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by kazuo_okawa

2019年 04月 17日 ( 1 )

民事訴訟最終通告書

昔の依頼者から、葉書で、「訴訟通知センター」というところから「民事訴訟最終通告書」なる書面が送られた、という。
もっともらしい「訴訟管理番号(さ)145」と書かれ、
放っておくと強制執行されるかもしれない、というような事が書かれている、という。

言うまでもなく詐欺であり、無視するのがよい。

何らかの理由で誰かが訴訟を起こしたとしても、葉書で連絡することはない。

一番いけないのは「不安」になって、葉書に書かれてある「訴訟通知センター」に電話することである。

どうしても「不安」なら、弁護士に相談するのがいいが、知り合いがいなければ消費者センター、(本物の)裁判所でもいい。
いずれも「詐欺」と言ってくれるだろう。

それにしても、この「葉書」詐欺、形を変えて繰り返し行われていることに驚く。
繰り返し行われるのは被害者がいるからだろう。

詐欺葉書の現物そのものを見せてもらったが、今回の葉書の目新しいのは,
本人からの問い合わせに限るということにもっともらしい理由をつけた次の部分だろう。

葉書には次のように締めくくられている。
「また本件は民事訴訟に関する通達である為、民事訴訟法の適用により個人情報の保護や守秘義務が発生しますので、本件に関するご相談、取り下げ等のお問い合わせは必ずご本人様からご連絡を頂きます様お願い申し上げます」

基本的には弁護士はどんな案件でも代理人になれるから、この下りを見ただけで「詐欺」とわかるが、事情を知らない人には「代理で問い合わせをしてもらうことは出来ないのか」と思うのかもしれない。

そして、これこそが「相談させない」悪知恵なのであろう。

皆さん、どうぞ騙されませんように…。
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by kazuo_okawa | 2019-04-17 21:56 | 法律相談・法律の話題から | Trackback | Comments(0)