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by kazuo_okawa

2014年 08月 09日 ( 1 )

ミスター新本格にして
ミスター「京大ミス研」である綾辻氏の新作を読む。
新作といってもミステリではない。
彼がこの7年間にしたためたエッセイなどをまとめたものだ。
まとめて読むと面白い。

私が、印象に残ったのは、冒頭のトイレの図面を巡る抗議の話。
「空の境界」解説の叙述トリックとカードの開き方の説明。
このカードの説明はいかにも綾辻風である。
そして「宝のようなもの」。
青春ですね。実にいい。
他に「麻雀というミステリ」。これも面白い。
私自身、麻雀牌のある文章を読むのは何十年ぶりかである。

そして、随所に出てくるマジック・ネタ。
道尾秀介氏へのマジックの質問。
「追悼、泡坂妻夫さん」の一文。
そして「マジックテーブル」という京都のマジックバーがお気に入りの場所であること。

泡坂さんといえば、直木賞をとられたときそれを記念して、泡坂さんと友人の
(といっても世界の)マジシャンを呼ばれてコンベンションが開かれた。
泡坂ファンとして東京まで行って参加したことを思い出す。

マジックバー「マジックテーブル」は、実は、先日初めていった。
そこで喜多師から「綾辻先生はよく来られますよ」と聞いて大変驚いた。
(そのくだりは、7月28日付けブログの通り)

とまあ、色々と楽しめることは間違いない。

綾辻ファンにはお勧めの一冊である。


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by kazuo_okawa | 2014-08-09 18:36 | ミステリ | Trackback | Comments(0)