私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
佐藤天彦名人に挑戦する名人戦7番勝負第6局。
名人の3勝2敗、羽生義治竜王からすればカド番である。

その重要な対局に羽生竜王は、名人の初手26歩に、なんと2手目62銀!

いやあ、古くからの観戦将棋ファン(見る将)ならこの2手目だけで体が震えるだろう。
20数年前の対谷川浩司戦をはじめ、羽生竜王が「不利」と言われながらも駆使した戦法である。

もっともこの時は初手76歩に対する2手目で、この場合の2手目62銀については羽生竜王自身数局連採したうえ、結局、「よくない」と結論付けたはずであったが…。
但し、プロ的には同じ2手目62銀でも、初手26か76かで違うのかもしれない。
とはいえ素人的には初手26に62なら、先手に飛車先交換されて余計よくないと思うのだが、近時ソフトの影響で飛車先交換はそれほど得はないとされてきたので、ヴァージョンアップされた2手目62銀なのかもしれない。

いずれにせよ意外な一手をこの重要な一局に用いた。
おそらく思うところがあっての採用だろう。

振り返れば、対局前に大橋流で駒を並べるとき、羽生竜王は通常は角行の前に歩を置くときには(頭の丸い)角行に当たらないように置き、飛車にはむしろ飛車のエネルギーをもらうように飛車に歩の駒を当ててその前に置くといわれるが、本日は(飛車は無論)角行の前の歩も、角行に当てて並べた。

本日の作戦を力戦型とあらかじめ考えており、それが力強い駒並べとなったのだろう!!
2手目62銀!
この後の展開が実に楽しみである。
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# by kazuo_okawa | 2018-06-19 12:23 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

大地震!

豊中に住んでいる。
出勤前の7時58分、巨大な揺れに驚く。

曽根駅に行くも、阪急は運転見合わせ。
曽根駅のタクシー乗り場には長蛇の列。
しかしタクシーは来そうにない。
やたらサイレンが鳴り、上空はヘリコプター。

自宅で様子をうかがう。
裁判所は
「大阪高等・地方・簡易裁判所合同庁舎(執行センター・交通分室を含む。)
において,6月18日(月)に期日が指定されている事件については,全て期日
を変更しました。」と発表。
依頼者の方に、裁判の延期と打ち合わせの延期を連絡する。

私が経験したのは、23年前の阪神淡路大震災のときと同じ「震度5強」である。

しかし23年前は、直ちに外に出たとき、半壊の建物を見たり
電柱が倒れており(そのためしばらく停電になったが)、今回は当地では停電もなく、見たところの被害もなかった。
これは、23年前の経験に学んだ(つまり耐震構造にした)からだろう。

もっとも書籍や書類の散乱はあるのだが(事務所は7階で揺れも大きかったのだろう、足の踏み場もない散乱状態という)…。

そして、3人の死者が出たというのは大変痛ましく、言葉を失う…。
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# by kazuo_okawa | 2018-06-18 18:18 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

夢落ちか!

悪夢を見るような大逆転負けに、ニコ生の聞き手千葉涼子女流四段の漏らした言葉である。
「夢」落ちか!

17日関東からの帰路、車中でニコ生タイムシフトにより16日の対局を見る。

棋聖戦5番勝負第二局、羽生善治棋聖に挑戦している豊島将之八段からみて一勝で迎えた第二局であり、豊島八段が連勝すれば一気にタイトルが近づく!
そして現に対局は豊島八段優勢で推移していた。
ソフトの数字もそのことを示す。
普通に行けば豊島八段2連勝である。

解説飯島七段も勝ち筋を何度も解説する。
ところが、なんと、なんと、64手目豊島八段の27角が悪手!
勝ち筋を逃す!

解説の飯島栄治七段が驚く。
ソフトの数字も一気に互角となる。
この瞬間、席を立つ羽生棋聖が勝負師である。

解説飯島七段もこの流れで豊島八段の負けを予想し、もしもこのまま負ければ次局に尾を引かないとよいのだが、とまでいう。

そしてこれが引きずったのか、豊島八段は、さらに68手目羽生棋聖の攻めを見落としの48銀。

ポカである。

この瞬間、ソフトは一気に羽生棋聖に4000番台。
つまり勝負ありである。

飯島七段が「豊島さんでもこんなことがあるんですね」と驚く。
「豊島さんにはタイトルが遠い」とも…。

この後は、羽生棋聖は見逃さない。
結果は、羽生棋聖の勝利で1勝1敗。

飯島七段の繰り返す言葉が印象に残る。
「いやあ驚いた!」
「将棋は逆転のゲームというが…」
「怖いわ!」
「将棋は怖いっす」
「見落としですね。頓死ではないですが、頓死みたいなもんです」
「これは今年ワーストワンの見落としでしょう」
「いやあ」
「つらい」…。

いやあ何と。
タイムシフトとはいえ、見ている方もつらい。

豊島ファンとして実に辛い敗北である。

豊島八段には、これを引きずらず、ぜひとも立ち上がってほしい。
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# by kazuo_okawa | 2018-06-17 19:23 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
15日東京への往路、車中で、「将棋コンピュータ・ソフトを上回る藤井聡太」とネット上話題になった竜王戦五組決勝をタイムシフトで見る。

先手石田直裕五段、後手藤井聡太七段の対局であるが、確かに65手目からが実に面白い。
後手番藤井七段は6筋に、62金63銀。
飛車は81に配置され、よくある「81飛62金型」である。

65手目石田五段が64歩に同銀とつり上げ、開いた63の地点に歩!
取ると81飛と63金の間の72銀と割り打ちになるから、普通は72金とよるか、61金と引く。
いずれにせよ、金は逃げる。

ところが藤井七段は、人間的には読めない63同銀!

この瞬間、解説は驚き、視聴者も驚きのツイートが画面いっぱいに流れる。

この後、後手86飛車、87歩、 76飛車、77歩、これを藤井七段は「飛車ただ捨て」の同飛!
圧巻である。
この瞬間、「あああ…」、というツイートや「ソフト越え」の文字が流れる。

これを66手目、64同銀のときから読んでいるのであるから解説のプロもうなる驚異の読みである。

この後も、藤井七段の攻撃は、歩頭の桂馬や、66角捨てなど妙手も続くのであるから本当に見ていて面白く、また強すぎるのである。

確かにこれはタイムシフトで見る価値のある対局である。
いや「見る将」なら必見!
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# by kazuo_okawa | 2018-06-16 07:57 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

検察審査会申立て!

我々は、森友学園に国有地を不当に安い価格で売却し国に損害を与えた背任の罪で近畿財務局の職員らを告発していたが、大阪地検特捜部は先月、全て不起訴処分とした。

告発をした木村真豊中市議会議員らの代理人として、6月14日、この処分を不服として検察審査会に審査を申し立てた。

申立て後、司法記者クラブで記者会見。

私は、「検察は常に100%有罪を目指す故、無理しないで『不起訴』にすることもある。一方、国策捜査と呼ばれるものなどでは、逆に無理してでも『起訴』することもある。今回は連休前に少し『不起訴』模様をリークし国民の反応を見たと思われる。そして結局は、その反応の弱さから、今や使い古された言葉だが、政権に忖度したのだろう。木村さんから当初より相談を受けている弁護士としては、このような結論はとうてい納得しうるものではない。」などと感想を述べた。

そして本人木村真豊中市議は「(地中の)ゴミを口実にして、ただ同然に叩き売ったことははっきりしている。森友学園への利益誘導という目的もはっきりしている。これで背任罪にならないのはどんなに説明を受けても理解できない」
そのように述べた。

おそらくこれが市民感覚だろう。

検察審査会が、本来の役割を果たしてくれることを切に望むものである。

【16日追記】
一葉社トークという講演会を関東で企画してもらい、15日から関東に来ている。
東京で15日付朝日新聞(東京版)を読んだが、この木村市議の検察審査会申立ては一行も出ていない。
「あったことがなかったようにさせられる」
そんな気分である。
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# by kazuo_okawa | 2018-06-15 00:30 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

関東で講演です!

6月12日付東京新聞カルチャー・インフォメーションに下記の通り掲載されました。

<一葉社トーク「裁判と人権~日の丸焼き捨て事件と森友事件」
15日19時~21時、東京都豊島区駒込2、東京琉球館(JRなど駒込駅)。
森友問題を真っ先に提起した大阪府豊中市議・木村真さんとともに最初の訴訟を起こした弁護士・大川一夫さんが新刊「訴因 安倍晋三」を出版したのに合わせ、国の暗部に対する法的なあるべき姿などについて話す。参加費1800円(1ドリンク付き)。
定員30人。要予約。問い合わせ・一葉社=電03-3949-3492>

日の丸焼き捨て事件と森友事件はちょうど30年の時の違いがあります。

しかし、その間、我が国の人権はどれだけ進歩したのでしょうか?
微々たる進歩はあるも。今なお「中世」と呼ばれる状況です。

そういった問題意識から、話を行いたいと思っています。

6月15日から17日にかけて、この「琉球館・一葉社トーク」も含めて5か所で講演です。
有難い話です。

関東の友人の皆さん、機会あればぜひお越しください。

【追記】
表題を「裁判と人権」としたのは、一葉社で発行していただいた最初の著作が「裁判と人権」だったからで、その著はこの4月に大きく改訂しました。
そして、琉球館での講演の基本は「訴因 安倍晋三」の刊行記念です。
この2著に関する講演はどこへでも行きますので、お気軽にお声おかけくださいな。

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# by kazuo_okawa | 2018-06-14 08:47 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
急に決まったことなので、事前告知しませんでしたが、13日ヨドバシカメラ前で「法律家9団体」の弁護士がリレー演説しました。

私はトップバッター。

<12日、米朝首脳会談が行われた。これで少しばかり戦争は遠のいた。北朝鮮・アメリカの水面下の打診も含め、みんなが「対話」の模索をしていた時に、昨年、ただ一人、戦争をあおって、Jアラートを鳴らし続け、モリかけ隠しなのに「国難突破解散」と名付けて勝手に解散したのは誰か。>
<なのに今また、「蚊帳の外」安倍サンが拉致問題を政治利用しようとしているのは、ひどすぎる>
<2016年のプーチン会談を思い出してほしい。あの時も政治利用。私の代で北方領土問題を解決する、と大見え切りながら、結局、3000億円差し出しただけで、直後からは沈黙>
…とまあ、安倍批判を続けて、あとは、<森友問題> に移ったのだが、一人の男が私に近づいてきて「民主党政権はどうなんだ!」とやじる。

まあ安倍さんがいつもいう手法ですね。

しかし、民主党は「立憲主義」は破壊していないし、お友達を優遇するような「法治主義」違反もしていない。
ついでに言えば、「いつまで森友やってんだ!国会にはもっと大事なこともある!」というのも定番のヤジ(批判というにはあまりにも低次元で恥ずかしすぎる)もあるが、「いつまで」というのは安倍政権が「丁寧な説明」をしないからであるし、大事な国会、と言っても通そうとしているのが「残業代ゼロ法案」であったり、カジノ法案であったりするのであるから、全く、お笑いである。

…とまあ、私の時だけ、少しばかりのヤジがあるも、あとは無事に終了。

お疲れさまでした。

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# by kazuo_okawa | 2018-06-13 22:39 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)