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by kazuo_okawa

2019年 04月 30日 ( 2 )

本日、事務所へ向かう途中、駅スタンドの新聞を見ると、各紙、「天皇陛下 きょう退位」という見出しの中、産経新聞だけが「譲位」の文字をつかっており、そのためその異様さがひときわ目立つ。

しかし民主主義のもと、政治的権限を一切失い、象徴にしか過ぎない現天皇がその地位を新天皇に「譲る」ことなどありえない。
「譲位」はどう考えてもおかしいだろう。

これではあたかも天皇に何らかの権限を与えんばかりである。

また産経新聞か、と言ってしまえばそれまでだが、国民の中に戦前の体制に郷愁をもつものが少なからずいるからこういう見出しとなるのだろう。

だからといって、民主主義に反することは批判しなければならない。

それを批判するのではなく迎合するのではメディアの役割と言えないだろう。
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by kazuo_okawa | 2019-04-30 21:38 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

平等思想の劣化

元号として「平成」から「令和」にかわるということで、メディアは「平成」で区切られた時代が何であったかを振り返っている。
多く言われているのは①戦争がなかったこと②災害が多かったこと③格差社会が広がったことである。

現象面ではその通りであろう。

しかしその背景として、格差社会が広がっていることに抗する動きは鈍かったことも、残念であるが、指摘されなければならないだろう。

そしてそのことは、平等思想の劣化を生んでいる。

憲法の定める象徴天皇制と平等制の矛盾の中で、天皇の存在は憲法に記載されている「役割」のみに徹底されなければならない。
「平等思想」は、「特別な人」を認めないのであり、天皇を「象徴」以上の厳粛化、神格化や権威付けすることはとうてい許されないであろう。
ましてや、「天皇」の政治利用などは論外である。

しかし、新元号発表をショー化し政治利用しているにもかかわらず、批判の声は小さく、むしろ支持率が上がるというのであるから、この国は一体どうなったのかと思う。

現状を肯定し、平等思想が劣化する。
無論、立憲主義も劣化している。

今日、明日のニュースで、メディアはそれを加速させるのだろう。
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by kazuo_okawa | 2019-04-30 09:59 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)