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[ 2016-01 -18 20:17 ]
2016年 01月 18日 ( 1 )
いわゆる「女性誌」にLEEという月刊誌があり、その最新号(2月号)に興味深い記事があるという。
それは、「2016夏 参院選 もしあなたが投票に行かなかったら」という記事である。
内容は、「投票したい人がいない」「どうせ変わらない」と思って棄権したのでは、「いない人」と同じであり、それはよくないという。
今、若者の投票率は低い。
政治家は、投票している層を意識するから、若者が投票せず、高齢者が投票するなら、どうしても高齢者を意識した施策になる。
もしも若者の投票率が高ければ若者は無視できないことになる。
だから、何よりも投票率を上げること自体も意味があると指摘する。
そして、今の大きな争点「安保法制・9条改憲」「マイナンバー」「消費税10%に増税」についてコンパクトに問題点を指摘している。
「安保法制・9条改憲」では、現行憲法の下での集団的自衛権の行使は違憲では。行使するなら、9条を改憲すべきです、とまとめる。
「マイナンバー」では、完璧なセキュリティはなく常に漏洩のリスクがあります。色々な書類にマイナンバーを書かなくても罰則はありません。マイナンバーを使いたくないという声が大きくなれば、今後の運用の仕方も変わるはず、とまとめる。
「消費税10%に増税」も、2017年4月の増税の延期を望ましいとしている。
なかなか素晴らしい内容である。
安保法反対などの講演に行くと、よく「反対のために何をしたらいいですか?」と聞かれることが少なくない。
今日の講演の感想を広めた頂くだけでも大きい、と答えるのだが,LEEのような記事が出ているときは、これを購入し(購入するのが重要です)、周りに進めて頂く、これが大きい。
こういう記事が売れるとなれば、他社もならって同様の記事を書くだろうからです。
LEE、素晴らしい。
是非広めてください。