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by kazuo_okawa

2013年 12月 16日 ( 1 )

日本将棋連盟は、12月10日に、
「人間対コンピュータ」の団体戦「第3回将棋電王戦」を
2014年3月15日(土)から4月12日(土)までの
毎週土曜日に開催することを対戦カードともども発表した。

前回(第2回)同様、5対5の団体戦である。

棋士側の若手3人が良い。
菅井竜也、佐藤紳哉、豊島将之と、若手実力者或いは
いかにも何かしてくれそうな気がするメンバーである。
他に森下卓九段、屋敷伸之九段と興味深い。

そして、この発表日と前後してのNHK杯戦
(12月8日、15日)が面白かった。
偶然なのかどうなのか、連続して、終盤に「ミス」をするという
実に「人間くさい」終わり方をしているのである。

将棋は終盤がスリリングで面白い。
それが、思わぬ終わり方をするのである。

攻めては、元タイトルホルダー広瀬章人七段の
簡単な7手詰めの見落とし(8日)。
守ってはベテラン高橋道雄九段の頓死(15日)。

ミスという人間くささにはドラマがある。
勝っていたはずが思わず負ける。
その悔しさはいかばかりか。
将棋の面白さの一つにこういう「ドラマ」があることは違いないであろう。

しかし、考えてみると、観戦将棋の本来の面白さも
人間がミスをするという前提があるからであろう。

難しい局面、時間がない状況、大舞台、
こういった場合に人は往々にしてミスをしがちである。

そして「ミスをしがちである」と誰もが分かっているからこそ
終盤の間違いのない寄せや、相次ぐ妙手
或いはギリギリの受けに、人は感動を覚える。

そしてそれらを引き出す超一流棋士の強靱な精神力や
深い読みに対して驚嘆するのである。

「ミスをする人間」対「終盤絶対にミスをしないコンピュータ」

電王戦が今から楽しみである。
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by kazuo_okawa | 2013-12-16 23:07 | 将棋 | Trackback | Comments(0)