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私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

2015年 09月 20日 ( 3 )

安保法成立後、NHKがまともな報道をしたことは先のブログで述べた。
(あくまで直後の報道の感想であるが)

ならば、同様のフジテレビはどう報じたかとの興味から、
20日のフジテレビ「Mrサンデー」を見たが、相変わらずである。

キャスター宮根氏は、成立した安保法について、
共同通信社の世論調査を紹介した。
安保法への安倍政権の姿勢に関し「十分に説明しているとは思わない」は81・6%、「十分に説明していると思う」は13・0%で、政府への根強い不満が浮き彫りになっている。

これが客観的な国民の声であろう。
この客観的な国民の声に即してコメントするかと思いきや、
何とこのとき宮根氏は「史上最長の審議時間だったのですが」と述べている。
何なんですかね、これ。
これは、安倍首相が仕組んだ仕掛けであることは、法案を真面目に読んだ人なら誰でも知っている。
つまり自衛隊法や周辺事態法など重要な10個の法律の改正案を、何と、形式上は1個の法律として提案しているのである。
従って、実際は10個の法律なのであるから、実質一つの法律あたりの審議時間は
(単純に割り切れば)わずか10時間強に過ぎない。
しかも、安倍首相のあの答えぶりですよ。

本来マスコミは、安倍首相のこういうインチキを正さないといけない。
それが国民の知る権利(人権)を負託されたマスコミの役割というものだろう。
にもかかわらず宮根氏は、安倍首相の仕掛け通りに、無批判に報じているのである。

更にコメンテーターの木村太郎氏がひどい。

外のデモを批判して「選挙で選んだ以上仕方がない」と言い切る。
ここには、立憲主義が全くとんでいる。

選挙で勝ったからといって何でも出来るわけではない。
選挙で勝った方が何でも出来るとなったら、少数者は大変である。
そこで憲法は制限した。
選挙で勝った一時的な権力者も、憲法に制限されるのである。
それが立憲主義である。
しかし木村氏の発言には、立憲主義が何たるかの視点が全くない。

野党の質問にまともに答えなかった安倍首相と同じである。
マスコミが国民の人権の一翼を担っているとの自覚は全くないに違いない。
by kazuo_okawa | 2015-09-20 23:16 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
国民の多くが反対する安保法が成立した。

今後、何をなすべきか。

下記の通りの催しをしますので
ご参集頂ければ幸いです。



日時 2015年9月26日(土)15時~17時
場所 御堂会館・南5階ホール
    地下鉄御堂筋線本町駅すぐ
名称 「戦争と憲法を考えるシンポジウム」
出演 小林節(慶応義塾大学名誉教授・憲法学者)
    辻恵(元衆議院議員・弁護士)
    大谷昭宏(ジャーナリスト)
司会 大川一夫(弁護士)
主催 「オール関西 平和と共生」(代表 辻 恵)
参加費(資料代)1000円
by kazuo_okawa | 2015-09-20 18:02 | Trackback | Comments(0)

新たな闘いの始まり

憲法違反の戦争法案が成立した。
まさしく暴挙以外の何物でもない。
重要なのはこれからも反対の声を上げ続けることであろう。

この間の、民主主義を支えてきたSEALDsなど若者の活躍はたくましく、且つ、頼もしい。
我が弁護士の世界でも同じである。
略称「明日若」と呼ばれる「明日の自由を守る若手弁護士の会」の活躍が素晴らしい。
憲法カフェと呼ぶ、ミニ学習会を企画し、また、反安保法案集会では、見回り弁護を担っている。

その明日若の声明を以下に引用する。


「さあ、廃止に向けてまた民主主義始めなきゃ」声明
~安全保障関連法案の強行採決に強く抗議
っていうかむしろ拒否!~

本日、集団的自衛権の行使を具体化する安全保障関連法案が、参議院本会議に
て可決成立しました。私たち「明日の自由を守る若手弁護士の会」は、この歴史
的な権力の暴挙に心の底から怒り、抗議します。
思えば安倍政権の最大の特徴は、いつだって「民意に対する敵意とおそれ」で
した。国民と国会からあらゆる情報を隠すための特定秘密保護法は、国民が自分
の頭で考えることができない社会とおよそ議論ができなくなる国会を作るために
作られました。次に、突然、「戦争放棄を宣言する憲法9条は、日本と何らかの
関わりがある他国間の戦争への参加を認めている」と、およそ解釈とはいえない
解釈改憲を閣議決定しました。
そして、今日。
なぜ戦争を放棄して平和国家として積み重ねた70年間の歩みを方向転換し
て、先制攻撃も辞さない好戦的な国家へと変わらなければならないのか、私たち
は理解できません。「安全保障環境が厳しさを増している」と政府・与党は物知
り顔で繰り返し、戦争放棄をただの理想論かのように冷笑します。けれども、ホ
ルムズ海峡が封鎖されることが現実的にあり得ないことは首相自身が認め、最大
の貿易相手国である中国が侵略してくるなんて話も、ちょっと考えればファンタ
ジーでしかないことは誰の目にも明らかです。国家と国家がもはや後戻りできな
いほど複雑に依存し合い、絶えず人々が行き交うこの国際社会の現実は、紛争を
軍事力で「解決」できるなどという発想こそ時代遅れで、むしろ「対話」での歩
み寄りこそが唯一最善の方法であることを教えてくれているように思えます。
理論の上でも、集団的自衛権の行使はまぎれもない武力行使であり憲法9条に
違反し、圧倒的な数の研究者・法律家によるいまだかつてない猛烈な批判が、同
法案の破綻を暴いています。
「対話」に価値を見いださない政権は、民主主義そのものをも、否定しました。
野党からの質疑にはまともに答えず、また不誠実な議事運営を繰り返し、議論を
拒否する姿勢を見事に貫いたのです。理性、知性、あるいは誠意。そのすべてを
かなぐり捨ててまで法案を成立させた政府が、「国民の命と暮らしを守るための
法律」「国民の理解が進むよう努力を重ねていきたい」と胸を張る姿は、グロテ
スクなまでの光景です。
憲法を自分たちに都合のいいように読み、真摯な議論もないまま多数決で法案
を成立させる政権には、立憲主義への理解も、民主主義への理解もなく、私たち
は法律家としてこの暴力的な政権を断じて許すことはできません。
国会を包囲した皆さん。
勇気を持って議員にFAXを送った皆さん。
思い切って街でプラカードを手にしてみた皆さん。
まさか政治のことなんかで自分が涙を流すなんて、という思いで目を真っ赤に
している皆さん。
言葉では言い表せないほど、悔しい。私たちも同じです。
「戦争法案」は成立してしまった。
でもまだ、自衛隊は「派兵」されていない。
まだ、自衛隊は一発も銃を撃っていない。
私たちには、まだいくらでもこの国の民主主義と平和を取り戻すチャンスがあ
ります。
この国の行方を決める最終的な決定者すなわち主権者は、私たち国民です。国
民から逃げ続け、民意を軽視する議員さんに、私たちの想いを託すことはできま
せん。
皆さんが、来年の参議院議員選挙で、国民の声を誠実に聞き、憲法によってし
ばられていることを深く自覚した議員さんをたくさん当選させれば、戦争法の運
用を止めることができます。戦争法を実行に移すための細かい施行規則の作成も、
派兵のための国会承認も、阻めるでしょう。戦争法の廃止は、そこからスタート
です。
立憲主義は破壊された?
民主主義は破壊された?
そうかもしれません。
もし、12万人で国会を包囲した時の高揚を忘れてしまうなら、もう終わりか
もしれない。
もし、「ごめんね、がんばったんだけど」と子どもに言い訳をしてまた慌ただ
しい日常に戻り、この数ヶ月のことを忘れてしまうなら、もう終わりかもしれな
い。
こんなことでは終われない!
終わらせるわけにはいかない!でしょう?
憲法12条はいいます。「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の
不断の努力によつて、これを保持しなければならない。」
69年前から、まるで今日のこの光景を見越していたかのようなメッセージは、
悔し泣きしてる場合じゃないよ、と私たちの背中をパシっとたたきます。
私と、大切な家族、そしてかけがえのない子どもの自由と、平和な明日を守る
ために。誇りある人間として、この国で生き続けるために。
さあ、今からまた、民主主義、始めましょう。
「あすわか」450名は、このままでは終わらせない主権者の皆さんと共に、
これまでにない豊かで深い戦後デモクラシーをこの手で作り上げるために、不断の努力を続けます。

2015年9月19日
「明日の自由を守る若手弁護士の会」
共同代表神保大地
〃黒澤いつき
by kazuo_okawa | 2015-09-20 00:00 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)