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by kazuo_okawa

2016年 06月 07日 ( 2 )

「『一億総活躍社会』を考える」という講演を頼まれた。

その資料つくりのため政府の閣議決定を読んでいると驚くべき下りに出会った。

「同一労働同一賃金の実現に向けて、我が国の雇用慣行には十分に留意しつつ、躊躇なく法改正の準備を進める。労働契約法、パートタイム労働法、労働者派遣法の的確な運用を図るため、どのような待遇差が合理的であるかまたは不合理であるかを事例等で示すガイドラインを策定する。できない理由はいくらでも挙げることができる。大切なことは、どうやったら実現できるかであり、ここに意識を集中する。非正規という言葉を無くす決意で臨む。」

「同一労働同一賃金」は安倍首相が今年に入って、まるで参議院選挙の選挙目当てのように繰り返し口にしている。
それは、ともかく、驚くのは末尾の「できない理由はいくらでも挙げることができる。大切なことは、どうやったら実現できるかであり、ここに意識を集中する。非正規という言葉を無くす決意で臨む。」というやたら威勢の良い言葉である。

はて?この「非正規という言葉を無くす」とは何なのか。
非正規労働者がいなくなれば、「非正規」の言葉は無くなる。
実に簡単なことである。
そうなれば労働者にとって大変有り難い話である。

しかし、前段をよく読めば「労働契約法、パートタイム労働法、労働者派遣法の的確な運用を図るため、…」とあり、どうも現行の期間雇用、パート労働、派遣労働は温存し、廃止ないしは厳しく修正するという考えは全く無いようである。

「非正規労働者」を残しながら、「非正規の言葉を無くす」ということは果たしてどういうことか!

普通に考えれば、「全てがFになる」いや、「…非正規になる」ということでないでしょうか。
推理小説の読みすぎですかな…。



「一億総活躍社会を考える」の私の講演は、
平成28年6月17日(金曜日)18時30分~20時15分
場所・東大阪市立勤労市民センター(ユトリート東大阪)2階 多目的室
申し込み制で定員になり次第締め切りだそうです。
申込先(問合せ先)は東大阪市立勤労市民センター(ユトリート東大阪)
•電話   06-6721-6000
•ファクス 06-6721-1212
•メール  soudan@hispa.biz-web.jp



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by kazuo_okawa | 2016-06-07 18:21 | 労働 | Trackback | Comments(0)
安倍政権の事実上のナンバー・スリー甘利明・前経済再生担当相が、千葉県の道路工事の用地をめぐり、工事を担うURとの間で補償交渉をしていた千葉県の建設業者「薩摩興業」の元総務担当・一色武氏から、現金計600万円を受け取っていた。

この事件で、東京地検特捜部は、あっせん利得処罰法違反罪で告発されていた甘利氏と元秘書2人を不起訴処分(嫌疑不十分)とした、という。
ちなみに「嫌疑不十分」とは、「嫌疑無し」とは全く違う。
「嫌疑」のあることは検察官も認めざるを得なかったのである。

先ほどテレビニュースで、甘利氏が記者会見していたが、おいおい、この間、国会をずっとさぼっていたのは、病気で入院していたからではないのかい!
都合の悪いときは入院し、不起訴(嫌疑不十分)となれば、記者会見に応ずる。
全く勝手なものである。

入院していたため、マスコミは甘利氏を全く追及しなかった。

これで思い出すのは、かつての民主党小沢氏への異常なまでの、そして執拗なマスコミ追及である。
小沢氏は完全無罪であった。
にもかかわらず民主党つぶしのために、国策捜査とそれに呼応した御用マスコミが繰り返し小沢氏の疑惑を煽った。

甘利明・前経済再生担当相の疑惑は、小沢氏どころではないだろう。

何せ、今回明らかになったのは、①建設業者「薩摩興業」の元総務担当・一色武氏から、現金計600万円を受け取っていたこと。②そしてそれは、企業側に有利に進めて貰うための口利きであったということだ。

普通に考えれば、「賄賂」だろう。

何故にマスコミは甘利氏を追及しないのか。

私も属する社文センターは、本日、検察審査会へ申立をした。

マスコミは、小沢氏へ行ったときのせめて半分程度でもいいから、甘利氏を追及してほしいものである。




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by kazuo_okawa | 2016-06-07 00:14 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)