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by kazuo_okawa

2019年 07月 27日 ( 1 )

出雲のイナズマ!

棋士のプロ養成機関である奨励会の三段まで昇りつめながら、年齢制限で退会した里見香奈女流五冠。

しかし、瀬川晶司氏のプロ入り以来、新たに制度として「プロ編入制度」が出来た。

即ち、奨励会を経由しないルートとしてアマチュアや女流棋士が参加できるタイトル戦の予選や一般棋戦予選で棋士相手に直近の成績で10勝以上、勝率6割5分以上という規定を満たす好成績を収めたアマチュア棋士や女流棋士が、改めて「プロ編入試験」で四段の棋士相手に5局対局し、3勝できればプロ棋士に昇格できるという制度である。
瀬川氏以降、この制度でプロ入りしたのは今泉健司四段しかない。

里見女流五冠は、直近の14戦は9勝5敗となり次の公式戦に勝てば『最近の成績が10勝以上かつ勝率6割5分以上』というプロ編入試験の受験条件を満たす。

それゆえ9勝あげた時点で、メディアも「あと1勝」と述べていた。

その大一番である今日の叡王戦予選で、里見香奈女流五冠は見事勝利した。
これで、見事にプロ編入試験入りである、と思いきや、その報道はない。

実は「未放映」のNHK杯がある。
それは対稲葉陽A級八段であり、この勝敗は公式には放映前ゆえ公開されていない。
(藤井聡太連勝時とは違う)

しかし、これは何なのか。

ネット上も色々と書かれている。
とはいえ、ルールとしては、実際の対局順とするしかない。
そうでないと放送日時は変わりうるからである。

本来は、メディアが「あと1勝」と書いたのが煽るもとになったのであるが、実はそのときに、「次局はNHK杯」と伝えるのが本来の報道というものだろう。

まあ、そうは言っても里見女流五冠、女流最強の棋士である。

なにか柔軟な策はないのだろうか。

瀬川プロを生んだ米長永世棋聖(当時の連盟会長)のように…。
名手を放ってほしい。
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by kazuo_okawa | 2019-07-27 23:47 | 将棋 | Trackback | Comments(0)