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by kazuo_okawa

2014年 04月 29日 ( 2 )

京都大学に奇術のサークル、すなわち、
京大奇術研究会(当初は奇術愛好会との名称)が発足したのは、1974年のことである。

設立したのは初代会長である久冨俊明氏である。
彼の呼びかけに応じて、私も合流したものの、私自身は正直なところ真面目に例会に
参加した会員でなかった。
まあ、幽霊会員である。

とはいえ小学生時代からのマジック好きゆえ、独自に、マジックショップ、ディーラーショップなど
マジックに関する集まりにはあちこちに顔を出した。

当時、そういったマジックに関する色々なところに顔を出していると
ディーラーやマジシャンから「どちらのクラブですか?」と聞かれるので
幽霊会員ながら「京大奇術部です」と、私は答えていた。
今日ほど、マジックが開かれていない時代であり、
ディーラーやマジシャンにすれば、マジックという極めて限定された趣味の世界で
ある意味でその身元を確かめる質問だったのかもしれない。

そういったマジックショップ巡りをしていた1977年のことである。
(私は四回生で、本格的に司法試験の勉強に入ろうか、としていた時期であった)

大阪の百貨店のマジックショップに行ったときに、ディーラーから
「大川さんの京大奇術部に入った根尾さんは凄いよね」という話を振られたのである。

(人の記憶は本当に不確かである。このディーラーはジョニー黒沼さんか根本毅さんのどちらかであることは間違いないのだが、どちらであるかは正確に思い出せず、また1977年の何月頃だったかも思い出せない。)

しかしこの一言が、
私が、「京大奇術部」の「幽霊会員」から「正規の会員」に戻った瞬間であった。

その後、1977年から、私が1980年司法試験に合格するまでの四年間
根尾昌志さんと奇術研究会その他で交流させて頂いた。
彼のマジックの素晴らしさなどは、私が改めて言うまでもないだろう。
著名な松田道弘氏が、その著「夢のクロースアップ劇場」で、
最初と最後に根尾さんの作品を掲げていることに
その評価の全てが出ているといえよう。

根尾さんは、本当に京大奇術部(正式には奇術研究会)の誇るスーパーマジシャンである。
彼と同時期を過ごし、マジック談義を交わしたことは、本当に光栄である。

京大奇術研究会が行う、今なお、連綿と続く「11月祭」での「マジックキャッスル」と題するマジックショー。
その第一回を、私は、根尾さんとともにマジックをさせて頂いた。

教室の対角線上のコーナーで二人でクロースアップマジックを行う。
私にとって、大変懐かしい思い出である。

彼は、もともと才能があったのだろう。
加えてどん欲に学習し、また、練習する。

彼は京大奇術研究会の歴史の中で
私の知る限り間違いなくナンバーワンのトップスターである。




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by kazuo_okawa | 2014-04-29 22:42 | マジック | Trackback | Comments(0)
京大奇術研究会のメンバーと久しぶりに会う。
と言っても、この秋に予定しているKUMA同窓会の幹事会であり、
いわば世代を超えての集まりである。
これが楽しい。

世代がバラバラでありながら、京大奇術研にとってゆかりのマジシャンは共通であり、
シオミ師、カズカタヤマ師、ジョニー黒沼師の話で盛り上がり
無論、マジックの話そのものでも盛り上がる。
同好の士、というのは実に良いものである。

打ち合わせの後、食事の場でも、
お箸で、
コップで、
名刺の束で
それらを利用してマジック談義で盛り上がる。
いやあホントに良いですね。

しかも、私達の風土というか、何というのか
或いは、ダイバーノン師、松田道弘師に影響を受けた京大イズム、
「ビー・ナチュラル」の精神が、形を変えても伝わっているのが嬉しい。

それにしてもマジックの魅力とは何だろう。
自分でも不思議でならない。
名手のマジックは何度見てもあきない。
トリックが分かっていても面白い。

合理的に不思議さを作り出すというアートが感動を呼ぶのであろうが
それが何故なのかは不思議である。
by kazuo_okawa | 2014-04-29 22:15 | マジック | Trackback | Comments(0)