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by kazuo_okawa
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2013年 09月 20日 ( 2 )

特定秘密法案に反対する

本日、近畿弁護士会連合大会に出る。

大会では、特定秘密の保護に関する法律案に反対する決議が
満場一致で採択された。
当然の決議である。

本法案は、秘密の範囲が極めて広くなっており
しかも、特定秘密の指定は行政機関の庁のみの判断で行われ
第三者のチェックも想定されていない。

言い換えれば政府にとって都合の悪い事項
本来、国民に知らされるべき事項が
隠されてしまう可能性がある。

例えば、原発汚染水情報、外交密約情報、警察裏金情報などが
隠されてしまえばどうなるか。

そしてその秘密に近づけば罰則を受ける。
これでは民主社会とは到底いえないであろう。

傑作なのは、法律の中で
「国民の基本的人権を不当に侵害するようなことがあっては
ならない」と規定するという点である。

人権侵害をしてはならないのは、言わば、当たり前であり
わざわざ書くようなことではない。
こんなことを規定せざるをえないこと自体、人権侵害の危険性を
認めているものとしか思えない。

この点につき、会場発言が面白かった。

兵庫の弁護士曰く、
「危険物には、『危険物』と書くべきである。
『危険ではありません』と書いたからと言って
危険物でなくなるわけがない」

うまい比喩である。

危険物である「特定秘密法案」は
廃案にするしかないい。
by kazuo_okawa | 2013-09-20 16:45 | 情報・プライバシー | Trackback | Comments(0)
本来は、タイトルを「東野圭吾『祈りの幕が下りる時』を読む」
とすべきだが、実はまだ読み終えていない。

(以下、ネタバレしています)
読み終えていないのに「ネタバレ」とは何かと思われるかもしれませんが
悪いクセで、本を買うとついぱらぱら読んでしまいます。

仕事など、他に優先すべきことがあるため、実際は本の購読を
中断することが多く、そして本作も現に中断しているのですが、
正直なところ、本書17頁目で心地よい衝撃を受けました。

なんと、東野圭吾のシリーズキャラクターである
「加賀恭一郎」の名前が出てくるのである。

購入したとき「加賀モノ」とは全く思わなかったので、ここは驚きでした。

ところが、である。

本日たまたま見かけたとある本屋さんは、本屋の入り口に、
東野圭吾「加賀シリーズ」最新作、と
勝手に大きく書いて、宣伝しているのである。

これはいかんでしょう。

そもそも、今回の新作は、本の帯が二重になっているという
極めて凝った作りになっている。
つまり帯が二枚重ねられているのである。

一枚目の帯には「東野圭吾という名の謎」
「2013年エンターテインメント界最大のサプライズ」であり
その帯をめくって出てくる二枚目の帯には
「悲劇なんかじゃない これが私の人生
東野圭吾全身全霊の挑戦」などが書かれている。

要するに、加賀シリーズとはどこにも書いていない。

出版社としては、「加賀シリーズ最新作」という
キャッチフレーズは、極めて誘惑的な
謳い文句である。
にもかかわらずそれをしなかった。

とすればこれも作者のねらいであろう。

現に冒頭17頁目に私は心地よい驚きを得たのである。

作者の意向を無視して、その驚きを勝手に奪ってはいけない。

本格ミステリのルールである。
by kazuo_okawa | 2013-09-20 00:41 | ミステリ | Trackback | Comments(0)