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by kazuo_okawa

2019年 08月 23日 ( 1 )

逮捕の濫用!

弁護士ドットコムニュースに興味深いニュースが出ていた。

<埼玉県警が21日、道交法違反(速度超過)の疑いでAを逮捕した。県警によると、移動式自動速度違反取り締まり装置を使って逮捕につながった全国初のケース。
Aは「上申書を出せば違反逃れができる」というインターネット上の虚偽情報を信じ、出頭要請を拒んでいた。
逮捕容疑は4月5日未明、同県蓮田市の制限速度40キロの県道で、時速78キロを出して乗用車を運転した疑い。「トイレに行きたかった」と容疑を認めている。
県警は4月下旬以降、任意の取り調べのために複数回出頭を求めたがAは「車を第三者に貸しており名前は明かせない。警察の要請には応じない」との上申書を送り、拒否していた。
こうした文書を警察に送れば違反逃れができるとの情報がネット上に出回っており、県警交通指導課は「デマなのでまねをしないで」と呼び掛けている>

「上申書を出せば違反逃れができる」
というのは明らかに誤りである。
「違反逃れ」は出来ない。
その意味で、ネット上の情報は誤りである。
どうぞ皆さん、ネット上の情報を鵜呑みにしないでほしい。

しかし、一方で、逮捕まで必要なのかとは思う。
「違反」であることと「逮捕」は別問題である。

「移動式自動速度違反取り締まり装置」という客観的な証拠はあるのだろうし、逃亡の恐れもない。
逮捕しないで立件すればいいだけの話である。

昨年来のカルロス・ゴーン事件を契機に、世界的に批判され、日本の中世的刑事司法、人質司法(争えば拘束が続く)に見直しが起こるかと期待されたが、こういうニュースを見ると、結局は元通りに戻ったのかと思ってしまう。

一体、なんなんだろうか、この国は。
あまりにも忘れっぽくないだろうか!
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by kazuo_okawa | 2019-08-23 20:28 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)