのだが、このすり替えのところは見ていなかったのでその技量は分からない。

いずれにせよ初っぱなで残念に思ったのである。

若いけれども腕は良い。
カード裁きも実にこなれている。
雰囲気も悪くない。

だからこそ、原案通り、きっちりと演じて頂ければ、と思うのである。

いいマジックなんですから…、
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by kazuo_okawa | 2019-09-16 15:25 | マジック | Trackback | Comments(0)

客に気付かぬトリック!

14日、出かける前の朝、毎日放送【サタデープラス】というテレビ番組をつけていた。

「劇団四季・キャッツ・ヒットの理由」という特集が目を引いた。
ヒット作品を生み出す劇団四季のその理由を明らかにするというものである。

中でも、長年ロングランを続ける劇団四季の代表作「キャッツ」というミュージカルについてその秘密が明かされていたが、驚いたのは、キャッツの舞台の床に施された仕掛けである。
何とそれは、舞台の床を2度の角度で傾けていることだ。

2度!

「キャッツ」であるから役者は「猫」の俊敏な動きを演ずる。
その際に、この2度の角度が秘密なのである。

つまり傾斜があるために、言わば「坂」であるから、滑りやすい!

そして「飛ぶ」ときも、高いところから(傾斜のため)低いところへ飛ぶと大きく飛んだように見える。

さらには、観客席からも見えやすい!

しかも、2度というわずかな角度のため、観客はその秘密に気付かないだろう。
こういう見事なトリックが実に面白いのである。
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by kazuo_okawa | 2019-09-15 00:39 | マジック | Trackback | Comments(0)

テーブルホッピング

京大奇術研究会時代に学園祭でマジックを披露したりするなど若いころからテーブルマジックは数えきれないくらい見せてきた。
つい先日、弁護士会の法友倶楽部のビアパーティの企画で、初めてテーブルホッピングを経験した。

テーブルホッピング(テーブルホップ)とは、テーブルマジックの一種であるが、会場の各テーブルをマジシャンが回っていき、テーブル毎にテーブルマジックを行うスタイルである。

会場は太閤園。
テーブルは18テーブルで、弁護士会員のほか、事務職員、家族ら約150名の参加である。
プロマジシャンは、バーノンズバー主催者ルビー天禄氏とその一座。
テーブルホッピングにはプロ4名。
そこにアマチュア一人加えてもらった。

事前に「打合せ」
私は、出し物が被らないように何を演ずるのか調整するのかと思いきや、全くない。
思えば彼らは互いに何を演ずるかは知っているからである。
確認したのはテーブルを回る順の確認だけである。

さてテーブルマジック自体は何ら問題ないものの、通常の場合と違うのは次の点。
まずは、隣のテーブルの客が見ていることがあるということである。
(客がきゃあ!と言えば当然隣の客は目にする。つまりクライマックスに何か意外なものを出すのは向かない)
次に、テーブルが必ずしも開いているわけではない。
ぎっしり座っていることがある。
(テーブルにものを置くテーブルマジックは無かない)
最後は終了すればすぐに隣のテーブルに移る、つまり仕込みの時間はない。

なるほど、と思いました。

最後の点は意識していましたが、勉強になるものです。

何事も経験ですね。

無論、仲間の皆さんに喜んで頂き、私も大いに楽しめました。
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by kazuo_okawa | 2019-08-08 21:01 | マジック | Trackback | Comments(0)
6月30日に、Yuji村上大阪イベント第20弾「Half&Half vol.17」が行われ参加した。

ゲストマジシャンがムッシュ・ピエール氏であったが、直前まで事務所で仕事をしていた。

前夜から天気予報が大雨警戒を流し続けていたが現に激しい雨が振り、そこで参加者が少ないこと予想されたことから参加することにした。
実際参加者は過去最低数だったらしい。

面白かったのは、ピエール氏のトーク。

彼はルビー天禄氏のバーノンズバーで腕を上げて独立した。
ピエール氏のマジックを見たものならご存じでしょう。
彼の十八番は、ネクタイピンにカードが挟まれてくる、というマジック。
この作品を完成形に仕上げるまでの苦労話が興味深い。

このマジック、彼は元々は最後にテーブル上のハンカチから意外なものが出現するというサプライズエンディングから考えたという。
最初は、はいている靴が出現!
早速、先輩マジシャンに注意されたという。
飲食もするテーブルに靴を出すとは何事かというわけである。

次いで、蝶ネクタイの蝶の部分。
蝶ネクタイそのものではない。蝶の部分である。
すると、客は「蝶の部分がとれるんだろう」と思う。
(そしてそれは真実なのである)

更にベルトが出てくることにしたが、客の反応は「あれ!そんなベルトしていたっけ?」。

結局ネクタイ全体が戻ってくることにした。

しかし、これも同じで、最初にネクタイをしていたことに気付かない。
さらには、マジックの冒頭「これいいネクタイでしょう」とわざわざ指摘する。
客はそのときはネクタイに注目しても、やがて忘れる、という。

そこで、ネクタイピンにトランプが何度も挟まれて出現するというマジックにしたという。
これなら客は自ずから、ネクタイに注目する。

結局、ヒットするものは、そこに至るまで試行錯誤があるということである。

同時に、人々がいかに注意しないか、ということも改めて知らされるのである。

【追記】
この日は全体にメンタルマジックが多くて楽しく、またMr.Ben氏のテクニックも凄かった。
彼が出演するマジックバーには機会あれば行こうと思っている。
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by kazuo_okawa | 2019-07-11 22:49 | マジック | Trackback | Comments(0)