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by kazuo_okawa

2019年 03月 25日 ( 1 )

最優秀棋士とは?

ニコ生のタイムシフトで「どこよりも早く「第46回将棋大賞」を予想する会」を見る。

将棋大賞とは、毎年4月に発表、毎年度功績を残した将棋棋士などに日本将棋連盟から与えられる賞であり、とりわけ最優秀棋士とはその年のナンバーワン、MVPである。

松本 博文氏(ライター)、野澤 亘伸氏(カメラマン・将棋ライター)、鈴木 肇氏(将棋講師)の3氏が議論し、それを聞いたユーザーが投票して決めるというものである。
この3氏、実に将棋に詳しい。
率直に関心しました。

しかし、この3氏の、2018年度の最優秀棋士を選ぶ議論がいささかどうなのか。

まあ、普通、豊島将之二冠、渡辺明二冠、そして広瀬章人竜王の3氏が候補だということは分かるが、私は、文句無しに豊島二冠だと思っていた。
同じ二冠であっても、豊島二冠の王位は、渡辺二冠の棋王よりも序列が上である。
加えてなんと言っても豊島二冠は名人戦の挑戦者である。
将棋は名人戦だろう。

私からすれば文句なしのはずが、しかし鈴木氏が、「渡辺押し」に話をリードする。
その理由は、渡辺15連勝を評価し、豊島二冠は①後手番勝率が悪い②後半の印象が薄い③二人に勝ち数が足りない、と言うのである。

しかし、何故後手番勝率の悪いのがいけないのだろうか。
例えば、Aは先手勝率9割だが後手勝率5割、しかしBは先手後手とも7割としたとき、Bが何故に上なのだろうかわからない。
また豊島二冠の後半の印象が薄いとしても、同じように渡辺二冠は前半の印象が薄い。
ましてや二人に勝ち数で負けているなどと言うのは、マイナス点を探しているような指摘である。
渡辺氏とて、朝日オープンで藤井聡太七段に完敗しているではないか。

一番、多くのタイトルを保持し、そして名人戦挑戦者となったものが、最優秀棋士とならないのはおかしくはないだろうか!

【4月1日追記】
本日のニュースによれば、第46回将棋大賞選考委員会が1日開かれ、2018年度の最優秀棋士賞は、豊島二冠が初めて選ばれ、升田幸三賞にはAIを超えた一手と言われる「あの77飛車」の藤井聡太七段が選ばれたという。率直に嬉しい。
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by kazuo_okawa | 2019-03-25 21:21 | 将棋 | Trackback | Comments(0)