私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

よいしょが過ぎる

ネット上の「産経新聞デジタル」によれば
「自民党の吉田博美参院幹事長は21日の記者会見で、9月の総裁選をめぐり「相手への個人的なことでの攻撃は非常に嫌悪感がある」と述べ、安倍晋三首相(総裁)への露骨な批判を展開する石破茂元幹事長を牽制(けんせい)した。」とある。

こんなことをニュースにするとは産経はどういう見識なのか。

確かに、石破茂氏のスローガンである「正直、公正」は、安部氏が「嘘つき、えこひいき」と批判しているわけであるが、これを個人攻撃として批判するな、というのは、そもそも「安部氏を批判するな」に等しい。

そもそも安部氏の手法は、歴代自民党首相とは質的に全く異なり、守るべき憲法は公然と破り、公正たる法治主義を打ち破って身内にえこひいきする、一方、自己に刃向かうものには人事その他で不利益に扱う、というとんでもない手法なのである。

こういうことは安部氏しかしなかったという極めて破廉恥な手法なのであるから、そんな安部氏を批判することはどうしても安部氏に対する個人攻撃になる。

にもかかわらずこの安部氏の手法に対する批判を「個人攻撃」だというのはおよそ、安部氏を批判するなというに等しいのであり、こういう吉田発言こそ批判すべきだろう。

しかし、産経はこの体である。

自民党総裁選という、この国を左右する重要な事態について、あまりにも安倍首相に対するよいしょが過ぎる。
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# by kazuo_okawa | 2018-08-22 08:37 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

泣き虫しょったんの奇跡

将棋のプロになるには奨励会を勝ち抜かなければならない。
勝ち抜いて四段になって初めてプロとなる。

そしてこの四段になるための奨励会には年齢制限がある。
それは、夢破れてプロになれない者に早くあきらめさせて別の道を歩む決断をさせる、という面はあるが、同時にこの制度ではいわゆる「遅咲き」は救えない。

瀬川晶司氏は一度は年齢制限から将棋界を退会したものの、サラリーマンになって、アマチュアとして活躍し、プロを打ち負かすまでに至った。
そこで、彼の周りのものは瀬川氏をプロに、と動き出す。
しかし、将棋界の壁は厚い。
ずっとそういうシステムでやってきたではないか、というわけだ。

13年前、私が覚えているのは、米長邦雄新会長が、「プロ入り試験」をする案をリードし、結局、その試験官(棋士)6人と瀬川氏が「差し分け」(3勝3敗)以上なら「プロ入り」を認めるというものだったが、その6人がバラエティに富んでいて非常に驚いたことである。

古田靖氏の「奇跡の六番勝負」(河出文庫)は、瀬川氏作の「泣き虫しょったんの奇跡』とは違うが、ジャーナリストの立場からその経緯が詳細に書かれていて興味深い。

私が一番感心したのは、羽生善治である。将棋界で瀬川氏のプロ入りに反対や慎重な意見が多い中、棋界の王者羽生善治は次のようにコメントしたという。

「瀬川さんが銀河戦でこれほど勝っているのは重い出来事です。年齢制限を設けることは悪いことではないが、20歳を過ぎたらノーチャンスはどうか。ハードルは高くても何らかの道を作ったほうがベターだと考えている」

今から考えれば、当たり前の意見だが、当時の頭の固いごちごちの将棋界でこういうコメントを出せるのは羽生善治の柔軟性であろう。

改めて羽生善治の凄さを感ずる。

「泣き虫しょったんの奇跡」は映画になる。
実に楽しみである。
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# by kazuo_okawa | 2018-08-21 23:01 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

「森友学園問題を考える会」から集会の案内が来ました。

下記に貼り付けます!


今回は、日曜日(連休で翌日は敬老の日)の昼間の時間帯での開催です。

2回目の大ホールでの集会です。

溢れんばかり集まって「森友幕引きを許さない」という意思を示したいものです。

多数の方の参加をお待ちしています!


【幕引きさせてたまるか!森友問題 アベの大罪を暴く】

<日時> 2018年9月16日(日)14:00~(開場13:30~)

<会場> 豊中市立文化芸術センター大ホール

    (阪急「曽根」駅から東へ徒歩5分)

    場所は http://www.toyonaka-hall.jp/access/ をご覧ください。

(予約は受けつけていません。先着順に入場)

<参加費> 500円(障害者・介助者、学生300円)

<主催> 森友学園問題を考える会

連絡先 豊中市岡上の町2-5-28 田口ビル2F 〒560-0023

    TEL/FAX 06-6844-2280 

Facebook https://www.facebook.com/groups/700114636825339/?fref=ts

郵便振替 00940-8-175248 「森友学園問題を考える会」

<内容>

★トークセッション

 望月衣塑子さん(「東京新聞」記者)

 金平茂紀さん(ジャーナリスト・TBS「報道特集」キャスター)

★立憲野党からの国会報告およびアピール(要請・交渉中) 

 「森友問題」の発端である国有地売却に関して、国会では虚偽答弁が繰り返され、公

文書が改ざれるという大罪が発覚しました。しかし、アベ政権は何の責任もとらないま

ま幕引きをはかろうとしています。このままでは民主主義の基盤が崩されてしまいます

 本集会では、アベ政権の大罪を暴き、森友問題を幕引きさせない決意を新たにします

。.


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# by kazuo_okawa | 2018-08-20 18:35 | Trackback | Comments(0)

カメラを止めるな

一昨日だったか、テレビ朝日「報道ステーション」を見ていると、そこに、上田慎一郎監督が登場し、映画「カメラを止めるな」が紹介されていたので、見にいった。

「37分ぶっ続けのワンシーンワンカットのゾンビサバイバル映画」を撮った「映画人」の、その姿を描いた映画である。

カナダ、ドイツ、ブラジル、チェコの映画祭でも大好評を博し、先行上映からヒットし、さらに広がっていったという。

国際映画祭で受賞したからといって、見に行くというタイプではないのだが、「報道ステーション」を聞いていると富川悠太アナの巧みなトークから、どうやら大ヒットするだけの「どんでん返し」がありそうなので、それに興味をいだいて見に行く。

見事である。

<ホラー&コメディ>というジャンルらしいが、私には、
ミステリの「作中ミステリ」モノというか、叙述トリックのような作品と感じた。

無論、それを「映像」を使っているところが新規であり、面白い。

詳しくは言えないが、ミステリ・ファンにお勧めする。
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# by kazuo_okawa | 2018-08-19 19:23 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

論理無視の政治に憤り

8月16日毎日新聞夕刊に綾辻行人氏のインタビュー記事が出ている。

一面左に、綾辻氏の写真と「黙ってはいられない」の見出し。
その書き出しは「政治の話はお客さんと交わせない。思想や立場が違うと、もう来てくれない人が多いから」という理髪店のマスターの話から始まる。

そして二面。
全面を使っての綾辻氏の記事である。

「論理無視の政治に憤り」の見出しとともに、次にように始まる。
 <沈黙してきた。
 社会性や時代性とも距離をおいてきた。何より、政治のにおいは、作品にも発言にもにじませてこなかった。
 その希代のミステリー作家が、口を開いた。
 「僕のデビューは1987(昭和62)年なので、昭和の最末期です。つまり作家生活のほとんどが、平成という時代に重なります。社会や政治の問題については基本的に淡泊なスタンスを取ってきました。でも平成の終わりに至って、胸にあるのは危機感です。憤り、といってもいい」
 京都の、東山を望むホテルのバーで作家は言葉を選びつつ、語り出した。>

その内容は、京大の自由な学風が、綾辻行人を生み、その自由さが失われつつあること、安倍政権のひどさと、それが「論理無視」であることに対する憤り、などが窺える。

綾辻氏はこういう考えを持ちながらも、明確に政治的発言はしてこなかった作家である。
(無論、ブログその他で、行間は読み取れるのだが)

その彼がこういう発言をしてくれることは大変嬉しい。

我が国は「自由社会」のはずである。
思想や立場が違うとしても、互いに尊重し、互いに自由に発言できるのが「自由社会」のはずである。
それが失われつつあることへの危機感。

発言できる人は大いに発言してほしい。

綾辻氏のこの記事、是非、全文をお読みいただきたい。
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# by kazuo_okawa | 2018-08-18 20:52 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

保釈中の再犯で起訴倍増

8月16日付け朝日新聞夕刊の見出しである。


リード文は<刑事事件の被告が保釈されるケースが増える中、別の事件を起こして起訴されるケースも増えている。2016年は162人にのぼり10年前と比べて倍増。再犯を防ぐ対策の必要性を指摘する声もあがる。>とある。


これだけを見ればあたかも、まるで保釈を増やすから、再犯が増えたといわんばかりである。


しかし記事をよく読めば、

<この10年間で、保釈率は2倍を超えた。>
<保釈中に別の事件を起こし起訴された人数は倍増した>

というものである。


「率」と「人数」を単純比較するといういささか不合理な手法であり、読んでいて極めて違和感を覚える記事である。


仮に、保釈率の倍増が「保釈人数の倍増」を意味するなら、
人数が増えた分だけ、同じ比率で(つまりどちらも倍増)再犯者も増えており、統計的には有意差はない。


いや、絶対数として<再犯者が増えている>ことが問題と言われるかもしれない。


しかし、その場合は、<保釈しなかった場合(この場合は保釈はないから執行猶予後となるが)の再犯>と比較すべきであるがそういう検証はなされていない。


身体拘束率が高く<人質司法>の異名がある日本の刑事司法。
もっと保釈が認められなければならない。

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# by kazuo_okawa | 2018-08-17 08:03 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

子供は下ることはない!

山口県周防大島町で、3日間行方不明だった2歳児を発見した尾畠春夫氏(大分県)はこれまでにも全国各地の被災地で活動してきたボランティアのベテランだった。

2歳児が行方不明になってから、その捜索に140名動員(のちに150名に増員)したが発見されず、尾畠氏は遅れて軽ワゴン車で駆けつけ、1人で捜索に加わると、わずか30分で2歳児を発見したという。

その時に尾畠氏が発したのが表題の言葉である。
「子供は下ることはない!」。

尾畠氏は、かつて同じように2歳児を捜索した経験があり、そのときにそう確信したという。

今回の2歳児の行方不明。
「(一人で)家に帰りたい」と言って別れてから行方不明になったのだから、その一人になった地点と戻るはずの自宅を結ぶエリアを中心に捜索するというのは極めて普通の発想である。

しかし尾畠氏は違ったのである。

今回の事件から何を学ぶか。
家に戻るといったのだからといって、「子供は下る」と思ってはならない。
そして、経験を生かす、ということだろう。

思えば、「思い込みは持たない」
「経験に学ぶ」
これはあらゆる場面で必要なことに違いない。
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# by kazuo_okawa | 2018-08-16 13:26 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)