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by kazuo_okawa

2016年 01月 03日 ( 2 )

元旦の主要五紙の将棋欄は面白い。
何せ、一年の初めである。
各紙とも力を入れて新年にふさわしい好カードを取り上げる。
そこに注目の棋士などが伺えるからである。

朝日は、A級順位戦6回戦から、深浦康市九段対佐藤天彦八段。
2位に2差を付けて、無敗の5連勝中であった天彦に対して、それまで順位戦1勝4敗の深浦が土を付けた注目の一局。
順位戦を面白くしたという意味でもやはりこのカードとなろう。

毎日も全く同じ。こうなると観戦記者の腕の見せ所である。
毎日はその観戦記の中で、先の王座戦での佐藤天彦をつぶした羽生義治4冠を取り上げ、天彦投了の直前に席を外し、(目の前に棋士がいないと投了出来ないため)「投了をさせないという苦しみを佐藤に与えた」と、勝負の鬼羽生の「徹底的に若手を潰す」姿勢を取り上げているのが興味深い。

読売は、竜王戦6組1回戦、田中寅彦九段対加藤桃子女流二冠。
寅彦は人気者であるが、無論注目は加藤である。結果は寅彦が勝つのだが、6組1回戦で注目された一局である。

産経は、棋聖戦二次予選から、谷川浩司九段対船江公平五段。
谷川は言うまでもなく永世名人有資格者の大棋士ゆえ新年にふさわしいが、実は、谷川は同じく二次予選で稲葉陽七段とも闘っている。新年に船江を持ってきたことは、船江を期待の若手と見ているからだろう。

日経は、女流王座戦から、加藤桃子女流王座対伊藤沙恵女流二段の五番勝負第三局である。実はこの五番勝負は年内に決着がつかず、2勝2敗1持将棋のまま年を越すのだが、その持将棋となった一局でありその激闘は新年にふさわしい。

日経は羽生王座のインタビューものせている。
羽生は王座を通算23期保持し相性のいいタイトルである。
しかも総タイトルも94期保持。
昨年は名人を含む4冠を全て防衛しながら、郷田王将への挑戦権も獲得した。
まさに絶対王者であるが、その羽生が一年を振り返って「(NHK杯など)持ち時間の短い棋戦で振るわなかったのは反省点です」と述べている。

あれだけ勝ち続けて強いのに、負けた棋戦を反省しているのである。
一体、どこまでどん欲なのであろう、とただただ感嘆する!
いや、超一流のプロは決して現状に満足することが無いに違いない。
だからこそ、絶対王者なのであろう。
by kazuo_okawa | 2016-01-03 18:07 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

日刊スポーツの快挙!

ブログで元旦主要5紙を読み比べたと述べてきたが、実は、関西スポーツ紙主要5紙(デイリー、日刊、サンケイ、スポニチ、報知)の元旦号も購入している。
スポーツ紙は大体似たりよったりである(デイリーは極端に阪神より、報知は巨人より、等の違いはあるが)と思っていたが、日刊スポーツ元旦号を見て驚いた。
いや、本当に驚いたのである。

社会面が際だっている。
社会面の「政界地獄耳」という欄に大きな見出し。
「共産党「日本大衆党」か 本気で党名検討」とある。
記事も「2016年の政治は、現在の「安倍1強」態勢に対し、結集を目指す野党がどこまでまとまるかが一つの焦点だ。中でも、野党各党との連携にかなり積極的な動きをみせる共産党が、大きな鍵を握っているといえる。」として、共産党の躍進から、小沢一郎との会談と続ける。
小沢の好きな言葉に「変わらずに残るためには変わらなくてはならない」がある。
ヴィスコンティ監督の「山猫」のセリフだ。志位委員長はこの言葉に自党を照らし合わせたのだろう。「それ使っていいですか」と了解を取り、国会開会式への出席を決めたように、大きく変わろうとしている。
そして見出しの通り、党名変更も検討しているという記事である。

いやあ、こんなに際だった記事は他のスポーツ紙どころか、一般紙にもない。

一般紙の記者も、共産党の党名変更の動きなど、共産党のこういう動きは当然知っているだろう。
知っていなければ、取材力がスポーツ紙より劣ることになり、まさかそんなことはありえまい。
知りながら日本共産党関係のニュースを記事にしないとすれば実はそのことが怖ろしい。

一昨年来の、安倍政権のNHKや朝日をはじめとするマスコミ締め付けにより、政権が嫌がる記事は避ける、ということがより明らかになったのではないだろうか。

いや、そんなことはない!と是非マスコミに頑張ってほしい!
by kazuo_okawa | 2016-01-03 08:29 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)