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by kazuo_okawa

2014年 08月 04日 ( 1 )

冤罪の温床である「代用監獄」。
本来、刑事被疑者に対して、「逮捕」に続く「勾留」は法務省の管轄する拘置所で拘束されるのが原則だが、日本では、警察の留置場で「代用」している。
その為、捜査に当たる警察の24時間監視下におかれ、その「代用監獄」がこれまで数々の「冤罪」を生んできた。

7月10日から、ジュネーブで国連自由権規約委員会の日本審査会議が開かれ、日弁連委員が代表団を組んでジュネーブに行き、その様子を報告してくれた。

審査本会議では、数名の規約人権委員から、袴田事件や代用監獄の問題が質問されたという。

これに対し、日本の警察庁の担当者が、独立した留置施設視察委員会があり、弁護士も委員に選任されているから、代用監獄の問題はない、と答弁したという。

何と、留置施設視察委員の存在が、世界に類を見ない「代用監獄」温存の理由に逆用されている。

日弁連の代表団(10名)は、その夜、大阪府警では、弁護士会の推薦を受入れていないことを、反論書面の中に加えて、委員会に提出した。

以前のブログに書いたが、そもそも、視察される側が、視察する委員を選任する、このこと自体が全く視察委員制度を脱法するものである。
そのように選ばれた「視察委員」に、どこに独立性があるのだろう。

「代用監獄」の温存と合わせ、警察庁の答弁は、国連の委員会を誤認させるものであり、世界の恥さらしである。


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by kazuo_okawa | 2014-08-04 23:19 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)