2018年 09月 05日 ( 1 )
台風の影響で早めに帰宅し、中盤以降をリアルタイムで見る。
東西イケメン対決、あるいは王子対決と言われた人気棋士同士の対決である。
しかも上に羽生世代、下に怪物藤井聡太七段に挟まれた世代でもある。
女性「見る将」ファンにとってはたまらないだろう。
見ている分には面白く、その上、中村王座が右金を72と配置し、飛車を6筋に展開するという新基軸。
ニコ生の画面を見ながら(ニコ生にはコンピュータソフトAIの評価値や次の一手が出る)、三浦九段の解説を聞くのが実に興味深い。
例えば、斎藤73手目55銀打ちと中村王座の角を攻め、中村王座が63角と逃げた後、AIがその角を歩で攻める65歩を示していたが、なかなか考えにくい手である。
しかし(三浦九段は考えた末)、こういう場合は歩で攻めるのがいいのですよ、とAIの示した手を指摘したのはさすがである(斎藤七段は別の手)。
その他、三浦九段の読み筋が勉強になる。
このまま王座を奪取するのではないだろうか。