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by kazuo_okawa

2019年 09月 09日 ( 1 )

最年少名人を目指す天才藤井聡太七段の9月3日の勝利はブログに書いたが、ネット上話題をにぎわせたのは、
<2人の"天才・藤井"がともに勝利>
<2019年9月3日は「藤井ファン」にとっては忘れられない一日となりました。>
というニュースである。

天才藤井聡太七段と並ぶもう一人の天才藤井猛九段。
革命的戦法「藤井システム」を編み出し、その強烈な武器を引っ下げて羽生九段らと激闘を繰り返したことは将棋史に敢然と輝く。

この二人の藤井、二人の天才が同日対局でともに勝利したというのである。

藤井猛九段は叡王戦予選で羽生善治九段と対局。
9月7~8日に遠方への出張の行き帰りにニコ生タイムシフトでこの藤井・羽生戦をじっくり見たが、いやあ、確かにこれは体を震わす。

観戦者も多く名人戦並みであり、ツィートの桁違いの多さが将棋ファンの関心が高かったことを示す。

定番の対局前アンケート。
どちらを応援するかというもので、羽生九段応援が28・7%、藤井九段応援が26・8%
とほぼ互角だが、一番多いのは、「どちらも応援」で44・5%である。
つまりファンの多くはこの対局自体を楽しみにしていることが窺える。

そして序盤の一手一手が緊張感を高める。
いうまでもなく「藤井システム」が出てくるのかどうかという注目である。

藤井九段が四間飛車を示すとワーッとツィートが殺到し、羽生九段が居飛車穴熊を目指すとまたしてもやワーッとツィートが殺到する。
画面がツィート一杯となり将棋盤が見えない。
そして「藤井システム」!

相手の得意戦法を受けて立つのが往年の羽生流である。
藤井九段が伝家の宝刀を繰り出し、相手の得意戦型を受けて立つ羽生流が出たとなれば、これだけで観戦将棋ファンとしては心を震わす。

いや、内容も互いにヴァージョンアップしているのであるから凄すぎる。

結果は藤井九段の勝利。

これは結果がどうこうよりも、このレジェンド二人の対局自体が素晴らしい、素晴らしすぎるのである。

【追記】
この激闘のあと、羽生九段は3日後に郷田九段と闘い王将リーグ入りを決めたのも凄い。それにしても藤井九段といい、郷田九段といい、いずれも「羽生世代」である。

【さらに追記】
まるでマンガのようである。叡王戦本戦トーナメント入りを決める予選決勝の藤井猛九段の相手は井上慶太九段だという。いうまでもなく短手数で「藤井システム」にぶっ飛ばされた被害者第一号である。井上九段は、羽生九段のように「藤井システム」を受けて立つ闘い方をするのかどうかが大変興味深い。
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by kazuo_okawa | 2019-09-09 01:37 | 将棋 | Trackback | Comments(0)