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by kazuo_okawa

2019年 04月 16日 ( 1 )

日曜夜、テレビ番組「Mrサンデー」を見ていると
東京大学の入学式で、新入生を前にジェンダー研究(女性学)の第一人者で東京大学名誉教授の上野千鶴子氏の祝辞が話題になっているという。

その内容は、東京医科大学が女子受験者を差別していた入試不正問題や東大生が自己紹介するときに男子は誇りをもって東大生と自己紹介するが女子は違うことなどを例に挙げ、社会の女性差別を指摘し、そして、「あなたたちはがんばれば報われると思ってここまで来たはずです。ですが、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています」と述べたという。

早速ネットで検索して全文を読んだが実に素晴らしい。

私が、惹かれたのは
「ところが、あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。」という一文である。

この社会は差別と不公正に満ち溢れているのであるが、実はその「差別と不公正」を一番よく知っているはずの「エリート」が、むしろその「差別と不公正」を正すのではなく、むしろそれを利用して私服を肥やしているのではないか、と思うことが少なくないからだ。

ところが「Mrサンデー」は、木村太郎キャスターが、何と、この上野氏の祝辞に対して「何をすべきかを述べていない」と批判したのである。

無論これは、全くとんちんかんで、的外れな「批判」であるのだが、同時にこのような恥ずかしい批判を聞くことによって、これまで女性は(上野千鶴子氏は)いわれなき批判・差別と闘ってきたのだろうな、と思ってしまうのである。
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by kazuo_okawa | 2019-04-16 00:30 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)