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by kazuo_okawa

2019年 10月 03日 ( 1 )

年に一度の日弁連人権大会(徳島)に参加する。

分科会は3つあり、並行して行われるため、ある程度選択せざるを得ない。

まずは第2分科会
「今こそ、国際水準の人権保障システムを日本に!」に参加する。

そもそも我が国の人権水準自体が国際水準に比して遠く及ばず、そのこと自体がひどいが、加えて、救済システムが全くなっていない。
そもそも我が国には政府から独立した、国内人権救済機関がない。

また人権条約を交わしていながら、国連の人権委員会に人権侵害を受けた個人が直接訴える個人通報制度も実現していない。
いくら立派な「人権」規定を作っても、それを実際に救済する人権保障システム(それも国際水準のもの)が無ければ、人権は絵に描いた餅である。

元最高裁裁判官の泉徳治氏が、いかに日本の裁判所が人権条約を無視しているかを具体的に述べられる。
いくら人権条約を主張しても無視である。
最高法規である憲法は条約尊重をうたっているのに無視しているのである。

その報告には絶望を覚える。

そして実情報告。

その一人は、約20年間、代理人として共に闘った昭和シェル石油労組の元委員長柚木康子氏である。

労働組合として、初の女性委員長であるが、本報告での立場は女性差別撤廃条約実現アクションである。
日本のジェンダー平等度は先進国最低、「首相が女性の輝く社会を」と言っている間にも地位は下がっているという皮肉を述べる。
そして仕事における男女差別の実情、男女差別裁判を闘ってきてもはや裁判には期待できない。
だからこそ、個人通報制度を、と見事に締めくくる。

他の方の報告も素晴らしいが、私は第1分科会会場へ向かった。
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by kazuo_okawa | 2019-10-03 00:34 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)